新型マーチ 納車時期情報！

日産の新型マーチは納車までにどれぐらいかかるでしょうか？

新型マーチの納車の時期などの情報をご紹介します。

新型マーチの概要

エントリーカーやセカンドカーとして人気の高い日産のコンパクトカーマーチ。

現行モデルからタイで生産されています。

実はマーチは輸入車なのです。

輸入車となると海上輸送の関係で2ヶ月以上の納期が掛かってしまうものですが、マーチの場合はどうなのでしょうか？

意外にもマーチの納期は短いという口コミがありましたので、納期について調べてみました。

調査結果を交えて納期について報告しましょう。

マーチ

引用：http://www2.nissan.co.jp/MARCH/exterior.html

車両本体の納期

前述しましたが、日産のマーチはタイの工場（NPT）で造られています。

通常輸入車というと、オフラインで3日ほど、輸出側での通関手続きで1週間ほど、そして海上輸送で1ヶ月ほど、輸入側での通関手続きで1週間ほど、合計1か月半ほどかかるのが普通です。

受注生産をしているとなると、発注から納車までは2ヶ月近くかかることになります。

ところがマーチの場合は最短2週間ほどで納車されるというのですから驚きです。

マーチの場合、メーカーオプションはほとんどなく、ほぼすべてがディーラーオプションになっています。

ですから、クルマを造る方としては余計な仕様分けをする必要がなく、見込み生産で造ることができます。

実は日産のマーチは、メーカーの生産計画で見込み生産を行っており、発注された段階では、クルマは海の上かすでに日本に届いているということになります。

そしてディーラーも見込み発注をしているので、発注があるとすぐに在庫を吐き出す形になります。

ですからマーチの場合は最短で2週間、長くても1か月あれば、ベース仕様のクルマはディーラーに届くということになります。

販売台数が多いからできることですが、メーカーもディーラーもリスクを背負って納期を縮めているのです。

生産風景（生産車種はノート）

引用：http://reports.nissan-global.com/JP/wp-content/uploads/Note-JPN-Premiere13.jpeg

オプションによる納期遅れ

車両本体は大体2週間から1ヶ月もあればディーラーに届くと説明しましたが、その後にも時間がかかる場合があります。

それはオプションの取付です。

マーチの場合は販売戦略上、オプションのほとんどがディーラーオプションになっていますので、オプションを選ぶと、ディーラーでの取付になります。

マーチの場合、最も取付に時間がかかるのはナビ関係だと思われますが、それでも1週間程度あれば取付られます。

その間に登録手続きをしておけば、余計な時間はかかりませんので、発注から1ヶ月半もあれば納車になります。

オプションの取付が無く、しかもタイミングよく船便の到着直後であったり、メーカーやディーラーの在庫などがある場合には2週間くらいで納車になることもあります。

国内生産車よりも納期が短いというのも変な話ですが、日産の販売戦略上そのようになっています。

ドライブサポートパッケージ

引用：http://www2.nissan.co.jp/MARCH/option_all.html

フロントコーナーセンサー+リヤコーナーセンサー

引用：http://www.nissan.co.jp/MARCH/option_all.html

バックソナーセンサー

引用：http://www.nissan.co.jp/MARCH/option_all.html

バックビューモニター

引用：http://www.nissan.co.jp/MARCH/option_all.html

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特装車はさらに納期が延びる

ここまでは標準仕様のマーチの納期について説明してきましたが、仕様によってはさらに納期が延びる場合があります。

それは特別仕様車の場合です。

マーチの場合はBoleroやNISMOがそれに当たります。

これらのクルマは、いったん日本に輸入された後に、Boleroならばオーテックジャパンに、NISMOであればNISMOの工場に納入され、それからエクステリアやインテリアなどの改造に取り掛かります。

特装への改造には大体2週間程度かかりますので、標準車よりも2週間納期が延びるということを知っておいてください。

マーチBolero

マーチNISMO

引用：http://www2.nissan.co.jp/MARCH/grade_outline.html

新型マーチの納期

ここまで納期の開設をしてきましたが、まとめてみると以下のようになります。

マーチ標準仕様：2週間～1か月半

Bolero、NISMO：1ヶ月～2ヶ月

大体どのグレードを選択しても2ヶ月以内には納車されるということです。

マーチはモデル末期ということもあり、生産が非常に落ち着いていますので、極端に納期が延びるということはありません。

上記の納期で安定していると思います。

メーカーが売りたい車種

メーカーやディーラーに在庫車があると納期が短くなるということを前述しましたが、納期を優先するのであれば、売れ筋のグレードとボディカラーを選ばれると良いでしょう。

もともとメーカーではライン負荷を一定に保つために、生産量が少ない時には造り溜めをします。

その際、最も売りたいグレードとボディカラーのクルマを多めに生産し在庫として抱えます。

またディーラーでも売れ筋のグレードとボディカラーのクルマを先行発注し在庫として抱えています。

たくさん売りたいクルマなので、納期を短縮するためにこのような方法を取るのです。

グレードやボディカラーに若干のずれがあるにしても、ほぼ共通で売れ筋のものが在庫になっているわけですから、こういったものを選ぶと納期が極端に短くなります。

マーチの場合はGタイプのナデシコピンクあたりがそれに該当すると思います。

口コミによると発注から納車まで10日という例もあるようですから、こういったモノにあたるとかなり納期が短くなります。

マーチG なでしこピンク

引用：http://www2.nissan.co.jp/MARCH/exterior.html

納期を短縮する裏技

通常ですと新型ノートの納期は1半月から2か月程度かかるのですが、納期を短縮できる裏技があります。

それはディーラーが所有しているクルマを買うということです。

ディーラーでは展示車や試乗車、買い手がついていないのに玉を確保するために発注・登録した新古車など、様々なクルマを抱えています。

こういったクルマを狙うというのも良いでしょう。

特に新古車や展示車は実質新車ですので、自分の好みに合うカラーやグレードのものがあれば、お買い得です。

また、試乗者も、意外と走行距離は短いのでこちらも狙い目です。

いずれのクルマも既にディーラーにあり、新古車や試乗車は既に登録されているので、納期は数日になります。

オプションを付けたとしても半月もあれば納車されますので、急がれている方はこういったクルマを狙うことをお薦めします。

特にマーチの場合はオプションの大半がディーラーオプションですので、ボディカラーさえ好みのものがあれば、カスタマイズするのは容易です。

なお、こういったクルマの情報は一般には出回りません。

ディーラーの内部情報になりますので、こういったクルマをお探しであればディーラーのカーライフアドバイザーに問い合わせてみると良いでしょう。