BRZ新型のアイサイトの性能は?安全性能が向上したアイサイトを紹介します

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BRZ新型は、2020年11月に北米にて世界初公開されました。

今回のBRZ新型は、2012年に初代BRZが発売になってから初めてのフルモデルチェンジとなり、かなりスペックが向上しました。

特に大きなスペック変化の1つとなるのが、AT車へアイサイトが標準搭載されることです。

今回は、このBRZ新型に標準搭載されるアイサイトの性能について紹介します。

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新型BRZのアイサイトについて

2020年に公開されたBRZ新型では、北米仕様のAT車にアイサイトが標準搭載されることが明らかになりました。

そのアイサイトについて、そもそもスバルのアイサイトに関する情報と、BRZ新型のアイサイトに関する情報を順番にまとめてみます。

そもそもスバルのアイサイトとは?

引用:https://www.subaru.jp/eyesightowner/about/

まずは、そもそもアイサイトとはどんな機能をもったシステムなのかを整理しておきます。

アイサイトとは、スバルの乗用車に搭載されている安全運転支援システムで、主に下記5つの機能を備えています。

  1. 「ぶつからない技術」:衝突被害軽減ブレーキ(プリクラッシュブレーキ)
    →自動ブレーキによる衝突回避・軽減機能

  2. 「ついていく技術」:全車速追従機能付クルーズコントロール(ACC)
    →スピード自動調節による先行車両への追従機能

  3. 「はみ出さない技術」:アクティブレーンキープ
    →走行区画認識機能

  4. 「飛び出さない技術」:AT誤発進抑制制御
    →アクセルの踏み間違えなど操作ミスを感知して抑制する機能

  5. 「注意してくれる技術」:警報&お知らせ機能
    →車のふらつきや車線逸脱、先行車発進などの際に注意を喚起する機能

アイサイトのこれらの機能は、2008年にEyeSightと銘打たれた機能・制御装置がver.1として、当時のレガシィに搭載される形で登場して以来改良が繰り返され現在に至ります。

バージョンアップに伴い追加・改良となった機能が多い中、前方の視界25度・約90mの範囲内であれば障害物が検知できるという機能は、2008年ver.1当時から搭載されています。

引用:https://www.subaru.jp/eyesightowner/ver2/precrash.html

アイサイトver.2は、2010年に「ぶつからない車」というキャッチコピーと共に登場しました。

初代とは異なり、レガシィ以外の車種にも搭載された改良型と言えます。

このアイサイトver.2は初代との基本的な機能の違いは少ないものの、プリクラッシュブレーキによる衝突前に止まるという事実を国土交通省に認めさせ、衝突軽減から衝突回避へと性能向上を果たした点は大きな進歩になりました。

具体的には、プリクラッシュブレーキに0km/hまでの完全停止が仕様として積載、追突回避が可能な相対速度としては最大30km/hとなりました。

またアイサイトver.2で一部車種において新たに搭載されたのは、ブレーキアシストです。

一次ブレーキが発動した後に運転者がブレーキペダルを操作した場合、緊急制動とみなされ倍力装置が作動してより強力な制動力が得ることになりました。

ACCも機能拡張され、低速度側の動作域に関して0km/h以上という数値まで拡大、加えて最大2分の停止保持機能が追加されたことで、渋滞時の操作も大幅に減少しました。

引用:https://www.subaru.jp/eyesightowner/ver3/lane.html

続いて2014年にレヴォーグと共にアイサイトver.3が登場。

アイサイトver.2からはユニットが小型・薄型化しました。

アイサイトver.3では、カメラが白黒からカラーへと進化すると共に、視野角が40%向上するなど視認性が大幅にアップ、また先行車のブレーキランプ認識機能も同時に追加されました。

制御に不可欠なCPUの高速化、追突回避可能な相対速度が最大50km/hまでアップするなどさまざまな面でレベルアップしました。

アクティブレーンキープなどは、この時追加された機能のひとつです。

引用:https://www.subaru.jp/eyesightowner/ver3/control.html

2017年に後期レヴォーグと共に登場したのが、アイサイトver.3の発展型、アイサイト・ツーリングアシストです。

アイサイトver.3のハードウェアをそのままに、ソフトウェアをアップデートすることで、全車速でのACCを実現しました。

設定速度領域は、高速道路の法定速度の引き上げに備え30km/h~約120km/hにまで拡張、それに伴い、ステアリング操作のアシストも行われ、運転の負荷が大幅に軽減されました。

ACCによる再発進においては、3秒以内であれば自動発進が可能、停止時でもACCの作動開始が可能なように改良されており、こちらも運転負荷軽減に大きく貢献しています。

アイサイト・ツーリングアシストの追加オプションは、運転支援にはハイビームアシスト、視界拡張はフロントおよびスマートビューモニターの2点が強化される装置となっています。

