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BRZのターボ、いつになったら追加投入されるんだろう?
もしかしたら、あなたはスバルの動向が気になっているかもしれませんね。
でも、いくらあなたが心強くして待ち望んでいても、ターボ仕様のモデルが登場してこないとしたらどうしますか?
別のターボ車を検討するか、現実的な方法でターボを選ぶはずです。
この記事では、BRZをターボ車にする方法を紹介していきます。
BRZにターボ車がないのはなぜ?
これはあくまでも私見ですが、BRZは現状だけではなく、今後もターボ車が投入されることはないと思っています。
なぜなら、トヨタで販売している86としての車もNAエンジン搭載だからです。
※スバルの水平対向エンジンを搭載しておきながら、86もまたターボがないのです。
引用:https://toyota.jp/86/gallery/
ターボのニーズはないだろうと「高を括っている」わけではなく、スバルの一任で舵を切れなくなっていると思いませんか?
片方の車種でターボ搭載車が出せたら、残った方もユーザーに対応しないといけなくなります。
スバルは販売したいと思っていても、トヨタがいい反応をしなかったらそれまで。
私がもっとも可能性のある理由として考えているのは、トヨタの販売戦略だと思っています。
BRZをターボ化するために必要になるパーツは?
ユーザーからはどうしようもできない理由がBRZにはあって、ターボ仕様のグレードが販売されていないのです。
では、諦めるしかないのかというと、現実的なターボ化の方法はあります。
それは、BRZのターボキットを装着することです。
引用:https://www.hks-power.co.jp/product_db/turbo/db/20272
HKSでは、BRZをターボにするためのターボキットが2種類、用意されています。
・触媒あり
・触媒なし
念のため先にお伝えしておきますが、「触媒って何?」という方なら迷わず触媒ありのターボキットで検討しましょう。
なぜなら、一般車両が走行する道路では使えないBRZになってしまうからです。
サーキットで走るための車でBRZを考えていて、ターボ化できる方法があるかを探していた。
これなら当然ですが、あなたは違いますよね?
BRZにターボキットを装着すると馬力はどこまで上がるの?
それでは、触媒ありのターボキットでターボ車にすると、どこまで馬力アップできるかを見ていきましょう。
黒が純正、青がターボ装着車です。
実線が馬力、点線がトルクです。
引用:https://www.hks-power.co.jp/product_db/turbo/db/20272
純正のNAエンジンがどれだけ非力な状態だったのかと思わされるような「とても魅力的なパワー」特性ではないでしょうか?
3000回転を超えたあたりからターボらしいパワーが出始めていますね。
3400~6400回転あたりの出力・トルクの違いが、BRZをターボにすることで得られるメリットと言えるでしょう。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/special/photo.html
パワーが上がるだけなら手放しで喜べますが、そんな都合のいいことばかりではありません。
メリットがあれば、デメリットがあります。
- MT車の専用キットなのでAT車は対象外です。
- 燃料計の強化が必要で、現車に合わせたセッティングが必要です。
- トルクの大幅な強化になるため、強化クラッチが推奨となります。
- オイルクーラーの装着、圧力センサーなども必要になってきます。
- キット取り付けに加工が必要です。
- 排ガス試験証明書は順次取得予定です。
デメリットに関して補足します。
空気がより詰め込まれて爆発力があげられるけど、適切な燃料が燃焼前に噴射されていなかったら意味がないよね?
というわけで、燃料の制御を変更する必要があるわけです。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/special/photo.html
次に、爆発力が上がるということは発熱量も増えているということで、冷却が足りなければオイルが焼き付きピストンが動かなくなる、エンジンが壊れるという最悪の状況になりかねません。
高温時の粘度が確保できていないといけなくなるので、オイルを交換しておく必要がありますし、冷却の強化や油温の管理ができないと冷静に運転できないでしょう。
最後に、内燃機関の構造が変わる為に排ガス試験証明書がないと整備不良扱い、一般道路を走ってはいけない車(無許可)扱いされていると思っていた方がいいでしょう。
「触媒ありなんだけど?」っていうのは、交通ルール守って運転してますけど?って無免許運転のドライバーが言っても説得力がないのと似たようなものです。
BRZをターボ化するならスーパーチャージャーという選択肢もある!
