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多人数乗車向けの車として、3列シートのSUVが流行っていますが、ミニバンこそその用途に向いたスタイルです。
世界的にもミニバンは貴重な存在になりましたが、国内でもステーションワゴンと共にその車種を大幅に減らしています。
今回はそのミニバンの中でもハイブリッド車に絞って、その良し悪しを本音で切り込んでいきたいと思います。
第1位~第10位までランキングしますが、2018年度の販売台数を目安にランキングしています。
ハイブリッドミニバンランキング10位から7位は!?
第10位 トヨタ・プリウスα
引用:https://toyota.jp
プリウスαは3代目プリウスのホイールベースを80mm延長し、3列目シートを設けたものです。
3列目は写真の通り緊急用レベルであり、ミニバンというより3列シートのステーションワゴンと言ったほうがしっくりくる感じですね。
2011年の発売なので、すでに8年を経過していますが、衝突回避の自動ブレーキなどは最新のシステムを導入し、現代的な性能を保とうとしています。
燃費もJ08Cモードで26.2㎞/L、実燃費で街中18~20㎞/Lで、高速では25㎞/Lを超えることもあるようですね。
しかし全体的な古さは否めず、今や積極的に選ぶ理由を失っており、ディーラーの都合で残されている車種と言って良いでしょう。
メーカーもこれだけ古い車種がそこそこ売れれば、投資した費用を効率よく回収できるので、次に紹介するエスティマなども含めて、トヨタは発売から10年近く経った車をたくさん売っています。
古いから悪いとは言いませんが、安全性や快適性が大幅に進歩しているこのご時世に、車のことがよくわからない人がこのような車を買わされるのはちょっと残念な気がします。
第9位 ホンダ・ジェイド
引用:https://www.honda.co.jp
ベストセラーとなった「ストリーム」の流れをくむ、3列シートのミニバン、というよりプリウスα同様これもステーションワゴンです。
全長の割に広い全幅(1775mm)など、欧州車的な仕上がりでしたが、デザインを含めてアピールポイントにかけ、室内も決して広いとは言えず(特に3列目)販売は発売当初は低迷しました。
しかし、マイナーチェンジで2列シートの設定やハイパワーエンジンによるスポーティー化をほどこし、やや存在感をアップさせたように思います。
燃費はJ08Cモードで24.2㎞/L、実燃費は街中で15~18㎞/L、高速で22~25㎞/L。
コンパクトでそれなりにしっかりと走る3列シート車が必要であれば、その3列目が狭くても良いならお薦めできますね(6人乗りで300万円越えは割高だと思いますが)。
とはいえ、Bセグメントのフィットベースのプラットフォームはこの大きさが限界であり、Cセグメントにふさわしいプラットフォームを持つ次期型(出るの?)に期待したいところです。
第8位 トヨタ・エスティマ
引用:https://toyota.jp
初代は偉大な車でした。
フラットなフロアと優れた運動性能を両立するため、4気筒エンジンを75度寝かせて床下ミッドシップに積み、運転席から3列目までフラットなフロアを実現しつつ、重心がセンターにある理想的な重量配分を実現したのです。
そのために様々な技術が開発され、しかしそれは技術のための技術ではなく、上記の目的を実現するための手段として使われていたため、当時の自動車関係のエンジニアはこぞって初代エスティマを称賛しました。
2代目はなんとFFになってしまい、「初代の努力はいったいなんだったんだ!」との声も上がりましたが、3代目の現行はスタイリッシュなミニバンという立ち位置になっています。
燃費はハイブリッドとしてはあまり芳しくなく、J08Cモードで18㎞/L、実燃費は街中で10~13㎞/L、高速でも15㎞/L程度のようです。車両重量の重さも効いているかもしれませんね。
2006年の発売であり、すでに13年を経過しているので、性能も2世代前のものとなっています。
独特なスタイルは現在でも通用するもので、程度の良い中古車が安く手に入るなら大いにお勧めなのですが、新車で300万円以上出してお薦め出来るかといえば、少し疑問が残ります。
第7位 ホンダ・オデッセイ
引用:https://www.honda.co.jp
トヨタ・エスティマ、マツダ・MPVと並んで、アメリカのミニバン市場に殴り込みをかけた、ミニバンの「老舗」です。
2代目までは正統的なミニバンでしたが、3代目から立駐に入る全高(1550mm)になり、大型ステーションワゴン的な性格に変貌したのです。
しかし、売り上げも低迷してきたため、現行の5代目は”超低床プラットフォーム”の導入に合わせて、全高を1685mm~1715mmまでアップし、豊かな室内空間を実現しました。
走りを含めて充実した内容ですが、最近のホンダ車のウィークポイントである「印象に残らないスタイル」の影響なのか、売り上げは低迷しています。
燃費はJ08Cモードで26㎞/L、実燃費で街中は14~17㎞/L、高速では20㎞/Lを超えることもあり、車格を考えるとハイブリッドとしてもとても良好な燃費性能と言えるでしょう。
上級ミニバンなので、ベースグレードでも300万円台後半になりますが、人気のCX-8あたりと比べてみても良いモデルなのではないでしょうか。
予算と大柄なボディが許せば、お薦めの1台です。
ハイブリッドミニバンランキング6位から4位は!?
