【ハリアー】VS【ボルボXC60】比較するとどっちがお得?維持費・燃費・乗り心地

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国内で高い人気を誇るSUVトヨタ・ハリアーと2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したボルボXC60。

今回は、高級感を纏ったトヨタ・ハリアーとダイナミック・スウェディッシュSUVであるボルボXC60の維持費・燃費・乗り心地の3点について徹底比較してみたいと思います。

 

 ハリアーとボルボXC60を比較!維持費はどちらがお得?

 

ハリアーとボルボXC60の維持費について、年間にどのくらいのお金がかかるのか調べてみました。

 

ハリアーの維持費

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引用:https://toyota.jp/harrier/index2.html

ハリアーには3種類のエンジンバリエーションがあり、2.0Lガソリンと2.0Lガソリンターボ、2.5Lハイブリッドシステムの設定があります。

vs維持費表ハリアー

 

上の比較表を見ると、年間の維持費ではハイブリッド車が一番安くなっています。

なかでもガソリン代のところが一番大きな差になっているようです。

とくに、ハイブリッド車とターボ車では年間のガソリン代で8万円弱の違いがあります。

ターボ車は使用燃料が無鉛プレミアム(ハイオク)となるために、ガソリン代は高くなってしまいます。

 

ボルボXC60の維持費

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引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60/expressions/inscription

ボルボXC60には4種類のパワートレインが設定されています。

2.0Lディーゼルエンジン搭載の「D4」、2.0Lガソリンターボエンジン搭載の「T5」、2.0Lガソリンターボ&スーパーチャージャー搭載の「T6」、プラグインハイブリッドモデルの「T8 Twin Engine」がラインナップされています。

VS維持費表XC60

 

上記の表から、年間維持費が最も安いのはディーゼルエンジン搭載の「D4」になります。

やはり燃費が他のグレードに比べて良いことと、使用燃料が安い軽油であることが大きいように思います。

 

次に安いのはプラグインハイブリッドの「T8 Twin Engine」になります。

プラグインハイブリッドの「T8 Twin Engine」はガソリンを使わないEV走行が可能なため、毎日充電をしてEV走行だけをしたとするとガソリン代は減り、年間維持費もさらに安くなります。

 

あと、任意保険のところで、「T6」だけ保険料が少し高くなりました。

他グレードに比べてハイパフォーマンモデルになっているため、保険料率が高いのかもしれません。

 

ハリアーとボルボXC60の維持費比較まとめ

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引用:https://toyota.jp/harrier/index2.htmlーhttps://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60/expressions/inscription

年間維持費が一番安いのは、わずかな差でボルボXC60のディーゼルエンジンを搭載した「D4」になっています。

ガソリン代のところではほとんど差がないものの、自動車税と任意保険料の差がそのまま年間維持費の差になっているようです。

今回見積もりを出した通販型の自動車保険ではこのような保険料になっていますが、契約する保険会社によっては異なってくると思います。

 

ハリアーのガソリンモデルとボルボXC60のプラグインハイブリッドモデル「T8 Twin Engine」は、ほぼ同じくらいの年間維持費になりましたが、EV走行が可能なボルボXCのほうは使い方によってはガソリン代がさらに安くなると思います。

 

今回の計算をする上でのそれぞれの項目の条件などを以下に示しておきます。

また、維持費だけの比較としているので、車両の購入費用は考えていません。

 

自動車税

4月1日の所有者に対して課税され、税額は排気量などによって異なる仕組みとなっています。

 

自動車重量税

クルマの重さによって税額が変わる税金で、自家用乗用車は車両の重さ0.5トンごとに4,100円/年になります。

ハリアーの車両重量は1,580~1810kgなので、年間の税額は16,400円となります。

ボルボXC60の車両重量は1,830~2,180kgとなっていて、年間の税額は16,400円20,500円となります。

 

自賠責保険

自賠責保険は強制的に入らされる保険で、車検時の車検費用の中に含まれていることがほとんどなのであまり気にされる方はいないかもしれません。

2018年度の自賠責保険料は、12ヶ月(年間)で15,520円となっています。

 

任意保険

任意保険は大手通販型で見積もりをしてみましたが、条件は以下の通りです。

年齢制限なし、17等級、ゴールド免許、年間走行距離11000km以内、運転者限定なし、対人・対物無制限、車両保険なし

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車検費用

車検費用には、税金などの法定費用と車検手数料、部品などの修理交換費用が含まれます。

法定費用に大きな差はないと思いますが、車検手数料は依頼する店舗により異なってくると思います。

ここでは、車検代は2年おきにかかる費用として10万円と仮定し、年間では5万円としています。

 

