コンパスvsキャプチャー徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は?

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SUV市場は近年より全世界で人気となっています。

今回比較するのはジープ・コンパスとルノー・キャプチャーです。

国産車も良いですが、輸入車のSUVが欲しい!という人もいるのではないでしょうか。

輸入車ならではの独特の雰囲気や乗り心地は、国産車では味わえないですからね。

今回はコンパスとキャプチャーはどっちが買い?なのかについて、価格、グレード、維持費、燃費、乗り心地を徹底比較していきます。

コンパスvsキャプチャー比較!どっちが買い? 価格・グレード比較

さっそくコンパスとキャプチャーを比較しますが、まず両車について簡単に紹介したいと思います。

 

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

コンパスは、アメリカの自動車メーカーであるクライスラーがジープブランドとして主に北米や欧米中心に販売していましたが、2012年に販路拡大のため日本にも進出してきました。

コンパスは、ジープではスモールのレネゲードとミドルのチェロキーの中間に位置するサイズで、北米ではコンパクトSUVですが、日本では大型車の感覚です。

日本市場では初代(MK型)が2012年に販売開始され、2017年より2代目(MP型)が販売されました。

日本ではまだ馴染みがないコンパスですが、グランドチェロキーを思わせる外観が特徴的で、本場アメリカのSUV車独特の雰囲気を醸し出しています。

 

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/

対するキャプチャーは、フランスの自動車メーカー・ルノーが販売しているコンパクトSUVで、2014年に日本に進出しました。

ルノー特有の上質で特徴的な外観と洗練されたインテリアが魅力的な車となっています。

特にルーフとボディ側面を色分けした車体の外観は斬新なイメージを与え、まさに個性の塊といえます。

なお、今回比較する両車については、日本で販売されている日本仕様車を対象とします。

では両車の価格比較から比較していきます。

 

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

コンパスの新車価格

コンパスはガソリン車のみの販売で、排気量は2.4Lでエンジンは直列4気筒マルチエア16バブルエンジン搭載となっています。

グレードはSPORT、LONGITUDE、LIMITEDの3種類となっています。

・SPORT:3,230,000円

・LONGITUDE:3,690,000円

・LIMITED:4,190,000円

価格帯は3,230,300円~4,190,000円となっています。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/

キャプチャーの新車価格

キャプチャーはガソリン車のみの販売で、排気量は1.2L直列DOHC直噴ターボエンジンとなっています。

グレードはインテンス、インテンス レザーの2種類あります。

・インテンス:2,699,000円

・インテンス レザー:2,799,000円

価格帯は2,699,000円〜2,799,000円となっています。

グレードにもよりますが、新車価格は53万円~139万円ほどキャプチャーが安かったです。

圧倒的にキャプチャーが安かったわけですが、グレード的にはどうなんでしょうか。

両車の性能面について比較していきます。

この表はレネゲードとコンパスのパワートレインの違いを示しています。

コンパスは直列4気筒マルチエア16バブルエンジンが搭載されています。

トランスミッションは6速ATと9速AT(LIMTEDのみ)で、駆動方式はFFと4WD(LIMITEDのみ)となっています。

キャプチャーは1.2L直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンが搭載されています。

トランスミッションは6変EDC、駆動方式はFFのみとなっています。

コンパスは、総排気量がキャプチャーの2倍あり、トルク・出力ともキャプチャーを大幅に上回っています。

ゆえにエンジン性能ではコンパスがキャプチャーより優れています。

よって、両者のパワートレイン比較はコンパスの勝ちといえます。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

次に安全性について比較してみます。

コンパスは、車体を360℃全方位サポートを目指したセイフティ&セキュリティシステムが搭載されています。

前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)、アダプティブ クルーズ コントロール(STOP & GO機能付)、LaneSense™車線逸脱警報プラス、ブラインドスポットモニター / リアクロスパスディテクション、Parkview™リアバックアップカメラ等で360℃全方位からの危険に備えます。

また高張力スチール使用率約70%の強固なボディや6つのエアバックを装備しているので、乗る人に安心感を与えます。

対するキャプチャーも安全装置については負けていません。

キャプチャーは、路面状況に応じて適切な駆動力を確保するための3つの走行モードに切り替える「エクステンドグリップ」が搭載されています。

また、障害物を検知して警戒音で知らせるバックソナー、高い衝突安全性を追求したボディ骨格、ヒートアシスト、LEDフロントランプ、横滑り防止装置等が全車標準装備されています。

