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レクサスセダンの最高峰、LSに試乗してきました。
2017年にフルモデルチェンジされ、さらにパワーアップした、レクサスLS。
今回は、レクサスLSの外観、室内、走りの魅力をレビューしたいと思います!
レクサスLSの外観はどんな感じ?
最初に外観を見た時の印象は、あふれ出る「気品」でした。
エレガントで、洗練されたボディには、レクサスならではの高級感が感じられます。
エレガントさの中にも、スポーティーさを感じられるのが、車好きとしては嬉しいポイントです。
ボディーサイズは、全長5235mm、全幅1900mm、全高1450mm。
ホイールベースは、3125mmと先代のロングボディより35mm延長しているので、広々とした車内で、くつろぐことの出来る空間となっています。
サイズを見ればわかるように、とにかく全長が長く、5mを超えちゃっています。
ボディーがワイドローになっているので、先代に比べて、スポーティーさが圧倒的に増していました!
プラットフォームが、LCと同じGA-Lを使っているからだそうで、高級感だけでなく、走れるセダンといった印象です。
レクサスLSのフロント部分
引用:https://lexus.jp/models/ls/spec_price/equipment/ls500h_e/
フロント部分は、レクサスの代名詞とも言えるスピンドルグリルが存在感を放っています。
車幅が広くなったことで、グリルのサイズも大きくなったので、より目立つように感じました。
そこに、三眼のLEDとレクサスのLをモチーフにしたデイライトが、鋭さをプラスして、とにかく「かっこいい」の一言です。
また、ドアガラスは、流れるようなシルエットを際立たせるために、一枚の大きな面になっていました。
その名も、ガラスと窓枠の段差を究極に無くしたフラッシュサーフェイスウインドウ!
引用:https://lexus.jp/models/ls/features/exterior_design/
走行時の音低減にも繋がえるほか、洗練された印象を与えてくれます。
レクサスLSボディカラー
レクサスLSのボディカラーは13種類用意されています(オプションカラーもあります)。
2番目の画像のLSの色はソニックアゲートです。
見て頂いた通り、深みのある色合い、輝き、艶はレクサスシリーズならではのもので、繊細な高級感がありますよね。
「でも新品の輝きはどうせすぐ劣化してしまうだろう」と思いがちですが、塗装には小さなすり傷を自己修復する、セルフリストアリングコーティングが標準で施されているんです。
5~8年の効果があるので、日頃からお手入れを行っていれば、輝きは長持ちするでしょう。
LSが放つなんとも言えないオーラは、深みのあるカラーと各パーツの細部へのこだわりから来ていると、納得できるものでした。
レクサスLSの室内はどんな感じ?
引用:https://lexus.jp/models/ls/gallery/
室内は高級感あふれる手の込んだ作りになっています。
メーターフードから助手席まで続く流れるデザインは個性的だと思いませんか?
これは、デザイナーが日本の琴や茶せんなどからインスピレーションを受けて出来たデザインだそうです。
確かに和の雰囲気が半端ないですね。
ドアトリムオーナメントパネル
引用:https://lexus.jp/models/ls/features/lexus_colors/
オーナメントパネルは標準で9色用意されおり、その中の本アルミはFSPORT専用です。
9色あるだけでもすごいのですが、オプションのパネルがめちゃくちゃ個性的なんです!
引用:https://lexus.jp/models/ls/spec_price/equipment/ls500_e/?_ga=2.191509359.415342163.1554786329-1311797987.1553135161
こちらが最上位のオプションで追加できる、ドアトリムオーナメントパネルです。
ドアレバー部分に施された切子調カットガラスとウロコのようなパネル。
「ナニコレ?コンナノハジメテミタ~」と思わず口に出してしまいました。
とても印象的ですよね。
このパネルはなんと、1枚の布を折り重ねてできているハンドプリーツなんです。
日本の伝統を受け継いだ和のデザインですが、ここまでこだわるのがレクサスLSの魅力なんですね。
TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
引用:https://lexus.jp/models/ls/spec_price/equipment/ls500_e/?_ga=2.191509359.415342163.1554786329-1311797987.1553135161
全グレード液晶モニターであり、運転のしやすさを考慮した単眼のモニターです。
このモニターには運転支援情報やナビゲーション情報、オーディオシステムを表示する大型TFT液晶メーターが搭載されています。
さらに、大型ヘッドアップディスプレイがついていて、速度や標識、ナビゲーションなどドライブに必要なあらゆる情報を表示してくれます。
このディスプレイのおかげで目線移動が減り、より安全に運転できそうです。
フロントパワーシート
引用:https://lexus.jp/models/ls/features/front_space/
フロントパワーシートは28Way調整式を採用。
サポート力と快適性を両立させるために、モーターとニューマチック(空気式)システムが導入されています。
シートの前後や高さ調節だけでなく、ホールド感の調節ができちゃうんですね!
