レクサスLCとNSXを比較! どっちが欲しい?【維持費・燃費・乗り心地】

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バブルの終焉とともに国内では見かけることのなくなった高級スポーツカーが復活してきました。

2017年にトヨタからはレクサスブランドとして「レクサスLC」が販売され、ホンダからは「ホンダ NSX」が復活。

この2台の高級車スポーツカーですが、それぞれの違いとはなんなのでしょうか?

レクサスLCとNSX 維持費を比較

2つの車は価格帯が違う

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レクサスLCとNSXにまつわるお金の話ですが、そもそもこの2つの車は価格帯がまったく異なっています。

レクサスLCはガソリン車の「LC500」と、ハイブリッド車の「LC500h」の2種類が存在し、車両価格は約1300万円~となっています。

一方のNSXの車両価格は2370万円となっており、車両価格だけでも約1000万円の差があります。

タイヤサイズは非常に近い

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車両価格を考えると単純な比較と言うのは難しいですが、この両者のタイヤは19~21インチと非常に条件が近いです。

レクサスLCは20インチもしくは21インチを採用し、21インチでのタイヤサイズは245/40RF21 96Y(フロント)と275/35RF21 99Y(リア)となっており、前後でセッティングが異なっています。

タイヤはブリジストン社製の「POTENZA S001L RFT」という専用設計のタイヤを採用しており、価格はフロントが46,500円~、リアが56,000円~です。

NSXもフロントが245/35ZR19 93Y、リアが305/30ZR20 103Yと前後で異なる物を使用。

タイヤはコンチネンタル社製「ContiSportContact5」もしくは「ContiSportContact6」を採用し、価格はフロントが40,900円~、リアは65,200円~となっています。

 

LC500hは税制面で有利

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LC500hはハイブリッド車であり、ガソリン車のLC500と比べると50万円ほど車両価格が高くなります。

ですがLC500hは購入時に必要となる自動車重量税と自動車取得税で22万円程のエコカー減税が受けられますし、排気量が5LのLC500よりも3.5LのLC500hの方が自動車税も低くなります。

一方で同じハイブリッド車であるNSXですが、こちらは燃費のエコカー減税対象外となり税制面での優遇はありません。

それでも500馬力を超える出力でありながら排気量3.5Lということで、LC500よりは自動車税は低くなります。

レクサスLCとNSX 燃費を比較

LC500(JC08モード:7.8km/L)の実燃費

レクサスはハーモニアスドライビングナビゲーターというサービスを通じてオーナーの車両情報を収集し、「月別の1日あたりの最高燃費」をエコドライビングランキングとして上位30位まで公表しています。

この公開されている情報を元にすると、猛暑であった2018年8月で12.8km/L以上、2019年1月は11.8km/L以上となっており、エコドライブを心がければ実燃費はかなり向上することがわかります。

LC500h(JC08モード:15.8km/L)の実燃費

同じくハーモニアスドライビングナビゲーターの情報を元に、ハイブリッド車であるLC500hの実燃費を確認したところ、2018年8月が15.8km/L以上、2019年1月が14.4km/L以上となっています。

季節によってJC08モードを下回ることもありますが、それでも優秀な燃費性能を見せています。

 

NSX(JC08モード:12.4km/L)の実燃費

NSXは生産台数の関係もあり、実燃費の情報が乏しい状況ですが、数少ないオーナーからの口コミやレビューなどを参考にすると、JC08モードの12.4km/Lとほぼ同じ数値とのこと。

先代のNSXで実燃費が10km/Lを下回るのと比較すると、大幅な燃費向上と言えます。

 

レクサスLCとNSX 乗り心地を比較

 

運動性能重視のNSX

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引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog/performance/driving/

