ピクシス ジョイでの車中泊情報！

完全子会社のダイハツ工業よりOEMを受け、TOYOTAブランドとして発売される『PIXISシリーズ』の軽自動車、TOYOTA『PIXIS JOY』。

CROSSOVER風なエクステリアデザインを全面に押し出すモデルもラインナップするPIXIS JOYも、アウトドアにピッタリと合うクルマとも言えるだろう。

今回は、PIXIS JOYで車中泊を楽しむ際に使えるさまざまなアイテムを紹介しよう。

PIXIS JOYで車中泊は出来る？

『アウトドアで使う』といえば、やはりまず気になるのは『車中泊に使えるかどうか？』という事だろう。

ハイトワゴン系の軽自動車は、見た目の通りに車内も広い居住スペースが確保されている為、車中泊をそつなくこなす事ができる。

では、見た目はそれほど大きくない『PIXIS JOY』ならばどうだろうか？

このクルマは嬉しい事に、運転席と助手席のヘッドレストを外してシート背もたれを倒せば、それなりのフラット面を作り出す事が出来る。

引用：https://toyota.jp/pixisjoy/interior/indoor_space/

フラット状態にすると、前席と後部座席との間がすき間がほとんど無く、キレイなフラット面となる。

だが、後部座席のリクライニングがほとんど無い為、残念ながらフルフラット状態にする事は不可能だ。

だが、前席と後部座席のシートベルトのバックルが穴の中に位置している為、フラット状態で使用する際に干渉しないのが嬉しい。

PIXIS JOYの室内空間は、以下の通り。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/cast/04_interior.htm

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/cast/04_interior.htm

・室内長：2.005ｍｍ（インテリアパネルからバックドア辺りまで）

・室内高：1.245ｍｍ

・室内幅：1.320ｍｍ

・前後乗員同距離：1.000ｍｍ

・バックドア開口高：805ｍｍ

・開口幅最大部：925ｍｍ

さらに、デッキボードの下には『大容量深底ラゲージアンダーボックス（デッキボード固定フック付き』も備え付けられている。

その為、ある程度の少ない荷物であればシートの上に置かず、このアンダーボックス内に収納する事によって車中泊の際のスペースを確保する事も可能だ。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/cast/04_interior.htm

（※４WD車は形状・容量が異なる）

また、PIXIS JOYには

• フロントセンターアームレスト
• オーバヘッドコンソール
• 助手席バックポケット
• 助手席大型シートアンダートレイ
• インパネアッパーボックス（助手席側）
• インパネトレイ（助手席側）
• ワンプッシュ式オートオープンカップホルダー（助手席側）

といった収納スペースが随所に確保されているので、それらも上手く活用したいところだ。

車中泊アイテム『寝具』編

『PIXIS JOY』でも車中泊が可能という事が分かって貰えたと思うので、ここからは車中泊に使えるアイテムを紹介しよう。

まずは、寝床に使うアイテムだ。

自宅より敷き布団や座布団を持ち込めば事は足りるのだが、それなりの大きさのあるこれらを使用しない時は、はっきり言って「ジャマ」の一言に尽きる。

PIXIS JOYの決して広いとは言えない車内スペースを確保するには、布団などの持ち込みはNGと思っておいたほうが良いだろう。

ならば、代わりとなる物は一体何か？

筆者がお勧めするのは『エアーマット』だ。

エアーマットと言っても様々な物があり、中には結構な重量のもの、かさばる物などがあるがそれは無論論外である。

だが、中にはこういった軽量＆コンパクトなエアマットがある。

・RioRand エアーマット　エアーベッド　空気枕付き

引用：https://www.amazon.co.jp/エアーマット-アウトドア-冷却タオル-エアーピロー付き-40Dナイロン/dp/B07FD6D9LR/ref=sr_1_3?hvadid=337186664283&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=riorand+%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88&qid=1553089902&s=gateway&sr=8-3&tag=yahhyd-22

まずは重量。

わずか488ｇの為、500ｍｌのペットボトルよりも軽い。

エアーマットの薄さは6ｃｍだが、柔軟性と通気性に優れ、耐荷重も300ｋｇという性能を誇る。

少々体格の良い人でも、安心して使用する事が出来る。

収納時の大きさもコンパクトで、500ｍｌのペットボトルとほぼ同じくらいのコンパクトサイズだ。

これならば、使用しない時は鞄の中や、先ほど紹介した車体のラゲージアンダーボックス、助手席シートアンダートレイなどに入れておく事も出来るだろう。

空気の出し入れも容易で、空気を入れる際は１０～２０回ほど、第一層バルブから空気を送り込むだけ。

女性でも簡単に膨らませる事が出来るという。

空気を抜く際は、第二層のバルブを開き、数秒間空気を出すだけ。

枕上部から足元までの長さは１９０ｃｍ、幅は６０ｃｍとサイズにも余裕がある。

これだけの実用性を確保しつつ、価格は￥3,000-前後とお手頃な価格となっている。

引用：https://www.amazon.co.jp/エアーマット-アウトドア-冷却タオル-エアーピロー付き-40Dナイロン/dp/B07FD6D9LR/ref=sr_1_3?hvadid=337186664283&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=riorand+%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88&qid=1553089902&s=gateway&sr=8-3&tag=yahhyd-22

