レガシィアウトバック vs パジェロ 徹底比較！どっちが買い？維持費・燃費・乗り心地は？

パジェロとレガシィアウトバックは歴史が古い車ですが、どちらも評価の高いクロカン4WDとSUVです。

ちなみにクロカン4WDとは、ラダーフレームをシャーシとして採用した車のことで、オフロード走行も可能な車を指しています。

パジェロはラダーフレームを採用しているのでクロカン4WDなのです。

レガシィアウトバックはスバルのこだわりが詰まったモデルで、アウトドアにも最適な車となっています。

パジェロもダカールラリーなどで優秀な成績を残した実績もあり、エンジン性能や室内空間に定評のある車です。

そんなパジェロとレガシィアウトバックを、徹底的に比較していきます。

レガシィアウトバックとパジェロ、どんな車？

引用：https://www.subaru.jp/legacy/outback/grade/grade.html#grade2

まずレガシィアウトバックの外観はスポーティなデザインでグリル部分に、メッキが少ないおとなしい感じの車です。

ヘッドライトが今どきの車にしては大きい方で、力強さをアピールしているようにも思えます。

5代目は少々ズングリした外観でしたが、現行型レガシィアウトバックはシャープな印象がまして良い感じになっています。

レガシィアウトバックに搭載されるエンジン型式は、従来の「2.5L水平対向４気筒DOHCエンジン」を搭載しています。

従来型と言っても、出力や燃費性能などは改良されています。

このエンジンに組み合わされるのは、リニアトロニックと呼ばれるCVTが採用されていて、パドルシフトによって6速マニュアルモードで、スポーティな走りも体感することが出来ます。

