BRZ新型のスペックは？発表されている情報をドドーンと紹介します

BRZ新型は、2020年11月18日に北米で世界初公開され、ファンの間では今ホットな話題となっています。

2012年の初代発売以来、初めてのフルモデルチェンジとなった今回のBRZ新型。

今回は、そんなBRZ新型のスペックについて、エンジンからインテリアまで、発表されている北米仕様の情報をドドーンと紹介します。

BRZ新型のスペックエンジン・ボディ・走行性能編

引用：https://media.subaru.com/image-gallery.do?method=view&imageGalleryId=383&mid=113

初めに、BRZ新型の心臓部となる、エンジンのスペックです。

• 水平対向4気筒
• 型式：FA24
• 排気量：2.4L
• 最高出力：231PS
• 最大トルク：249Nm
• トランスミッション：6速MT・6速AT

BRZ新型の搭載エンジンは現行BRZと変わりませんが、排気量は2.0Lから2.4Lにアップしています。

ベースエンジンは、従来のFA20から北米で発売されている現行レガシィに搭載されているFA24になると言われています。

これに、トヨタの燃料噴射システムD-4Sが組み合わさるのは従来と同じです。

排気量アップによる出力向上とともに、吸排気効率を高めフリクションを低減、最高出力は従来から20PS以上、最大トルクは30Nm以上増強しました。

BRZ新型のエンジンスペックは、従来のBRZにあったトルクの物足りなさを解決し、大きくパワーアップしていると言えます。

BRZ新型のトランスミッションも、6速MT・6速ATともに基本は先代踏襲となるが、AT車はスポーツモードの制御スペックが進化しています。

車がスポーツ走行中と判断したときには、運転者の意図や操作に応じて適切なシフト操作を自動で行うようになっています。

エンジンスペックの向上に伴い、BRZ新型のボディスペックはどうなったのでしょうか。

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まずはBRZ新型のボディサイズについてです。

• 全長：4,265m、全幅：1,775mm、全高：1,311mm
• ホイールベース：2,576mm

現行BRZと比較すると、全長で25mm、ホイールベースで6mm大きく、また全高では9mm高くなっています。

一方で、全幅については現行BRZとほぼ変わりがありません。

主な要因としては、基本となるプラットフォームが、現行BRZの流用であることが考えられます。

従って、BRZ新型は、全体的に現行BRZとボディサイズで大きな差はないと言えそうです。

とはいうものの、BRZ新型がボディスペックや走行性能でも従来BRZ同じかというと、当然そうではありません。

BRZ新型は、次世代車台「スバルグローバルプラットフォーム」の開発から得た知見を積極的に導入しています。

さらに、新型レヴォーグにも導入されたインナーフレーム構造、構造用接着剤の使用範囲を拡大してボディを再構築しています。

これにより、BRZ新型は、初代比でフロント横曲げ剛性を約60％、ねじり剛性を約50％と大幅に向上、さらにステアリングのレスポンスが高まり、より走りに軽快感が増しています。

よって、BRZ新型は、スポーツカーのモデルチェンジで懸念されることがある、「大きくなることで軽快感が失われる」という点について、あまり心配することはないでしょう。

一方、先に述べたBRZ新型のエンジンスペックの増強と剛性アップなどによる重量増に対応したスペックも確認することができます。

それが、BRZ新型のルーフやボンネット、フロントフェンダーへのアルミ素材の採用による軽量化です。

車両重量の公表はまだありませんが、BRZ新型は重量の適正化と低重心化を実現し、走行性能が向上されています。

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BRZ新型のスペックエクステリア編

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続いて、エクステリアに関するスペックです。

まずはBRZ新型のタイヤについてです。

• ミシュランパイロットスポーツ4
• タイヤサイズ：215/40R18（Premium）、215/45R17（Limited）

従来のBRZの17インチ仕様に組み合わされていたタイヤは、ミシュランのプライマシーHPと、30系プリウスに標準装備されていたタイヤと同じでした。

しかし今回、BRZ新型（Premium）に採用されているこのタイヤは、モデル後期に追加された「STIスポーツ」と同じものになっています。

程よいグリップが特長で、よりドライビングを楽しむスポーツカーとして、BRZ新型に最適なスペックになっています。

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https://www.subaru.com/2022-brz

