ヴェラールの値引き相場は？値引き限度額はこれくらい！

イギリスの自動車メーカーであるランドローバー社には、レンジローバーという高級車ブランドが存在します。

中でも、2017年に4台目のコンセプトカーとして発表されたヴェラールは、発売と同時に世界中の注目の的となりセレブ層からの注文が殺到しました。

人気のある車だけに値引き交渉は難しいかもしれませんが、交渉術を一つ一つ整理していきたいと思います。

ヴェラールの値引き相場

新車の値引きについて相場観を確認しましょう。

2017年に新型車として販売していること、富裕層を対象とした販売戦略をおこなっていることから値引きは難しく、せいぜい10万円～15万円といったところが限界ではないでしょうか。

レンジローバーは豊富なオプションがあることでも有名ですが、純正パーツへのこだわりが強く、値引き交渉になかなか応じてくれないという声をよく聞きます。

高級車ゆえ完全な受注生産方式をとっており、納期は購入から半年くらいかかるため、カーディラー都合の在庫処分という手は通用しません。

したがって、少しでも安くするための施策は自ずと限られてくることになります。

引用：https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-velar/technologies.html

参考に中古車事情も見てみましょう。

市場に出回っている台数は50台程度と少なく、価格帯も6,380,000円～12,580,000円で取引されているようです。

あまり新車と変わらないように見えますが、ヴェラールのオプション購入は1,000,000円～が通常となっていますので、その分安く手に入れることができます。

2017年モデルということを考えると、試乗車や展示車を中心に、中古車（新古車）へ払い下げているケースが多いのではないかと想像します。

ヴェラールの値引きする方法

まずはヴェラールについてまとめておきます。

・斬新なスタイリッシュ
レンジローバーの特徴でもある荒地での運転性を継承しつつも、市街地で映える美しいフォルムを兼ね備えており、SUV車でありながら、高級感のある乗用車を思わせる造りをしています。

・先進的な操作システム
カーナビや空調、駆動など運転をサポートする情報系システムを一新しており、スマートフォンにも似たタッチ操作により、スムーズに指示を伝達することができます。

引用：https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-velar/exterior-gallery.html

・多彩なラインナップ
エンジンは4気筒ディーゼルとガソリンの他にV型6気筒ガソリンが用意されており、グレードは全部で4種類（ベース、S、SE、HSE）となっています。

さらにトリムと呼ばれる外観を豪華に飾ることができるのですが、R-DYNAMICモデルをエンジンとグレードの組み合わせに付け加えることになります。

車両価格は、エンジン、グレード、トリムの組み合わせにより6,990,000円～12,620,000円となっています。

・実用的なパッケージング
ボディサイズは全長4,803mm×全幅1,930mm全高1,665mmとなっておりますが、ラゲッジスペースが大きく40:20:40の分割可倒式 となっています。

後部座席の折り畳みをうまく利用すれば、最大で1731リットルの容量となりレジャーでも大活躍してくれます。

引用：https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-velar/technologies.html

ヴェラールのライバル車について整理しておきたいと思います。

SUV車と言っても、かなりの車種がありますので、同じような価格帯で販売されているもので、同じ外国車からはドイツ勢、国内シェアを考えると日本勢の中からも選んでいきたいと思います。

・メルセデスベンツGLE
日本でも人気の高い自動車メーカーですが、こちらの車種はヴェラールと車両の大きさや価格帯がほぼ同じで比較するには丁度いいスペックとなっています。

外装、内装ともに高級車ブランドに相応しい造りをしており、まさに王道の風格を感じることができます。

引用：https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/gle/gle-suv/explore/amg.module.html

