日産ノートNISMO新型はどうなる?注目ポイントを解説

東京オートサロン2026で披露されたAURA NISMO RS Conceptをイメージしたワイドボディの電動スポーツコンパクト

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東京オートサロン2026で日産が公開したのは「AURA NISMO RS Concept」です。市販化、549万円という価格、2026年12月発売は正式決定ではありません。

「日産ノートNISMOの新型が出る?」「オーラNISMO RSは本当に発売される?」と気になっている方へ、今回は日産が公開したコンセプトカーの事実と、市販版を想定した予想情報を分けて整理します。

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AURA NISMO RS Conceptとは?東京オートサロン2026で何が発表された?

東京オートサロン2026で披露されたのは、AURA NISMOをさらに高性能化する方向性を示した「AURA NISMO RS Concept」です。市販車の価格や発売日まで正式発表されたわけではありません。

まず、検索すると混同しやすい情報を整理しておきましょう。

  • 公開された事実:東京オートサロン2026で「AURA NISMO RS Concept」が披露された
  • 正式車名:「AURA NISMO RS Concept」であり、「新型ノートNISMO RS」という正式名称ではない
  • 市販化について:コンセプト公開と市販モデルの発売決定は別
  • 予想情報:1.5Lターボ、前150kW・後100kW、全幅1880mm、549万円、2026年12月などの数値は市販仕様の確定値として扱わない

つまり、「日産ノートNISMO新型」と検索されている話題の中心にAURA NISMO RS Conceptがありますが、現段階で“549万円の新型ノートNISMOが発売決定”と理解するのは早いということです。

そもそもノートとオーラは、現在のラインアップでは役割が少し違います。

先代ノートにはNISMO、NISMO S、e-POWER NISMO、e-POWER NISMO Sなどが存在しました。NISMO Sでは1.6Lエンジンと5速MTを組み合わせるなど、コンパクトな車体を自分で操る楽しさが前面に出ていました。

現在は、より上級志向のAURAをベースとしたAURA NISMOがNISMOのスポーツコンパクトを担っています。

そのAURA NISMOをさらに性能側へ振った提案がRS Conceptです。

ここが僕にはすごく重要に見えます。

昔のノートNISMOが「エンジンとMTで楽しむスポーツコンパクト」を代表していたのに対し、RS Conceptはモーター駆動と電子制御4WDを使って速さと楽しさを作る時代への変化を象徴しているからです。

「ノートNISMOが復活するか」だけを見るより、「日産が次のNISMOコンパクトをどんな技術で作ろうとしているのか」と見ると、このコンセプトの意味が分かりやすくなります。


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AURA NISMO RSの1.5Lターボ・150kW+100kWはどう見る?

1.5Lターボやフロント150kW、リア100kWなどは、市販車の確定諸元ではなく予想値として確認する必要があります。ただし、RSが高出力e-POWER 4WDを狙うという方向性を考える材料にはなります。

予想情報として挙げられている主要スペックを、現行AURA NISMO tuned e-POWER 4WDとの比較で整理すると次のようになります。

項目 RSの予想値AURA NISMO tuned e-POWER 4WD比較値
発電用エンジン1.5Lターボ1.2L
フロントモーター150kW(204PS)100kW(136PS)
フロント最大トルク330Nm300Nm
リアモーター100kW(136PS)60kW(82PS)
リア最大トルク195Nm150Nm
バッテリー容量1.85kWh予想1.5kWh
車両重量1490kg予想1390kg
タイヤ245/45R18予想205/50ZR17

左列のRS数値は市販車の正式諸元ではありません。 今後正式な量産モデルが発表された場合は、その仕様を改めて確認する必要があります。

ここで初心者の方に知ってほしいのが、e-POWERの仕組みです。

e-POWERではエンジンで直接タイヤを駆動する一般的なガソリン車とは考え方が異なり、走行の主役はモーターです。エンジンは主として発電を担当します。

そのため「1.5Lターボだから、そのエンジン出力がそのままタイヤに加わる」という理解ではありません。

同じ理由で、フロント150kWとリア100kWという予想値を見て、単純に「250kW=340PSのシステム出力」と決めつけるのも避けたいところです。

前後モーターが常に最大出力を同時に出せるとは限らず、発電能力、バッテリーから取り出せる電力、温度、車両制御など複数の条件が関係するからです。

僕がむしろ注目したいのは、リアモーターを60kW級から100kW級へ強化するという予想です。

もし市販仕様でも後輪側が大幅に強化されれば、単に0-100km/h加速を速くするだけではなく、コーナーから立ち上がるときの姿勢やアクセル操作に対する車の反応まで変えられる可能性があります。

高出力化した電動4WDを、小さく低いAURA系ボディでどう味付けするのか。ここがRS Conceptを「ただ馬力を上げただけのAURA」にしないポイントだと僕は考えています。