引用：https://www.subaru.jp/legacy/outback/grade/grade.html#grade2

アクセルの踏みこみにより変速特性を切り替えることができる、オートステップ変速制御も追加されています。

なので、レガシィアウトバックは運転手の思い通りに走行させることが出来る車です。

パジェロはラダーフレームビルドインモノコックと呼ばれる、オフロード必須のデフロックやローギアロック機構などを備えている、本格的な四駆システムが組まれています。

パジェロは「ダカールラリー」と呼ばれる、過酷なレースで優勝をしています。

市販車でもオフロードを楽しむ人に人気のある車で、市販されるパジェロで実際に楽しんでいる人は多いのです。

パジェロにはディーゼルターボも選べますが、トルクがとても強い車で2000回展で最大トルクを発揮します。

アクセルを蒸さなくても簡単に加速してくれるので、ストレスは全くたまらないかもしれませんね。

レガシィアウトバックとパジェロのボディサイズ比較

引用：https://www.subaru.jp/legacy/outback/grade/grade.html#grade2

レガシィアウトバックの全長は「4,815mm」で横幅は、「1,840mm」となっていて結構大きいボディサイズです。

こういう車を見ると本当に、運転できるのかちゃんと駐車できるのか不安になりませんか？

レガシィアウトバックにはディーラーオプションで、「リヤビューカメラ」というものを装備することが出来ます。

これは、後方に装着されたカメラの映像がモニターに映し出され、後方の死角となる部分が見えるようになるのです。

たとえば、バックをしているときに小さな子供が真後ろに飛び出してきても、すぐに対処することが出来ます。

引用：https://www.subaru.jp/legacy/outback/grade/grade.html#grade2

レガシィアウトバックで後退をするときは、後方のました部分はとても見えにくいので、モニターはただ駐車するときだけではなく安全にも役立つアイテムの一つとなります。

レガシィアウトバックに装着されるバックモニターは、ステアリング操作と連動することにより、車の軸道を把握することが出来るので駐車もしやすいですよ。

レガシィアウトバックはボディサイズが大きいので、どうしても運転しやすいのかどうか気になるかもしれません。

コンパクトカーからレガシィアウトバックに乗り替えるとなると、結構勇気が必要ですししばらくは大きな道を通ることになるでしょう。

レガシィアウトバックのフロント視界は、フロントガラスの両端にあるAピラーは細くて、視界は広いので見やすくなっています。

特にフロントガラスが広いので、歩行者が左右にいても死角にならずに発見が可能です。

後方はボディサイズが大きいので、死角になる箇所が多くなります。

改善するには「リヤビューカメラ」を、取り付けると良いですね。

パジェロのボディサイズは、レガシィアウトバックよりも一回り大きく全長が「4,900mm」で、全幅が「1,875mm」となっています。

パジェロは大きな車なので運転に、少し自身のある人が乗るべき車かもしれません。

パジェロにもバックカメラを取り付けることが出来ます。

レガシィアウトバックと同様に、後方の死角をモニターで映し出してくれるので、駐車がやりやすいです。

レガシィアウトバックとパジェロの維持費を比較！

次は、レガシィアウトバックとパジェロの維持費を比較していきます。

レガシィアウトバックの排気量は「2500cc」なので、自動車税は「45,000円」となります。

パジェロは3000ccと3200ccがありますが、3000ccのパジェロの自動車税は「51,000円」で結構高めですね。

パジェロ3200ccは「58,000円」となっています。

自動車税はレガシィアウトバックのほうが安いです。

重量税はレガシィアウトバックの車両重量は、1570kgなので「32,800円」となります

パジェロの場合は排気量によって重量が違いますが、3000ccの場合は「2150kg」なので、重量税は「41,000円」必要です。

全体的にパジェロの維持費のほうが高いですね。

レガシィアウトバックとパジェロの燃費を比較！

レガシィアウトバックとパジェロを検討していると、ひょっとしたら燃費も気になるのではないでしょうか。

レガシィアウトバックのカタログ燃費は「14.8km/L」で、燃費はこのクラスにしては良いほうかもしれません。

パジェロの方のカタログ燃費は、余り変わらないようです。

実燃費はパジェロもレガシィアウトバックもほぼ同じで、それほど変わるものではないようですね。

燃費は道路状況によって異なるので、運転方法によってはパジェロよりも燃費が悪くなったり良くなったりするので、色々と運転方法を変えてみるのも良いかもしれません。

レガシィアウトバックとパジェロの乗り心地を比較！

引用：https://www.subaru.jp/legacy/outback/grade/grade.html#grade2

レガシィアウトバックはボディの長さと低床化で足元に余裕のある空間があります。

レガシィアウトバックの乗り心地にかんして、口コミでは「堅すぎず柔らかすぎす、足も良く動き非常に良いです」言う声がありました。

レガシィアウトバックもパジェロと同様に、悪路走破性に優れているので乗り心地も良いかもしれません。

ほかにも、口コミでは「安定感があってほぼ満足しています」という感じで、乗り心地に関しては不満の声はほぼないです。

パジェロの乗り心地の口コミを見ると「街中では道路の継ぎ目等をコツコツ拾う感じがあります」という声がありました。

路面の継ぎ目などをダイレクトに、運転手に知らせるという足回りは、硬い事が多いので車の揺れもそれほど気にしなくて良いレベルです。

「大型SUVに良く見られがちな不自然な揺れなどは一切感じられません」という声もあります。

悪路走破性に優れるラダーフレームが、不自然な揺れを軽減させている可能性もありますね。

基本的に、レガシィアウトバックとパジェロの乗り心地は、それほど不満の声はないので乗り心地は良いということになりますね。

レガシィアウトバックとパジェロどっちを選ぶ！？

引用：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/styling/

レガシィアウトバックとパジェロどっちを選ぶのかと言われた場合、私なら迷わずパジェロを選びます。

理由は、私はオフロード走行をする機会はないのですが、オフロード車を所有する満足感によるものが大きいです。

しかし、現実的に考えればパジェロの30Lでも自動車税が「51,000円」と高いので、レガシィアウトバックのほうが維持しやすいです。

悪路走破性に関しては、パジェロのほうが優れているかもしれません。

オフロード走行をしない人は、レガシィアウトバックを選んでも後悔は少ないと言えます。

レガシィアウトバックとパジェロを比較まとめ

引用：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/styling/

昔の思い出に浸りたいという場合は、パジェロを選んでも後悔は少ないと言えます。

車中泊をパジェロでするという場合は、最適過ぎる車なのは間違いありません。

パジェロの室内は「2,535mm」なので、足を伸ばして寝ることが出来る快適な空間ができます。

車中泊キットを買えば素敵なベッドが完成しますし、寝るのにも狭いとも感じません。

また、大きな荷物を積み込むという場合も、ラゲッジスペースも広いので、たくさん荷物が積めるので買い物をするときも、妥協をする必要はありません。

レガシィアウトバックのラゲッジスペースは、後部座席を倒さない状態で奥行きが「1062mm」あります。

横幅が「1,175mm」あるので荷物はたくさ積み込めそうです。

レガシィアウトバックの後部座席を倒した状態は「1,653mm」になるので、3段のカラーボックスが積めますね。

どちらも広々としたラゲッジスペースなので、実際に見比べて判断をすると良いでしょう。