エスクード vs コンパス 徹底比較！どっちが買い？維持費・燃費・乗り心地は？

SUVの人気モデル、SUZUKIのエスクードとJEEPのコンパスを比較対象モデルに選定。

今回は乗り心地、燃費、維持費の３つに分けて公式データを元に徹底比較をします。

乗り心地の比較

引用：「JEEP公式」https://www.jeep-japan.com/compass.html「SUZUKI公式」https://www.suzuki.co.jp/car/escudo/

今回の比較対象モデルは、「スズキ　エスクード　4WD」と「ジープ　コンパス　Limited」。

ボディサイズはジープが一回り大きく、全長4400㎜×全幅1810㎜×全長1640㎜。

エスクードは4175mm×1775mm×1610mm。

乗車定員数はどちらも5名ですが、排気量や車両重量などコンパスがよりパワフルなSUVモデルです。

では、乗り心地を詳しく見ていきましょう。

コンパスの乗り心地

引用：「JEEP公式」https://www.jeep-japan.com/compass.html

コンパスはジープの人気SUVモデルであり、チェロキーより一回りコンパクトなボディサイズをしています。

ダイナミックでSUVらしい逞しさと、外装の7スロットグリルやシャープなLEDランプが特徴です。

コンパスの走りの魅力は、オフロードでの走行をサポートしてくれる4種類のモード設定。

AUTOモード、SNOW（雪）モード、SAND（砂）モード、MUD（沼）モードから選択が可能となり、険しい雪道やぬかるみや雨の過酷な路面状況であっても低速走行を自動的に行い適切にチューニングをしてくれます。

引用：「JEEP公式」https://www.jeep-japan.com/compass.html

車の周りを360度感知する径70点のセーフティモニターも充実しています。

発信時やパーキング時における安全性の確認、アクティブクルーズコントロールによる走行時の距離感覚の自動確保など充実した機能を搭載。

車両重量1600㎏台のモデルですが、坂道発進の際であってもヒルスタートアシスト機能により後退することなく安定した走行が可能です。

引用：「JEEP公式」https://www.jeep-japan.com/compass.html

エスクードの乗り心地

コンパスと同じSUVモデルであるエスクードは、メタリックの輝きとスポーティーな外装を持ち、スタイリッシュなデザインのモデルです。

引用：「スズキ公式」https://www.suzuki.co.jp/car/escudo/

モードは4種類、AUTOモード、SPORTモード、SNOWモード、LOCKモード。

コンパスには無いスポーツモードが搭載され、街乗りや高速道路での走行を快適にします。

国内メーカーであるため、日本の路面状況に適したモードが特徴です。

ドライブをサポートする安全機能はコンパスよりは機能がすくないですが、十分に充実しており、安全な乗り心地を体感できます。

引用：「スズキ公式」https://www.suzuki.co.jp/car/escudo/

安全機能は、車線逸脱の警告やふらつきを警告、追突警告や車間距離を保つアダプティブクルーズコントロールなどが搭載。

エスクードとコンパスは、SUVモデルらしいパワフルな走りとボディサイズである一方、安全面にも充実した配慮が施されている事が分かります。

では、燃費、年間維持費にかかる具体的な金額をみていきましょう。

燃費の比較

コンパスとエスクードの燃費を比較するために必要なスペックを表にしています。

スペックのデータは各公式サイトから引用。

燃費の比較は、エスクードがコンパスよりも4.2km/L効率の良い走行をします。

コンパスは最高出力129kW、最大トルク229Nmのパワフルな馬力を持ち、車両重量は1600㎏であることが燃費を消費する要因に。

使用燃料はどちらもレギュラーガソリンですので、2019年4月現在の平均価格140円を基準値とし、下記の走行距離における金額を算出します。

エクスードの燃費は3割近くコンパスより安い結果になりました。

距離が伸びれば伸びるほど、価格の差は広がる傾向です。

燃費効率のよいSUVモデルを選びたい時はエスクードを、パワフルな乗り心地を楽しみたい人はコンパスがおすすめです。

維持費の比較項目

年間に必要な維持費について、エスクードとコンパスの比較をします。

項目は、自動車税・自動車重量税・自賠責保険・自動車任意保険・車検・印紙代です。

タイヤ、ホイール、車の掃除用具などの消耗品や、駐車料金、有料高速道路代は価格に個人差が出る為、今回は含みません。

自動車税・自動車重量税

エコカー減税対象車であれば割引される自動車税と自動車重量税ですが、エスクードとコンパスはどちらも減税対象車ではありません。

各モデルの納税額は下記の表の通りです。

まず、自動車税について詳しく見ていきましょう。

ソニー損保公式サイトによると、排気量1,371㏄のエスクードと、2,359㏄のコンパスの納税額に差が出る結果です。

引用：「ソニー損保公式」https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde093.html

次に、自動車重量税です。

自動車重量税は車両本体の重量によって納税額が定まります。

国土交通省公式サイトによると、「エコカー免税適用なし」の金額が対象です。

引用：「国土交通省公式」http://www.mlit.go.jp/common/001182263.pdf

エスクードは車両重量1,200㎏、コンパスは1,600㎏の枠に当てはまるため、納税額が異なります。

自賠責保険・自動車任意保険

法律で加入が義務付けられている自賠責保険は、加入期間によって月額当たりの金額が変動します。

一般的には、加入期間が長いほど月額が安くなる傾向があります。

自動車任意保険は法律で推奨されている保険です。

こちらも加入期間に加えて加入条件、被保険者の年齢によって金額が変わります。

エクシードとコンパスにおいては同じ加入条件と仮定し、自賠責保険を15,000円、自動車任意保険を60,000円と設定します。

自動車点検・印紙代

自動車点検ができる場所は、ディーラー店舗やガソリンスタンド、車検代行専門店など様々あります。

今回は、車検代行を務めるSHINMEI公式の金額を参考に、各モデルの費用を比較をします。

引用：「SHINMEI公式」http://www.shinmei.co.jp/support/inspection/price.html

車検は走行距離、年式、使用状況などによって費用が変わります。

コンパスにおいては、海外モデルであるため部品の交換部分によって輸入コストがかかることも懸念されます。

今回は同じ条件の下で比較をするため、車検点検費用と代行手数料、登録印紙代を含み概ね35,000円とします。

年間維持費の比較一覧表

エスクードとコンパスにおける、維持費にかかる各項目を一覧にまとめています。

エスクードとコンパスはエコカー減税対象車ではないため、納税額は通常料金です。

車両重量と排気量の大きいコンパスが、自動車税と自動車重量税が高くなります。

保険、車検関係の費用は、加入条件や外的要件によって左右されるため、今回は同額と仮定しています。

金額に大きな差が出た項目は燃費です。

燃費効率の良いエスクードがコストを安く抑えています。

よって、合計金額の差は43,970円エスクードが安い結果となりました。

まとめ

今回はSUVの人気モデル、スズキのエスクードとジープのコンパスを比較しました。

エスクードは燃費、年間維持費において、コンパスをはるかに下回る低コストでの維持費です。

一方、コンパスは過酷な沼や砂場での走行モードが設定されており、パワフルな乗り心地が特徴です。

各モデルに合わせた魅力が現れた結果となりましたので、ぜひ参考にしてみてください。