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ハマーはアメリカの自動車会社である、ゼネラル・モーターズ、通称GMが展開してるSUVブランドになり、大型のSUVを販売しておりました。
しかし今はハマーは製造されておらず、現在はハンヴィー・エキスポート社から販売されておりますが、名前がHMMWV(ハンヴィー)C-SERIESという名前で販売されており、見た目はハマーとほぼ同じになります。
なので、現在のハマーは製造されていませんが、そんなハマーの燃費はいったい幾つなのでしょうか。
ハマー(HUMMER)の燃費は?
ではそれぞれのラインナップの燃費を見てみましょう。
最初に述べておきますが、ハマーの燃費は日本では正式な数値は公表されいませんので、ハマーの本国でアメリカのEPA(アメリカ合衆国環境保護庁)などで公表されている数値を見ていきます。
マイル換算ですが、日本向きに「km/L」に変換させていますので、見やすくしております。
では見てみましょう。
ハマーH1の燃費は?
ハマーH1の燃費は4.16km/Lとなっております。
軍用の車の派生ですが、燃費はそこそこの数値をキープはしております。
先ほどエンジンスペックを見ましたが、OHV式のエンジンなので、高回転でエンジンを回す必要がなく、一定の回転スピードを回すのに適しているエンジンなので、この数値をキープできているわけです。
またターボが装着されているので、少ない回転数でもターボでパワーを補っているので、割りかし燃費がいいと言えます。
しかしエアコンを使ったり、ストップ&ゴーをすれば燃費は落ちるので、燃費は3km/Lと考えるのがいいでしょう。
ハマーH1 ALPHAの燃費は?
引用:https://www.ct-auto.com/2000-AM-General-Hummer-Bridgeport-CT-Norwalk-Waterbury-Norwich-Fairfield/used_car/NkEVy9zsjgI%3D
ハマーH1 ALPHAはディーゼルエンジンなので、H1に比べて若干燃費が伸びて、4.54km/Lとなっています。
ディーゼルエンジンは低圧縮で燃料を燃焼させますので、ピストン運動をゆっくりでいいので多少の燃費が伸びるわけです。
なので、ガソリンエンジンに比べ、ディーゼルエンジンは燃料を丁寧にゆっくりと燃やすことができるので、パワーが出せるのと、またガソリンと同じくターボが付いていますので、圧倒的なパワーを出すことができます。
しかし、OHV式のエンジンなのと、ピストン運動がゆっくりなので、高いスピードを出すことが不利になります。
またこちらもエアコンなどのドライバーおよび車の使用環境によって燃費が落ちることもありますので、3km/Lも想定しておくことも必要です。
ハマーH2の燃費は?
ハマーH2は一般車両としてのスペックを目指して作られた車ではありますが、排気量が6,000ccとありますので、大排気量の車の分類になります。
そんなH2燃費は3.8~4.8km/Lとなっています。
一般向けの車とは言えあまり燃費のいい車とは言えない燃費となっています。
またこの数値はアメリカでの数値になりますので、日本の道での計測とは違います。
日本は基本的に信号や渋滞によるストップ&ゴーの多い国なので、燃費が落ちることがあります。
車が一番エネルギを使うのは発進の時で、ハマーH2は2.903kgあるので、非常にエネルギーを使う車になります。
また燃料タンクが121Lととても大きく、燃料を満タンに入れて、そして大人四人乗れば3,000kgを超える車となります。
なので、それだけの大き車の燃費なのである程度、予想できる燃費ではありますが、現代のハイブリッドなどの車に比べると、お世辞にも燃費がいいとは言えません。
ハマーH3の燃費は?
ハマーH3はエンジンのスペックやサイズもダウンされているので、今まで紹介してきた他のハマーよりも燃費が良く、5.8~7.69km/Lとなっています。
こちらのエンジンは海外仕様のいすゞのピックアップトラックや、GMCのコロラドなどに搭載されているエンジンなので、ハマーの中でも非常に実用的な仕様となっています。
また車のサイズも高さはかなりありますが、長さや幅は大型セダンほどのサイズなので、多少道を選びますが、日本の道で走ることができる車となっていますので、これからハマーに乗ってみたいという方にはH3はオススメになります。
ハマー(HUMMER)とは
冒頭のでも少しだけ触れましたが、現在はハマーという名前では販売されておらず、HMMWV C-SERIESという名前で販売されています。
実はそのハマーの生い立ちがややこしいので、ここで一度しっかりと説明していきます。
ハマーは元々、AMゼネラルから製造されていたHMMWVという軍用車両が元になっており、一般車にアレンジしたハマーとは違い、無骨な車になります。
この車をベースに一般車両として、改良したのがハマーになるわけです。
有名な話としては、映画俳優であり、元政治家のアーノルド・シュワルツェネッガーがこの軍用のHMMWVを所有しており、自身の要望によって、一般化させたのがハマーになります。
なので、ハマーの生みの親でもある、アーノルド・シュワルツェネッガーの趣味が一般化されたという見方もできるわけです。
そこから1992年に設立され、ハマーという車が世に出回ったわけですが、2010年にそのブランドは消滅しました。
しかし、元々の軍用としてのHMMWVを製造していたAMゼネラルがハンヴィー・エキスポート社と契約を結び、ハマーとほとんど変わらないHMMWV C-SERIESを販売することになりました。
なので、現状としてはハマーと同じ物を手に入れるには中古でしか手に入らず、新車でハマーと同等のものを買うのであれば、HMMWV C-SERIESを購入することになります。
ハマーのスペックは?
