プリウスPHVとプリウスの違いは?どっちがいいか選び方まで比較

プリウスPHVとプリウスを並べて自宅充電と走行スタイルと中古車選びの違いを比較するシーン

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プリウスPHVとプリウスの最大の違いは外部充電できるかどうか。自宅充電と短距離移動を生かせるならPHV、充電なしで気軽に乗るならプリウスが選びやすいです。

この記事では主に4代目プリウスと2017年登場の2代目プリウスPHV(ZVW52)を比較し、50系中古を選ぶときに重要な年式・装備・価格の考え方まで初心者目線で整理します。

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プリウスPHVとプリウスの違いは?外部充電とEV走行がポイント

プリウスは外部充電を必要としないハイブリッド車、プリウスPHVは家庭などの電源から充電してEV走行できるプラグインハイブリッド車です。

「どちらもエンジンとモーターが付いているなら、何がそんなに違うの?」と感じますよね。

通常のプリウスも、エンジン、モーター、駆動用バッテリーを搭載しています。走行中のエンジン発電や減速時の回生によって電気をやりくりするため、普段は充電ケーブルを接続する必要がありません。

一方のプリウスPHVは、より大きな駆動用バッテリーを積み、家庭などから充電した電気を使ってまとまった距離をEV走行できます。

初心者向けにかなり単純化すると、「給油して乗ればクルマ側が全部やってくれるのがプリウス」「自宅で充電すると電気自動車のような使い方もできるのがプリウスPHV」という違いです。

プリウスPHVの初代は2012年1月30日に発売され、4.4kWhの駆動用バッテリーを搭載。EV走行距離はJC08モード26.4kmでした。

2017年に登場した2代目プリウスPHVではバッテリー容量が8.8kWhへ拡大し、EV走行距離はJC08モード68.2km、EV走行時の最高速度は135km/hとなりました。

つまり2代目では、モーター走行が「少しだけエンジンを休ませる機能」というより、通勤や買い物を電気中心でこなすための大きな特徴になったわけです。

現在の5代目プリウスでは名称が「プリウスPHEV」になっています。PHVとPHEVは呼び方こそ異なりますが、外部充電できるプラグインハイブリッドという基本的な仕組みは共通しています。

僕はここを最初に理解しておくと、「PHVのほうが燃費の良い上位版なの?」という混乱を避けやすいと思います。


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プリウスとプリウスPHVは燃費・電池・価格・充電でどう違う?

PHVが常に低燃費というわけではありません。強みは、ガソリン燃費そのものより外部から入れた電気で走れることです。

4代目プリウスと2代目プリウスPHVの主な違いを整理すると、次のようになります。

比較項目4代目プリウス2代目プリウスPHV
基本方式ハイブリッド(HV)プラグインハイブリッド(PHV)
外部充電不要・不可可能
駆動用電池PHVより小容量8.8kWh
燃費の代表値WLTC 25.4~32.1km/LHV走行時WLTC 30.3km/L
EV走行限定的JC08 68.2km
普通充電なし200V・16Aで約2時間20分
全長4,575mm4,645mm
全幅1,760mm1,760mm
全高1,470mm1,470mm
登場時の乗車定員5人4人
2019年5月以降5人5人
中古で特に確認したい点車両状態・整備履歴左記+充電装備・駆動用電池・年式別仕様

 

燃費を見ると、4代目プリウスにはWLTCモード32.1km/Lとなる仕様があり、2代目プリウスPHVのHV走行時はWLTCモード30.3km/Lです。

つまり、バッテリーの電気を使い切った後のガソリン走行だけなら、PHVだから必ずプリウスより燃費が良いとは限りません。

ここは車名のイメージだけで選ぶと見落としやすい部分ですね。

PHVの本領は、自宅などで充電した電気を日常走行へ投入できることです。

たとえば通勤が片道15kmなら、往復30km。実際のEV走行可能距離に余裕があり、自宅で毎晩充電できれば、通勤時にエンジンを始動する機会を減らせる可能性があります。

逆に外部充電をほとんどしないのであれば、8.8kWhのバッテリーを持つPHVのメリットを十分に使えていない状態になりやすいです。

なお、新車価格を比較するときは注意が必要です。旧型モデルは年次改良によって価格や装備が変わっているため、異なる販売時期やグレードの価格を引き算して「PHVは○万円高い」と断定するのは正確ではありません。

