下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では80万円になることも
多々あります。一括査定サイトを使うことで、
大手下取り会社の最大10社があなたの車の買取価格を
競ってくれるので、
結果的に値段が吊り上るのです。
ランサーエボリューションは、販売が終了した今でも高い走行性能から大人気の車種です。
現在は中古車でしか購入できないランサーエボリューションの、購入時の注意点や値段相場などを説明します。
ランサーエボリューションの中古車を購入するにあたって
ここではランサーエボリューション(ランエボ)を購入するにあたって気になる相場価格と注意点を見ていくことにしましょう。
第1世代 ランエボⅠ〜Ⅲ(CD9A・CE9A)
1992年〜1995年までのランエボを第1世代と読んでいます。
ランエボとしての完成度という意味では、まだまだと言わざる得ません。
走りの性能を求めるのであれば、この世代よりあとの世代がいいでしょう。
基本的に年式も古いので、中古車として購入しても維持費が確実にかかります。
中古車市場を見てみると、年式が古い上に当時は限定販売で、販売台数が少ないので中古車市場に出てくること自体が稀です。
その上、相場としてはそもそも比べる車両が少なすぎるために、askの場合もあります。
程度の良い車両となれば、200万以上となることもおかしくありません。
もはや、ハコスカなどほどではありませんが旧車扱いです。
第2世代 ランエボⅣ〜Ⅵ(CN9A・CP9A)
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lancer_Evo_V.jpg
terrtic [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)]
1996年〜2000年までのランエボⅣ〜Ⅵまでを第2世代と呼んでいます。
この世代の特徴は、これぞランエボという派手な外観と電子制御の採用です。
ランエボⅣで自主規制枠の280馬力になったエンジンは、現在でも一級品のエンジンで適正な整備が行われていれば20万キロは余裕で走れてしまいます。
また、この世代は歴代ランエボの中では、販売期間が長かったランエボⅩすら超えて最高の販売数を記録したランエボⅣを含みます。
また当時WRCの成績も良かったことからⅤ、Ⅵもそこそこ販売台数があるので必然的に中古車市場でも台数を見かけることができます。
相場は、ランエボⅣが70万〜200万、ランエボⅤが80万円〜250万円、ランエボⅥが100万円〜300万円となっています。
第3世代 ランエボⅦ〜Ⅸ (CT9A)
2001年から2006年のランエボⅦ〜Ⅸを第3世代と呼んでいます。
ランサーのフルモデルチェンジと三菱のWRC撤退を受け、以前のラリーのイメージを前面に押出たものではなくなりました。
そのためサーキット走行を主眼におき普段使いもある程度許容できる様な、見た目も少し大人しめなランエボになりました。
電子制御デバイスは、AYCの改良に加えてACD(アクティブセンターデフ)が追加され、走行性能が高められています。
エンジンに関しても、年々強化や改良が行われており、最終型のⅨには可変バルブタイミングシステムが搭載され、最強の4G63エンジンと言われています。
中古車の状況は、以前のランエボに比べて新しいこともあり、台数は比較的多いですが程度の良いものは軒並みプレミア価格となっています。
中古車相場は、ランエボⅦが140万円〜250万、ランエボⅧが150万円〜250万円、ランエボⅨが170万円〜300万円となっています。
またこの世代には色々な派生モデルがあり、ⅦのオートマモデルGT−Aやワゴンモデルのエボワゴン、ⅧとⅨの強化モデルのMRがあります。
GT−Aは、60万円〜170万と比較的安いですが、単純にMTに載せ替えは難しいのでよく考える必要があります。
エボワゴンは、90万円〜260万円ですが台数が極端に少なく良いものに巡り合うには根気が必要となってきます。
MRに関しては8MRが190万円〜250万円、9MRは170万円〜450万円となっています。
どちらのMRも台数が少なくプレミア価格となっています。
予算があるのであればランエボⅨMRの低走行、修復歴無しがベストの選択です。
しかし基本的にはこの世代の全体的な完成度は高く、好みと予算で選ぶのがベターだと思います。
あえていうのであれば、イモビライザーが標準装備されているランエボⅧ以降がいいとおもいます。
第4世代 ランエボⅩ(CZ4A)
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:20071001_Lancer_Evolution_X-front.jpg
baku13 [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)]