ではハマーはどのような性能を持っているのでしょうか。
この記事では燃費にフォーカスしているので、主にエンジンスペックを見ていきます。
またハマーには「H1」「H1 ALPHA」「 H2」「H3」の四つのラインナップがあり、それぞれエンジンが違いますにで、順に説明していきます。
見ていきましょう。
ハマーH1のエンジンスペック
日本で販売されているH1に搭載されているエンジンは水冷式V型8気筒OHVターボになります。
OHVとはあまり聞きなれないですが、軍用などの耐久性を持たせるエンジンに採用されるもので、特徴としては最高速などのエンジンの高速回転などは苦手ですが、一定の回数でエンジンを回すことなどには得意なエンジンになります。
また構造が非常にシンプルなのもメリットで、故障などもしづらいメリットかありますが、どのような環境でも故障しないということではなく、あくまで、構造がシンプルで自分で直したりできるということになります。
先ほども述べましたが、ハマーは軍で使われている車の変換でもありますので、自分でエンジンを直したりするという環境にも対応するため、シンプルな作りなエンジンにしているということになります。
- エンジン:水冷式V型8気筒OHVターボ
- 排気量:6,489cc
- 最大出力:195hp/3,400rpm
- 最大トルク:582Nm/1,800rpm
- 燃料:ガソリン
出力やトルクを見てもわかりますが、エンジンの回転数が少ない段階で、582Nmという高いトルクを出しております。
しかし馬力は低いので、まさに悪路を走破するエンジンスペックとなっています。
ハマーH1 ALPHAのエンジンスペック
こちらのハマーH1 ALPHAはH1とほぼ変わらないスペックなのですが、こちらはディーゼルエンジンになります。
なので、ガソリンエンジンよりも非常にパワフルなH1になります。
- エンジン:水冷式V型8気筒OHVターボディーゼル
- 排気量:6,489cc
- 最大出力:300hp/3,000rpm
- 最大トルク:704Nm/1,500rpm
- 燃料:ディーゼル
最大トルクが704Nmと驚異的な数値で、しかも少ない回転数でこの数値なので、道無き道を進むには最適なエンジンスペックとなっております。
ハマーH2のエンジンスペックは?
H2は軍用車両を一般化させた車なので、非常に乗りやすい仕様になっており、またデザインも程よくアーミー色を残しつつも、うまく角を取りアレンジした車になります。
H1とは違い、エンジンや快適装備などあらゆるところが違う車になります。
- エンジン:Vortec 6000 V8水冷式エンジンOHV
- 排気量:5,967cc
- 最大出力:242hp/5,200rpm
- 最大トルク:495Nm/4,000rpm
- 燃料:ガソリン
ハマーH3のエンジンスペックは?
H3は廉価版H2という位置付けでH2のサイズは5mオーバーの車ですが、H3は4.7mとコンパクトなサイズになっております。
またエンジンもそのサイズに合わせたスペックとなっておりますので、H2ほど大きなハマーは必要ないという方にオススメです。
- エンジン:Vortec 3500 直5水冷式エンジン
- 排気量:3,460cc
- 最大出力:164hp/5,600rpm
- 最大トルク:305Nm/2,800rpm
- 燃料:ガソリン
ハマー(HUMMER)は買いなのか?
これまでハマーから出ているラインナップを紹介していきましたが、果たしてハマーは買いなのでしょうか。
今現在では、SUVというのは非常に人気があり、様々なメーカーからSUVが販売されておりますが、ハマーもその流れに乗ったように、AMゼネラル社とハンビー・エクスポート社が総力をあげて、HMMWV C-SERIESを販売させました。
ある意味、HMMWV C-SERIESはハマーのクローンではあり、世界中のハマー愛好家からの助言や援助を受け、完成させることのできた車になります。
その先駆けとなっているのが、もちろんこれまで紹介してきたハマーになりますが、燃費の良さがそれまで重要視されていなかった時代の車でもありますので、燃費の良さは高いとは言えません。
現代では、排気量の高い車の場合はハイブリッドシステムやシリンダー休止システムなどが搭載されていますが、ハマーにはそのような装備は搭載されておりません。
またベースとなっているのが軍用車なので、燃費よりも走行性能を重視していますので、ある意味、燃費を機にするような車ではない、ということです。
しかし、現代の車は燃費の良さを重視していることが多いことが故に、アクセルやエンジンのレスポンスを下げているので、車としての楽しい走りが失われているという側面もあります。
ハマーは全シリーズそのようなエコで走るようなモードは当然ありませんので、燃費の悪さの反面、他者を寄せ付けないほどの大きなボディを爆発的な力で進める楽しさがこの車にはあります。
なので、燃費の良さを気にしない方にとっては、ハマーという車はとても魅力的で、これほどワイルドな車はないでしょう。
しかし、燃費という側面をみてしまうと、その魅力が無くなってしまうという、見た目通り、スパルタで無骨な車なわけです。
なので、極論ですが、燃費を気にしていては乗れない車、ということです。
大事なのは自分がどのように車に乗りたいか、という自分を満たすポイントをしっかりと見極めることです。
ハマーのようにでかい車を乗りたいのか、燃費の良い車に乗りたいかなど、人それぞれそのポイントは違ってきますので、ハマーの購入を考えている人はその辺りの自分を満たせるポイントを探してみてはいかがでしょうか。