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新型リーフのオプションは、後付けしにくいメーカー装備→充電・実用品→ドレスアップ用品の順で選ぶと、予算と必要性を整理しやすくなります。
2026年10月時点のB5・B7には、プロパイロット2.0や調光パノラミックガラスルーフ、100V AC電源、充電ケーブル、新車キットなど多彩な選択肢があります。価格だけでなく「いつ使うか」「後付けできるか」まで含めて見ていきましょう。
新型リーフの主要オプションはいくら?価格を一覧で確認
まず押さえたいのは、メーカーオプションとディーラーオプションでは、購入時の判断の重さが違うことです。
メーカーオプションは車両生産時に装着するものが中心で、納車後に同じ純正仕様へ変更するのが難しい装備があります。一方、ディーラーオプションは販売店で取り付ける用品が中心です。
2026年10月時点で確認できる代表的な装備を整理しました。
| 区分 | 主な装備・セット 価格(税込) | 主な対象・条件 | 後付けの考え方 |
|---|---|---|---|
| メーカーOP | プロパイロット2.0関連セット B7 Gの設定例409,200円 | 対応グレード | 契約前に判断 |
| メーカーOP | オーバーヘッドコンソール+ルーフレール+調光パノラミックガラスルーフ B7 Gの設定例225,500円 | 対応グレード | 契約前に判断 |
| メーカーOP | 100V AC電源(1500W) 66,000円の設定 | 対応グレード | 契約前に判断 |
| メーカーOP | 充電ケーブル(200V・7.5m) 66,000円の設定 | 対応グレード | 契約前に確認 |
| ディーラーOP | 新車キット 119,859円 | 全車 | 販売店用品 |
| ディーラーOP | ラゲッジパック 65,780円 | 全車 | 販売店用品 |
| ディーラーOP | 足もとイルミパック 119,640円 | 全車 | 販売店用品 |
| ディーラーOP | スタイリングパック 265,100~281,600円 | 全車 | 販売店用品 |
| ディーラーOP | 充電ケーブル・200V・15m 79,200円 | 全車 | 必要に応じて追加 |
| ディーラーOP | 充電ケーブル・200V・3m 70,400円 | 全車 | 必要に応じて追加 |
| ディーラーOP | 充電ケーブル・100V・7.5m 63,800円 | 全車 | 必要に応じて追加 |
ここで注意したいのは、すべてのオプションを網羅した表ではなく、購入時に比較したい主要装備の価格表だということです。
また、メーカーオプションはグレードや組み合わせによって設定内容が変わります。ディーラーオプションも、本体価格のみの表示と取付費込みの表示があるため、最終的な支払総額は見積書で確認してください。
新車キットは、フロアカーペット、プラスチックバイザー、ナンバープレートリム、ナンバープレートロック、統合型インターフェースディスプレイ用保護フィルムをまとめた5点セットで、119,859円(取付費・消費税込)です。
ラゲッジパックはフレキシブルラゲッジボードとトノカバーのセットで65,780円。フレキシブルラゲッジボード単品は33,000円で、荷室をフラットにしたり、荷物に応じて使い分けたりできます。
スタイリングパックはフロント、サイド、リヤのアンダープロテクター3点セット。ブリリアントシルバーとマットダークシルバーが281,600円、グロスブラックが265,100円です。
足もとイルミパックは、フロントフロアプロジェクションイルミネーションとイルミキッキングプレートを組み合わせて119,640円となっています。
ここが、僕がこの記事を書こうと思った理由でもあります。
カタログだけを見ると全部魅力的ですが、金額と用途を横並びにすると、約12万円の日常用品と約28万円のドレスアップ用品では、同じ「オプション」でもお金を払う目的がまったく違うと分かります。
初心者の方ほど装備名の豪華さではなく、「いくら追加して、いつ使うのか」まで考えると選びやすいと思います。
【出典:日産自動車 『リーフ アクセサリー パッケージ』 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/accessories/package.html】
プロパイロット2.0とガラスルーフは付けるべき?
