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日本が誇るコンパクトカー。その中でもハイブリッドモデルではなく、純粋なガソリンエンジンのみのコンパクトカーについて取り上げてみたいと思います。
トヨタの「パッソ」、そして三菱の「ミラージュ」の2台の維持費、燃費、乗り心地を徹底比較。
メーカーが違うと、細かな点が異なるため非常に面白く、興味深いです。
自動車を購入する際、ぜひ参考にしていただければと思います。
パッソとミラージュのスペック比較
パッソ
引用:https://toyota.jp/
- 直列3気筒自然吸気エンジン
- 排気量996cc
- 最高出力69馬力 最大トルク92N・m
- 車両重量 910kg
- 使用燃料 レギュラーガソリン
- ホイールベース 2490mm
- トレッド フロント/リア 1465mm/1475mm
- 最小回転半径 4.6m
パッソの特徴は、1リッタ―の小排気量と1トンを切る軽量な車体です。
最小半径もとても小さく、自動車としての魅力をたくさん備えています。
それでいてパワーとトルクも車体に応じて十分な数値が出ている点も、満足のいくポイントとなっています。
ミラージュ
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/index.html
- DOHC 12バルブ3気筒エンジン
- 排気量1192cc
- 最高出力78馬力 最大トルク100N・m
- 車両重量 900kg
- 使用燃料 レギュラーガソリン
- ホイールベース 2450mm
- トレッド フロント/リア 1430mm/1415mm
- 最小回転半径 4.6m
ミラージュの特徴は、とにかく車体が軽い点です。
エンジンは1.2リッターでありながら、パッソよりも10キロ軽い点は見逃せません。
また、ホイールベースもパッソより40ミリ短く、小回りの利く車体となっています。
最小回転半径もパッソと同等で、狭い道でもスイスイと走り抜けてくれそうです。
維持費の比較
パッソ
引用:https://toyota.jp/
- 自動車税 新車購入時50%軽減 以降1年あたり29500円
- 自動車取得税 50%軽減
- 自動車重量税 新車購入時&初回車検時 40%軽減 それ以降車検時10000円
パッソの自動車税全般に言えることは、平成32年度の燃費基準を10%上回っているため、自動車購入時の税金が軽減されるメリットを受けられることです。
これはとてもお得。車体価格も抑えめなので、非常にうれしいポイントです。
ただし、減税を受けられるのは、自動車税と自動車取得税は平成31年3月末での登録車、自動車重量税は平成31年4月末までの登録車に限るので、気を付けたいところです。
ミラージュ
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/index.html
- 自動車税 1年あたり34500円
- 自動車取得税 20%軽減
- 自動車重量税 新車購入時&初回車検時25%軽減 それ以降車検時10000円
ミラージュの自動車税は、平成32年度の燃費基準を達成しているため、上記の通りの減税が受けられます。
車両重量も軽いため、毎年の重量税が抑えられる点もメリットの一つ。
ただし、こちらも減税を受けられるのは、自動車税と自動車取得税は平成31年3月末での登録車、自動車重量税は平成31年4月末までの登録車に限るので、気を付けたいところです。
燃費の比較の結果:パッソの勝利です。
燃費基準10%達成における優位性と、排気量が小さいため1年間の自動車税が低く抑えらえる点が大きなポイントでした。
ただし、減税対象となる期間には限りがある点と、今後自動車税額が変更される可能性もあるため、注意する必要があります。
燃費の比較
燃費についての比較です。わかりやすくするため、1年間での走行距離を10000キロ、レギュラーガソリンの価格を140円として年間のガソリン代について計算してみます。
パッソ
引用:https://toyota.jp/
- 28.0km/L(JC08モード) 21.0km/L(WLTCモード)の中央値24.5km/Lとします
- 1年間の燃料消費量 10000÷24.5≒408.2L
- 1年間のガソリン代 408.2×140=57148円