引用：https://www.amazon.co.jp/エアーマット-アウトドア-冷却タオル-エアーピロー付き-40Dナイロン/dp/B07FD6D9LR/ref=sr_1_3?hvadid=337186664283&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=riorand+%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88&qid=1553089902&s=gateway&sr=8-3&tag=yahhyd-22

引用：https://www.amazon.co.jp/エアーマット-アウトドア-冷却タオル-エアーピロー付き-40Dナイロン/dp/B07FD6D9LR/ref=sr_1_3?hvadid=337186664283&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=riorand+%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88&qid=1553089902&s=gateway&sr=8-3&tag=yahhyd-22

車中泊アイテム『バッテリー』

殆どの人が『スマートフォン』を持つ今の時代。

Webの観覧もさる事ながら、音楽を流したり、カメラ機能で写真を撮ったりと、その利便性はかなり高い。

だが、使用すれば当たり前の様にバッテリーが無くなる。

その為に『モバイルバッテリー』を持って行ったとしても、そのバッテリーでは他の機器を使用したりする事が出来ない。

そこでおすすめなアイテムが、コレだ。

・POWER ARQ（パワーアーク）

引用：https://item.rakuten.co.jp/kashima-tokeiten/l0810/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0

600ｗｈの容量を持つこの携帯バッテリーは、パソコンやゲーム機はもちろん、アウトドアにも使えるミニ冷蔵庫などを使用するにも使える大容量バッテリーとなっている。

目安となる電気機器の使用回数も圧倒的で、

・LEDランタン　約１５０時間

・ミニ扇風機　約３０時間

・電動シャワー　約２８時間

・ジューサー　約２時間

・デジカメ　約１５０回充電

・ビデオカメラ　約７５回充電

・I.H調理器具使用　約１．５時間

・ノートパソコン　約２３回フル充電

・電動ドライバー　約３０回充電

・ラジコン　約７０回充電

・プロジェクタ　約１．５時間

・4KTV連続使用　約６時間

・天体望遠鏡　約１６０時間

と、その容量は圧倒的だ。

大きさはそれなりには大きいが、

• 縦：２４．２ｃｍ
• 横：３０．０ｃｍ
• 奥行：１９．３ｃｍ
• 重さ：６．０ｋｇ

とコンパクトサイズで、車中泊にも使用できるサイズとなり、ＵＳＢ、ＤＣ１２Ｖ、ＡＣ電源にも対応しているのが嬉しい。

出力は、

ＡＣ出力ボード（３００Ｗ対応）

• １００／２．６Ａ
• 出力周波数：６０ＨＺ
• 通常パワー：３００Ｗ
• ピークパワー：５００Ｗ
• 過負荷保護：３６０Ｗ

ＤＣ１２Ｖ出力

• １２Ｖ／１０Ａ　シガー
• １２Ｖ／１０Ａ ６．５ｍｍ／2口

ＵＳＢ出力（３口）

• ５Ｖ／２．１Ａ
• ５Ｖ／１．１Ａ

という仕様となっている。

別売りのソーラーパネルを取り付ける事も可能で、取り付け後に太陽光充電をする事が出来る。

しかも、充電しながら給電を行なう事が出来るという。

引用：https://toyota.jp/pixisjoy/

ソーラーパネルの発電機能は１００Ｗクラスと大容量で、電力を感知して自動的に給電モードに切り替わる為、わざわざ充電モードに切り替える必要が無い。

専用のＡＣアダプターから充電した場合には、約７～８時間でこのPOWE RARQの充電を行なう事もできる。

PIXIS JOYで車中泊の注意点

車中泊をする際に、まず気をつけなければいけないのが『車内温度』だ。

PIXIS JOYに限った事では無く、最近の軽自動車はボディの大きさに対し窓が少々大きい為に、夏場では直射日光が広範囲に入り、車内の気温が一気に上がりやすい。

「エアコンを付ければ良い」と思うかもしれないが、起きている間は電源のＯＮ/ＯＦＦの管理が出来るが、就寝中のエアコンのつけっぱなしは危険を伴う。

万が一車内に一酸化炭素が侵入すれば、一酸化炭素中毒で命を落とす事になるうえ、エンジンを掛けてエアコンをまわしているので、当然ガソリンの量も減る。

PIXIS JOYのガソリンタンク容量は３０Ｌとなっている。

朝起きたらガソリンがカラになっていて、動けなくなってしまった・・・という事にならない様に注意しよう。