・BMW X6
同じく日本でも人気のある自動車メーカーですが、こちらの最大の特徴は、後方に渡ってクーペの形をしたスタイリッシュな造形となっています。

車両の大きさや価格帯はヴェラールに近くよく比較されますが、最高出力450PSを誇る馬力のあるエンジンを搭載することができ、エンジン性能では格上となっています。

引用：https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X6/2014/design.html

・ポルシェマカン
スポーツカーで有名な自動車メーカーですが、珍しくSUV車をラインナップに入れています。

ヴェラールと比べると全長が短いのですが、同社イヴォークのライバル車として優位に立った経緯があり、それを考えると負けたくない気持ちが強くなると思います。

引用：https://www.porsche.com/japan/jp/models/macan/macan-model-1/macan/

・レクサス RX
日本が誇る最高級ブランドのレクサスは、海外でも人気が高く外国車と堂々と渡り歩いています。

3代目のフルモデルチェンジから同社ハリアーと一線を引き、4代目となった現在では、海外メディアからも絶賛されるほどの成長を遂げています。

引用：https://lexus.jp/models/rx/spec_price/

下取りについて整理したいと思います。

国内に拠点を置く海外のカーディラーの戦略の一つに、海外で高値に取引される日本車の下取りが重要となっているのをご存知でしょうか。

北米や欧州、アジアでは中古となった車でもその性能を高く評価されているからで、少しでも安く国内市場で手に入れたいと考えています。

つまり、自社ブランドの車販売と人気の高い国産車を同時に手に入れる商談は、まさに打ってつけの状態と言えるのです。

もちろん、安く下取りさせるわけにはいきませんので、インターネットや中古車販売店からの情報を入手し、妥当な相場観で交渉してヴェラールの値引きに繋げていって下さい。

オプション商品について整理したいと思います。

通常、20～30%の値引きは当たり前だと言われておりますが、ヴェラールのオプションともなると高級ブランド同様の価値があることから、値引きをする雰囲気にはなりません。

おそらくキリのいいところで数字を調整してくることになりますので、そこをサービスしてもらえるように話して5～10%の範囲で交渉するのが現実的だと思います。

ヴェラールの値引き限度額はこれくらい

値引き限度額について現実的な数字を考えてみたいと思います。

• 値引き相場：15万円
• 値引き限界額：20万円
• 値引き範囲：10万円～20万円

こちらが考えられる限度予想となりますので、15万円～20万円の間で交渉できれば成功と考えて下さい。

新型車とは言え、時期的に値引きに応じやすくなるときがあります。

他のカーディラー同様に、年度末決済に向けた帳尻合わせはしてくると思いますので、1月～2月に購入を進めるのがいいと思います。

値引き交渉に向けた流れをまとめていきます。

まずは準備段階です。

・競合車のチェック
どの車と迷っているか相談しながら話すことになりますので、競合車を決めておいて下さい。

先ほどご紹介した車はどれも効果的だと思いますが、できれば4つ全ての車種について調べておいた方がいいと思います。

ヴェラール同様に市街地でも映えるのは周知の事実であり、かなり迷っている様を見せることは担当者としても穏やかではないと思います、

・販売店のチェック
競合車がどこで販売されているか、最寄りのカーディラーをマーキングしておいて下さい。

実際に見積もった資料を見せながら状況を話すことで、担当者は、少しでもこちらに傾かせたいと考えてくると思います。

・下取り車のチェック
担当者から上限金額を引き出させることが重要になってきます。

ガチンコで話せる唯一の手段となってきますので、自分の車にどれほどの価値があるのか、しっかりと把握しておいて下さい。

最終的な商談です。

想定していた値引き限度額の範囲に入っていれば、その時点で購入の手続きに入っても問題ありません。

もし、納得のいかない状況のようでしたら、いったん引いてみることを考えましょう。

オプション商品の購入を含めると、総額1,000,000円を越えることになりますので、少し考え方を変えることも大事になってきます。

見積金額全体を見回して、車両価格、オプション価格の他に数字を減らすことができないか、担当者と話してみるのもいいかもしれません。

例えば、ボディーコーティングやメンテナンスパックの見直し、登録手数料の割引、ローン金利の引き下げと具体的な話をすることで、「もう少しくらい落そうか」と思わせるように持っていくのです。

メルセデスベンツやBMWですら7％くらいの値引きに応じるのですから、最後にこの話をして希望する値引き金額に近づけるようにしましょう。

高級車の値引きは難しいことがお分かりになったでしょうか。

カーディラーからすれば、値引きするようなことはしないでほしいと思っているかもしれませんが、現代のような情報化社会では誰でも相場を知ることはできます。

妥当な金額で手に入れることはむしろ当たり前だと思い、しっかりと値引きした状態で購入するように頑張りましょう。

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キャッチ画像：https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-velar/exterior-gallery.html