レヴォーグVSレガシィアウトバックの違いを比較!どっちが買い?価格、大きさ、燃費を検証！

スポーツカーのような高性能と、家族で使えるユーティリティーを両立した、スバル・レヴォーグ。

レガシィが北米市場でのヒットを受け、モデルチェンジで大型化したため、レガシィ・ツーリングワゴンの国内向け後継車として発売されましたが、レガシィとの違いはどのようなものでしょうか?

レガシィのステーションワゴンはSUVのレガシィアウトバックが国内投入されています。

レヴォーグとレガシィアウトバックを比較していきましょう。

レヴォーグVSレガシィアウトバックの価格を比較

引用:https://www.subaru.jp

レヴォーグとレガシィアウトバックの価格帯は以下のようになります。

• レヴォーグ　286.2万円(1.6GT EyeSight)　～　405万円(2.0STI Sport EyeSight)
• レガシィアウトバック　329.4万円(ベースモデル)　～　356.4万円(Limited)

レガシィアウトバックは事実上モノグレードで、ベースモデルとLimitedの差はホイールのインチアップ(18インチ化)、本革シート、電動テールゲート、そしてフロントやサイドシルなどの加飾などです。

エンジンは2500ccの自然吸気で、馬力やトルクはレヴォーグの1600ccダウンサイジングターボとほぼ同等です。

引用:https://www.subaru.jp/

売れ筋同士の価格で比較してみると

• レヴォーグ
  • 1.6GT-S EyeSight　307.8万円
• レガシイアウトバック
  • ベースモデル　329.4万円

となり、レガシィアウトバックが約22万円高くなります。

引用：https://www.subaru.jp/levorg

装備品はほぼ同等と思われますが、車体の大きさや大排気量の自然吸気エンジンによるゆとりを考えると、この価格差は妥当と思われます。

値引き額は情報によると、レヴォーグがオプション込みで20～30万円、レガシィアウトバックは同じく25～50万円のようです。

レガシィアウトバックは販売があまり伸びていないせいかモデル末期のせいか、値引き幅がかなり緩めのようですね。

比較サイトで情報を集め、ディーラーで競合させたりすれば、レヴォーグとレガシィアウトバックの価格差はほぼ埋まるのではないでしょうか?

レヴォーグVSレガシィアウトバックの大きさ比較

引用:https://www.subaru.jp/

レヴォーグとレガシィアウトバックの大きさは以下のようになります。

レヴォーグ

• 全長　4690mm
• 全幅　1780mm
• 全高　1490～1500mm
• ホイールベース　2650mm
• 重量　1540～1570kg

レガシィアウトバック

• 全長　4820mm
• 全幅　1840mm
• 全高　1605mm
• ホイールベース　2745mm
• 重量　1570～1580kg

引用:https://www.subaru.jp/

レガシィアウトバックは北米市場をメインとしているため、フルサイズの大きさです。

特に全高は1600mmを越えているので、立体駐車場の多くは停められないでしょうから、車庫が立体駐車場の場合は、事前に確認が必要です。

規格を越えていると、車庫証明に必要な書類を発行してもらえない可能性が高いです。

街中での取り回しは明らかにレヴォーグに軍配が上がりますが、アウトバックのこの大きさゆえの室内のゆとり、乗り心地の良さがあると思うので、なかなか難しいところです。

狭いところでの取り回しが苦手なら、レヴォーグをお薦めします。

レヴォーグVSレガシィアウトバックの燃費を比較

引用:https://www.subaru.jp/

レヴォーグとレガシィアウトバックの発表されている燃費は以下の通りです(J08モード)。

レヴォーグ

• 16.0km(1600cc)
• 13.2km(2000cc)

レガシィアウトバック

• 14.8km(2500cc)

実燃費は、レヴォーグの1600ccが10～12km、2000ccはあまり変わらず9～11kmぐらい。レガシィアウトバックは8～10kmぐらいのようです。

引用:https://www.subaru.jp/

レヴォーグのダウンサイジングターボのメリットが発揮されたのか、レガシイアウトバックと同等のパワーの1600ccのほうが20%ほど燃費が良いですね。

ダウンサイジングターボの特性から、高速道路の割合が増えると、この燃費の差は更に拡大すると思われます。

燃費で選ぶならレヴォーグでしょう。

レヴォーグVSレガシィアウトバック、あなたはどっち?

同じスバルのステーションワゴン同士ですが、レヴォーグはスポーツワゴン、レガシィアウトバックはSUVであり、その目指す方向性は異なります。

レヴォーグは昔はスポーツカーに乗っていたけど、家族が増えたので、普段使いにも便利で動力性能も満足できる車が欲しいというニーズに応えたものでしょう。

それに対してレガシィアウトバックは動力性能はそこそこに、ゆとりと高級感を求める人に向いており、スバルの最上級車種としての満足感も大切な要素だと思います。

レヴォーグの1600ccとレガシィアウトバックのエンジンは、スペックだけ見るとほぼ同等で、燃費は先のようにレヴォーグが優れています。

しかし、エンジンには「排気量は何物にも勝る」という原則があり、同一スペックのエンジンなら、ターボやツインカムというメカニズムでスペックを上げたエンジンより、単純で平凡なメカニズムだけど排気量が大きなエンジンのほうが、実際のパワーが出るという意味です。

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ターボエンジンは上手にチューニングしても、低回転域のターボラグや、ターボの急激な立ち上がりによる加速感(いわゆるドッカンターボ)を完全に払拭することは難しいので、滑らかなエンジン特性が求められる高級車では、ターボの採用は少ないです。

レガシィアウトバックはアメリカの保険事情(ターボ車は事故が多いとされ、保険料率が高くなる)もあり、大排気量自然吸気エンジンになったのでしょうが、こと動力性能に限って言えば、それは正解なのです。

レヴォーグを選ぶなら

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レヴォーグを選ぶなら、動力性能が目的だと明確に意識して、2000ccを選ぶことを強くお勧めします。1600ccがダメなのではなく、2000ccがよりレヴォーグらしいからです。

レガシィアウトバックのゆとりと高級感を表すのが、アイボリーのインテリアです。

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アイボリーは汚れやすいのが難点ですが、インテリアの高級感は格段に向上します。

本革シートしかアイボリーのインテリアを選べないので、ベースモデルを選ぶなら、本革シートを是非オプションで選んでいただきたいと思います。

レガシィアウトバックを選ぶなら

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レガシィアウトバックを選ぶ場合、Limitedを選ぶと18インチホイールにインチアップされます。

しかしながら、レガシィアウトバックの乗り心地は、荒れた路面だと突き上げがあるとの声が多く、車の性格を考えるとインチアップして走行性能を上げるより、乗り心地を重視するほうが好ましいと思います。

そこでベースグレードを選んで、その分本革シートをオプションにしてはいかがでしょうか。

本革シートのオプション代は10.8万円なので、Limitedととの価格差は約16万円と縮小しますが、車のバランスを考えるとこちらがお薦めです。

また、Limitedを選んで、タイヤとホイールを社外品でインチダウンする手もありますね。

これなら自分好みのカスタムが出来ます。

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レガシィアウトバックは2019年に、また、レヴォーグは2020年にモデルチェンジが予想されています。

次期モデルまで待つ手もありますが、どちらもモデル末期なので、現行型がお好みなら値引き幅が拡大する可能性があるので、値引きサイトで情報を得て、大幅な値引きを獲得してください。

特にレガシィアウトバックは現状でも値引き幅が大きいので注目ですよ。

じっくり選んで、充実したカーライフを送ってくださいね。

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