後付けの難しいメーカーオプションは、ディーラー用品より先に必要性を判断するのがポイントです。
代表的なのがプロパイロット2.0と調光パノラミックガラスルーフです。
B7 Gの設定例では、オーバーヘッドコンソール、ルーフレール、調光パノラミックガラスルーフを組み合わせたメーカーオプションが225,500円です。
調光パノラミックガラスルーフには遮熱機能があり、通常のルーフとは車両そのものの仕様が変わります。「後で欲しくなったら用品として追加すればいい」と考えないほうがいい装備ですね。
一方、高速道路を頻繁に走る人ならプロパイロット2.0も気になるでしょう。
プロパイロット2.0は、道路、交通、自車の状況など所定の条件を満たした高速道路の同一車線内でハンズオフ走行が可能になる運転支援技術です。
ただし、これはドライバーが運転から解放されるという意味ではありません。周囲を監視し、必要なときには適切に操作できる状態を保つ必要があります。
B7 Gの設定例では、関連装備を含むメーカーオプションが409,200円。約41万円になるため、高速道路をどの程度使うのかまで考えて判断したい金額です。

そして見逃せないのが、装備によって一充電走行距離の公表値も変わる点です。
78kWhバッテリーを搭載するB7 Xは、国土交通省審査値のWLTCモード一充電走行距離が702kmですが、これはプロパイロット2.0非装着車の数値です。
プロパイロット2.0装着車では687kmとなり、B7 Gは685km、同装着車では670kmです。
つまり「新型リーフは702km走れる」という情報だけで比較するのではなく、702kmはB7 X・プロパイロット2.0非装着車のWLTCモード値という条件まで確認する必要があります。
55kWhバッテリーのB5では、B5 Sが最大521km。B5 X・Gは469kmで、X・Gのプロパイロット2.0装着車では461kmとされています。
僕はここがオプション選びの面白いところだと思います。
装備を追加するということは、単純に機能が一つ増えるだけではありません。車両重量や仕様が変わり、航続距離などにも違いが出る場合があるため、車全体をどんな仕様に仕上げるかという視点で考える必要があります。
【出典:日産自動車 『リーフ 先進運転支援』 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/performance_safety/advanced_driving_assistance.html】
【出典:日産自動車 『新型「日産リーフ」B7を発表』 https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/251008-01-j】
【出典:日産自動車 『新型「日産リーフ」B5を発表』 https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/260129-00-j】
新型リーフの充電ケーブルと100V AC電源は必要?
EVの新型リーフだからこそ、充電ケーブルと給電機能は「付けるか」だけでなく、自宅や出先でどう使うかから逆算するのがおすすめです。
新型リーフでは、コントロールボックス付き200V・7.5m充電ケーブルがメーカーオプションとして用意されています。
一方、ディーラーオプションには200V・15mが79,200円、200V・3mが70,400円、100V・7.5mが63,800円で用意されています。
ここで初心者の方に知ってほしいのは、ケーブルは長ければ長いほど正解というわけではないことです。
自宅の駐車位置と充電用コンセントの距離を確認し、車をどの向きで駐車するのかまで想定して選ぶのが基本になります。
さらに日産は、100V用、200V用ともEV・PHEV充電用屋外コンセントと専用配線による電源回路が必要と案内しています。
100Vは200Vより充電に時間がかかるため、日産も200Vでの充電を推奨しています。家庭用コンセントが近くにあるから、そのまま普通の延長コード感覚で充電できるという話ではありません。
これは僕がEVのオプション選びで特に重要だと感じる部分です。
ガソリン車なら給油口までガソリンスタンドの設備が来てくれますが、EVでは自宅の駐車スペースも車の使い勝手を構成する一部になります。
車両だけを見てオプションを決めるのではなく、「駐車位置→コンセント位置→必要なケーブル長」という順番で確認すると、買った後のミスマッチを減らせます。
そして、充電するための装備とは逆に、リーフに蓄えた電気を使うための装備が100V AC電源です。
メーカーオプションの100V AC電源(1500W)は、センターコンソール後方とラゲッジルームの2か所に設置されます。
アウトドアで電気製品を使う場合だけでなく、災害時の非常用電源としても活用できます。
ただし注意点もあります。100V AC電源を装着した仕様では、装備条件によって荷室容量や寸法にも影響します。
つまり「66,000円だから付ける・付けない」という価格だけの問題ではなく、給電機能を使う頻度と荷室の使い方をセットで考える装備なんですね。
なお、新型リーフはAC外部給電コネクターを利用したV2Lにも対応し、V2Hを利用する場合は別途V2H機器が必要です。
100V AC電源、V2L、V2Hは似た言葉に見えて役割が違います。購入前に「車内で家電を使いたいのか」「車外へ給電したいのか」「自宅へ電力を供給したいのか」を販売店に伝えると、必要な設備を整理しやすいでしょう。
【出典:日産自動車 『リーフ 航続距離・充電』 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/range_and_charging.html】
【出典:日産自動車 『リーフ アクセサリー 充電サポート/その他アイテム』 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/accessories/charging-support_other-items.html】
【出典:日産自動車 『リーフ 蓄電池利用』 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/v2h.html】
ディーラーオプションはセットで買ったほうがお得?
