シエンタとヴェゼル比較!人気コンパクトミニバンと人気SUVはどっちが良い?

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トヨタ・シエンタは、コンパクトミニバンとしてはダントツ1位の売り上げを記録した人気車(2018年、9万4,048台)で、ミニバン販売台数で1位に君臨する日産・セレナ(9万9,865台)に迫る勢いです!

ホンダ・ヴェゼルもまた、2018年は5万9,629台を販売して、SUV販売位台数では堂々2位の人気車で、1位のトヨタ・CH-R(7万6,756台)をロックオンする勢いで追いかけています。

いずれも人気車のシエンタとヴェゼル、両車の比較をご覧下さい。

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シエンタとヴェゼル/排気量と維持費

少し挑戦的で、個性的なマスクを持ったトヨタ・シエンタと、

引用:https://toyota.jp/sienta/grade/grade3/?padid=ag341_from_sienta_grade_grade3_hv_2wd_detail

 

丸びを帯びたボディデザインに、シャープなエッジがスタイリッシュなホンダ・ヴェゼル。

 

引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/design/

外観デザインの違いはさておき、毎年かかる自動車税に関わる、シエンタとヴェゼルの排気量とパワートレイン比較をご覧下さい。

シエンタとヴェゼルは、いずれも1.0L超え1.5L未満の排気量1.5Lですから、何もしなくても毎年5月に支払いが生じて、維持費に大きく関わる年間の自動車税は、両車ともに3万4,500円です(ただし、減税は考慮していません)。

しかしながら、走行性能に大きく影響する、パワー(馬力)とトルクの高出力についてはヴェゼルが有利になります。

次は両車のサイズ比較です。

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シエンタとヴェゼル比較/サイズ

シエンタとヴエゼルの大きな違いとして、シエンタには2列シートの5人乗りの他、3列シートで6~7人乗りという設定が用意されています。

一方のヴェゼルは2列シートの5人乗りのみですが、両車の外観サイズと室内サイズについてはどうでしょう?

シエンタとヴェゼル比較/外観サイズ

シエンタとヴェゼル、いずれも全高が1,550mmを超えますから、全高1,550mm以下のタワーパーキングには駐車ができません。

シエンタとヴェゼルを、密集した都市部の立体駐車場に駐車する際は、外観サイズ、特に高さ制限についての確認は必ず行いましょう。

シエンタとヴェゼルの小回りについては、最小回転半径が5.2mのシエンタの方がわずかに有利ですが、ヴェゼルも5.3m~5.5mの最小回転半径ですから、同等の小回りと言えるでしょう。

シエンタとヴェゼル比較/室内サイズ

室内サイズは、頭上に余裕のあるヴェゼルは室内高1,265mmを誇ります。

引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/interior/cabin/

ですがシエンタは、さらに20cm以上の余裕があるから驚きです。

またシエンタの3列シートは、外観寸法では2列シートやヴェゼルと同じか同等であるにも関わらず、室内長がおよそ60cmも広い3列シートで、広い室内を求める上では、シエンタを選択する大きな理由になるでしょう。

引用:https://toyota.jp/sienta/design/?padid=ag341_from_sienta_navi_design

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シエンタとヴェゼル比較/燃費

シエンタとヴェゼルの燃費性能一覧と、年間のガソリン代一覧をご覧下さい。

シエンタとヴェゼル/燃費性能一覧

シエンタとヴェゼル比較/年間のガソリン代一覧

※計算条件:年間12,000㎞走行、レギュラーガソリン価格135円/L

シエンタとヴェゼルの燃費性能は、いずれもシエンタがわずかにリードしていますが、Hybridについては、両車(FF)ではともに27㎞/Lを超えて、20㎞/L前後のガソリンエンジンだけの燃費性能を、大きく上回ります。

しかしながら、4WD仕様に限っては、シエンタのガソリン車では15㎞/L代に低下するだけでなく、HybridはFF仕様しか設定がないシエンタに比べると、ヴェゼルのガソリン4WDは19.6㎞/L の低燃費性能を誇ります。

また、Hybridの4WD設定もあるヴェゼルの燃費性能は、21.6㎞/L~23.2㎞/Lの低燃費ですから、安心の走行性能を持つ4WDを考慮すると、ヴェゼルにアドバンテージがあります。

次は、シエンタとヴェゼルの購入価格と年間維持費についての比較です。

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シエンタとヴェゼル比較/購入価格と年間維持費

シエンタとヴェゼルの年間維持費を算出する上で、最安値グレードの乗り出し価格を見積もりました。

年間維持費算出には、両車ともに下記の最低価格グレードで、標準ボディ色、ナビなし、オーディオなしのシンプルな乗り出し価格と致しました。

シエンタとヴェゼル最低価格グレード/販売価格

●シエンタ FUNBASE X(2WD)

