マークX 加速性能!エンジン別に2種類紹介!

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TOYOTAのDセグメント戦略車として発売される、『マークX』。

かつて、TOYOTA『マークⅡ』として長きにわたり親しまれてきたモデルの後継車として、2004年に初代モデル『GRX120型』がデビュー。

『マークⅡ』からの流れでは、現行型(GRX130)で11代目、『マークX』としては2代目のモデルとなる。

2009年より2代目が発売され、熟成極まった『GRX130型』のTOYOTA『マークX』の性能について、まとめてみよう。

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V6 3.5リッターの力強い加速

carlineup_markx_exterior_top_pic_01_01_pc引用:https://toyota.jp/markx/exterior/?padid=ag341_from_markx_navi_exterior

GRX130型に搭載されるエンジンは、V型6気筒の3.5リッターモデル、同じくV型6気筒の2.5リッターモデルの2種類がある。

3.5リッターモデルに搭載されるV型6気筒エンジン『2GR-FSE』は、先進の燃料噴射システムD-4Sが採用される。

エンジン回転数に応じ、シリンダー内に高圧の燃料を噴射する「筒内直接噴射」、及び吸気ポートに燃料を噴射する制御を最適に行ない、高出力と低燃費性能を両立させる事に成功している。

carlineup_markx_performance_top_pic_01引用:https://toyota.jp/markx/performance/?padid=ag341_from_markx_top_perf_performance01

『2GR-FSE』の性能は、最高出力:234kW(318PS)/6.400rpm  最大トルク:380N.m(38.7㎏f・m)/4.800rpm という性能を誇る。

0-100kmの加速は5秒台とも言われ、1550㎏という車重をものともせず駆け抜ける加速性能を持つ。

無題引用:https://toyota.jp/markx/performance/engine/?padid=ag341_from_markx_perf_engine02

この『2GR-FSE』のV型6気筒エンジンは、TOYOTAの主力車種にも幅広く搭載され、どれも同じ動力性能を発揮している。

同じプラットフォームを持つクラウン(GRS214型)や、LEXUS GS 350(GRL15型)の3.5リッターモデルがそれにあたる。

また、過去のモデルである『マークⅡ』の時代にも、ハイスペックなエンジン性能を持つカタログモデルが存在した。

JZX110型のマークⅡ『i R-V』や、JZX100型のマークⅡ『ツアラーV』などがそうだ。

TOYOTA マークⅡ(JZX100)

JZX100_Toyota_Mark_II引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/トヨタ・マークII#/media/File:JZX100_Toyota_Mark_II.jpg

TOYOTA  マークⅡ(JZX110)

Toyota_Mark2_2000引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/トヨタ・マークII#/media/File:Toyota_Mark2_2000.jpg

『i R-V』も『ツアラーV』もエンジンは共に2.5リッターとなるが、どちらも『ターボ』で武装し最高出力:206kw(280PS) /6.200rpm 最大トルク:38.5㎏・m(377.6N・m)/2.400rpmというパワフルな性能を誇るモデルだ。

加速性能はどちらもノーマル状態で、『ツアラーV』で6秒台、『i R-V』で5秒台後半とも言われている。

もちろん、どちらのモデルもマニュアルミッションの設定があり、クラッチミートやシフトチェンジの正確さや速さといった、ドライバーのスキルやテクニックによって計測タイムに差が出てしまうだろうが、あくまでも参考のタイムとして捉えて頂きたい。

排気量は違えども、NAエンジンで過去のターボモデルよりも速い加速性能を誇り、また、300馬力オーバーというパワー性能を持ちながら、先進の技術によりJc08モードで10km(カタログ値)台という二桁燃費を出すのだから、大したものである。

尚、GRX130のマークXには『スーパーチャージャー』を搭載した、MODELLISTA(モデリスタ)が手掛けるコンプリート仕様のモデルも存在した。

265kw(360PS)/6.400rpmという最高出力と、最大トルク:50.7㎏・m(498N・m)/3.200rpmというスーパーカー並みのパワーとトルクを持ち、0-100kmは4秒台という加速性能だった。

その特別なモデルは、残念ながら現在は製造・販売は行なっていない。

しかしながら、そのスーパーチャージャー仕様の性能までとはいかないが、専用にチューニングされたサスペンション、そして専用のブレーキシステムを搭載し動力性能を高めた、『GR SPORT』というモデルが存在するので、ぜひチェックしてみて欲しい。

markx_grade_grs_exterior_pic_1引用:https://toyota.jp/markx/grade/gr_sport/?padid=ag341_from_markx_ex_gr_sport

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レギュラー仕様のV6 2.5リッターエンジン

2.5リッターのエンジンは、レブ全域でマイルドで扱いやすく、そして低燃費&経済性を重視したレギュラーガソリン仕様となる。

carlineup_markx_exterior_top_pic_08_03引用:https://toyota.jp/markx/exterior/?padid=ag341_from_markx_navi_exterior

V型6気筒エンジンの2.5リッター(4GR-FSE)は、最高出力:149kw(203PS)/6.400rpm 最大トルク:24.8㎏・m(243N・m)/4800rpmという性能となる。

3.5リッターモデルと比べて若干パワー感が劣ってはしまうが、街乗りでも快適で扱いやすい、万人向けのエンジン特性となっている。

carlineup_markx_performance_engine_pic_03引用:https://toyota.jp/markx/performance/engine/?padid=ag341_from_markx_perf_engine01

2.5リッターエンジンの加速性能は、0-100km加速タイムで約7秒台となるが、車両重量が1500kg以上でNAエンジンだという事を考慮すれば、十分な性能である。

また、2.5リッターモデルにのみ『4WD』の設定があり、冬期間に積雪のある地域では2.5リッター4WDモデルに需要が集まる。

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総評

carlineup_markx_exterior_top_pic_08_04引用:https://toyota.jp/markx/exterior/?padid=ag341_from_markx_navi_exterior

現行モデルも10年目を迎え、『新型カムリ』や、ハイブリッドシステムを搭載する他のセダンの陰に隠れてしまい、時期型の開発の話も無く、「このままネームブランドが途絶えてしまうのでは」という噂も囁かれる、TOYOTA『マークX』。

しかし、そのトップグレードである3.5リッターモデルは一級品の性能を誇り、また、LEXUSを除き、TOYOTAの中では数少ない『FRスポーツセダン』というのを考えると、このままTOYOTAのラインナップから無くなってしまうのは、非常に残念でならない。

今流行りのダウンサイジングターボ化や、ハイブリッドを搭載し環境性能にも特出したモデルとなれば、『マークX』というブランドもまだまだ生き残り続ける事が出来るのでは無いだろうか。

初代『マークⅡ』の誕生より、数えて51年。

TOYOTAの歴史の中に長く長く残るこの名車を、あなたにもぜひ堪能してもらいたい。

carlineup_markx_exterior_top_pic_08_05引用:https://toyota.jp/markx/exterior/?padid=ag341_from_markx_navi_exterior

この記事を書いた人

agree
サッカーやラグビーで有名なヤマハスタジアムがある静岡県磐田在住です。
免許取りたての頃は、とにかく運転が大好きでした。
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