「パック=必ず割安」とは限らないため、セット内容と単品価格を確認してから決めましょう。
分かりやすい例がラゲッジパックです。
ラゲッジパックは、フレキシブルラゲッジボードとトノカバーの2点で65,780円です。
フレキシブルラゲッジボードは33,000円、トノカバーは32,780円なので、2026年10月時点の掲載価格では合計65,780円。パック価格と同じです。
つまり「セットだから大幅に安く買える」という商品ではなく、2つとも必要な人がまとめて注文しやすいパッケージと考えたほうが分かりやすいでしょう。
新車キットも同じように中身を見ることが大切です。
119,859円でフロアカーペット、プラスチックバイザー、ナンバープレートリム、ナンバープレートロック、ディスプレイ保護フィルムまでまとめられるため、全部欲しい人には分かりやすいセットです。
一方で「バイザーはいらない」「ナンバープレート周辺のドレスアップは不要」という人まで、セット名だけを見て選ぶ必要はありません。
僕ならディーラーオプションでは、まずフロアカーペットなど使用頻度の高い用品を確認し、次に荷室用品や保護用品、最後に外装やイルミネーションなど趣味性の高い用品を検討します。
特に電装品は配線や内装部品の脱着を伴う場合があります。逆にトノカバーなど比較的追加しやすい用品なら、納車時にすべてそろえる必要があるのかを考える余地があります。
メーカーオプションは「今決めないと困るか」、ディーラーオプションは「今から本当に使うか」。
同じオプションでも、この違いを意識すると予算配分がかなり分かりやすくなると思います。
【出典:日産自動車 『リーフ アクセサリー パッケージ』 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/accessories/package.html】
【出典:日産自動車 『リーフ アクセサリー 荷室アイテム』 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/accessories/luggage.html】
長距離派・街乗り派・アウトドア派なら何を選ぶ?
ここからは、公式情報を踏まえた僕の私見です。
新型リーフのオプションには万人共通の「正解」があるというより、どこで、どれだけ、何のために車を使うかで優先順位が変わると考えています。
長距離・高速道路をよく走る人
僕なら、最初にB7とプロパイロット2.0の必要性を検討します。
B7は78kWhバッテリーを搭載し、B7 Xのプロパイロット2.0非装着車ではWLTCモード702km。高速道路を頻繁に利用するなら、プロパイロット2.0に約41万円を使う意味も考えやすくなります。
反対に、外装イルミネーションやドレスアップ用品は予算が余ってから考えます。
街乗り・通勤中心の人
僕ならB5を軸に考え、使用頻度の低い高額装備を増やしすぎない方向で見積もります。
B5 Sは4,389,000円からで、55kWhバッテリーを搭載。B5 Sの一充電走行距離は最大521kmです。
近距離通勤が中心なら、プロパイロット2.0や大型のドレスアップ用品より、フロアカーペットなど毎日触れる装備へ予算を回す考え方もあります。
アウトドア・給電機能を使いたい人
僕なら100V AC電源と充電環境を優先して確認します。
100V AC電源は車内2か所で合計最大1500Wを使用でき、AC外部給電コネクターを利用した車外給電もできます。
ただし、荷物を大量に積む人なら100V AC電源装着時の荷室への影響も確認します。さらに自宅充電では駐車位置から必要なケーブル長を測っておきます。

この3タイプを比べてみると、僕は「人気オプションランキング」だけでは決めにくい理由がよく分かると思います。
週末に高速道路を何百kmも走る人と、毎日数kmの通勤に使う人では、同じ約41万円でもプロパイロット2.0の価値は変わります。
同じように、キャンプや非常時の給電を重視する人には100V AC電源が魅力的でも、車内コンセントをほぼ使わない人なら別の装備へ66,000円を回す選択肢があります。
オプション価格を「高い・安い」だけで判断せず、使用回数で割って考える。
これは僕自身が今回調べ直して、一番大切だと感じた選び方です。
【出典:日産自動車 『新型「日産リーフ」B7を発表』 https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/251008-01-j】
【出典:日産自動車 『新型「日産リーフ」B5を発表』 https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/260129-00-j】
新型リーフで後悔しないオプションの決め方は?