そんな細部まで、自分仕様になるなんて、至れり尽くせり。
さらに、LSの中で最上級のグレード(エグゼクティブとversionL)になると、標準装備で前席のシートに、マッサージ機能が付きます。
マッサージしながら運転できるなんて(笑)
車ってこんな快適でいいんでしょうか?
もちろん、お値段もそれなり…ですのでね。
リアシート
引用:https://lexus.jp/models/ls/gallery/
リアシート(後部座席)もリラックスできる姿勢でくつろげる22Way調整式パワーシートを搭載しています。
フロントシート同様にニューマチックシステムとモーターを併用し、シート全体で細かい調整が可能です。
シート角度調整は乗降モードからリクライニングモードまで対応。
助手席シートリクライニングによって最大1022mmというレッグスペースを確保しています。
そして、前席と後席の間にあるコンソールボックスが非常に使いやすくなっていました。
運転席からも助手席からも開閉可能な左右両開きになっていたり、中段トレイにスマホを置くスペースがあったりと、実用性も考えられていました。
レクサスLSの内装色
引用:https://lexus.jp/models/ls/features/lexus_colors/
レクサスLSの内装色は全12種類あります。
ほんとにLSはボディも内装も色・カラーが豊富です!
シートマテリアル(表皮)は本革、セミアニリン本革、L-ANILINE本革、ウルトラスエードの4種類が用意されています。
グレード専用のカラーや、選択できないカラーもあるので、販売店でよく確認してくださいね。
ハンズフリーパワートランクリッド&ラゲッジルーム
引用:https://lexus.jp/models/ls/spec_price/equipment/ls500h_e/
レクサスには、とても便利な装備ばかり用意されていますが、その中でも私が特に気に入っている装備をご紹介しましょう。
ハンズフリーパワートランクリッド
ハンズフリーパワートランクリッドは、レクサスではお馴染みで、両手がふさがっていても、トランクの下方向に足をかざせば、トランクが自動で開閉してくれる優れもの!
ラゲッジルーム
ラゲッジルームはゴルフバックが4つも収納できる430Lサイズであり、セダンの枠を超えた収納スペースがあります。
荷物の多い我が家にも欲しい広さです。
レクサスLSの走りはどんな感じ?
引用:https://lexus.jp/models/ls/gallery/
レクサスLSの走りは、エコ、ノーマル、スポーツ、スポーツプラスの4段階のモードがあり、好みや走行状況に合わせて変えることが出来ます。
今回の試乗では、LS500にしました。
総評からいって、走りはかなり快適です。
足回りも悪くないし、路面のゴツゴツ感も気になりません。
スポーツプラスにした場合は、レスポンスもスポーティーで力強い加速を味わえました。
高級感だけでない、走りでも見せる感じが良かったです。
また、ステアリングのキレ味がいいので、5m越えの車体でも、一回り小さい車を運転しているかのような感覚になるほどです。
また、バックミラーにトランク部分についているカメラの映像を常時流すという、デジタルアウターミラーがあるので、車体は長くても後方確認はしやすいと感じました。
ASC(Active sound control)のおかげで、遮音性の高い車内に、刺激的なV6サウンドが響き渡る。
静かな方がお好きな方は、なくてもいいと思うかも知れません。
ですが、私は車の音を聞きながら走りたいので、外のいらない雑音は最低限で、V6サウンドをしっかり味わえるのが良かったです。
レクサスLSの試乗まとめ
引用:https://lexus.jp/models/ls/gallery/
この記事では、レクサスLSの性能や特徴、試乗してみて感じたことなどをお伝えしてきました。
LSはなんと言っても乗り心地がいい!
車内空間にこだわっているのは、内装の所でお伝えしましたが、居心地のよいシートと空間は、運転中にこそ本領発揮というところ。
疲れを感じないし、同乗している人もゆったりくつろげる空間で、長距離ドライブもめちゃくちゃ快適に過ごせます。
まあ、1,500万クラスの高級車ですから、良くないわけがないんですが…
その中で、レクサスらしさや、和との融合、乗っている人の快適さなど、LSならではのおもてなしを十分に楽しむ事が出来ました。
「こんな車に乗れるようになりたいなあ」と思わせてくれる、そんな最高の車でした。
アイキャッチ引用:https://lexus.jp/models/ls/gallery/
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