車両価格差を見るなら、同じ販売時期で装備水準が近いグレード同士を比較する必要があります。

僕ならカタログの「km/L」だけを見るより、自分が1日に走る距離のうち何kmを自宅で充電した電気に置き換えられるのかを先に考えます。

この視点ならPHVが生活に合うか、かなりイメージしやすくなりますよ。


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プリウスPHVの200V充電は必要?生活環境から判断しよう

2代目プリウスPHVを日常的に充電して使うなら、200V充電環境があると利便性を生かしやすくなります。

2017年登場時の2代目プリウスPHV(ZVW52)は、200V・16Aなら満充電まで約2時間20分、100V・6Aでは約14時間が目安でした。

約2時間20分と約14時間では、日常での使いやすさが大きく違います。

帰宅後に200Vで充電を始めれば、その日の夜のうちに充電を完了させやすいですよね。

一方、100Vで約14時間となれば、夕方に帰宅して早朝に出発する生活では満充電にならないケースも考えられます。

だから僕は、PHV選びでは「充電できる場所があるか」だけでなく、自宅で無理なく繰り返し充電できるかまで確認したいです。

2代目プリウスPHVでは、駆動用モーターに加えて発電用ジェネレーターもモーターとして利用する「デュアルモータードライブシステム」が採用されました。

一部仕様にはソーラー充電システムも設定され、プラグインハイブリッドらしい独自装備が用意されています。

さらにAC100V・最大1,500Wの給電機能もポイントです。対応車なら家電などへ電力を供給できます。

ただし、機能が多いからPHVのほうが誰にでも向くわけではありません。

たとえば集合住宅で自宅充電ができず、充電のたびに外部施設へ出掛ける必要があるなら、充電が「便利な習慣」ではなく「新しい用事」になってしまう可能性があります。

PHVは充電設備と生活動線がセットになって初めて便利になるクルマと考えると、選び方を間違えにくいですよ。


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50系中古プリウスPHVは何年式がいい?相場より先に仕様を確認

5人乗りが必要なら2019年5月改良以降、AC100V・1,500W給電を確実に重視するなら2020年7月改良以降が分かりやすい候補です。

中古の2代目プリウスPHV(ZVW52)は、同じ50系でも年式によって仕様が違います。

まず大きいのが乗車定員です。

登場当初の2代目プリウスPHVは4人乗りでしたが、2019年5月の改良で5人乗りになりました。

家族4人だけなら旧仕様でも足りるかもしれませんが、「友人を含めて5人で乗ることがある」という人にはかなり大きな差ですよね。

2020年7月の改良では、AC100V・1,500Wのアクセサリーコンセントによる給電機能が全車標準化されました。

2021年6月には8インチディスプレイオーディオが標準化されるなど、装備面にも変更があります。

つまり中古PHVは、単純に「後期型だからおすすめ」と考えるより、欲しい機能が採用された改良時期から逆算するのがおすすめです。

2026年8月に確認されたプリウスPHV全体の中古掲載では、掲載台数が700台前後あり、平均価格は170万円台後半から180万円台前半となる集計例がありました。

ただし、この平均には2012~2016年の初代、2017~2023年の2代目、グレードや走行距離の異なる車両が一緒に含まれます。

そのため「平均180万円くらいだから、50系も180万円」とは考えないほうが安全です。

50系でもGR SPORTのような人気仕様になると価格はさらに上がります。2026年8月時点で確認されたS GR SPORTの掲載例では、2019年・7.1万kmで229.9万円、2020年・5.4万kmで251.7万円、2021年・2.2万kmで295.2万円といった車両がありました。

一方、走行距離が10万km程度まで伸びた個体には168.8万円という掲載例もあります。

この例だけでも、同じZVW52でも年式・距離・グレードで100万円以上の開きが生じることがあると分かります。

通常の50系プリウスについても同様で、年式、走行距離、グレード、修復歴、装備によって価格は変動します。

今回確認できているデータだけでは、通常プリウスとPHVを「同じ年式・同じ走行距離・近い装備」で揃えた十分な掲載例がないため、ここで中古価格差を○万円と断定するのは避けます。

中古車は掲載価格も日々変動するので、購入時には同じ年式・走行距離帯・修復歴条件でプリウスとPHVを並べて総額比較するのが確実です。

僕は中古車比較では、この「条件をそろえる」ことがすごく重要だと思っています。

年式も距離もグレードも違う2台を比べて「PHVは高い」「プリウスは安い」と判断するのは、リンゴとミカンの値段を比べるようなものだからです。

中古PHVでは何を販売店に聞けばいい?