引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety0

そして、現在最新型のアイサイトは、2020年に発表された新型レヴォーグに搭載されました。

アイサイト最新型では、カメラ性能が抜群に進化しています。

画角や解像度を大幅に向上させることで、情報量・処理能力が圧倒的に高くなりました。

また、警報&お知らせ機能としても、例えば、斜め後方に車両が居るとき車線変更しようとしても、警報を鳴らしながらハンドルに物理的な力を加えて抑制、バックするときに左右から車両接近を検知したら自動で停止、視界の悪い十字路も左右方向から接近してくる車両の検知&警告を行うなど、安全性能向上は多岐に渡っています。

引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety2_2

アイサイト最新型のオプションでは、車内のドライバー監視カメラが付き、渋滞時の50km/h以下ならハンズフリー走行も可能になりました。

居眠りやよそ見をすると警告が出たのち、ホーンを鳴らして自動停止します。

アイサイトと一口に言っても、これだけの進化を遂げてきていたのですね。

アイサイト最新型は、世界最先端の安全性能技術のひとつと言えるのでしょう。

BRZ新型のアイサイトは?

では、今回のBRZ新型に標準搭載されるアイサイトは、どのような性能をもったものになるのでしょうか。

引用:https://media.subaru.com/image-gallery.do?method=view&imageGalleryId=383&mid=113

実は現時点では、BRZ新型に搭載されるアイサイトに関する詳しい情報や安全性能については、未だ公表されていません。

そこで、BRZ新型のアイサイトに関して、発表されている情報と推測情報をまとめてみました。

引用:https://www.subaru.jp/eyesightowner/about/

今回BRZ新型のアイサイトに関しては、北米仕様のAT車に標準装備される、ということが公表されています。

既述の通り、現時点ですべての機能が明かされているわけではないものの、プリクラッシュブレーキとACCが装備されることは、名言がされています。

BRZ新型のMT車についてはどうかというと、アイサイトの搭載有無は今のところ言及されていません。

ただし、世界的にも衝突被害軽減ブレーキの標準化が進んでいるため、機能を絞るなどして運転支援機能が搭載されるのではないかと推測されます。

2020年にレヴォーグに搭載されたアイサイト最新型からのバージョンアップがなければ、そのまま流用となるのではないでしょうか。

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ついに新型BRZにAIアイサイト搭載か?

一方で、BRZ新型のアイサイトに関して気になるのが「AIアイサイト」です。

引用: https://www.subaru.co.jp/press/news/2020_11_18_9237/

スバルは、2020年1月「SUBARU技術ミーティング」で、2020年代前半に実現する新型アイサイト、2020年代後半に実現するAIを用いたさらに先のアイサイト、いわゆる「AIアイサイト」について紹介しています。

前者の新型アイサイトは、恐らく先に述べた新型レヴォーグに搭載されている、現在最新のアイサイトと推測されます。

そのため、先述の通り、このアイサイトを流用する可能性があります。

しかし、BRZ新型の「Apple CarPlay」、「Android Auto」に対応したSUBARU STARLINKマルチメディアインフォテインメントシステムの装備、コネクティッドサービスSUBARU STARLINK Safety and Securityによる万一の事態に備えた「つながる安全」の提供、などインテリアスペックの向上を考えると、アイサイトも改良される可能性はゼロではないかもしれません。

そこで、次なるアイサイトであるAIアイサイトは現在のアイサイトの機能にAIを融合させ、認識や判断の能力を向上に繋げるとされています。

AIの採用により、例えば、車が進んでもぶつからないエリアの算出が容易にできるようになるとのこと。

具体的には、車線をもとに判断する従来技術では難しかった雪の積もった道路においても、ぶつからないエリアを算出でき、走行領域として同定できるようになると言われています。

SUBARU技術ミーティングでも、その可能性がデモされ、さらに周囲の車の走行進路予測の可能性についても示されていました。

いずれにしても、安全性能に定評のあるアイサイトのプリクラッシュブレーキやACCが、スポーツカーであるBRZでも体感できるようになるというのは、今回のBRZ新型へのモデルチェンジでも重要なポイントと言えるのではないでしょうか。

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新型BRZのアイサイトの性能についてのまとめ

引用: https://media.subaru.com/image-gallery.do?method=view&imageGalleryId=383&mid=113

今回は、BRZ新型のアイサイトの性能について、まとめてみました。

現時点では詳細が不明な点も多々あるものの、BRZ新型にアイサイトが搭載されるとなれば、スバルの目指す2030年までに交通事故ゼロを達成する上でも、重要な意味があると感じられます。

BRZ新型スポーツカーへどのような性能のアイサイトが搭載されてくるのか、期待してよいのではないでしょうか。

アイキャッチ画像引用:https://media.subaru.com/image-gallery.do?method=view&imageGalleryId=383&mid=113

この記事を書いた人

THUNDERBIRD
以前にガソリンスタンドや自動車中古部品販売店に働いていました。
危険物取扱者の乙四を持っています。



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