僕なら、「後付けできるか」「実際に使うか」「維持や使い勝手がどう変わるか」の3点で最終判断します。
まず車両本体について、新型リーフはB5 Sが4,389,000円、B5 Xが4,738,800円、B5 Gが5,648,500円。B7 Xが5,188,700円、B7 Gが5,999,400円です。
55kWhのB5と78kWhのB7では、そもそもの車両価格と航続距離が違います。
そのためオプションを考える前に、日常の走行距離からB5とB7のどちらが自分に合うのかを決めることが先です。
その後、後付けしにくいメーカーオプションを確定し、フロアカーペット、充電用品、ラゲッジ用品など必要性の高いものへ進みます。
最後にスタイリングパックや足もとイルミなど、満足感を高める装備を追加すると予算が整理しやすくなります。
外観に強くこだわるなら、用品を何点も追加する前にAUTECHと比較する方法もあります。
AUTECHは専用プロテクター、専用シグネチャーLED、専用内外装、専用19インチアルミホイールなどを備えるため、通常仕様へドレスアップ用品を積み重ねる場合とは仕上がり方が異なります。
ただし「AUTECHなら得」と一律には言えません。
通常仕様で必要な用品だけを選んだ場合と、AUTECHの車両価格を見積書上で比較するのが確実です。
また、B7 Xは215/55R18、B7 Gは235/45R19を装着します。19インチを選べばタイヤ交換時の選択肢や費用も18インチと同じとは限りません。
購入時の数十万円だけでなく、数年後に交換する消耗品まで含めて考えるのが、長く乗る車では大切だと思います。
僕は自動車ディーラーで働き始めたばかりで、整備資格は取得しているものの、現場経験はまだ勉強中です。
だからこそ「この装備なら間違いない」と経験以上のことを断言するのではなく、公式情報を確認しながら、初心者の皆さんと同じ目線で「装着した後に何が変わるのか」まで考えたいと思っています。
オプションを追加するときは、後から付けられるか、週に何回使うか、維持するとき何が変わるかを見積書の横に書いてみてください。
3つを確認して、それでも欲しいと思える装備なら、自分にとって優先度の高いオプションだと判断しやすくなります。
なお、車両価格、オプション価格、取付費、適用グレード、セット内容、受注状況、補助制度などは変更される場合があります。契約時には最新の公式カタログと販売店の見積書で確認してください。
【出典:日産自動車 『リーフ 価格・グレード AUTECH』 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/specifications/autech.html】
まとめ:新型リーフの主要オプションは後付け可否と用途で選ぼう
新型リーフには、プロパイロット2.0、調光パノラミックガラスルーフ、100V AC電源、充電ケーブルなどのメーカーオプションと、新車キット、ラゲッジパック、スタイリングパックなどのディーラーオプションがあります。
2026年10月時点で、新車キットは119,859円、ラゲッジパックは65,780円、足もとイルミパックは119,640円、スタイリングパックは265,100~281,600円。充電ケーブルも種類によって価格と長さが異なります。
選ぶ順番は、後付けしにくいメーカーオプション→充電環境や毎日使う実用品→ドレスアップ用品と考えるとシンプルです。
長距離派ならプロパイロット2.0、街乗り中心なら日常用品、アウトドア派なら100V AC電源というように、自分の使い方から逆算すると「人気だから付けたけれど使わなかった」という失敗を避けやすくなります。
また、新型リーフの最大702kmというWLTCモード一充電走行距離は、B7 Xのプロパイロット2.0非装着車の数値です。同じB7 Xでも装着車は687kmとなるため、グレード名だけでなく装備条件まで確認しましょう。
オプションは豪華さを競うものではありません。自分が使う機能へ予算を集中させることが、結果的に後悔しにくい新型リーフの作り方だと僕は考えます。
よくある質問
新型リーフで最初に決めるべきオプションは?
後付けしにくいメーカーオプションから決めるのがおすすめです。
プロパイロット2.0や調光パノラミックガラスルーフなどを先に判断し、その後でフロアカーペットやラゲッジ用品、ドレスアップ用品を検討すると予算を整理しやすくなります。
新型リーフの新車キットはいくら?
2026年10月時点の日産公式掲載価格では、119,859円(取付費・消費税込)です。
フロアカーペット、プラスチックバイザー、ナンバープレートリム、ナンバープレートロック、統合型インターフェースディスプレイ用保護フィルムの5点が含まれています。
新型リーフの充電ケーブルはどう選ぶ?
まず自宅の駐車位置とEV充電用コンセントまでの距離を確認しましょう。
メーカーオプションには200V・7.5m、ディーラーオプションには200V・15m、200V・3m、100V・7.5mなどがあります。日産は100Vより充電時間の短い200V充電を推奨しており、専用電源回路の工事も必要になるため、車両注文と自宅の充電環境を一緒に確認するのがおすすめです。
THUNDERBIRD(さんだーばーど)
駆け出しディーラー整備士ブロガー
