第6位 ホンダ・ステップワゴン
引用:https://www.honda.co.jp
エスティマとは正反対に、初代は乗っていられないほどひどい車でした。
乗り心地が非常に悪く、シートの出来は劣悪で、この車がベストセラーになる理由がさっぱりわからなかったものです。
しかし代を重ねるごとに進歩し、現行は多人数乗車に特化したミニバンに進化しています。
最大の特徴はリアゲートで、通常のように上下に開くほか、左半分が通常のドアのように開くという大変凝った機構で、3列目への乗り込みが非常に楽になっています。
引用:https://www.honda.co.jp
テレビCMでは少年野球チームの子どもたちを乗せるシーンがありましたが、沢山の人を乗せてガヤガヤしながら移動するシーンが想像できる”良い道具”だと思います。
ハイブリッドモデルはスポーツ志向の”スパーダ”に設定されており、燃費はJ08Cモードで25㎞/L、実燃費は街中で14~16㎞/L、高速で20㎞/前後ですが、オデッセイに比べるともう一息良好であってほしいと思います。
もう一つ残念なのが、ファミリー志向なのにハイブリッドモデルの投入が遅れたり、スポーツ系のモデルを推したり、営業戦略的にちぐはぐな印象を受けるので、そのせいか売り上げはイマイチにとどまっています。
ミニバンをガンガン使いこなしたい方にはお薦めできます。
第5位 ホンダ・フリード
引用:https://www.honda.co.jp
ホンダ車ばかり続きますが、これは偶然であり、依怙贔屓ではありません(笑)。
全長僅か4265mmのコンパクトなミニバンであり、フィットが3990mmなので、僅か30㎝弱の延長で7人乗りを実現しています。
もちろん3列目は緊急用レベルですが、着座位置を高めて足を下に下ろし、前後長を稼ぐ手法をとっています。
ただ、すべてにおいて寸法を気にしている風情があり、ウォークスルーを実現させるために物差しのように薄いアームレストを付けたり、シートそのものも小ぶりで乗り心地が悪く、3列目シートを収納するときは左右に跳ね上げるため、斜め後方の窓をふさいでしまいます。
限られた予算で豪華さを演出しているので、インパネの木目シートは他車に比べて質感が大きく劣り、これなら普通に樹脂むき出しの方が良かったのではないかと思います。
燃費はJ08モードで27.2㎞/L、実燃費は街中が15~18㎞/L、高速で20㎞/Lぐらいとなり、ステップワゴン同様、もう少し頑張ってほしいものです(オデッセイが良すぎる?)。
ステップワゴンは良き道具という印象ですが、フリードは寸法でもコストでも無理がたたっている感があり、もう少し余裕のある商品企画ができなかったものかと疑問に思うのです。
本稿の趣旨とは外れますが、2列シートで後席をしっかりしたシートにした5人乗りのモデル(安いガソリン車が良い)ならば、トヨタ・ルーミー兄弟やダイハツ・トール、スズキ・ソリオバンデットなどと競合できる良い車です。
7人乗りのフリードはお勧めしません。
第4位 トヨタ・アルファード/ヴェルファイア
引用:https://toyota.jp
この車を選ぶ人は自信と誇りをもって選ぶでしょうから、ここで論評すること自体が無意味かもしれません。
昔、某〇〇カメラがビルの外壁を蛍光オレンジに塗って、近隣住民から抗議を受けてとうとう塗りなおしたことがありましたが、景観条例の趣旨から考えてもそれは当然のことだと思います。
どんな車を売ろうがどんな車に乗ろうが、法律違反でないのだからオレの勝手だという論理もあるでしょうが、車というものは公共の場を走るものであり、その社会的影響は決して小さくありません。
この車の押し出し感という言葉では言い尽くせないような威圧感を持つフロントマスクは、夜の山道でバックミラーに映ったら背筋が寒くなりそうなほどで、こんなスタイルの車は世界中どこを探してもありません。
日本を訪れる外国人観光客が年々増加しており、その皆さんはこの車を見かけたらどのような印象を持つのでしょうか。美しい日本の風景に溶け込む車と思ってもらえるでしょうか。
リアドアは乗降性を高めるためサイドシルがなく、ボディは大きな開口部だらけなので剛性不足で走行中にフロアがブルブルと振動します(マイナーチェンジで改良したようですが)。
3.5LのV6エンジンでも2トン近いボディを引っ張るにはさほど余裕がありません。
この車で燃費を気にする人はいないと思いますが、J08Cモードで18.4㎞/L、実燃費は11~14㎞/L、高速で15~17㎞/Lとなり、エンジンと車両重量を考えればまぁまぁではないでしょうか。
重心が高く、重量級のFFなので、ハンドリングは無事に曲がれれば御の字であり、初代エスティマを開発したメーカーの車とは思えません。
乗り心地は分厚いシートに頼りっきりですが、高速でフワフワと不安定になるのは問題にならないのでしょうか。
グレードによっては800万円近くする高額車です。
よくお考えになって購入することをおすすめします。
ハイブリッドミニバンランキング3位から1位の発表です!
