レネゲードvsキャプチャー徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は?

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SUVに乗るなら国産車ではなく輸入モデルが良い!という方も多いのではないでしょうか。

今回比較するのはジープ・レネゲードとルノー・キャプチャーです。

北米のクライスラーのジープブランドとして販売されているレネゲードは、日本でも徐々に人気となってきているコンパクトSUVです。

対するフランスのルノーが販売しているキャプチャーは、ツートンカラーの個性が際立つコンパクトSUVとしてコアなファンが多い車です。

よく比較されるライバル車の両車はどっちが買い?なのかを、価格、グレード、維持費、燃費、乗り心地について徹底比較したいと思います。

レネゲードvsキャプチャー比較!どっちが買い? 価格・グレード比較

さっそくレネゲードとキャプチャーを比較したいと思います。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

レネゲードは、コンパクトサイズのクロスオーバーSUVで、主に北米市場及び欧米市場を中心に販売していますが、販路拡大のため2015年に日本市場にも進出してきました。

レネゲードは、ジープの兄弟車であるフィアット500Xと同じGMと共同開発した「GM FIATスモールプラットフォーム」を発展させた「スモールワイド4×4アーキテクチャー」を採用しています。

外観も非常に個性的なので、どこで見かけても存在感の際立つ車となっています。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/index.html

対するキャプチャーは、フランスのルノーが販売しているコンパクトSUVで、2014年に日本市場に参入しました。

ルノー特有の上質な外観と洗練されたインテリアが魅力的な車となっています。

特にルーフとボディ側面を色分けした外観は斬新で、まさに個性の塊のような印象を与えます。

なお、今回の比較する両車は、日本で販売されている日本仕様車を対象とします。

では両車の価格比較から比較していきます。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

レネゲードの新車価格

レネゲードはガソリン車のみの販売で、排気量は1.3ℓ マルチエア直列4気筒ターボエンジンとなっています。

グレードはLongitude、Limited、Trailhawkの3つありましたが、2019年からは整理されLimitedのみとなっています。

今回の比較ではLimited(FF)を対象に比較します。

・Limited:3,550,000円

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/index.html

キャプチャーの新車価格

キャプチャーはガソリン車のみの販売で、排気量は1.2L直列DOHC直噴ターボエンジンとなっています。

グレードはインテンス、インテンス レザーの2種類あります。

・インテンス:2,699,000円

・インテンス レザー:2,799,000円

価格帯は2,699,000円〜2,799,000円となっています。

両車の新車の価格比較はキャプチャーが約75万円~85万円安かったです。

では、グレードの違いはどうなんでしょうか。

両車の性能面について比較してみます。

この表はレネゲードとキャプチャーのパワートレインの違いを示しています。

レネゲードは1.3L直列4気筒マルチエア16バブルインタークーラー付ターボエンジンが搭載されています。

トランスミッションは6速乾式DTC、駆動方式はFFのみとなっています。

キャプチャーは1.2L直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンが搭載されています。

トランスミッションは6変EDC、駆動方式はFFのみとなっています。

総排気量はほぼ同じですが、最大出力・最大トルクの数値はレネゲードがキャプチャーを上回っています。

ゆえにパワートレインはレネゲードの勝ちといえます。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

次に安全性について比較してみます。

レネゲードの安全装備として、強靭なボディ、7つのエアバック、LEDライト、LaneSense車線逸脱警報プラスが全車標準装備されています。

車体は高張力スチール使用率約70%の強固なボディとシート全体をカバーする7つのエアバックを搭載しているので、万が一の衝突時でも、乗車している人の安全を守る装備となっています。

対するキャプチャーも安全装置は充実しています。

路面状況に応じて適切な駆動力を確保するための3つの走行モードに切り替える「エクステンドグリップ」が搭載されています。

また、障害物を検知して警戒音で知らせるバックソナー、高い衝突安全性を追求したボディ骨格、ヒートアシスト、LEDフロントランプ、横滑り防止装置等が全車標準装備されています。

両車とも事故の未然の回避、また万が一の事故が起きた際の安全性も確保した装備がなされています。

以上よりレネゲードとキャプチャーの安全性比較は互角といえそうです。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/index.html

