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今回は3ナンバー新型セダンを比較し人気ランキング化してみました。
近年のSUVブームやミニバン人気に押され、セダンの販売台数は下降気味ですが高級感を求める方やクルマ本来の楽しみを求める方に根強い人気があります。
3ナンバーセダン人気ランキング10位~4位
10位:レクサス・LS500
引用:https://lexus.jp/models/ls/
国産セダンの中で最高級のセダンに乗りたい方に人気が高いレクサスLSシリーズ。
LS500hは、レクサスのフラッグシップモデルです。
車両価格はEXECUTIVEが1600万円以上と日産GTRとトップを競います。
もちろん、走行性能や車内装備などは期待を裏切らないスペックとなっており、高級車の代表とも言えるドイツ車のフルサイズセダンにも負けていません。
威風堂々とした佇まいは他のセダンとは一線を画します。
9位:マツダ3
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/
アクセラから社名変更して新たに発売されたマツダ3。
マツダブランドを強調する意味でも欧米で使用しているものと同じネーミングが採用されました。
引き算の美学の考えをもとに「エレガントで上質なスタイル」をコンセプトにした流麗なボディはセダンを感じさせません。
第2世代に進化したスカイアクティブテクノロジーに新採用された「スカイアクティブビークルアーキテクチャー」により、理想の運転姿勢を実現し適切なドライビングポジションをサポートします。
「G-ベクタリングコントロールプラス」は、エンジントルク変動制御にブレーキ制動による車両姿勢の安定化制御を加えて、滑らかで安定した走りを高めました。
8位:マツダ・アテンザセダン
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/atenza/
マツダのフラッグシップモデルであるアテンザセダン。
ダイナミックで美しいエクステリアと優れた機能性が特徴です。
現行モデルは3代目を迎え、ガソリンエンジンモデルに加え、国内向けのアテンザでは初となるクリーンディーゼルエンジン搭載モデルが設定されました。
アイドリングシステム「i-ストップ」に減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」を装備したことで燃費向上に成功。
クリーンディーゼルエンジン搭載モデルの燃費は22.4km/Lを叩き出しています。
7位:トヨタ・マークX
引用:https://toyota.jp/markx/
マークⅡの後継車種として誕生したのがマークX。
現行モデルは2代目となり、マークⅡも含めると11代目になるロングセラーモデルです。
マークXの魅力であるスポーティーさはそのままに、ワイド化したことで先代よりもどっしりと構えた骨太なエクステリアに進化しました。
排気量は3Lから3.5Lにパワーアップした他、トランスミッションは6速に統一するなど機能面を向上。
さらにエアバッグを7個搭載、アクティブヘッドレストの装備など安全性能も向上しています。
上質でスポーティーな走りを堪能したいという方に人気が高い1台です。
6位:スバル・レガシィB4
引用:https://www.subaru.jp/legacy/b4/
「美しさ」「スタイリッシュさ」よりも「力強い」「塊感」があるセダンに乗りたいならレガシィB4がおすすめです。
スバルのフラッグシップモデルとなるセダンがレガシィB4。
2014年10月に発売となった現行モデルは、デザイン哲学「DYNAMIC×SOLID」をテーマに、安心と愉しさを感じさせてくれるエクステリアです。
フラッグシップモデルというだけあり、車内は快適性に優れており、全席で優雅にくつろぐことができるほどの余裕のある空間を実現しています。
車内には高級感を演出する加飾や装備はありませんが、乗ったときにこそ感じられる自然な高級感があります。
5位:ホンダ・シビック
引用:https://www.honda.co.jp/CIVICSEDAN/
ホンダ・シビックは、2010年に国内販売を終了し海外販売に専念していましたが、2018年9月に国内復帰しました。
現行モデルは10代目となり、ハッチバックモデルに比べるとセダンの走行性能はややおとなしめです。
ハッチバックよりも130mmも長く設計された全長は、後部席にもゆとりをもたらし、ゆったりと座ることができます。
荷室は519Lもの容量を確保し、9.5インチのゴルフバッグを4個積載できるなどセダンとは思えないほどの積載力も魅力の一つ。
パワートレインはダウンサイジング化した1.5Lターボエンジンを搭載し、2.4LのNAエンジン並みのパワーを引き出し、小さな排気量でも走行性能は十分で、セダン本来の走りを楽しめます。
4位:トヨタ・カムリ
引用:https://toyota.jp/camry/
惜しくもランキング上位にランクインしませんでしたが、それでも健闘しているのがトヨタ・カムリ。
2017年7月にフルモデルチェンジし、現行モデルは10代目を迎え、売れ行きは好調でクラウンにも迫る勢いを見せています。
スタイリッシュとユーティリティの高さがセダンの根強い人気を後押しした一台といえます。
カムリは世界戦略車としてキャラクターを強め、海外での人気も高いです。
引用:https://toyota.jp/camry/
フルサイズセダンとなると装備は豪華という常識がありますが、カムリの場合は現行モデルでも華美とは言えませんが、シンプルながらも上質さを感じさせてくれる造りです。
ボディサイズはクラウンよりも大きく、全長4910mm、全幅1840mm、最小回転半径5.7~5.9mと国内向けではなく北米を中心とした世界戦略車であることがわかります。
そのため、カムリは多少の不便はつきものと割り切ることが必要で、それでも個性の強いセダンに乗りたい方におすすめです。
引用:https://toyota.jp/camry/
トヨタの新プラットフォーム「TNGA」を採用し、低重心化、パーツの小型化、高剛性化などを実現しワイド&ローフォルムで操舵性と安全性能が向上。
横揺れを軽減し車内の静粛性を向上させた点も魅力的で、全席どこに座っていても快適性が変わらないセダンに仕上がっています。
3ナンバーセダン人気ランキング3位は?