ガソリン代

ガソリン価格はレギュラーが1Lあたり140円、ハイオクが1Lあたり150円、軽油が1Lあたり120円とし、走行距離は月間1,000kmで年間12,000kmと仮定しています。

 

ハリアーの実燃費をガソリン車は11.5km/L、ターボ車は9.5km/L(ハイオク)、ハイブリッド車は15km/Lとして計算しています。

 

対してボルボXC60は実燃費を「D4」が13km/L(軽油)、「T5」が9km/L(ハイオク)、「T6」が8km/L(ハイオク)、「T8 Twin Engine」が11.5km/L(ハイオク)としています。

 

駐車場代

駐車場は場所によって料金が異なると思いますが、ここでは月に1万円、年間12万円としています。

 

 ハリアーとボルボXC60の比較!低燃費なのは?

 

続いては、2車種の燃費について見ていこうと思います。

燃費には、メーカー公表のカタログ燃費と実際に使用した場合の実燃費がありますが、特にユーザーにとって重要なのは実燃費になります。

 

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引用:https://toyota.jp/harrier/index2.html

ハリアーの燃費は?

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ハリアーのカタログ燃費(JC08モード)は、2.0Lエンジンが14.8~16.0km/L、2.0Lターボエンジンが12.8~13.0km/L、ハイブリッド車が21.4km/Lとなっています。

 

さすがはトヨタのハイブリッドシステムといったところでしょうか。

ハリアーの車格から考えても、21.4km/Lというのは驚異的な数値だと思います。

実燃費の口コミを見ると平均で15~16km/L前後になりそうです。

しかし、思ったほどハイブリッド車の燃費が伸びないと感じられている方もいるようなので、やはり乗り方次第で大きく変わってくるようです。

 

ガソリン車の実燃費を見ると、11~12km/Lくらいになりそうです。

 

ハリアーのターボエンジンは、低回転から高回転まで高トルクを確保するツインストロークターボチャージャーを採用し、胸をすくような気持のよい加速フィールを味わえます。

実燃費は9km/Lあたりで、しかもハイオク仕様となっているのでガソリン代は覚悟した方が良いかもしれません。

 

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引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60/expressions

ボルボXC60の燃費は?

VS燃費表xc60

ボルボXC60のカタログ燃費(JC08モード)は、「D4」が16.1km/L、「T5」が12.6km/Lとなっていて、「T6」が11.5km/L、「T8 Twin Engine」が15.7km/Lとなっています。

 

実燃費の口コミを見ると、「D4」は13~15km/Lのようですが、高速道路では19~20km/Lの燃費を記録したとの口コミもありました。

 

「T5」は9km/Lくらいになりそうで、「T6」は8~9km/Lくらいのようです。

 

「T8 Twin Engine」では11~12km/Lの燃費をキープし、バッテリーの充電レベルが高い状態からスタートすれば、もう少し燃費の向上も期待できます。

また、10.4kWhのリチウムバッテリーを搭載していて45.4kmのEV走行が可能になるので、毎日充電をしてEV走行だけをしたとすると燃費はもっと伸びることになります。

 

ハリアーとボルボXC60の燃費比較まとめ

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引用:https://toyota.jp/harrier/index2.htmlーhttps://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60/expressions/inscription

カタログ燃費、実燃費ともにハリアーハイブリッドの燃費は圧倒的に優れています。

しかし、ボルボXC60のディーゼルエンジンを搭載した「D4」は高速道路などの高速走行ではカタログ燃費以上の実燃費を叩き出すことも可能なようです。

しかも燃料代の安い軽油を使用できる点は見逃せないポイントとなり、ガソリン代トータルではハリアーハイブリッドと同じくらいになるかもしれません。

 

また、ボルボXC60のプラグインハイブリッド「T8 Twin Engine」は、自宅のコンセントで充電し、毎日の買い物に使う程度ならば、EV走行だけでガソリンを使用しない走り方も可能になります。

 

ハリアーとボルボXC60の比較!乗り心地が良いのは?