続いて、両車の車体の大きさや外観について比較してみます。

車体の大きさについては、全長、全幅、全高の数値からレネゲードがキャプチャーを上回っています。

外寸が大きので、車体はレネゲードがキャプチャーより一回りサイズが大きくなっています。

乗車定員については、両者とも5人乗りで2列シートです。

外観ついて、レネゲードはジープブランドらしく力強いまさにオフロード車という外観ですが、街乗りでも違和感のない雰囲気に魅力を感じさせます。

キャプチャーは、ルーフとボディ側面を色分けした特徴的なツートンカラーが個性的で、ルノー特有の上質感あり、街乗りでもオシャレなイメージです。

外観から、ジープらしく力強く馬力のあるオフロード車のレネゲード、ルノーのオシャレなフランス車であるキャプチャーは、対照的な印象を与えます。

どちらが良いかは、購入者の好みの問題といえそうです。

ここまでの両車の比較では、価格はキャプチャーの勝ち、パワートレインはレネゲードの勝ち、安全性・外観は互角となりました。

レネゲードvsキャプチャー 維持費比較

車を購入した後にかかる費用が、車の維持費です。

維持費がどのくらいかかるか気になる!という人も多いのではないでしょうか。

レネゲードとキャプチャーでは、どっちの維持費が安いのでしょうか?

両車とも外車なので国産車と比較して維持費が高いイメージがありますが、実際のところはどうなんでしょうか。

レネゲードとキャプチャーの主な維持費について、表でまとめてみましたのでご覧ください。

◎レネゲードの主な維持費

◎キャプチャーの主な維持費

レネゲードとキャプチャーの主な維持費についてまとめてみました。

年間の維持費で比較するとキャプチャーが5万円ほど安いことがわかりました。

自動車税は毎年かかる税金で、排気量によって額が変わりますが、両車同額でした。

ガソリン代は燃費の差でキャプチャーが37,000円ほど安かったのですが、両車とも外車でハイオク仕様のため、国産車より割高感があります。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/index.html

車検代は新車購入後3年、以降は2年ごとにかかる費用です。

また両車ともエコカー減税の対象車となっていないので、自動車取得税・自動車重量税ともに100%課税されます。

駐車場代については、地域差がありますし、持ち家の方ですとかからない場合もありますので、あくまで参考です。

自動車保険や車検代については、任意保険や年齢やオプション等で大きく金額の変わってきますので、こちらも参考です。

これらの以外の維持費として、通勤等で高速道路を使用する方は別途、高速代金がかかってきます。

以上より、維持費比較はキャプチャーの勝ちでした。

レネゲードvsキャプチャー 燃費比較

レネゲードとキャプチャーの燃費比較です。

毎日運転する方や長距離ドライバーにとっては、やっぱり燃費が気になりますよね。

ますはレネゲードとキャプチャーのカタログ燃費から比較します。

レネゲードのカタログ燃費

・WLTCモード:13.5km/L

・市街地モード:9.7km/L

・郊外モード:14.0km/L

・高速道路モード:15.8km/L

レネゲードの燃費比較の対象をWLTCモードとします。

キャプチャーのカタログ燃費

・2WD:17.2km/L

カタログ燃費ではキャプチャーがレネゲードより3.7km/L上回っています。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

では、実燃費比較ではどうなんでしょうか?

実燃費に関しては、有名燃費サイト、実勢のユーザーからの口コミなどをもとに算出しました。

レネゲードの実燃費

・WLTCモード:10.2km/L

キャプチャーの実燃費

・2WD:13.4km/L

実燃費での比較でもキャプチャーがレネゲードより3.2km/L上回っていました。

 

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/index.html

実燃費はカタログ燃費から数値は落ちますが、キャプチャーの燃費の良さが際立っています。

ただ両者とも外車のためガソリンがハイオク仕様になるので、どうしても国産車と比較して費用が掛かってしまいます。

また燃費の良さにこだわるなら、そもそもジープのレネゲードを買おうとは思わないかもしれませんね。

レネゲードの魅力は、オフロードでの力強い走りなので、燃費は気にしないという人も多いのではないでしょうか。

以上より、両車の燃費比較はキャプチャーの勝ちでした。

レネゲードvsキャプチャー 乗り心地比較

レネゲードとキャプチャーの乗り心地を比較します。

車を買うにあたって、乗り心地を最重視するという人もいるのではないでしょうか。

乗り心地を左右するのは、タイヤやホイールのサイズなどの足回りです。

当たり前ですが、足回りがしっかりしている車ほど乗り心地が良くなります。

今回の乗り心地にあたって、レネゲードとキャプチャーの乗り心地の口コミを集めてみました。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