引用:https://toyota.jp/crown/
セダン人気ランキング3位に見事ランクインしたのはトヨタのクラウンです。
2018年6月にフルモデルチェンジをし、現行モデルは15代目を迎えました。
このところのクラウンはキープコンセプトが続いていましたが、15代目で大胆に変身を遂げました。
かつての保守的なスタイリングを刷新し、ドイツの高級セダンを思わせるクーペスタイルを取り入れています。
引用:https://toyota.jp/crown/
クラウンは乗員の快適性を重視してきましたが、15代目からは日本国内の走行を重視した造りへと変わりました。
もちろん従来どおり快適性は良く、先代よりも向上していますが、それよりも注目したいのが走行性能。
新技術投入、操舵性の向上、ハイパワー爽快な走りです。
全長とホイールベースは先代よりも長く設定していますが、全幅は変わらず1800mmで、フルサイズセダンでも狭い道を通ることを考慮しているため全幅は広げていないのです。
また、最小回転半径は最大で5.5mと比較的小さいのも運転する上で嬉しいポイント。
引用:https://toyota.jp/crown/
新型クラウンの大きなウリは「T-Connect for CROWN」です。
トヨタのオペレーターセンターにつながる専用通信機プラスナビを装備し、スイッチ操作だけでオペレーターセンターにつなぐことができ、様々な通信サービスを利用することができます。
たとえば、目的地を告げると目的地が転送されますし、必要であればホテルやレストランの予約を代わりに行ってくれるなどドライバーの負担を軽減すると同時に豊かなカーライフを提供してくれます。
3ナンバーセダン人気ランキング2位は?
引用:https://www.subaru.jp/impreza/g4/
ランキング2位はスバル・インプレッサG4です。
インプレッサは世界ラリー選手権向けに開発された車種だけあり、スポーツモデルが人気でしたが、撤退後は運転の愉しさと安全性能をウリにしています。
マニア向けとされていたインプレッサですが、大きく方向転換したことが功を奏し、一般ユーザーからも支持されるようにしました。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/g4/
新型インプレッサG4の大きな変更点は新プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」の採用です。
低重心化、軽量化、衝撃吸収能力の改善など次世代スバル車の基礎になるプラットフォームです。
新プラットフォームを採用したことにより、操舵の安定性と応答性が高まり、ドライバーは想いのままに運転できる愉しさと、運転による疲労軽減の両方を実現しています。
引用:https://www.subaru.jp/impreza/g4/
インプレッサG4は先代よりもボディをワイド化していますが、新プラットフォームのおかげで視認性が向上し死角が少ないというメリットも手に入れました。
最小回転半径は5.3mで3ナンバーセダンとは思えない取り回しの良さを実現しています。
また、クーペスタイながらも荷室容量が犠牲になることはなく、ゴルフバッグは最大4個積載することができます。
後部席シートを前に倒せば長尺物を積載することも可能で、セダンでもハッチバッグのような使い勝手の良さも魅力です。
3ナンバーセダン人気ランキング1位は?
引用:https://toyota.jp/prius/
セダン人気ランキング見事1位に輝いたのはトヨタのプリウスです。
一見するとハッチバックにも思えるシルエットですが、トランク部分が独立した立派なセダンです。
現行モデルは4代目を迎えましたが、3代目プリウスと比較すると販売台数の伸びは今ひとつ。
大きな原因とされていたのが未来的なデザインを取り入れたことで、従来のプリウスユーザーが他のハイブリッドカーに流れていったことが考えられます。
しかし、マイナーチェンジで酷評だったフロントフェイスを変更し、新デザインの評価は上々。
これを機に売れ行きが従来のように戻るのではないかと予想されます。
引用:https://toyota.jp/prius/
新型プリウスには様々な新技術が搭載されていますが、その中でも大きな目玉と言えるのが新型プラットフォームの「TNGA」です。
車の根本的な部分となるプラットフォームを刷新したことで、低重心化や車内の快適性の向上、走行性能の向上、先進安全技術の搭載などのメリットをもたらしています。
プリウスと言えば優れた燃費性能ですが、エントリーモデルで40km/L超えを達成しており、国内販売されるハイブリッドカーでトップの数値となっています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は3ナンバーセダンの人気ランキングをお届けしましたが、3ナンバーセダンは魅力的なラインナップでどれにしようか迷ってしまいますね。
価格はやや高めなモデルが多いですが、不人気車に分類されるため上質な車種でも中古車なら手頃な価格で手に入れることも可能です。
クルマ本来の魅力を持っているのがセダンです。
ぜひ自分にぴったりな一台を見つけてください。