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全幅1880mm・245タイヤなら何が変わる?日常性への影響も大きい

全幅1880mm、車重1490kg、245/45R18といった数字も市販仕様の確定値ではありません。しかし、この規模で量産化されれば従来のコンパクトカーとは使い勝手が大きく変わります。

予想情報では、RSのボディサイズとして全長4260mm、全幅1880mm、全高1485mmという数値が挙げられています。

比較対象のAURA NISMO tuned e-POWER 4WDが全長4120mm、全幅1735mm、全高1505mmなら、予想値では全幅が145mm拡大する計算です。

145mmというと数字だけではピンと来ないかもしれません。

でも片側に単純換算すると70mm以上張り出す規模です。仮に1880mmで市販されれば、日本の狭い住宅街や駐車場では「ノート系だからコンパクト」という感覚で扱わないほうがよさそうです。

なお、1735mmの現行AURAも日本の車両区分ではすでに3ナンバーです。そのため1880mmになったから初めて3ナンバーになるわけではありません。

重要なのはナンバー区分そのものではなく、実際の車幅が約1.9mへ近づくことによる駐車・乗降・すれ違いへの影響です。

たとえば購入前には、自宅駐車場の入口だけでなく、ドアを開けるスペースや普段利用する機械式駐車場の寸法まで確認したいところです。

スポーツカー選びというと最高出力ばかり見てしまいますが、毎日乗るならこうした数字のほうが満足度を左右することもあります。

タイヤも同じです。

予想される245/45R18は、比較値の205/50ZR17より40mm広いサイズです。

タイヤを太くすれば、それだけで性能が決まるわけではありませんが、高出力を路面へ伝える接地面やグリップ性能を確保する方向としては理解できます。

その反面、245幅の18インチタイヤとなれば、交換時には価格だけでなく銘柄の選択肢、在庫、乗り心地、ロードノイズなども確認したくなります。

さらに予想情報では、フロント355mm級、リア280mm級のブレーキディスクや対向ピストン式キャリパーといった仕様も挙げられています。

これらも量産仕様の確定装備とは言えませんが、もし高出力化するなら「止まる」側を強化するのは重要です。

整備を学んでいる僕の目線では、速い車ほど最高出力だけを見るのは危ないと思っています。

タイヤ、ブレーキ、サスペンション、冷却、ボディが高い負荷を受け止められて初めて、パワーを安心して使える車になります。

RSが市販化されるなら、モーター出力よりむしろ、この「走る・曲がる・止まる」をどこまで一体で仕上げるのかを確認したいですね。


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AURA NISMO RSの電動4WDは何が重要?後輪モーターに注目

RSの走りを見るうえでは、前後モーターの最大出力以上に「どの場面で、どちらのタイヤへ、どれだけ駆動力を与えるか」という制御が重要です。

前輪は車体を曲げながら駆動力も路面へ伝えます。

そこへ大きな駆動力が集中すると、タイヤに要求される仕事も増えます。後輪側を積極的に駆動させられれば、4輪をより有効に使って加速や車体姿勢を作る余地が生まれます。

RSに関する予想情報には、後輪側の駆動割合を60~70%程度まで高めるという数字もあります。

ただし、この割合についても市販車に設定された正式な制御値ではなく予想情報として見るべきです。

そこで本記事では、正式確認できない「e-4ORCE」という名称をRSの確定装備としては扱いません。

注目したいのは名称ではなく、前後独立したモーターをNISMOがスポーツ走行向けにどう制御するかです。

モーターはアクセル操作に対して素早くトルクを変化させやすく、前後に独立した駆動源があれば電子制御による緻密な駆動力調整にも向いています。

この特徴をNISMOのシャシーセッティングと組み合わせれば、従来のFFスポーツとも、機械式4WDを中心としたスポーツモデルとも違った個性を作れる可能性があります。

※画像はAIによるイメージ

AURA NISMO RSは549万円・2026年12月発売?競合車との違いは?

549万円という価格と2026年12月という発売時期は予想情報であり、正式な市販価格・発売日として確定したものではありません。

549万円という予想価格を、AURA NISMO tuned e-POWER 4WDの比較価格353万1000円と比べると、差は約196万円になります。

さらに予想価格帯の比較材料としては、GRヤリス RZ“High performance”の533万円、GRカローラ RZの598万円、シビックタイプR Racing Black Packageの617万9800円といったスポーツモデルも挙げられています。

ただし、価格は改定されることがありますし、グレードや装備条件も異なります。購入時には各メーカーの最新情報を確認してください。

そして、単純な価格比較だけではRSの立ち位置は分かりません。

GRヤリスやGRカローラなどはエンジンとトランスミッション、4WDシステムを組み合わせたスポーツモデルです。シビックタイプRもエンジンの力を機械的なトランスミッション経由でタイヤへ伝えます。