50系PHVでは通常の中古車確認に加えて、充電関連を具体的に見たいところです。

販売店では、次のように聞くと確認しやすいでしょう。

  • 「充電ケーブルは車両に付属していますか?」
  • 「実際に外部充電できることを確認していますか?」
  • 「駆動用バッテリーについて、どんな診断や点検をしていますか?」
  • 「急速充電やAC100V給電など、この車両の装備を確認できますか?」
  • 「整備記録、タイヤ製造年、偏摩耗、下回り、修復歴を見せてもらえますか?」

特に「バッテリーは大丈夫ですか?」だけでは、回答が曖昧になりがちです。

何を測定・点検して、どんな結果だったのかまで聞くほうが中古車選びでは役立ちます。

充電確認も同じです。

ケーブルがトランクに入っているだけではなく、可能なら実際に接続し、車両が充電を認識するか、充電後の表示に不自然な点がないかまで確認できると安心材料が増えます。

もちろん満充電時に表示されるEV走行可能距離だけで、バッテリーの健全性を断定することはできません。表示値は走行履歴や空調使用などの影響も受けるためです。

ここは「数字が大きければ良車」と単純化せず、点検結果、使用履歴、実車状態を合わせて見るのが大切ですね。


プリウスとプリウスPHVはどっちがいい?3つの使い方で比較

結論は車種ではなく生活環境で変わります。戸建て短距離ならPHV、充電できない環境や長距離中心ならプリウスが合理的になりやすいです。

「結局、自分ならどっち?」が一番知りたいところですよね。

そこで具体的な利用者像に当てはめて考えてみます。

使い方選びやすい車理由
戸建て・200Vあり・往復30km通勤プリウスPHV日常移動をEV走行へ置き換えやすい
集合住宅・自宅充電不可 プリウス充電のためだけに移動する負担がない
高速道路・長距離移動が多いプリウス寄りPHVのEV走行メリットを使える割合が低くなりやすい

 

まず「戸建て+200V充電+往復30km程度の通勤」という人です。

2代目プリウスPHVのEV走行距離はJC08モード68.2kmなので、条件が合えば日々の通勤を電気中心にできる可能性があります。

もちろん68.2kmは試験値です。

冬場の暖房、低温、高速走行、坂道、急加速などで消費電力が増えれば、実際のEV走行可能距離は短くなります。

それでも毎日の移動距離が比較的短く、帰宅するとすぐ充電できる人なら、PHVの仕組みを日常的に使いやすいでしょう。

次に「集合住宅+自宅充電不可」という人です。

僕なら通常プリウスをかなり有力候補にします。

外部充電スポットが近くにあったとしても、わざわざ充電のために移動したり待ったりする必要があるなら、それを何年間も続けられるか考えたいからです。

プリウスならガソリンを給油すれば、あとは車両がエンジンとモーターを自動制御します。

僕はこの「ドライバーがエネルギー管理をあまり意識しなくていい」こと自体がプリウスの大きな性能だと思います。

そして「年間走行距離が多く、高速道路で遠出することが多い」という人。

この場合も通常プリウスが合理的になるケースがあります。

PHVは長距離でも普通に走れますし、バッテリー残量が減った後もHVとして走行できます。しかし外部から充電した電気で走る割合が小さくなるほど、PHVを選ぶ意味は薄くなりやすいからです。

逆に、平日は短距離通勤、休日だけ長距離旅行という人にはPHVがおもしろい選択になります。

平日はEVのように使い、旅行ではガソリンを使って距離を伸ばす。

短距離と長距離でエネルギーの使い方を切り替えられることこそ、PHVの分かりやすい魅力です。

※画像はAIによるイメージ

僕は購入価格の差を「ガソリン代だけで何年で回収できるか」に絞りすぎないほうがいいと考えています。

電気料金もガソリン価格も変化しますし、実際の電費や燃費は道路条件、気温、空調、運転方法によって変わります。昔の電気料金やガソリン価格を使った試算を2026年の購入判断へそのまま当てはめても、正確な答えにはなりません。