パッソの場合、ガソリン消費量のカタログ値が多少の差があるため、中央値で算出することにしました。
実際はもっと燃費が良いかもしれませんが、それでも年間のガソリン代は非常に少なく抑えられることがわかります。
ミラージュ
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/index.html
- 23.8km/L(JC08モード)
- 1年間の燃料消費量 10000÷23.8≒420.2L
- 1年間のガソリン代 420.2×140円=58828円
ミラージュの場合、カタログ値が基準のJC08モードのみの表記であったため、この値で算出しました。
実際の燃費はこの数値より低くなることが多いため、もう少しガソリン代はかかりそうです。
それでも、この数値は優秀でしょう。不満になることはありません。
燃費比較の結果:パッソの勝利。
カタログ値が世界基準のWLTCを採用してるため、信頼性が高いことが勝利のポイント。
ただし、2台の差はごくわずかで、あまりこの数値を気にする必要はないでしょう。
あとは、運転の仕方を工夫すればOKです。
乗り心地を比較
パッソ
引用:https://toyota.jp/
乗り心地を左右するサスペンション形式は
- マクファーソンストラット式コイルスプリング
- トーションビーム式コイルスプリング
となっています。ボディ剛性とサスペンションを磨き上げ、コーナリング時の左右の揺れ残りを軽減。
路面のギャップを拾う際のピッチングも抑えてあるといいます。
また、中低速域での静粛性にも気を配った設計がされていて、ロードノイズも大幅に低減されています。
街中での走り以外でも、長距離のドライブにも適した走行性能で、乗り心地は歴代パッソと比べても良いものとなっています。
ミラージュ
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/index.html
ミラージュのサスペンション形式も
- マクファーソンストラット式(スタビライザー付)
- トーションビーム式コイルスプリング
となっており、パッソと同様の足回り構造となっています。
ただし、ミラージュのエンジンは「MIVEC」と呼ばれるシステムを搭載し、走行状況に応じてバルブタイミングを制御する機能が備わっています。
このため、力強く、きびきびとした走行が可能になり、特に長距離での走行安定性に貢献している点は注目できます。
また、トランスミッションのCVTの作りもよく、変速ショックも小さいため、スムーズな走行フィールを楽しむことができます。
乗り心地の比較結果:ミラージュの勝利。
とくにエンジンのフィーリングについてはミラージュのほうが一枚上手といった感じでしょうか。
それでも、パッソも非常にいいエンジンを搭載していて、足回りも共通しているため、これはそれぞれの個体差であると言えるかもしれません。
パッソ vs ミラージュ 徹底比較!どっちが買い?まとめ
引用:https://toyota.jp/
パッソ vs ミラージュ 2台の差はわずか
- パッソは小排気量・自動車税軽減を受けられる金銭面でも優秀なスモールコンパクト
- ミラージュはパッソに劣らないきびきびとした走りと、高速走行が快適な一台
今回、パッソとミラージュの比較を行ってみて、気づいた点が一つありました。
それは、ガソリンエンジンのコンパクトカーにも魅力がたくさんあって、このジャンルのクルマはもっと成長していってほしいと思ったことです。
税金も安く済むし、ガソリン代も抑えられる。
それでいてエンジンならではの走りの楽しさとがあり、乗り心地もどんどん良くなっていっているからです。
正直、この2台はほとんど差がないと言っていいレベル。
維持費の面でも小排気量としての経済性を持っていますし、燃費も非常に優秀な数値といえます。
乗り心地の面でも、最近の日本のメーカーの努力が感じられるほど静かで、高速性能も向上しているため、満足のいく仕上がりとなっています。
最近はコンパクトカーにもハイブリッドが備わったり、電気自動車への流れができつつある時代ですが、ガソリンエンジンのコンパクトカーも面白い選択肢です。
むしろ、このようなクルマが企業同士互いに競い合って、ますますいい一台ができることを望みます。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/index.html