アルファロメオジュリア vs フーガ 徹底比較！どっちが買い？維持費・燃費・乗り心地は？

比較対象のモデルは、スポーティーセダンと呼ばれる「アルファロメオ　ジュリア2,0　TURBO SUPER」と、フーガモデルランキング1位の「日産　フーガ　HYBRID ２WD」を選定。

今回は、燃費・維持費・乗り心地について具体的な費用を算出しながら比較をします。

乗り心地の比較

フーガとアルファロメオ　ジュリアの乗り心地をご紹介します。

まず、フーガのボディサイズは、全長4980㎜×全幅1845㎜×全高1510㎜の乗車定員数5名のモデル。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html

ドライバー周りには、最先端技術を用いたコクピットや液晶パネルが搭載されており、プレミアムセダンの高級な雰囲気が出ています。

シートは本革素材を使用し、身体にフィットする滑らかな座り心地が特徴。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html

エンジンはハイブリットの搭載により、ダイナミックな走りをします。

運転時の車内は、ハイブリットにより、静寂性のある落ち着いた車内空間が魅力的。

V型6気筒ターボエンジンの搭載により、パワフルで逞しい走りを楽しむことができます。

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html

次に、アルファロメオ　ジュリアの乗り心地について見ていきましょう。

アルファロメオ　ジュリアのボディサイズは、全長4645㎜×全幅1865㎜×全高1435㎜であり、乗車定員数はフーガと同じく5名。

ボディサイズは全高と全長がフーガより一回り小さく、フーガが一回り大きいですが、全幅においてはアルファロメオ　ジュリアが20㎜大きい設計です。

引用：https://www.alfaromeo-jp.com/models/giulia/super/

イタリアメーカーのアルファロメオは、スポーティーセダンを意識した、ラグジュアリーでシャープなデザインをジュリアに搭載しています。

インテリアは真珠の輝きをイメージして造られた、開放的で高級感のある車内空間に。

引用：https://www.alfaromeo-jp.com/models/giulia/super/

ドライバー席の乗り心地は、ダッシュボードに埋め込まれた8,8インチの大型ディスプレイによって、様々な利便性の高い機能を使用することが可能。

フーガと同様に、ドライバー席近くにはコクピットが設けられており、ドライバーの運転を快適にする、様々なアイテムが揃っています。

アルファロメオ　ジュリアは走行を意識し、設計されたボディは車両重量1,590㎏の軽量化をしており、スポーティーな走りが特徴です。

燃費の比較

アルファロメオ　ジュリアとフーガの燃費を比較をします。

下記表は、各メーカーの公式サイから、モデルスペックの情報を引用しています。

フーガのエンジンは、V型6気筒ターボエンジンを搭載しており、最高出力は306PS最大トルク5000rpmのパワフルな走行が可能です。

どちらも同じ5人乗りのモデルですが、アルファロメオ　ジュリアよりもフーガのエンジンがより大きいことが読み取れます。

JC08 モードで算出された各モデルの燃費において、ハイブリットモデルであるフーガが、アルファロメオ　ジュリアよりも3,9km/Lの効率の良い走りをします。

では、具体的な走行距離を定め、燃費を比較していきましょう。

ハイオク価格は、2018年3月平均の150円と仮定して以下算出します。

100km当たり230円の差が出ています。

普段から長距離走行をする方は、5000kmの時点で11,525円の差額。

コストをより抑えたい時はハイブリット車のフーガを、短距離走行の場合はアルファロメオ　ジュリアを選択することができます。

各項目における維持費の比較

維持費にかかる必要な項目は、自動車税・自動車重量税・自賠責保険・任意保険・車検・印紙代です。

その他、個人差の出やすい有料高速道路代や備品、駐車場代は比較対象項目に含めていません。

それでは、アルファロメオ　ジュリアとフーガにおける各項目の差額を比較します。

自動車税

自動車重量税の具体的な金額は、ソニー損保の公式サイト上で下記の通り公表しています。

排気量から定まっている自動車税は、アルファロメオが39,500円、フーガは58,000円であり、その差は年間18,500円。

引用：https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde093.html

自動車重量税

自動車重量税は自動車重量によって納税額が定められています。

アルファロメオ　ジュリアはエコカー減税対象車ではないため、通常の納税金額です。

フーガのハイブリット車は日産公式サイトによると、エコカー減税が対象と公表しており、75％の割引が適用されます。

引用：http://www.nissan.co.jp/EVENT/TAX/FUGA/

各モデルの1回目と2回目の自動車重量税の納税額は下記の表の通りです。

2回目車検時の納税額の差は、27,800円アルファロメオ　ジュリアが高い金額です。

自賠責保険・自動車任意保険

保険に関しては、車のスペックに関わらず、加入条件によって価格が左右されます。

自賠責保険の12ヶ月間の平均価格は、概ね15000円。

自動車任意保険は概6万～12万円が目安です。

今回は、自賠責保険と自動車任意保険における加入条件を同等の内容とするため、同額とします。

自動車点検・印紙代

車の排気量、使用状況、走行距離や年式によって車検費用は変動。

アルファロメオ　ジュリアの排気量1995㏄よりもフーガの排気量は3498㏄と差があるため、フーガの車検代が高く設定される事が予想されます。

一方、アルファロメオ　ジュリアは海外モデルであるため、部品交換の修理の状況によっては海外輸入となり時間と費用が掛かることも。

今回は、モデルの使用条件などの比較条件を同等にした上で費用を算出します。

車検を行うSHINMEI公式サイトの情報を元に、アルファロメオ　ジュリアは概ね35000円、フーガは40000円の金額と想定します。

引用：http://www.shinmei.co.jp/support/inspection/price.html

維持費一覧のまとめ

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html
引用：https://www.alfaromeo-jp.com/models/giulia/super/

以下、アルファロメオ　ジュリアとフーガの年間維持費の項目を一覧です。

車両重量や排気量はフーガがアルファロメオ　ジュリアを上回っていたが、合計金額は安い結果に。

フーガの維持費が安い理由としては、エコカー減税の対象車であること、ハイブリット搭載により燃費が良いことが挙げられます。

両車における年間コストの差額は11,443円。

年間の走行距離が長距離である場合は燃費コストが抑えられるフーガがおすすめですが、短距離走行を目安とする人はアルファロメオ　ジュリアも魅力的なモデルです。

まとめ

今回は、アルファロメオ　ジュリアとフーガを対象に年間の維持費や燃費、乗り心地に付いて比較をおこないました。

両車共に乗車定員数刃５名、ボディサイズは似ているモデルです。

燃費の比較は、ハイブリット搭載のフーガがより効率の良い走りとなり、総合的な年間維持費の差額は11,443円フーガが安い結果となりました。

年間を通して長距離走行を目的とする場合はフーガがおすすめですが、短距離走行の場合はアルファロメオ　ジュリアも魅力的なモデルですので、ぜひ総合的に判断し選択をしてみてください。