それより、PHVなら自宅充電の便利さ、EV走行時の静かさ、モーター中心の走行感覚、給電機能などを自分がどれだけ使うのかを考えたいです。

反対に、それらをほとんど使わないなら通常プリウスを購入し、差額をタイヤ、メンテナンス、任意保険、必要な装備などへ回す考え方も十分合理的ですよね。


現行プリウスPHEVと50系PHVはどう違う?

現行プリウスPHEVは13.6kWhバッテリーを搭載し、50系PHVの8.8kWhから電動走行能力が大きく強化されています。

2026年8月時点の現行プリウスでは、プラグインハイブリッド仕様は「プリウスPHEV」と呼ばれています。

2.0Lプラグインハイブリッドシステムと13.6kWhの駆動用バッテリーを搭載し、EV走行換算距離はWLTCモードで19インチタイヤ装着車86km、17インチタイヤ装着車102kmです。

ここで注意したいのが試験モードです。

50系プリウスPHVの68.2kmはJC08モード、現行PHEVの86km・102kmはWLTCモードなので、「102-68.2=33.8km伸びた」という比較はできません。

試験方法が異なるからです。

ただ、バッテリー容量自体は8.8kWhから13.6kWhへ増えているため、現行モデルがより電動走行を重視した設計へ進化していることは分かります。

2026年8月時点の現行プリウスPHEVは、Gが388万4,100円、Zが464万5,300円です。

価格は改定される可能性があるため購入時には最新情報の確認が必要ですが、中古50系PHVとは予算帯がかなり違います。

だから僕なら、「プリウスかPHVか」を考える前に、まず現行新車を買うのか、50系中古を買うのかを決めます。

200万円前後を中心に中古PHVを探す人と、400万円前後から現行PHEVを検討する人では、同じ「充電できるプリウス」でも比較すべき相手が変わるからです。

これは意外と大切なポイントです。

「プリウスとPHV、どっち?」という二択ではなく、実際の中古車選びでは年式・装備・充電環境・予算を組み合わせて候補を作るほうが現実的なんですよね。


まとめ

プリウスとプリウスPHVの本質的な違いは、外部から充電できるかどうかです。

4代目プリウスは充電設備なしで手軽にハイブリッドの低燃費性能を使える一方、2017年登場の2代目プリウスPHVは8.8kWhバッテリーとJC08モード68.2kmのEV走行能力を備え、生活の一部を電気走行へ置き換えられるのが特徴です。

中古50系PHVでは価格だけで決めず、2019年5月の5人乗り化、2020年7月のAC100V・1,500W給電標準化、充電ケーブル、実充電、駆動用バッテリーの点検内容まで確認しましょう。

僕なら、戸建てで200V充電ができて短距離移動が多いならPHVを積極的に検討します。一方、自宅で充電できない、あるいは高速道路での長距離移動が中心なら、通常プリウスの手軽さを高く評価します。

大切なのは「どちらの燃費の数字が上か」だけではありません。

自分がクルマを使う1週間を思い浮かべ、充電という行動を無理なく生活に組み込めるか。そこまで考えて選ぶことが、プリウスとプリウスPHVで後悔しにくい方法だと思います!


よくある質問

プリウスとプリウスPHVの一番大きな違いは何ですか?

外部充電の有無です。通常のプリウスは充電ケーブルを使わないHVですが、プリウスPHVは家庭などから駆動用バッテリーを充電し、まとまった距離をEV走行できます。

中古50系プリウスPHVは何年式がおすすめですか?

必要な装備で決めるのがおすすめです。5人乗りが必要なら2019年5月改良以降、AC100V・1,500W給電を重視するなら2020年7月改良以降を中心に確認すると候補を絞りやすくなります。

自宅充電できないならプリウスPHVはやめたほうがいいですか?

走行自体はできますが、PHV最大の特徴である外部充電を生かしにくくなります。外部充電施設へ通う負担も含めて考え、充電なしで気軽に使いたいなら通常プリウスも有力な選択肢です。



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買取業者では80万円になることも
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