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ベンツと言えば、お高いクルマというイメージが強いでしょうか?
では、メルセデスと言えば、気品ある響きに聞こえますでしょうか?
メルセデスのベンツは、恐らく知らない人はいないであろう外車ですが、純粋に日本で最も売れている輸入車と言っても過言ではありません。
豊富なラインナップを揃えるメルセデス・ベンツの中でも、比較的、価格帯が低く購入し易い新型ベンツAクラスにセダンも加わりました!
新型ベンツAクラスの価格とグレードを紹介しましょう。
新型ベンツAクラスとは?待望のセダンも登場!?
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp
メルセデスベンツのAクラスは、Cセグメントのコンパクトカーとして、ベンツの中ではエントリーモデルに分類されます。
でも躍動感のあるフロントには、いかにも「ベンツなり!」っていう独特マークが中央にあって、メルセデスとしてのアピールは健在です。
そして、キリッとした顔つきのフロントフォルムもクールですが、現行ベンツAクラスの特徴として、後ろから見れば、オシャレでスタイリッシュなのに、どこか気品ある風格を放つハッチバックのテールも、魅力的に映ります。
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp
そのスッキリとした後ろ姿からは、スポーツバックとしての印象が濃いスタイルでもありますが、全長4420mmの新型Aクラスボディは、トヨタ・アクアの4,050mmよりもおよそ400mm(=40cm)も長く、プレミアムという言葉がハマって、高級感のあるインテリアシートに座れば、日本のコンパクトカーの印象とは異なることが、すぐにわかります。
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp
待望のセダンAクラス登場!
クールでベンツらしいマスクなのに、購入し易い価格帯の新型ベンツAクラスですが、スポーティなテールのハッチバックには、やや抵抗があるって方には、嬉しい朗報です!
ついに待望の新型ベンツAクラス・セダンが登場しました!
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/a-class/a-class-sedan/explore/related-contents-v177.module.html
これまでのハッチバックのコンパクトさはそのままに、コンパクトセダンのスタイルを装備して誕生した新型ベンツAクラス・セダンは、特徴的なゆったりとした後部座席が、新たなラインナップに加わりました。
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/a-class/a-class-sedan/facts-and-lines/gallery-v177.module.html
排気量1.3LのA180セダン(税込価格344万円~)と、排気量2.0LのA250 4MATICセダン(税込価格476万円~)の新たなラインナップは、これまでのCLAクラスに匹敵するサイズを備えつつも、低価格という性能を実現したメルセデスの粋な心意気に、思わず心躍るオーナー達の笑顔の数もグングン増大しそうです。
新型ベンツAクラス、シンプルなエンジンサイズ
新型ベンツAクラスの現行モデル、排気量を含めたエンジンサイズは、大きく分けて1.3Lダウンサイジングのガソリンターボエンジン(A180シリーズ)と、2.0Lのクリーンディーゼルターボエンジン(A200d)、そして新たに加わった2.0L直4ガソリンターボエンジン(A250 4MATIC)の、シンプルなエンジングレードからなります。
駆動方式については、初代では賛否両論があったそうですが、全車にFF駆動方式が採用されて、さらに最近では、普通にクルマとの対話をこなす、AIを搭載したテレビCMもお馴染みです。
今の時代を反映するかのうように、AIのホットな話題にも取り上げられる新型ベンツAクラスは、ハッチバックでもセダンでも、オーナーのお好みに全力で迎え入れる準備ができています。
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp
安全性能にも定評のあるメルセデスですから、標準搭載されるパーキングアシスト360度カメラシステムや、フロントガラスに映し出されるヘッドアップディスプレイ、また、オプションに用意された最高峰「レーダーセーフティパッケージ」、さらに、AI機能を発揮するメルセデスMBUXナビパッケージ。