両車とも事故を未然に回避し、万が一の事故が起きた際の安全装備も充実しています。

以上より、両者の安全性比較は互角といえそうです。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/

続いて両車の大きさや外観について比較していきます。

車体の大きさについて、全長・全幅・全高の数値からわかるように、コンパスがキャプチャーより大きくなっています。

外寸が大きいので、当たり前ですが車体はコンパスがキャプチャーより一回り大きくなっています。

乗車定員は、両者とも5人乗りの2列シートです。

外観についてですが、コンパスは7本のスリット状グリルや角ばったフェンダーアーチなど従来のジープのデザインを残しつつも、ジープブランドでは最も都会的でスタイリッシュなデザインとなっています。

キャプチャーは、ルーフとボディ側面を色分けしたツートンカラーが個性的でありながら、ルノー特有の上質感も併せ持ち、シーンを問わずオシャレに乗れるデザインです。

外観から、力強さやパワフルさではジープ・コンパス、洗練されたオシャレさではルノー・キャプチャーという印象です。

この辺りは好みの問題になりますので、人それぞれ評価の分かれるところだと思います。

ここまでの両車の比較では、価格はキャプチャーの勝ち、パワートレインはコンパスの勝ち、安全性・外観は互角となりました。

コンパスvsキャプチャー 維持費比較

車を購入後の維持費についての比較です。

車を買う際に、維持費がどのくらいかかるか気になる!という人も多いと思います。

コンパスとキャプチャーでは、どっちの維持費が安いのでしょうか?

両車とも外車なので国産車より維持費がかかりそうなイメージがありますが、実際はどうなんでしょうか。

コンパスとキャプチャーの主な維持費について、表でまとめてみましたのでご覧ください。

◎コンパスの主な維持費

◎キャプチャーの主な維持費

コンパスとキャプチャーの主な維持費についてまとめてみました。

年間の維持費で比較するとキャプチャーが約5万円安いことがわかりました。

自動車税は毎年かかる税金で、排気量によって額が変わります。

キャプチャーはコンパスの半分の排気量なので、1万円安くなります。

ガソリン代はキャンパスが燃費の差で6万円ほど安かったのですが、両車との外車なのでハイオク仕様車のため、国産車より割高感がありますね。

車検代は新車購入のあと3年後、以降は2年ごとにかかる費用です。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/

また両車ともエコカー減税の対象外なので、自動車取得税・自動車重量税ともに100%課税されます。

駐車場代については、地域差が大きいですし、持ち家の方はかからないこともありますので、あくまで参考です。

自動車保険や車検代については、任意保険や年齢やオプション等で大きく金額の変わってきますので、こちらも参考となります。

表に示した以外の維持費として、通勤等で高速道路を使用する方は別途、高速代金がかかってきます。

以上より、両者の維持費比較はキャプチャーの勝ちでした。

コンパスvsキャプチャー 燃費比較

コンパスとキャプチャーの燃費比較です。

車を選ぶときに、やっぱり燃費が気になる!という方も多いのではないでしょうか。

まずはコンパスとキャプチャーのカタログ燃費から比較します。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

コンパスのカタログ燃費

・2WD:11.9km/L

・4WD:11.8km/L

コンパスの燃費比較の対象を2WDとします。

キャプチャーのカタログ燃費

・2WD:17.2km/L

カタログ燃費ではキャプチャーがコンパスを5.3km/L上回っています。

では、実燃費で比較した場合はどうなんでしょうか?

実燃費に関しては、有名燃費サイト、実際のユーザーからの口コミなどをもとに算出しました。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/

コンパスの実燃費

・2WD:8.8km/L

・4WD:8.8km/L

キャプチャーの実燃費

・2WD:13.4km/L

両車ともカタログ燃費より数値は落ちますが、実燃費比較でもキャプチャーがコンパスを4.6km/L上回っていました。

圧倒的にキャプチャーが低燃費ということがわかりました。

ただ燃費について、両車とも外車でガソリンがハイオク仕様になるので、どうしても国産車より割高感がありますね。

また、燃費の良さにこだわるなら、そもそもジープ・コンパスを買おうとは思わないのではないかもしれませんね。

レネゲードの魅力は、オフロードでの力強い走りなので、燃費は二の次という人も多いのではないでしょうか。

以上より、両車の燃費比較はキャプチャーの勝ちでした。

コンパスvsキャプチャー 乗り心地比較

コンパスとキャプチャーの乗り心地を比較します。

車を選ぶ際、乗り心地が大事!という人もいるのではないでしょうか。

特に毎日運転する方にとっては、乗り心地が最優先という人も多いと思います。

車の乗り心地を左右するのはタイヤやホイールのサイズなどの足回りです。

当たり前ですが、足回りがしっかりしている車ほど乗り心地が良くなります。

今回の乗り心地にあたって、レネゲードとコンパスの乗り心地の口コミを集めてみました。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