税込み販売価格177万6,600円~

●シエンタ X 6人乗り(4WD)

税込み販売価格195万8,040円~

●ヴェゼル G(2WD)

税込み販売価格196万5,000円~

●ヴェゼル G(4WD)

税込み販売価格218万1,000円~

 

シエンタとヴェゼル最低価格グレード/乗り出し価格

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シエンタとヴェゼル最低価格グレード/年間維持費

前述のローン費用から、自動車税、燃料費、自賠責保険料を加えた年間維持費比較をご覧下さい。

※オイル交換費用、ブレーキパッド、タイヤなどの消耗品費用、車検費用、重量税は含まれません。

2WDであれば、シエンタの年間維持費が、ヴェゼルの2WDよりも3万9,348円安く、最低価格グレードの乗り出しでは、最もリーズナブルなことがわかります。

また4WDにおいても、燃費性能が不利だと思われたシエンタが、ヴェゼル4WDよりもトータル価格が2万2,743円安いだけでなく、シエンタ4WDが3列シートの6人乗りであることも魅力的に見えるでしょう。

シエンタとヴェゼル比較/Hybridモデル

シエンタとヴェゼルで、さらに燃費の良いHybridモデルについて維持費の比較を行いました。

減税対象のHybridグレードは、両車いずれも諸費用が6万5,000円程度安くなるのは嬉しいですが、最低乗り出し価格と年間維持費についてを、一気にご覧下さい。

※減税を受けるには、2019年9月30日までの登録が必要です。

シエンタとヴェゼルHybridモデル、最低価格グレード/乗り出し価格

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シエンタとヴェゼルHybridモデル、最低価格グレード/年間維持費

※オイル交換費用、ブレーキパッド、タイヤなどの消耗品費用、車検費用、重量税は含まれません。

シエンタとヴェゼルのHybridグレード比較ですが、年間維持費はシエンタが最も安いという結果です。

また、シエンタのガソリンNAエンジンモデルと、同Hybridモデルの年間維持費の差は、およそ5万円で(年間走行距離12000㎞)、ヴェゼルにおいてもHybridモデルとガソリンモデルの年間維持費は、2WDなら5万円、4WDでも6万円程度に留まります。

対して、燃費の差は2万4,030円(12000㎞走行/年)ですから、年間で約2倍の2万5,000km以上を走行するのであれば、Hybridの方がお得という計算になります。

また翌年の自動車税が安いことも、Hybridのお得感を高めてくれて嬉しいですね。

シエンタとヴェゼル比較/結果まとめ

シエンタとヴェゼルの、これまでの比較結果は次の通りです。

●排気量とパワー:排気量は両車同じで自動車税は同一ですが、パワーとトルクではヴェゼルが勝ります。

●外観サイズ、室内サイズ:外観サイズと小回りは両車同等ですが、室内の広さは3列シート設定の6~7人乗りもあるシエンタが魅力的です。

●燃費:2WDではガソリンNAエンジンもHybridもシエンタの方がより低燃費ですが、4WDのシエンタ(ガソリンNAエンジンのみ)は、4WDのヴェゼルの低燃費にはかないません。

●年間維持費:燃費と乗り出し価格を含むトータルコストでは、より広い室内空間を装備したシエンタが勝ります。

しかしながら4WD性能となると、ガソリンエンジンモデルでは、年間維持費がおよそ2万円の差に留まるヴェゼルのコストパフォーマンスが際立ちます。

2WDならシエンタ、安心の4WDならヴェゼルで、クルマとしての安全性を求めるならば、ヴェゼルの4WDという選択はおススメです。

シエンタとヴェゼルは、年間維持費を含めたコストパフォーマンスは、両車互角の域に肩を並びますが、より広い室内空間ならコンパクトミニバンのシエンタ、4WD走行性能ならSUVのヴェゼルという結果です。

いずれも人気で、コストパフォーマンスに優れた両車ですから、より現実的に言い換えれば、5人以上の家族構成ならシエンタ4人家族構成ならオシャレで安心性能4WDのヴェゼルが、家族みんなの笑顔を運ぶカーライフをもたらしてくれるでしょう。

アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/sienta/?padid=ag341_from_sienta_navi_top

この記事を書いた人

yoshiaki1974.7
心はクルマ好き少年のまま、気付けばオジサンになってしまった40代エンジニアの語らう思いを届けましょう。



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