新型ベンツAクラスが持つ性能のコストパフォーマンスには、その全てがわくわくドキドキで、既にトキメく遊び心をくすぐられて、膨らむ期待に心を躍らせる多くのドライバーをお待ちしています。
それでは具体的に、ベンツAクラスの全グレードの価格をご覧ください。
新型ベンツAクラス/グレード別、価格とカタログ燃費
新型ベンツAクラス(ハッチバック)の、シンプルなグレードは下記の通りです。
ガソリンエンジン仕様のA180シリーズは、ターボ車ですがカタログ燃費で15.0km/Lの低燃費を誇ります。
さらに、高速走行では22km/L を超える実燃費の情報もありますから、低燃費性能は期待を上回るかも知れません。
(新型ベンツAクラス・セダンの燃費性能はまだ公表されていません。)
これまでのA180シリーズは、残念ながらエコカー減税の対象車ではありませんので、エコカー減税の環境性能レベルが、毎年厳しくなっていることがわかります。
注目は、エコカー減税適用になるかどうか、諸費用未定で現在審査中の、クリーンディーゼル仕様でしょう。
クリーンディーゼル仕様車がエコカー減税適用になれば、購入時に実質16万円程度の値引きに相当するのですから、これは大きいです。
さらにCEV補助金による15万円程度のキャッシュバックが加われば、トータルで31万円程度の実質値引きが実現する可能性があるのですから、ガソリンエンジンのA180シリーズよりも、さらに低燃費のA200dクリーンディーゼルエンジンに期待したいところですが、2019年10月の消費税10%に加えて、自動車税に関わる大幅改正も気になります。
ガソリンエンジン仕様よりも税込価格で71万円高い、クリーンディーゼルがお得か否かの先行きは、今のところ、残念ながら不透明ですし、泣いても笑っても10月には消費税10%にアップが控えています。
ですから、今年、新型ベンツAクラスが欲しいという方なら、ダウンサイジングターボで低燃費のガソリンエンジングレードで、すぐに値引き交渉を進める方が、得策かも知れません。
新型ベンツAクラス/価格口コミ
価格.COMのサイトでは、クリーンディーゼルよりも一足先に納車が始まっている、新型Aクラス2018年現行モデルの口コミについて、18人の方が投稿されています。
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp
口コミの内容を見てみると、エクステリア(外観)とインテリア(内装)では、5点満点中で4.5点以上の高得点をマークしていますから、素直に、デザインの良さと質感の良さは本物だと言えるでしょう。
新型ベンツAクラスの気になる価格と言えば、諸費用や、AI機能を発揮するMBUXのナビオプションを含めると、およそ450万円~550万円の価格帯になります。
ちなみにMBUXは、Mercedes Benz User Experienceの頭文字を略した言葉で、そのままエム・ビー・ユー・エックスと読むそうです。
ではコストパフォーマンスの観点で、実際の口コミを見てみましょう。
【価格評価:4】絶対金額のハードルは高いですが、いろいろ比較すると500万で乗れればお安いのかと思います。EuroNCAPでの後席チャイルドシートの安全性は全クラストップです。車自体の優れた安全性と先進の安全装備、現時点クラストップの先進機能、オンラインAI搭載、スタイリングと内装は単純かつ明快に格好良く、質感も高い。
【価格評価:4】A180styleが、369万円からのスタートで色々私なりに欲しいものをオプションをつけると450万くらいになりますが、コスパは優秀だと思いました。
【価格評価:3】月々75,000円(ボーナスなし)。3年払いのローンです。
※価格から逆算して、およそ200万円の頭金か、残価設定ローンだと思われます。
【価格評価:2】プリウス5割増し価格の価値はない
引用:https://review.kakaku.com/review/K0001099037/#tab
車輌本体とオプションで、およそ50万円の値引きがあったとしても、450万円から500万円の価格帯になる新型Aクラスは、人それぞれで賛否両論ですが、決して安い購入金額では無いでしょう。
それでも価格評価4点を示している人は、価格以上のコストパフォーマンスに満足されているかと思えば、価格評価3点や2点など、価格に関する総合評価は3.5点程度ですから、多くが高いと感じる販売価格であることは否めません。
