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カローラスポーツはトヨタから販売されているハッチバック型の乗用車です。
ガソリンターボ車とハイブリッド車を販売しているため、幅広い年代の方に人気の車種となっています。
一方のレクサスCTは、ハイブリッド車のみを展開しておりレクサスの中では初の「ハッチバック型ハイブリッド専用車」として販売されています。
カローラスポーツは最新の車の一つですが、レクサスCTはベースが30系プリウスなので、基本設計は古いです。
それでもブランド力は違いますよね。
今回は、同じハッチバック型乗用車のカローラスポーツとレクサスCTの維持費や燃費・乗り心地などを比較してみたいと思います。
カローラスポーツとレクサスCTを比較!維持費はどっちが安い?
カローラスポーツとレクサスCTは、それぞれどのくらい維持費が掛かるのでしょうか。
そこでまずは、カローラスポーツとレクサスCTの維持費を次の6つの項目に分けてご紹介していきたいと思います。
- 自動車税
- 重量税
- 車検費用
- 自賠責保険
- 任意保険
- 駐車場代
他にもローンを組む予定の方は月々のローン費用も加わってくると思います。
引用:https://toyota.jp/corollasport/
1つ目は自動車税です。
自動車税は排気量ごとに金額が異なります。
カローラスポーツは、1,300㏄と1,800㏄ハイブリッドの2種類を展開しています。
ですので、自動車税は次のようになります。
- 1,300㏄=34,500円
- 1,800㏄=39,500円
一方のレクサスCTは、1,800㏄なので自動車税は39,500円になります。
2つ目は重量税です。
重量税は自動車の車両重量ごとに決まっています。
カローラスポーツの車両重量は1,330㎏~1,400㎏なので、重量税は7,500円になります。
一方のレクサスCTの車両重量は1,380㎏~1,440㎏なので、カローラスポーツと同じく重量税は7,500円になります。
引用:https://lexus.jp/models/ct/gallery/
3つ目は車検費用です。
車検の場合、どんな車種であっても必ず検査手数料として1,800円が必要になります。
また、車検はディーラーや車検業者など依頼する業者によって金額が変わってきます。
しかし、カローラスポーツもレクサスCTも平均的に車検費用は50,000円~70,000円ほど掛かることが多いです。
ですので、最低でも51,800円ほど掛かると思って頂ければ大丈夫だと思います。
引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design
4つ目は自賠責保険です。
自賠責保険は、新車購入時に3年分の39,120円を支払います。
その後は車検の度に2年分の27,840円を支払います。
ですので、1年あたりで計算すると次の金額になります。
- 1~3年:13,040円
- 4年目以降~:13,920円
また5つ目の任意保険料に関しては、年齢制限や保険内容によって金額が変わってきます。
ですので、一概に金額の比較は難しいのですがカローラスポーツもレクサスCTも大体平均的に年間40,000円~60,000円ほどの任意保険料が掛かると考えておけば大丈夫だと思います。
引用:https://lexus.jp/models/ct/gallery/
最後は駐車場代です。
駐車場代は土地を所有している方は必要ありませんが、賃貸やマンションに住んでいる方は都心部か地方によって駐車場代は変わってきます。
ですので、都心部と地方でそれぞれの駐車場代の平均金額から計算していきます。
- 都心部:30,000円~50,000円/1ヶ月=年間:360,000円~500,000円
- 地方:10,000円~20,000円/1ヶ月=年間:120,000円~240,000円
以上の駐車場代が掛かってくると考えて頂ければ大丈夫だと思います。
更にローンを組んでいる方は、月々のローンの支払いも必要になってきます。
ただし、頭金をいくら入れるか・金利やローンの残高によっても月々の金額は変わってきます。
引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design
そこで、「カローラスポーツ HYBRID G“Z”」と「レクサス CT200h」を例にして比較してみたいと思います。
まず、「カローラスポーツ HYBRID G“Z”」を以下の条件で計算してみます。
- 車両合計金額:2,689,200円(オプション無し)
- 3年ローン
- 5年ローン
- 頭金:1,000,000円
- ボーナス無し
- 残価設定型ローン
3年ローン | 5年ローン | 金利 | |
HYBRID G“Z” | 37,611円~ | 25,920円~ | 4.8% |
(2019年7月現在)
引用:https://lexus.jp/models/ct/gallery/
次に、「レクサス CT200h」を以下の条件で計算してみます。
- 車両合計金額:3,770,000円(オプション無し)
- 3年ローン
- 5年ローン
- 頭金:1,000,000円
- ボーナス無し
- 残価設定型ローン
3年ローン | 5年ローン | 金利 | |
CT200h | 40,081円 | 28,352円 | 4.1% |
(2019年7月現在)
元々の車両販売価格がレクサスCTの方が高く設定されているため、ローン費用はレクサスCTの方が高くなると考えておけば大丈夫だと思います。
引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design
以上の結果から、カローラスポーツとレクサスCTの維持費をまとめると次のようになりました。
カローラスポーツ | レクサスCT | |
自動車税 | 34,500円 / 39,500円 | 39,500円 |
重量税 | 7,500円 | 7,500円 |
車検費用 | 51,800円~ | 51,800円~ |
自賠責保険 | 13,040円 | 13,040円 |
任意保険 | 40,000円~ | 40,000円~ |
駐車場代 | 120,000円~ | 120,000円~ |
ローン費用 | 25,920円~ | 28,352円 |
カローラスポーツの1,300㏄を購入すれば税金は安くなりますが、カローラスポーツの1,800㏄とレクサスCTは税金面ではほぼ同じということが分かりました。
引用:https://lexus.jp/models/ct/gallery/
しかし、車両販売価格はレクサスCTの方が金額が高いので、ローン費用も含めた維持費になるとカローラスポーツの方が安くなると思います。
また、維持費には他にもガソリン代が必要になってくるので、次でご紹介する燃費によって年間維持費は変わってくると思います。
カローラスポーツとレクサスCTを比較!燃費はどっちがいい?
