アウディTTの燃費情報！ 実燃費はどれぐらい？

アウディTTのモデルは現在4種類あり、美しいスポーツカーとして、走りへの拘りが詰まった魅力的なモデルです。

今回は、燃費について、実際にかかる口コミや費用をご紹介します。

アウディTTの魅力

引用：「アウディ公式」http://catalogue.audi.co.jp/my18_01_tt_ca/

アウディTTは『本格的なスポーツカー』として、スタイリッシュなデザインと、エンジンスペックの高い機能が搭載されています。

アウディモデル初となる、メーター表示部分に12，3インチの液晶画面である「アウディ・バーチャル・コックピット」がTTモデルに搭載されたことでも話題を呼びました。

イギリスとアイルランドの間に浮かぶ、マン島で行われるモーターサイクルの大会名から「TT」という名前が付けられました。

『本格的なスポーツカー』ですが、走り以外にも、実用的な面を兼ね備えています。

ラゲッジスペースは通常290L、アウディTTクーペモデルの後部座席をフラットに近い状態に倒した場合は、最大700Lまで拡大します。

ゴルフバックを２つ積めるほどの大きさがあり、ドライブ以外にも幅広い用途で使用することができるスポーツカーです。

燃費とは？

引用：「アウディ公式」http://catalogue.audi.co.jp/my18_01_tt_ca/

アウディTTのスペックが記載されているカタログには、「JC08（ジェーシーゼロハチ）モード燃料」という言葉で燃費が書かれています。

JC08モードとは、路面の状況、環境要因などによる車の走行を前提に、一般的な運転方法を行った場合の基準値です。

以前は「10・15モード」が採用されておりましたが、JC08モードはさらに高い基準値で燃費の消費率を測定した値となります。

しかし、ロード状況やドライバーの運転の仕方などによって、実燃費は変化をします。

今回はJC08モードを採用して検証をしますので、一つの参考例として見て頂けたら嬉しいです。

アウディTTの各モデルにおける燃費一覧

アウディTTのモデルは4種類あります。

排気量に違いのあるTT Coupe 1,8TFSIとTT Coupe 2,0 TFSI quattro。

引用：「アウディ公式」http://catalogue.audi.co.jp/my18_01_tt_ca/

2人乗りのオープンカーであるTT Roadster 2,0 TFSI quattro。

引用：「アウディ公式」http://catalogue.audi.co.jp/my18_01_tt_ca/

最後に馬力、最大トルク数が大きくパワフルな TTS Coupeです。

引用：「アウディ公式」http://catalogue.audi.co.jp/my18_01_tt_ca/

それでは、アウディTTの各モデルにおける燃費について検証していきます。

公式サイトで公表している、アウディTTの各モデルの燃費数値は、下記数値の通りです。

ご覧の通り、最も効率の良い走りをするのが、アウディTT Coupe 1,8TFSIです。

アウディTT Coupe 1,8 の車両重量は1,270kgと、他のモデルと比較しても100㎏～200㎏もの軽量化が成されています。

次に燃費が良いモデルは、マイナーチェンジで発売されたTTS Coupeです。

TT Coupe 1,8の燃費よりも値は落ちていますが、さすがスポーツカー、14,9㎞/Lと基準は高いです。

アウディTTの燃料費をモデル毎に算出

アウディTTの使用燃料は、無鉛プレミアム（ハイオク）です。

2018年3月時点のハイオクリッター当たりの価格を160円と仮定して、走行距離に書かkル金額を比較します。

比較した走行距離は「500km」「1000km」「5000km」の3種類です。

では、検証結果を見ていきましょう。

まず、前章でもご紹介した最も燃費の良いTT Coupe 1,8 の価格と、アウディTTの中では燃費効率最下位のTT Roadsterの2つのモデルを比較対象とします。

2車両の差は、1000km走行した時点で1,473円の差、5000kmの場合は7,363円もの差異があります。

しかし一方では、塵も積もれば山となる、ですが、年間走行平均の2500kmの場合であっても、3,682円の違いであり、モデル間においては大きな差異は無いと表現することができるでしょう。