コンパスの乗り心地の良い口コミ

・大きな車体でゆったり走る感覚で、乗り心地が良い。

・アメリカ車らしく、ゆったりした座り心地で、満足できる。

・2.4Lのエンジンかつ車体重量もわりと軽いため、馬力があり動き出しがスムーズ。

・カーブもロールが少なく、段差など楽に乗り上げるので、パワフルに走行できる。

・ちょっとした段差などものともしないジープに乗り心地の良さを感じる。

・大きな車体、剛性が高いボディなので安心感がある。

・標準装備のレザーシートの質感が良くて満足。

・車内空間が広く、後席にも十分に荷物を置くスペースがある。

コンパスの乗り心地の悪い口コミ

・インテリアが簡素で、シフトレバーやタッチパネルの配色に統一感がない。

・運転席や助手席付近の収納が少なすぎる。

・カーナビの性能が国産車と比較して良くない。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

コンパスの乗り心地の口コミを見ていきましたが、良い口コミが多数を占めていました。

大きな車体にジープらしさが感じられ、馬力があるので、走行もスムーズで乗り心地が良いという意見が多数を占めていました。

少数の悪い口コミとしては、国産車と比較し運転席周辺の収納が少ない点やインテリアが質素という意見がありました。

ではキャプチャーの乗り心地の口コミも見てみましょう。

 

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/

キャプチャーの乗り心地良い口コミ

・柔らかくてしっかりと腰のあるルノーらしい足回りが素晴らしい。

・前席、後席とも乗り心地が大変良い。

・高速走行が安定性が高く、コーナリングもスムーズなので長距離運転も疲れない。

・ステアリングが程よく重く、車体がまったくブレない。

・柔らかい走りで、長く乗っても疲れないシートが良い。

・硬くてしっかりとした足回りで乗り心地が良い。

・静粛性が高く、走行時の雑音が全く気にならない。

キャプチャーの乗り心地の悪い口コミ

・道路の段差の跳ね返しが、ガツンと感じる。

・アームレストがないので長距離走行した場合、腕が疲れてくる。

・室内空間と比較して、収納スペースが小さい。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/

キャプチャーの乗り心地の口コミを見てみましたが、おおむね良い口コミがでした。

ルノーらしい柔らかくしなやかな乗り心地が心地よく、高速走行も安全で快適という意見が多かったです。

ルノー特有の上質でしなやかな乗り心地に満足しているようです。

また排気量1.2L直噴ターボエンジンですが、国産車の1.2Lとは比較にならないパワフル走行ができるという意見もありました。

悪い口コミは少なかったものの、収納スペースや走行時に道路の段差の跳ね返しがあるという意見がありました。

乗り心地に関しては、両車ともに満足しているというユーザーが大半を占めていました。

以上より、両車の乗り心地比較は互角でした。

コンパスvsキャプチャー 徹底比較まとめ

今回はコンパスとキャプチャーの価格、グレード、維持費、燃費、乗り心地について比較しました。

価格、維持費、燃費はキャプチャーの勝ちでした。

パワートレインはコンパスの勝ちでした。

外観、安全性、乗り心地は互角でした。

以上の項目の比較からコンパスとキャプチャーはどっちが買い?なのでしょうか。

ジープらしいゴツゴツした力強いさのなかに都会的な雰囲気もあわせ持ち、馬力のあるパワフルな走りや乗り心地の良さが楽しめるコンパス。

外車ながら比較的安く購入でき、ルノー特有の上質でなやかな乗り心地が楽しめ、高速走行も安定しているキャプチャー。

引用:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/

両車とも甲乙つけがたいのですが、私個人的にはキャプチャーを選びます。

ルノー・キャプチャーは、やはり外観の特徴的ツートンカラーが上質でおしゃれですし、軽快な走行性能が備わっている点が優れています。

総排気量こそ1.2Lですが、パワフルに高速走行も安全で快適に走れます。

また、価格が圧倒的にコンパスより安く、維持費も安く低燃費なので、コスパにも優れています。

両車の維持費差は、燃費の差によるところが大きかったですね。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

もちろんコンパスの選択がまったくないというわけでもありません。

エンジン性能では圧倒的にキャプチャーに勝っていますし、オンロード・オフロード問わず活躍してくれる車であることは周知の事実です。

またジープブランドの中では都会的な外観も魅力的です。

オフロードメインの輸入車モデルを楽しみたいという方にとって、コンパスはうってつけの車だと思います。

最終的には、購入する方の判断基準や優先順位によるところになりますが、少しでも車選びの参考になればと思います。

今回はコンパスとキャプチャーの比較記事でした。

アイキャッチ画像:https://www.renault.jp/car_lineup/captur/

この記事を書いた人

ナガクラヤマ
田舎暮らしのアラフォー男。のんびりドライブしながら美味いものを食べるのが好き。

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