対してAURA NISMO RSがe-POWER 4WDとして市販されるなら、エンジンを発電に使い、モーターでタイヤを駆動すること自体が大きな構造上の違いになります。

だから僕は「約550万円ならGRヤリスとどちらが速い?」だけで比較するのは少しもったいないと思います。

RSの価値が生まれるとすれば、変速操作やエンジン回転を楽しむ従来型スポーツとは別に、モーターのレスポンスと前後駆動制御で運転の楽しさを作れるかどうかです。

これは先代ノートNISMO Sとの比較でも象徴的です。

1.6Lエンジンと5速MTを操るNISMO Sから、モーターと電子制御4WDを駆使するRSへ。

もし市販化されれば、同じNISMOの名前でも「人が機械を操作する楽しさ」から「人の操作を電動制御が瞬時に走りへ変換する楽しさ」へ選択肢が広がることになります。


AURA NISMO RSは誰向け?市販化された場合の価値を考察

筆者としては、RSが市販化されるなら通常のAURA NISMOを置き換えるのではなく、走行性能をより重視した上位モデルとして成立する可能性が高いと考えています。

通常のAURA NISMOには、日常で使えるサイズやe-POWERの扱いやすさを残しながら、NISMO独自のデザインや走りを楽しめる魅力があります。

対してRSが予想されているようなワイドボディ、245幅タイヤ、高出力な前後モーター、大型ブレーキを採用するなら、性能を得る代わりに日常性や維持面では負担が増える可能性があります。

だから購入検討時に僕なら、最高出力だけでなく次の4点を優先して確認します。

車幅、車重、タイヤ、ブレーキです。

車幅は日常の使いやすさ、車重は加速だけでなく旋回や制動、タイヤはグリップと維持費、ブレーキは高負荷時の安心感に関係します。

特に1490kgという予想値なら、現行比較値1390kgから100kg増える計算です。

モーターを強化しても車重が増えれば、加速性能だけでなくタイヤやブレーキが受け持つ負担も変化します。「出力が50%増えたから、そのまま50%スポーツカーらしくなる」という単純な世界ではないんですね。

そして個人的に一番期待したいのは、日産が電動化を「燃費を良くする技術」だけで終わらせないことです。

モーターは静かで滑らかな移動にも使えますが、レスポンスの良さや前後駆動力の制御を突き詰めれば、運転を楽しむ技術にもできます。

AURA NISMO RS Conceptには、そこをNISMO流に追求する意味があると僕は感じています。

MT車の代わりを作る必要はありません。

MTにはMTの楽しさがあり、e-POWERにはモーター駆動だからこそ作れる楽しさがあります。その違いを曖昧にせず、新しいスポーツコンパクトとして成立させられるかが市販化された場合の勝負どころでしょう。

同時に、1880mm級の車幅や約550万円という予想がそのまま現実になれば、「手軽なノートのスポーツ版」というイメージからは大きく離れます。

だからこそRSは、ノートNISMOの単純な復活というより、AURAを土台に日産の電動技術とNISMOの走りを組み合わせた新しい高性能モデルとして考えたほうが理解しやすいと思います。


まとめ:日産ノートNISMO新型の本命はAURA NISMO RS Concept?

日産ノートNISMO新型を検索している方が押さえておきたいのは、東京オートサロン2026で「AURA NISMO RS Concept」が公開されたことです。

一方、1.5Lターボ、フロント150kW・リア100kW、全幅1880mm、車重1490kg、245/45R18、355mm級ブレーキ、549万円、2026年12月といった具体的な数値や時期は、市販仕様の正式決定情報とは分けて考える必要があります。

僕がRS Conceptで重要だと感じるのは、単なる「速いオーラ」ではないことです。

高出力e-POWER 4WD、ワイドな車体、タイヤ、ブレーキ、シャシーを組み合わせることで、電動化時代にNISMOらしい運転の楽しさをどう作るのかを示す存在になっています。

もし量産化されれば、最高出力や0-100km/hだけでなく、前後モーターの制御、実際の車幅と車重、タイヤ・ブレーキの仕様、燃費、日常での扱いやすさまで確認したいところです。

正式な価格、発売日、最終スペックについては、今後の日産による市販モデルの発表を基準に判断しましょう。


よくある質問

日産ノートNISMOの新型は正式発表された?

東京オートサロン2026で公開された正式名称は「AURA NISMO RS Concept」です。ノートNISMOの市販新型が正式発表された、という意味ではありません。

AURA NISMO RSは549万円で2026年12月に発売される?

549万円と2026年12月は市販価格・発売日の確定情報ではなく予想として扱う必要があります。正式発表があれば日産の情報を基準に確認しましょう。

AURA NISMO RSの注目点はどこ?

高出力化したe-POWER 4WDと、ワイドボディやタイヤ、ブレーキ、シャシーを組み合わせた総合的なスポーツ性能です。市販化された場合は、モーター出力だけでなく前後の駆動力制御にも注目です。



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