TTS Coupe は唯一7段階のデュアルクラッチ式トランスミッションのSトロニックを搭載しているモデル、TT Roadsterは2人乗りのモデルなど様々特徴はあります。

アウディTTモデル内で購入を検討している場合は、燃費においては大差がないと言えるため、スペックや走り、ボディデザインにおける魅力の比較もぜひ行ってみてください。

アウディTTの燃費の口コミ

アウディTTの燃費に関する、実際の口コミをご紹介します。

・アイドリングストップがあり、燃費はかなり良い。

・1,8Lを選びましたが、公道で乗るうえではパワー不足は感じることなく走れます。

・ハイオク５０Lのタンクで、街乗りダイナミック走行でもギリギリ10㎞/Lは切らない優秀なスポーツカー。

・スムーズなドライブセレクトにより自在に変速でき、燃費消費率を考えて選択し、走行すれば燃費の良い走りをします。

以上が口コミの内容です。

この様に、燃費に対する口コミはポジティブな意見が多く、ほとんどのコメントに「燃費が良い」ことが含まれています。

燃費を抑えるアイドリングストップが使用できる点は嬉しいですね。

他車モデルの燃費を比較

引用：「アウディ公式」http://catalogue.audi.co.jp/my18_01_tt_ca/

他メーカーのスポーツカーと、アウディTTの燃費を比較します。

今回は、「日産フレアレディZ」と「ホンダNSX」の２つのモデルを比較対象に選定。

2車両ともアウディTTにボディサイズが似ており、本格的なスポーツカーとしての人気を誇るモデルです。

日産フレアレディZとアウディTTの燃費を比較

引用：「日産公式」https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/z.html

アウディTTと頻繁に比較対象に用いられるスポーティーなモデル、「日産フレアレディZ」の燃費と比較をしていきましょう。

フレアレディZの燃料消費率（JC08モード）は、9,0～9,2㎞/Lと公式サイトで公表をしています。

モデルが複数あるため、数値に若干の違いが出ております。

アウディTTの14,4～16,6km/Lの燃費と比較をした場合、アウディTTの燃費が良いことが明らかです。

アウディと同様の6速と7速のトランスミッションが搭載されていますが、馬力やトルク数は1,5倍以上ものスペックを兼ね備えています。

より軽量化されたアウディTが燃費を抑えることができる反面、パワフルさに欠ける面があるようです。

ホンダNSXとアウディTTの燃費を比較

では次に、９速の変速機能を備え、本格的なスポーツカーの走りができる「ホンダNSX」を比較対象に、燃費について比較します。

引用：「ホンダ式」https://www.honda.co.jp/NSX/

ホンダNSXのボディサイズは、全長310㎜、全幅110㎜とアウディTTよりも大きく、全高のみが165mm小さくなっており、2車両の全体のサイズはとても似ているモデルです。

ホンダNSXの車両重量は、1800㎏と約400㎏近くアウディTTよりも重くなっています。

さて、実燃費（JC08モード）においては、同じスポーツカーではありますがリッター当たり12,4kmと公式サイトでは公表されており、アウディTTの全てのモデルよりも低い値となっています。

もちろんホンダNSXのパワフルな排気量や馬力はアウディTTは持ち合わせていません。

しかし、燃料維持費を安く抑えたいときには、アウディTTがより効果的です。

まとめ

アウディTTは本格的なスポーツカーとして、エンジンスペック、ボディデザインがスポーティーな仕上がりです。

今回は燃費における検証をしましたが、モデルチェンジによってさらに進化したアウディTTは、軽量化された車両重量となっています。

そのため、燃費の比較対象としたフレアレディZやホンダNSXのモデルよりも、断然効率が良いことが証明されました。

一方で馬力は他社と比べると小さい等のデメリットも挙げられます。

アウディTTのモデル間における燃料消費率は、効率の良いモデルと最下位のモデルについて具体的な走行距離にかかる燃費を比較しましたが、2500km走行した時点で3,682円の差とあまり大きな数字ではないと言えるでしょう。

モデル間では大きな差が出ていないため、アウディTTの購入を検討している際は、ボディデザインやエンジンスペック、実用性等の観点で比較をすることをおすすめします。