ここでは、カローラスポーツとレクサスCTは燃費について比較してみたいと思います。
まず、カローラスポーツの実際の口コミによる実燃費をまとめると次のようになりました。
引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design
カローラスポーツ | 市街地 | 郊外 | 高速 |
ガソリン車 | 11.5㎞/ℓ~ | 14.7㎞/ℓ~ | 15.1㎞/ℓ~ |
ハイブリッド車 | 24.9㎞/ℓ~ | 27.2㎞/ℓ~ | 25.0㎞/ℓ~ |
次がカローラスポーツの公式で発表されているカタログ燃費になります。(WLTCモード参考)
カローラスポーツ | 市街地 | 郊外 | 高速 |
ガソリン車 | 12.3㎞/ℓ~ | 15.6㎞/ℓ~ | 16.6㎞/ℓ~ |
ハイブリッド車 | 29.4㎞/ℓ~ | 32.9㎞/ℓ~ | 28.8㎞/ℓ~ |
引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design
やはりカタログ燃費にも記載しているように、ハイブリッド車はかなり燃費が良い思います。
ガソリン車もハイブリッド車もカタログ燃費よりも若干実燃費は落ちていますが、カタログ燃費に近い数値を記録しているので、燃費に関してはカタログ燃費を参考にしても良いと思います。
一方、レクサスCTの実際の口コミによる実燃費をまとめると以下の燃費を記録していることが多かったです。
市街地 | 郊外 | 高速 | |
レクサスCT | 20.5㎞/ℓ~ | 23.3㎞/ℓ~ | 23.5㎞/ℓ~ |
引用:https://lexus.jp/models/ct/gallery/
レクサスCTはハイブリッド車なので、市街地や郊外では低燃費を記録していますが高速走行ではなかなか燃費が伸び悩んでいる印象でした。
次に、レクサスCTのカタログ燃費ですが、こちらは市街地・郊外・高速の燃費はメーカー非公開となっていました。
ですので、参考までにグレード別のカタログ燃費を載せておきます。
- version L:26.6㎞/ℓ~
- F SPORT:26.6㎞/ℓ~
- version C:26.6㎞/ℓ~
- normal:30.4㎞/ℓ~
引用:https://lexus.jp/models/ct/gallery/
以上の結果から、燃費に関しては「カローラスポーツ(ガソリン車)<レクサスCT<カローラスポーツ(ハイブリッド車)」の順で低燃費だという事が分かりました。
しかし、燃費はどのような走り方をするかや冬場や夏場によっても変わってきます。
ですので、実燃費はあくまでも参考程度に考えておいた方が良いと思います。
カローラスポーツとレクサスCTを比較!乗り心地はどっちがいい?
