BMW M5 のオプション紹介！

デビューから30年を経て新たなステージに入ったBMWの新型M5は、高性能スポーツセダンとして進化を続け、最先端のテクノロジーを結集したハイパフォーマンスセダンです。

その卓越した性能は、日常を快適に移動するだけではなくドライビングにおいて最高600PSまで高められた最新のエンジンとインテリジェント4WDシステムによって驚くほどの俊敏性を発揮します。

世界最速の4ドアセダンでありながら、大人5名が乗車できるゆとりの室内空間を持ち、トランクは必要十分な容量を確保し日常での使用において気楽に乗れる寛容性を合わせ持っています。

そんなハイパフォーマンスなスーパーセダンである「M5」に用意されるオプションとはどのような物があるのでしょうか、必須のオプションも含めて調べてみましょう。

BMWのM社はモータースポーツのM

Mモデルを開発するBMWのM社は、BMWのレース部門を専門にモータースポーツモデルを設計開発し生産をしている部門で、トヨタで言うTRD、ホンダで言う無限と同じような位置づけであり、前身はBMWモータースポーツ社でその頭文字を取ってM社と社名変更をして現在に至っています。

Mモデルはサーキットにおいて、1976年にライバルであったポルシェに対抗すべく送り出したM1が最初のモデルで、その後はサーキットを中心に数々のモデルを輩出し、勝利の栄光をつかみ取って来た歴史があります。

Mモデルはサーキットで培ったレーシングテクノロジーを惜しみなく市販モデルにフィードバックし、エンジンにおいては別格のM専用として開発され高主力化が行われています。

その高出力を受け止める強靭なボディーを始めとして、数々のこだわりが詰まった特別仕様モデルがMモデルとして販売されています。

Mモデルは、走行性能のみを追求したのでは決してなく、迫力のある外観の他にも高速巡行での移動が快適にできるようインテリアにもこだわっておりラグジュアリー性を高められ、ビジネスユースにおいても活躍できるように仕上げらているのが特徴です。

当然、BMWのこだわりが詰まったMモデルは性能も別格ですが、価格も別格であり所有する喜びを感させるモデルあることは間違いありません。

BMW・M社はBMWのレース開発設計部門として存在していますが、メルセデスベンツのAMGのようにチューナーの会社を傘下に収めた子会社としの位置づけでは無く、あくまでBMW本体の中にあるレース部門になりますから、MモデルはBMWディーラーで購入することができます。

BMW M5 の純正オプションの種類

BMWのM社が設計開発したM5は、そのハイパフォーマンスな性能から既に特別仕様車であり、オプション車とも言えそうですが、さらに数々の純正オプションが用意されています。

細かく見て行くと、機能性パーツ、快適装備に豪華装備と言った内容で、やはりMモデルだけにこだわった機能性パーツが多く素材はカーボン製であったり、こだわったものが多くラインナップされておりオーナーの好みによる趣向に応えています。

それではここで、それぞれの代表的なオプションをご紹介しましょう。

機能性パーツでは・・・

・カーボン・セラミック・ブレーキ・システム
・BMWナイト・ビジョン
・カーボン製フロントリップスポイラー

快適装備としては・・・

・電動ガラス・サンルーフ・バング＆オルフセンハイ・エンド・サラウンド・サウンド・システム
・リア・エンターテイメント・システム・プロフェッショナル

豪華装備としては・・・

・シートポケット、ドア・トリム、センター・コンソール・サイド、インスツルメント
・パネル下部に装着し質感を向上させるメリノ・レザー
・パーフォレーテッド・フル・レザー・メリノ・インテリア

などが代表格で、装着しているオーナーも多いようです、他にもまだまだ種類はありますが、特にオーディオはこだわりの1品のようで装着後のユーザー評価がかなり高いようです。

M5は高級ミドルサルーンですから、プライベートはもちろんビジネスシーンでの使用機会も多いクルマで、圧倒的な走行性能とミドルサルーンの持つ広い室内空間は、大人5名が乗車しても余裕があり快適な移動空間はもちろん、必要にして十分な容量を持つトランクなど走行性能だけでなく満足度の高い実用性も持っています。

それだけ素性の良い高級ミドルサルーンであるM5には、安易なオプションは似合いませんね。

BMW M5のオプションパッケージ

BMWのM5は個別オプションも豊富に用意されているのは前述したとおりですが、その他にも既に一定のオプションを装備したオプション・パッケージが存在しています。

車両本体価格にオプションパッケージ費用をプラスすることで完成させるオプション・パッケージは、装備する内容によって充実する方向性が変わっていくので、M5はシングルグレードですがオプション・パッケージの内容で別のグレードに仕上がっているような雰囲気があります。

BMW　M5のオプション・パッケージは2種類のパッケージが用意されています。

・コンペティション・パッケージ

・BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム

特にコンペティション・パッケージはM5をさらにレーシングライクな仕様にするオプション・パッケージでエンジンパワーが標準で600PSをさらに向上させ625PSのエンジン出力となり、それに合わせてサスペンションの変更とフロントタイヤは265/35R20、リアタイヤは295/30R20を装着し大パワーを確実に路面に伝えます。

他にもMシステムとなる4駆システムも細かく制御される専用のチューニングが施され、安全性の向上と走行性能の向上をはかったオプション・パッケージで、装着後はまるで別物のような進化を感じることができるでしょう。

BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアムは、BMWドライブサポートデスクやリモートサービスコネクティッドサービスがセットになったオプション・パッケージで、有効期間は3年間としておりお出掛け先において何らかのトラブルに対応したり、コンシェルジュサービスを受ける事が可能なオプションです。

まとめ

BMW・M5は高級ミドルサルーンの他にも世界最速4ドアセダンと言う称号を別に持っており、そのハイパフォーマンスな性能は、そのままサーキットにおいての走行を可能とするアグレッシブな走りを追及しながらも、高級感漂うラグジュアリーなインテリアを合わせもっており、見掛けだけの中途半端なラグジュアリースポーツセダンではありません。

それだけに本物が持つクオリティーは、純正オプションにおいても中途半端なパーツでは性能も魅力も半減してしまうでしょう、それだけに本物を用意しオプション装備による性能の向上、オプションパッケージ装備で別物と思えてしまうパフォーマンスの拡大をはかっています。

しかしBMW・M社がコンプリートするクルマは全ての性能が本物であることが求められその厳しいユーザー目線に耐える本物のオプションがBMWのMに用意されるオプションであり、それはそのままモータースポーツシーンで使用可能なクオリティーが求められるのです。

だからと言ってBMW・M5はナーバスな運転を求めません、快適にゆったりと行することは得意であり、女性オーナーであっても扱いに困ることは無い懐の広さをそなえたコンフォート・スポーツモデルであるBMW・M5のオーナーになることは決して簡単ではありませんが、限られたオーナーに名前を馳せることが出来たらオプションを使って他には無い1台を目指して欲しいと思います。