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp
また、スポーティな外観の予感とは裏腹に、新型Aクラスのパワー感には、不満の声も見られます。
1.3Lのガソリンターボエンジンが持つ136馬力のパワーと、加速に必要なトルク200N・mのスペックでは、1360kgの車重を動かすには、下手をすればNAエンジン並みとも思える、パワーに対する不満が、スタイルの良さに対して足を引っ張る結果で、総合評価4.1点に留まっています。
これは、同じコンパクトカークラスの平均評価4.3点を下回る数値です。
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp
スポーティーなフォルムを持つ、格好いい新型ベンツAスタイルなのですから、ここは減税抜きにして、低回転から大きなトルク(320N・m) を発揮できる、クリーンディーゼルのモデルに期待したいところです。
新型ベンツ/最強のAクラス
引用:https://www.mercedes-amg.com/en/vehicles/a-class/hatchback/a35.html
日本ではパワー感に大きな不満が残る新型ベンツAクラスですが、ヨーロッパでは話題だけでなく、スペックでも最強と言える、ホットハッチなAMG A35 4MATICが販売されています。
1.3Lのノーマル・ガソリンモデルとは異なる、2.0L直列4気筒のガソリンターボエンジンが持つスペックは、加速に必要な最大トルクは400N・m(=ノーマルの2倍)で、ノーマルの2倍以上に匹敵する、300馬力オーバーのパワーを備えています。
この強力なスペックから放たれる加速性能は、停止状態から時速100kmに到達する時間はわずか4.7秒で、リミッターが作動する最高速度は時速250kmを誇りますが、販売価格は4万7,528ユーロで、日本円でおよそ618万円(130円/ユーロ換算)だそうです。
ちなみに、メルセデスAMGシリーズは、安全に速く走るという、クルマの基本コンセプトに則って、エンジンだけでなく、クルマを構成する全ての部品にまで、新たな設計思想で創りあげる、好きな人にはたまらない、メルセデス車の人気シリーズのジャンルです。
そして、本物のメルセデスAMGには、マイスターと呼ばれる、認められた職人だけが手作業で組み立てたエンジンには、そのエンジンを組み立てたマイスターの、個性あふれる名前が刻まれています。
新型ベンツAクラス/価格まとめ
新型ベンツAクラスは、税込み販売価格300万円代からなる、ハッチバック型スタイルのメルセデスのエントリーモデルで、同じハッチバックスタイルを掲げるVWゴルフやBMW 1シリーズが、競合車となります。
引用:https://www.mercedes-amg.com/en/vehicles/a-class/hatchback/a35.html
エントリーモデルと言えども、クールな外観とスタイリッシュなハッチバックスタイルに、ベンツブランドをアピールした象徴的なマークを大きく中央に掲げて、期待を裏切らないメルセデスとしての、プレミアムなクオリティと安全性能は、安心してご購入いただけるレベルに仕上がっています。
そして、待望の新型ベンツAクラス・セダンが加わったことで、ますますAクラス中毒にハマってしまうオーナーも、新たに増加してしまうかも知れません。
是非ディーラーへと足を運んで、本物の新型ベンツAクラスを、ご自身の目で見て頂きたいクルマに仕上がっています。
引用:https://www.mercedes-amg.com/en/vehicles/a-class/hatchback/a35.html
忘れてならないのが、妥協の無い新型ベンツAクラスに搭載された、メルセデス最新のAI機能は大きな注目の的ですから、安全神話と最高峰のメルセデスブランドを掲げた、ベンツが創るクルマの高級性能を満喫するには、是非ともフルパッケージオプションが欲しいAクラスです。
全てを網羅したフルパッケージの購入金額は、一声500万円を超えるでしょうから、その価値と価格を見極めるのに、大いに頭を悩ませるオーナーは少なくないでしょう。
さらに、ガソリン車以上の低燃費で、ガソリンよりも低価格な軽油燃料を使用する、新型ベンツAクラスには、メルセデス初となるクリーンディーゼルエンジンの、エコカー減税に関する今後の動向にも目が離せません。
2019年10月を目前に、減税と消費税の動向、そして納車のタイミングを見極めて、素敵なメルセデスライフを笑顔で迎え入れましょう。
アイキャッチ画像引用:https://www.mercedes-benz.co.jp