新型ランドクルーザーの エコカー減税やその他税金情報！

トヨタの新型ランドクルーザーのエコカー減税はどれぐらいでしょうか？

新型ランドクルーザーのエコカー減税に加え、自動車税などの税金の情報をご紹介します。

新型ランドクルーザーのエコカー減税・豆知識

新型ランドクルーザーにはエコカー減税が適用されていません。

引用:http://toyota.jp/landcruiser/gallery/

そもそもエコカー減税って、一体どのような減税優遇処置なのでしょう？また、平成２９年３月３１日をもって改正になり、平成２９年４月１日から新しく改正されたエコカー減税処置になりました。

引用:http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-150.html

今回の平成２９年度税制改正を、すこしご紹介させて頂きます。

◆減税対象税金

自動車取得税・自動車重量税・自動車税（グリーン税制）

引用:http://www.live-sec.co.jp/stock/beginner/tax-and-NISA.htm

◆減税適用期間

自動車取得税（自家用車新規購入や５０万円以上の中古車を購入する際にかかる税金取得価格の３％）２０１７年４月１日～２０１９年３月３１日までに登録された車両に適用。

自動車重量税（新車購入時、車検時にかかる税金。重量や燃料、排気ガスの区分や経過年数により課税される税金。０．５トン毎に税額が増加します。）２０１７年５月１日～２０１９年４月３０日までに登録された車両に適用。

自動車税『グリーン化税』（新車登録の翌年度分の自動車税に適用され、その後毎年４月１日の車両所有者にかかる税金。車両の使用用途や総排気量より税額が決まります。）２０１７年４月１日～２０１９年３月３１日までの登録車に課税が適用。

◆平成２９年度改正の新減税率

引用:http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000076.html

エコカー減税対象車に係る燃費性能等に関する要件等の見直しを行い、乗用車に対しては１年ごとに燃料要件を切り上げる形になり、この２年間で２度に渡って減税対象が狭められていくという事になります。

例えば、取得税と重量税に関しては、今まで平成２７年度基準税制で+５％+１０％の達成減税されていた車両に対して、平成３０年度には減税対象外となりエコカー減税されなくなり、平成３０年度には平成３２年度基準達成車のみのエコカー減税適用となるのです。

また、自動車税に関しては平成２７年度燃費基準車のみではなく、平成３２年度燃費基準を達成していても、減税されなくなってしまいます。

引用:http://toyota.jp/ecocar/about1/

例えば、トヨタのアイシス1.8Lを例にみると、平成２７年度燃費基準+５％達成車なので、平成２９年３月３１日までに登録された新車に関しては２０％の減税措置がありましたが平成２９年４月１日から新しく改正されたエコカー減税では、減税措置０％の対象外になってしまい取得税減税額は０円となり、自動車重量税に関しても、平成２９年度では変わらす２５％の減税措置で16,800円の税額はあるものの、３年後の初めての車検時にはエコカー減税対象外になり1.8Lの排気量で36,900円の税金がかかります。

今後購入するクルマでも、平成３２年度燃費基準を達していない車両は全てエコカー減税対象外となってしまう可能性があるという事です。

引用:http://kuruma-ex.jp/usedcar/detail/gn700040149430150920004

購入する時期、減税処置期間などじっくり考えて、新車購入していただきたいと思います。

新型ランドクルーザーのエコカー減税

新型ランドクルーザーはエコカー減税が適用されていません。

新型ランドクルーザーの各グレードの新車購入時の税金を調べてみました。

引用:http://toyota.jp/landcruiser/gallery/

各グレードメーカーオプション・ディーラーオプション含まないものです。

◆ZX”G-FRONTIER”　自動車税80,600円自動車取得税180,900円自動車重量税73,800円　合計335,300円

◆ZX　自動車税80,600円自動車取得税170,600円自動車重量税73,800円　合計325,000円

◆AX”Gセレクション”　自動車税80,600円自動車取得税146,300円自動車重量税73,800円　合計300,700円

◆AX　自動車税80,600円自動車取得税128,300円自動車重量税61,500円　合計270,400円

◆GX　自動車税80,600円自動車取得税118,200円自動車重量税61,500円　合計260,300円

上記価格には翌年度のグリーン税制の減税分は反映しておりません。

引用:http://toyota.jp/landcruiser/gallery/

税金だけで30万円近くの金額になると大きく感じますね。

重量、燃費などからランドクルーザーはエコカー減税対象外となっているので仕方ないですね、また、この税金の他に消費税8％やリサイクル料金など別途かかることになります。

ランドクルーザープラドとエコカー減税の比較

トヨタのランドクルーザープラドに関しては、ディーゼル仕様のグレードのみエコカー減税対象車となりガソリン仕様車は新型ランドクルーザー同様にエコカー減税対象外となります。

引用:http://toyota.jp/landcruiserprado/

2.8LディーゼルTXグレードの場合、自動車取得税100％＋自動車重量税100％＋グリーン税制75％＋クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金の対象車です。

新車購入時に自動車重量税が100％減税対象なので、次回の3年後初回車検受験時の自動車重量税も100％減税されます。

また、平成28年度クリーンエネルギー自動車導入促進対策費補助金は平成28年3月14日～平成29年4月28日までに新規登録済みの自家用車が対象となり、補助金を受給する場合は4年間の保有義務が発生します。

クリーンディーゼルカー減税対象のランドクルーザープラドは、価格や排気量などランドクルーザーより小規模ですが、同じランドクルーザーとして購入対象となさる方が多いようです。

引用:http://toyota.jp/landcruiserprado/performance/engine/

⇒ 新型ランドクルーザーを値引きから更に50万円安く買う裏ワザ！

まとめ

新型ランドクルーザーのエコカー減税についてまとめさせて頂きました。

引用:http://toyota.jp/landcruiser/

丁度時期的なこともあり、エコカー減税に対して調べている方が多いようですが、この時期にエコカー減税対象の新車を買われる方は、買った時の減税額、一年後のグリーン税制減税額、3年後の車検受験時の自動車重量税の減税額をよく考慮して購入することをお勧めします。

今回の平成29年度エコカー減税改正では、平成29年と平成30年の2年間で段階を踏んで減税が厳しくなることになっています。

引用:http://manetatsu.com/2016/03/61780/

エコカーがこんなに多くなった現在の日本の自動車業界ですから、ただのエコカーでは減税対象にならなくなってくるようですね。

だんだん厳しくなってくる税金ですが、クルマを維持するうえでは仕方ないとあきらめるしかないのでしょうか？

また、2018年10月から今までの燃費基準測定方法のJC08モードから、国際基準『WLTP方式』の燃費基準測定方法の導入が予定されています。

引用:http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1611/11/news032.html

その改正により、新たな燃費基準値が発表されていくのですが、その内容は燃費値を低速・中速・高速と３段階の速度域に分けて測量し、市街地・郊外・高速道路などの道路の違いに合わせ表示されるため、より一層の実燃費に近い燃費表示になることが予想されます。

そうなると、エコカー減税対象車も、また変動することが予想されているので今後の国土交通省の発表を注意したいと思います。