新型アウディ A4の燃費情報！ 実燃費はどれぐらい？

アウディの新型A4の燃費はどうでしょうか？

新型A4の燃費、実燃費などの情報をご紹介します。

新型アウディ A4 のカタログ燃費

引用：http://www.audi.jp/a4/

高級セダンのイメージがあるアウディ A4 ですが、燃費はどの位なのでしょう？

カタログ数値をエンジン毎にまとめてみました。

【エンジン別　燃費表】

1.4L エンジン搭載車(FF車のみ)よりも、FFの2.0L エンジン搭載車の方が低燃費なんですね。

1,450kgの車重（2.0Lは1,540kg）に対して、110kw <150ps>のエンジン（2.0Lは140kw <190ps>）では少し非力なのかもしれません。

Quattro（クアトロ）は４ＷＤですので、燃費がイマイチなのは仕方ありませんね。

それでも、最低燃費で15.5km/L というのは、かなり優秀ではないでしょうか。

引用：http://www.audi.jp/a4/

新型アウディ A4 の実燃費

引用：http://www.audi.jp/a4/

燃費のカタログ数値は、まずまず優秀なようですが、実燃費はどうでしょう？

以下、ネット上の口コミをご紹介します。

この性能でJC08 14.6キロは素晴らしい。
実際街中は10キロ弱でしょうが、
国産車の同様スペック車より良いでしょう。

引用：http://review.kakaku.com/review/K0000854269/Order=6/

こちらの口コミは、専門家の試乗レビューによるものです。

市街地走行の燃費は、あくまで予想値になります。

Dモードだと高速も入れて１４KｍOVERでしたが、Sモードだとかなり落ち込みました。
Sモードだとアイドリングも回転数が高めなのでしかたないと思います。

引用：http://review.kakaku.com/review/K0000854269/Order=6/

Sモードはスポーツ走行モードですので、燃費の落ち込みは仕方のないとこでしょう。

こちらも専門家の試乗レビューになります。

某クルマ関係のSNSサイトでの、実際のユーザーによる実燃費の記録を平均した数値は9.32km/Lという結果が出ています。

この数値が最もリアルな実燃費になると思われますので、ご参考にして下さい。

新型アウディ A4 の先進技術

アウディは独自の様々な先進技術によって、低燃費への取り組みを行っています。

その技術のいくつかをご紹介します。

TFSIエンジン

引用：http://www.audi.jp/a4/

さらに効率を高めたTFSI エンジンを搭載

TFSI®は、シリンダーへガソリンを直接噴射することで燃焼効率を高めた直噴システム（FSI）と、シリンダー内に大量の空気を送り込むターボチャージャーを組み合わせたテクノロジー。

排気量大きくすることなく優れた効率性とハイパワーを実現し、ダイナミックなパフォーマンスを発揮。

刺激的なドライビングフィールをもたらします。

引用：http://www.audi.jp/a4/

Ｔはターボ、FSIは直噴を意味します。

低～中回転までの実用回転域を重視したセッティングになります。

実用回転域で最もエンジンの性能が発揮できるため、高回転域を使う必要が無くなり、低燃費に貢献します。

街乗りでは、その効果を十分に体感できるでしょう。

７速 S tronic トランスミッション

引用：http://www.audi.jp/a4/

瞬速のシフトチェンジを可能にする７速Ｓトロニック・トランスミッション

マニュアルトランスミッションのダイレクトさと、オートマチックトランスミッションの優れた操作性を合わせもつ7速Sトロニック。

2つのクラッチを持ち、一方のクラッチをつないだときにもう一方が次のギアを選択してスタンバイ。

瞬きをするほどのわずかな時間でシフトチェンジを行うためトルクが途切れることなく、なめらかな加速が味わえます。

引用：http://www.audi.jp/a4/

構造としては、MT（マニュアル・トランスミッション）を自動制御する仕組みになります。

シフト・チェンジのダイレクト感があり、変則時のタイム・ラグも少ないので、通常走行時に、そのメリットを感じるでしょう。

また、７速と細かいギア設定により、その時々の速度に最適なギアを選択します。

その結果、無駄にエンジンを回したりすることが無くなり、低燃費に大きく貢献します。

しかし、車庫入れなどの極低速時には、そのダイレクト感が仇になり、ガックンガックンした動きになるおそれがあります。

これには、少しアクセル操作の慣れが必要になるかもしれません。

５リンク式サスペンション

引用：http://www.audi.jp/a4/

乗り心地を高める、新開発５リンク式サスペンション

新しいAudi A4には、フロント・リヤともに、新開発の5リンク式サスペンションを採用。

優れたハンドリングと接地性、快適な乗り心地を高次元で実現しました。

引用：http://www.audi.jp/a4/

こちらは、燃費にはあまり影響しないのですが、操縦性・乗り心地を良くする改良点です。

このサスペンションの仕組み自体は、従来から採用されているのですが、各部に改良・見直しされ、より快適で優れたハンドリング性能を実現しています。

クアトロ・システム

引用：http://www.audi.jp/a4/

走る道を選ばない４ＷＤシステム quattro®

あらゆる走行シーンにおいて、まるで路面に吸い付くような走行安定性を実現する、Audi独自のフルタイム4WDシステムquattro®。路面状況によってトルク配分をダイナミックに可変制御し、卓越したトラクションコントロールと、コーナーでの優れた回頭性を実現します。

引用：http://www.audi.jp/a4/

前輪：後輪＝40：60の駆動配分を基準に、自動制御で前後の駆動力配分をコントロールします。

その時々の路面変化に対して、最適な駆動力配分を与える事により、無駄なホイル・スピンを起こしたり、アクセルを多く踏み込むなどのロスを低減し、低燃費に貢献します。

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新型アウディ A4 燃費のまとめ

引用：http://www.audi.jp/a4/

この記事を書く前は、アウディ A4 の燃費に関しては、特筆すべきポイントは無いと思っていました。

ミドル・サイズの高級セダンで、お金持ちの乗る車という印象が強かった為、燃費よりも豪華装備、走行性能を重視されている車だと思っていたからです。

しかし、その思い込みは間違いであったと言えます。

昨今、地球環境保護が声高に叫ばれている中、やはり自動車業界のこの問題への取り組みには最も注目が集まっています。

自動車は製造段階～走行まで、あらゆる局面で環境に悪影響を及ぼすCO₂を排出します。

排気ガスのクリーン化の一環として、低燃費であることが求められます。

特にアウディの本国ドイツのある欧州では、日本より環境保護に対する取り組みは、一般人レベルでも活発です。

こういった背景もあり、アウディ A4 の低燃費が実現しているのでしょう。

日本人の大半の方は、車に対する価値観として、環境保護＜低燃費だと思います。

燃費が良いに越したことはありませんが、環境保護に対する意識も大切だと思いますので、日本にも徐々に浸透していけば良いな、と思っています。

引用：http://www.audi.jp/a4/