NSXはMR駆動をベースに、前輪左右に2つとエンジンに1つの計3つの駆動モーターを組み合わせた4WDシステムを採用。

この前輪に搭載された2基の駆動モーターを電子制御により左右独立で駆動・制動を行うことで、優れた旋回性能を実現。

車両重量も1800kgとレクサスLCと比較して200kgほど軽量であり、ターボエンジンの泣き所であるターボラグを低速トルクの強いモーターを活用することで加速性能も高いです。

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引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog/performance/driving/

しかし500馬力の大半は後輪というMRベース車であり、それを電子制御にて抑えこんでいる形。

特にサーキット走行を想定したTRACK Modeでは横滑り防止機能が弱まることで挙動は不安定になる傾向が強まり、真の意味で乗りこなすのはプロでも難しい車です。

同じLCでもハイブリッドとガソリンで性格が異なる

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引用:https://lexus.jp/models/lc/features/cornering_dynamics/

同じレクサスLCでもハイブリッドであるLC500hは重量が2000kgを超え、最大出力もトータルで350馬力程度となります。

NSXの500馬力、LC500の470馬力と比べると落ち着いた印象で、運動性能を持ち合わせながら静粛性と安定性に優れた車といえます。

より走りの楽しさを求めるのであればLC500に分があり、パワフルなV8のエンジンサウンドも含めて楽しむことができ、電子制御もNSXに比べると安定感を重視したものとなっています。

「走り」に対する考え方の違い

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引用:https://lexus.jp/models/lc/gallery/

レクサスLCとNSXは設計の段階で「走り」に対する考え方の違いがあります。

レクサスLCも確かに高い運動性能を有していますが、それはあくまで長距離を快適にドライブする事を可能とするためのもので、レクサスLCは「GTカー」「ラグジュアリークーペ」に仕上がっておりオーディオシステムなどにもこだわりが見られるのが特徴。

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引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog/performance/driving/

一方でNSXは速く走る事のみに特化した作りで、ドリンクホルダーですら着脱式に設計にし、電子制御が無ければ本来は非常に扱いの難しい車になります。

シートの座り心地などは良くても、それも旋回時の横Gに対応するための「ピュアスポーツカー」として必要とされているものなのです。

安全装備の有無

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引用:https://lexus.jp/models/lc/features/lexus_safety_system/

設計の違いにより、先進安全装備などの有無にも違いが生まれています。

レクサスLCには自動ブレーキや車線逸脱防止装置などの事故予防などを目的とした先進安全装備がついています。

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もちろんホンダにも「Honda SENSING」という独自の先進安全装備はあり、軽自動車やミニバンなどで採用されています。

ではどうして車両価格2000万円を超えるのNSXになぜ装着されていないのか?というとNSXの車体が低いのが要因のひとつとされています。

まずフロントに取り付けるミリ波レーダーに関しては取り付け位置が低くなり、低すぎるとレーダー波が前方車両の下を通過する等の要因で、正しい反射波を捕らえることが難しくなります。

見下ろすような角度で取り付けることが望ましいカメラに関しては、NSXのルーフそのものが低すぎます。

以上のような技術的課題が多いことから、NSXでのHonda SENSINGの採用は難しいといえます。

レクサスLCとNSX まとめ

異なった形でのフラグシップモデル

レクサスLCは2種類のモデルがあり、NSXと合わせて計3種類を比較することになりました。

3種類とも最高級スポーツカーという位置づけですが、仕上がりにはそれぞれ違いがあるのが面白いところ。

レクサスLCはどちらを選んでも乗りやすいですが、強いて言えばサーキットではLC500の方が適しているでしょう。

NSXのTRACK Modeでの限界走行はプロでも恐怖を感じるぐらいですが、それを体験できる人や環境というのも限られていますし、NSXの全てというわけでもないはず。

人によって価値観は違いますが、どの車も乗っていて楽しいと感じられる要素があり、かつ楽しいと感じられるレベルが高いというのがフラグシップモデルと呼ぶには必要なことだと思います。

アイキャッチ画像引用:https://lexus.jp/models/lc/features/exterior_design/

この記事を書いた人

ニャンスケ
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