最後に、カローラスポーツとレクサスCTの乗り心地を3つの判断材料を元に比較してみたいと思います。
- 運転性能と安全システム
- 外寸と内装(内寸)
- 乗り心地と静粛性
運転性能と安全システム
引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design
まず運転性能についてですが、カローラスポーツは「ダウンサイジングターボエンジン」を採用しているためアクセル操作がしやすく、滑らかに素早く伸びていく加速を体感出来る作りになっています。
一方のレクサスCTは、様々なモードを駆使して走る事が出来るため、気分に合わせた運転が出来ると思います。
また「アトキンソンサイクルエンジン」というエンジンを採用しているため、排気量以上の加速を体感出来る作りになっています。
引用:https://lexus.jp/models/ct/gallery/
続いて安全システムに関しては、カローラスポーツは予防安全性能評価の「ASV+++」の獲得に加えて、衝突安全性能評価の「ファイブスター賞」も獲得しています。
一方のレクサスCTも、「Lexus Safety System +」というレクサス独自の安全システムを採用しており十分な安全システムを装備していると言えます。
安全性に関してはカローラスポーツもレクサスCTも十分備わっているので、安全システムのどの部分を重要視するかによって購入する車種は変わってくるのではないかと思います。
またカローラスポーツは、更に安全性を高めたい方に人気な次の5つの安全装備がセットになっている「安全装備パッケージ」を取り付ける方が多いです。
- ブラインドスポットモニター
- インテリジェントクリアランスソナー
- リヤクロストラフィックオートブレーキ
- サンドターンランプ付きオート電動格納式リモコンカラードドアミラー
- バックカメラ
ですので、カローラスポーツの購入を検討している方は取り付けてみても損はないと思います。
外寸と内装(内寸)
引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design
次はカローラスポーツとレクサスCTの外寸と内装を比較してみたいと思います。
まず、カローラスポーツとレクサスCTの外寸は以下のようになります。
(単位:㎜) | カローラスポーツ | レクサスCT |
全長 | 4,375 | 4,355 |
全幅 | 1,790 | 1,765 |
全高 | 1,460 | 1,450~1,460 |
次がカローラスポーツとレクサスCTの内寸になります。
(単位:㎜) | カローラスポーツ | レクサスCT |
室内長 | 1,795 | 1,765 |
室内幅 | 1,510 | 1,470 |
室内高 | 1,155 | 1,135 |
引用:https://lexus.jp/models/ct/gallery/
まず外寸からですが、全長と全幅はカローラスポーツの方が長く全高についてはほぼ同じという結果になりました。
ですので、若干カローラスポーツの方が大きく見えるのではないかと思います。
一方の内寸は、カローラスポーツの方が室内空間は広めに作られていることが分かります。
つまり、少しでも室内空間が広い方が良い方はカローラスポーツの方がおすすめだと思います。
乗り心地と静粛性
引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design
最後は乗り心地と静粛性に関してです。
カローラスポーツの乗り心地は、公式HPの内装の口コミを見てみると「シンプルなのに高級感を感じる」や「シートの質感がとても良い」という高評価の口コミが多かったです。
一方のレクサスCTの乗り心地は、レクサスという高級車ということもありこちらもシートの質感やデザインなどにこだわっている印象でした。
またレクサスCTを購入する方の人気オプションが、充電が切れてしまっても車内で充電出来ればいざという時助かるという理由で、車内の後部座席でも充電が出来る「アクセサリーコンセント 」が人気です。
静粛性に関しては、「カローラスポーツ1.8ℓ」と「レクサスCT」はハイブリッド車なので静粛性は抜群に優れていると思って大丈夫だと思います。
引用:https://lexus.jp/models/ct/gallery/
カローラスポーツ1.2ℓのみガソリン車なので、ハイブリッド車に比べると静粛性は劣ってしまうと思います。
ですので、静粛性にこだわりたい方は「カローラスポーツ1.8ℓ」か「レクサスCT」を選んだ方が良いと思います。
カローラスポーツとレクサスCTを比較!のまとめ
今回は、カローラスポーツとレクサスCTの維持費や燃費・乗り心地について比較してきました。
先に紹介した、維持費にガソリン代を含めた合計をまとめますと次のようになりました。
・カローラスポーツ:342,760円~
・レクサスCT:350,192円~
引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design
カローラスポーツとレクサスCTも排気量によっては税金が同じなので、どのグレードの車種を購入するか・月々のローンをいくらで組むかによって維持費は変わってくると思います。
ローンの支払いが月数千円の差でレクサスCTが買えるなら…と思ってしまいますね。
個人的には、維持費の面から見ればカローラスポーツの方がおすすめですが、車を購入する際は維持費以外にも外観や内装なども参考にするべきだと思います。、
ですので、自分の気に入った車を購入するのが一番だと思います。
また、以上の金額はあくまでも今回の比較内容を元に割り出した維持費になります。
ですので、詳細な見積もりなどが知りたい場合はトヨタやレクサスのお店に足を運んで詳しく販売員の方に聞くことをおすすめします。
・アイキャッチ画像上段:https://toyota.jp/corollasport/
・アイキャッチ画像下段:https://lexus.jp/models/ct/features/
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