ランエボⅩは2007年から2015年まで販売されたモデルとなります。
数字は変わっていませんが毎年の様に、改良されており初期型と最終型では違う点がいくつもあります。
ランエボⅩからは、ベース車両がランサーからギャランに変更されており好みが分かれるところでもあります。
また、ランエボⅩからはSSTと言われるオートマモデルがあります。
このモデルは、現行のGTーRや欧州車が採用するツインクラッチトランスミッションと言われるもので、マニュアルの良いところとオートマの良いところを組み合わせたミッションになっています。
しかし、ミッションが故障してしまうと交換となってしまうので約100万円の費用がかかってしまいます。
中古車相場は、sstモデルが160万円〜500万円、MTモデルが170万円〜570万円となっています。
中古車の台数も多く、年式も新しいので程度の良い車も多いですが値段もそれなりです。
2008年以降のモデルはマイナーチェンジで馬力が300馬力となっています。
ファイナルエディションはプレミア価格となっているので別としても、ランエボⅩに関しては新しいほど良いと言えます。
予算内で極力新しく低走行の車両がいいでしょう。
特別仕様限定車ランエボⅥトミ・マキネンエディション
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mitsubishi_Evo_6_-_Flickr_-_exfordy.jpg
Brian Snelson from Hockley, Essex, England [CC BY 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/2.0)]
ランエボⅥの最後に発売された限定モデル トミ・マキネンエンディションは200万円から400万円とプレミア価格となっています。
第2世代の正に完成形です。
せっかく限定車を買うのなら、ノーマルがおススメです。
社外品に変えられやすい場所は、専用サスペンションや専用RECAROシート、フロントバンパーです。
他にも、タービンやステアリングギアレシオなど、現在の限定車ではまず手を入れないところまで変わっているのが三菱の本気を感じます。
ランエボってどんな車?
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Margus_Murakas_-_Mitsubishi_Lancer.jpg
Kain Kalju [CC BY 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/2.0)]
ランサーエボリューションはWRC(世界ラリー選手権)で勝利するために三菱自動車が技術を総動員して開発したスポーツカーです。
普通の乗用車であったランサーに、車格が上であるギャランの4G63エンジンと4WDの駆動系統を無理やり移植して生み出された特殊なモデルです。
1992年に誕生した初代ランエボⅠ(ワン)から2016年の最終型ランエボⅩ(テン)ファイナルエディションまで24年に渡って、その名の通り進化を続けました。
今現在は、後継車は三菱から発売されておらず絶版車となっています。
4WDの安定性、ターボによるハイパワー、大人5人が乗れる4ドアセダンというパッケージは新車ではスバルのWRX STIかメルセデスベンツ CLA45AMG、アウディS4など幾らかはあるもののどうしても高価です。
そのような状況なので中古車価格もなかなか下がらないという状況です。
私がランサーエボリューションに乗って感じたこと
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:2005_Evo_at_Deal%27s_Gap_1_cropped.jpg
Darryl Cannon [CC BY-SA 2.5 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5)]
ランサーエボリューションⅧに乗って感じたことは、とにかくパワフルです。
この出足の速さやトルクフルな加速は、環境のことばかりを配慮した車には再現できないものです。
前述の理由から、これから先はこんな新車はほぼ現れないだろうとも同時に思います。
海外からの評価も非常に高く、正に日本を代表するスポーツカーだと胸を張って言えます。
海外からの評価が高いことから、盗難が多いことも事実です。
盗難以外でも正規で中古車が海外にどんどん輸出されているので、ランエボが欲しいと思うなら急がないと、どんどん価格が高騰していくかもしれません。
また、ラリーで鍛えられたエンジンやボディはとても丈夫で、きちんとメンテナンスをすれば20万キロを超える車両も少なくありません。
長い目で見れば、まだお得な車だとも言えます。
是非、日本を代表するスポーツカーに乗ってみてください。