レネゲードの乗り心地の良い口コミ

・足回りは硬めだが、乗り心地が素晴らしい。

・シートの硬さが硬いのでサポート感があり、長距離走行しても腰が痛くならない。

・決して乗り心地が良いとは言えないが、ふらついた感じのない足回りだった。

・ドアのゴムパッキン等、遮音に気を使っているので、静粛性が高い。

・四駆らしい乗り心地の中に適度な高級感があるので、オンロード・オフロードどちらも快適に走行できる。

・ワインディング走行はボディ剛性が高いのか、良い乗り心地が大変良い。

・黒の本革シートは、艶消しとパンチングレザーでカッコいい。

レネゲードの乗り心地の悪い口コミ

・後部荷物のスペースが小さいので、収納力が低い。

・後部座席のシートアングルが立ち気味なので、若干座りにくい。

・エアコンの効きが悪いと言うか、設定温度に対する感覚が国産車とは全然違う。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

レネゲードの乗り心地の口コミを見ていきましたが、おおむね良い口コミでした。

足回りが硬めですが、乗り心地が良く、走行性能が高いので、どんな路面も快適に運転できるといった意見が多かったです。

ジープらしい力強くパワフル走行に満足している人も多かったです。

乗り心地の悪い口コミは、後部荷物スペースが小さいので収納力があまりないといった意見が散見されました。

ではコンパスの乗り心地の口コミも見てみましょう。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/index.html

キャプチャーの乗り心地良い口コミ

・柔らかくてしっかりと腰のあるルノーらしい足回りが秀逸。

・前席、後席とも乗り心地が良い。

・高速走行が安定性が高く、コーナリングもスムーズで長距離運転でも疲れない。

・程よくステアリングが重くなり、車体がブレない。

・柔らかく長く乗っても疲れないシートが良い。

・硬くてしっかりとした足回りで乗り心地が良い。

・静粛性が高く、走行時の雑音が全く気にならない。

キャプラーの乗り心地の悪い口コミ

・道路の段差の跳ね返しがガツっと感じる。

・アームレストがないので長距離走行の場合、腕が疲れる。

・室内空間と比較して、収納スペースが小さい。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/index.html

キャプチャーの乗り心地の口コミを見てみましたが、良い口コミが大多数を占めていました。

柔らかくしなやかな乗り心地が素晴らしく、高速走行も安全で快適という意見が多かったです。

ルノーならではの上質でしなやかな乗り心地に満足しているようです。

また排気量1.2L直噴ターボエンジンですが、国産車の1.2Lとは比較にならないパワフル走行ができるという意見もありました。

悪い口コミは少なかったものの、収納スペースや走行時に道路の段差の跳ね返しがあるという意見がありました。

乗り心地に関しては、両車ともに満足しているというユーザーがほとんどでした。

以上より、両者の乗り心地比較は互角でした。

レネゲードvsキャプチャー 徹底比較まとめ

今回はレネゲードとキャプチャーの価格、グレード、維持費、燃費、乗り心地について比較しました。

価格、維持費、燃費はキャプチャーの勝ちでした。

パワートレインはレネゲードの勝ちでした。

外観、安全性、乗り心地は互角でした。

以上の項目の比較からレネゲードとキャプチャーはどっちが買い?なのでしょうか。

足回りが良く、馬力があり、どんな路面でもパワフルに走行し、ジープらしい力強く特徴的な外観が魅力のレネゲード。

外車でありながらお手軽価格で購入でき、ルノー特有のオシャレでしなやかな乗り心地が楽しめ、高速走行も安定しているキャプラー。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/index.html

両車とも甲乙つけがたいのですが、私個人的にはキャプラーを選びます。

ルノー・キャプチャーは、何といっても特徴的ツートンカラーの外観と上質な雰囲気を持ち合わせ、軽快な走行性能が備わっている点が秀逸です。

排気量1.2Lですが、パワフルに高速走行も安全で快適に走れます。

また、価格や維持費もレネゲードと比較すると圧倒的に安いですし、低燃費ですので、コスパに優れています。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

もちろんレネゲードの選択がまったくないというわけでもありません。

レネゲードは、エンジン性能が優れていますし、荒れ地でも全く苦にせず、ジープらしい馬力のあるパワフル走行ができます。

オフロードに特化した輸入モデルが良いという方には、レネゲードはうってつけの車だと思います。

最終的な決断は、購入者の判断基準や優先順位になりますが、少しでも車選びの参考になればと思います。

今回はレネゲードとキャプチャーの比較記事でした。

アイキャッチ画像引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/index.html

この記事を書いた人

ナガクラヤマ
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