ターボにつづき、今度はスーパーチャージャーのキットを見ていきましょう。
青がノーマル、ピンクがECU調整キット、赤がECUと燃調のキット装着時のBRZです。
実線が出力、点線がトルクです。
引用:https://www.hks-power.co.jp/product_db/supercharger/db/20246
スーパーチャージャーにおいても、ノーマル状態から比較すると別の車種?というくらい、エンジンのパワー特性が違っていますね!
また、3000~4000回転付近の変な出力のもたつきが見られず、アクセル操作に対して素直なエンジンになっているのも特徴と言えるのではないでしょうか。
トルクの曲線においても、高回転域まで緩やかな変化です。
回転域を意識しないといけないターボ化したBRZよりは、扱いやすいともいえるでしょう。
ここまではメリットともいえる部分ですが、ターボと同じくデメリットになる部分があります。
- オイルクーラーとの併用
- オイルの推奨が高温粘度40番以上
- ボディーの一部に加工が必要
- 取付時間が約8時間
ターボ化で、ターボキットを装着するときと重複する部分が含まれているので簡単に紹介していきます。
もともとスーパーチャージャーを装着する前提で設計されていないために、スペースが十分ではありません。
後からつけるので、既存のスペースをうまく活用したパーツが作られるのですが、完全に加工なしでの取付は無理だということです。
「ポン付け」は、文字通り加工も必要なく純正パーツと交換できる状態を指しますが、BRZのターボ化には加工が少なからず必要だと知っておいてください。
BRZをターボ化するための価格はいくら?
HKS製のボルトオンターボキットは50万です。(税別価格)
想定していた金額と、どれくらい違っていたでしょうか?
桁が多いぞ、無理無理。
と、思われた方ならやらない方が無難でしょう。
パワーを求めて、他のターボ車を検討するか、BRZのターボ仕様が追加されることを待つのが賢明な判断です。
引用:https://www.hks-power.co.jp/product_db/turbo/db/20272
現状、BRZに用意されていないモデルなので、50万が安いか高いかはあなたの考え方次第で変わるでしょう。
BRZにスーパーチャージャーを取付にかかる費用は?
ターボキットが50万なら、スーパーチャージャーは?と思われることでしょう。
パワーアップの度合いからすると、多少は安く上がるかもしれない・・・と期待されているかもしれませんね。
HKS製のスーパーチャージャーキットは38万です。(税別価格)
引用:https://www.hks-power.co.jp/product_db/supercharger/db/20246
これにはECU調整や、燃調キットが含まれていないため、結局50万近くになるでしょう。
・ECU調整:7万
・燃調:7.8万
これに加えて、オイルクーラーが必要となるので50万で済まないどころか、60万近くになるかもしれません。
赤のグラフ特性を目指す場合にはターボ化よりも費用がかかると思ってください。
ピンクのグラフが、スーパーチャージャーとECU調整で強化できるキットです。
38万+7万、これにオイルクーラーの費用です。
※オイルクーラーの費用についてはHKSにお問い合わせください
BRZのターボ化についてのまとめ
ここまで、いかがでしたでしょうか?
現行のBRZでパワー不足を感じていたなら、ターボキットによるパワーアップは魅力的だったのではないでしょうか?
販売されていないということは、設計では考慮されていないとも言えますので、強度面や耐久性などの安全マージンがなくなっていきます。
メンテナンスの知識も必要になってきますし、何かトラブルかな?と思った時にも自分が責任をもって対応する覚悟も必要でしょう。
何かあった時に、取付した業者へクレームを言えるのは取付に関しての部分だけですよ!
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/special/photo.html
スバルのディーラーに相談したところで、ターボキットを装着したことがわかれば、渋い対応をされても文句は言えないのです。
BRZのメンテナンスも、車検や法定点検の対応や消耗品のチェックに交換。
純正のBRZよりも調子を確認しながら、必要と感じたらめんどくさがらずに対応する心掛けが必要になってきます。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/special/photo.html
とはいえ、個人的にはスーパーチャージャーキットが魅力的でした。
パワーアップしたBRZは、ライトウェイトスポーツとは言えない戦闘力をもつことです。
「どうせ、あのBRZって非力なNAだろ?」って思われているところを、ターボ化したあなたのBRZが颯爽と走り抜けていくことができる。
ターボモデルがないからこそ、まわりも驚くわけですね。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/special/photo.html
取付費用は決して安いとは言えませんし、取り付けた後もメンテナンスが重要になってきます。
乗る人を選ぶBRZになってしまいますが、あなたは乗りたいと思いましたか?
少しでも参考になれば幸いです。
キャッチ画像引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/special/photo.html