 

最後は乗り心地について比べてみたいと思います。

ただし、乗り心地の感じ方は乗った人によって変わってくるので、全ての人が同じ感想を抱くかは難しいところだと思います。

しかし、様々な口コミなどから評価をしてみたいと思います。

 

ハリアーの乗り心地

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引用:https://toyota.jp/harrier/interior/comfort/?padid=ag341_from_harrier_in_comfort04#

・ふわふわとした乗り心地で、絨毯の上を走っているかのような乗り心地がする。

・長時間走行でも疲れませんが、段差での突き上げ音は大きめです。

・車内環境は過ごしやすく、長距離ドライブでもストレスを感じにくいです。

・乗り心地は良いです。少し柔らかい感じもします。

・車内環境は過ごしやすく、長距離ドライブでもストレスを感じにくいです。

・路面の継ぎ目などのショックが車内に入ってくる。エンジン音も結構入ります。

・ハイブリッド車では、走り出しがスムーズで乗り心地も滑らか。

 

いかがでしょうか。

乗り心地のふわふわ感を挙げられている口コミが目につきましたが、これは好みの問題だと思います。

車高の高いSUVなので、コーナリング時のロールはある程度仕方ないかもしれません。

また、前車で上級セダンなどに乗られていた方は、ふわふわとする乗り心地が気になるかもしれません。

 

また、路面の継ぎ目などを拾いやすく、突き上げ感が多少あるようです。

室内の静粛性は高いようですが、突き上げ音などのロードノイズが若干気になるようです。

 

ボルボXC60の乗り心地

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引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60/expressions/inscription

・しなやかな足回りで滑らか。

・ミドルクラスのSUVの中で突出した乗り心地。

・エアサスとバネサスとあるが、エアサスの方が段差を優しくいなしていて乗り心地が良い。

・静粛性が高い。

・乗り心地はふわふわとまではいかないが、ラグジュアリー路線なのでカーブ時のロールを多少感じます。

・軽快な取り回しとなめらかな加速で気持ち良いドライブフィール。

・シートのマッサージ機能やシートベンチレーションによりリラックスできる。

・シートが革素材なのに柔らかシートで体にフィットする。

 

口コミを見る限りでは、乗り心地に関してはかなり満足されている方が多いようです。

静粛性も高いようで、外からの音はほとんど気にならないようです。

また、マッサージ機能やベンチレーション機能の付いたシートによりさらにリラックスできます。

静粛性、乗り心地、高級感、どれをとっても素晴らしいクルマになっています。

 

ハリアーとボルボXC60の乗り心地比較まとめ

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引用:https://toyota.jp/harrier/interior/?padid=ag341_from_harrier_in_top03ーhttps://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60

乗り心地に関しては、購入者の好みで評価が分かれてくるので、勝敗を付けるのは難しいように思います。

しかし、口コミやレビューを見る限りではマイナス評価がほとんど見られなかったボルボXC60の乗り心地の方を勝ちとしたいと思います。

決してハリアーの乗り心地が悪いわけではないですが、ボルボXC60の方がさらに上をいっているように感じます。

 

ハリアーとボルボXC60の比較まとめ

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引用:https://toyota.jp/harrier/

今回は維持費と燃費、乗り心地について比較してきました。

維持費のところでは、わずかな差でボルボXC60のディーゼルエンジン「D4」が一番お得になっていました。

しかし、ハリアーハイブリッドもガソリン代のところではほとんど同じになっていて、税金や任意保険でわずかに差が付いた程度でした。

 

燃費については、カタログ燃費ではハリアーハイブリッドの勝利となります。

しかし、実燃費ではハリアーハイブリッドとボルボXC60のディーゼルエンジン「D4」はあまり違いがなく、高速道路などの高速走行ではボルボXC60「D4」が逆転する場合もあるかもしれません。

しかも、単価の安い軽油を使用するボルボXC60「D4」は魅力的に映ります。

 

乗り心地に関しては好みもあると思いますが、今回はボルボXC60の勝ちとしたいと思います。

乗り心地や静粛性、運転者へのサポート機能などすべてにおいてこれ以上のものはいらないと言えるくらい素晴らしいと思います。

 

ここまで色々と紹介してきましたが、今回の記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。

アイキャッチ画像引用URL:https://toyota.jp/harrier/exterior/ーhttps://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60

この記事を書いた人

北のおかん
北海道在住で3人の息子が車関連の仕事をしているので影響を受けて車が大好きなおかんです。

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