続いて、ボディエクステリアのスペックです。

BRZ新型のヘッドライト部分は、従来の切れ長で立体感のある形から、フェンダー周辺と一体感を高めた意匠となり、印象が大きく変わりました。

スバル車の特長でもある逆台形の六角形グリルもより低く、ワイドなっており、低重心な印象をもたらしています。

また、バンパー両サイドも、従来とは逆形状のガーニッシュを伴うエアインテークが備わっています。

BRZ新型は、フロントフェンダーのデザインも変わりました。

従来は、エアアウトレットを備えていましたが、BRZ新型では、フロントタイヤ後端に位置を変え、整流効果を狙った本物を採用しています。

そして、ボディサイドを見てみると、従来に比べ抑揚があり、後付けのサイドスカートのようにサイドシルが張り出しているのもスポーツカーらしく、BRZ新型のエクステリアの特長的なスペックとなっています。

BRZ新型が「走りへの期待を高める躍動感を持ったエクステリア」を目標に開発されたと言われていることが、これら随所のスペックから感じられます。

BRZ新型のスペックインテリア・安全性能編

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続いてBRZ新型のインテリアおよび安全性のスペックについてです。

BRZ新型のインテリアスペックは、走りに集中できる環境を目指し、一目で高い走行性能を予感させるスポーツカーらしいデザインが意図されています。

具体的には、インストルメントパネルはシンプルな水平基調で、メーターバイザーは低く設置されています。

その結果、BRZ新型ではより広い視野を確保することができ、運転に集中して楽しむことのできる空間になっているという訳です。

BRZ新型のメーターは、従来のデジタル速度計と指針の回転系の組み合わせにかわり、7インチTFT液晶パネルとセグメント液晶パネルを組み合わせたデジタルメーターが搭載されています。

これは、水平対向のピストンをイメージさせる粋なデザインになっています。

必要な情報をわかりやすく表示し、日常の運転からスポーツ走行まで、様々な状況で直感的に情報を把握できるように考慮されたスペックとなっています。

さらにBRZ新型では、「Apple CarPlay」、「Android Auto」に対応した8インチSUBARU STARLINKマルチメディアインフォテインメントシステムを装備しています。

スマートフォンのような、直感的な使い勝手と操作感を実感できるスペックとなっています。

また、利便性を高めるスペックとして、コネクティッドサービスのSUBARU STARLINK Safety and Securityが、万一の事態に備えた「つながる安全」を提供しています。

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インテリアの質感のアップも魅力的です。

BRZ新型のシートも、運転に集中できる環境を作り出すことに貢献する高スペックとなっており、高いホールド性とフィット感をもたらすスポーツシートが採用されています。

こちらはクルマの挙動を正確にドライバーへ伝えることができ、走行性能の向上へ貢献しています。

BRZ新型のインテリアはスエード調素材の使用面積が広くなっているように感じるとともに、ドアパネルやダッシュボードなどは格段にグレードアップしています。

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そしてBRZ新型で注目されるスペックの1つが、AT車への運転支援機構「アイサイト」が初めて標準搭載されていることです。

衝突被害軽減ブレーキや全車速追従機能付きクルーズコントロールも備わり、安全性能が向上することにより、こちらもより運転へ集中できる・快適な運転ができるBRZ新型を作り上げています。

BRZ新型は、インテリアや安全装備のスペックにおいても、従来からグレードアップした仕上がりになっているようです。

BRZ新型のスペックのまとめ

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今回は、BRZ新型のスペックについて、公表されている情報をドドーンと紹介してみました。

BRZ新型のスペックは、サイズ感として大きく違わないものの、どのスペックをとっても総じて従来よりも走行性能・安全性能が向上していることが明らかになりました。

BRZ新型は、安全な環境を車自体が作り上げることにより、ドライバーのストレスを最大限減らし、走りに集中して楽しむことができる、さらに魅力的なスポーツカーに生まれ変わっているようです。

スペックを見てみると、さらに新型BRZの日本発表・発売が楽しみですね。

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