第3位 トヨタ・シエンタ
引用:https://toyota.jp
鮮やかなボディカラーと独特なスタイルが注目を集めた車ですが、現行プリウスと同時期にデザインされたであろうそのスタイルは、フランス車のような雰囲気で、インパネ回りもかなり斬新です。
ライバルとなるホンダ・フリードが無難な内外装なのに対して、王者トヨタがこれだけ斬新に攻めてくるのだから、ホンダも色々考えなおさなければいけないと思いますよ、ホント。
話題となった次世代タクシー・ジャパンタクシーとプラットフォームを共有しており、フリードとほぼ同じ大きさであるけれど、無理してウォークスルーにしておらず、3列目を倒すと2列目の下に収納できるようになっており、総合的な使い勝手はシエンタの方が上でしょう。
燃費はJ08Cモードで28.8㎞/L、実燃費は街中で16~20㎞/L、高速では25㎞/Lを超えることもあり、小柄なボディとはいえ燃費性能は優秀です。
乗って面白味のある車ではありませんが、普段は5人乗りでゆったり使い、困ったときに3列目を短時間使うような使い方にならお薦めできます。
ただし、デザインは独特なので、試乗してよく確認してください。
第2位 日産・セレナ
引用:https://www3.nissan.co.jp
ベスト10で唯一の日産車です。
こうしてみると内外装ともに日産の雰囲気があり、具体的にどこが日産の雰囲気であると指摘するのは難しいのですが(苦笑)、トヨタ・ホンダとの違いを感じさせます。
日本初の自動運転機能搭載とうたい、華々しくデビューしましたが、自動運転というより運転支援(車線はみ出し防止など)が主体です。
それでも先進的なイメージを定着させることに成功したようで、2018年に追加したe-powerと名付けられたシリーズ式のハイブリッドシステムが大好評で、単独銘柄としては2018年度の国内ミニバン市場でNo.1の販売台数となりました(注:ここでは兄弟車は同一車と解釈しているため、セレナは第2位になります)。
e-powerはエンジンを駆動力に用いず発電にのみ用いるため、モーターのみの走りとなり電気自動車的な走りになりますが、電気自動車の苦手な高速燃費はトヨタやホンダなどのシリーズ式ハイブリッド(エンジンを駆動力にも用いる)に劣ります。
具体的にはJ08Cモードで26.2㎞/L、実燃費は街中で14~18㎞/Lぐらい、高速では16~18㎞/Lぐらいで、街中とあまり変わらず高速が苦手のようですが、10㎞/Lぐらいしか走らなかったという報告もあり、走り方によって燃費は大きく変わるのがe-powerの特徴かもしれません。
大きく見えますが5ナンバー枠いっぱいに収まっており、ステップワゴンより取り回しは有利ですが、タイヤサイズが15インチどまりで、どうしても足元の貧弱さ・役不足感は否めません。
走りは日産らしくしっかりしており、しゃきっとした安定感は男性にも退屈させないでしょう。
どちらかといえば男性主導で選ぶ、家族のためのミニバンという感じでお薦めです。
第1位 トヨタ・ノア/ヴォクシー/エスクァイア
引用:https://toyota.jp
今時3兄弟でもないと思うのですが、トヨタのミニバン3兄弟は合計で2018年に18万7千台を売った、まさにドル箱です。
ファミリー向けのノア、男性的で硬派のヴォクシー、ミニ・アルファード/ヴェルファイア的なエスクァイアとなっており、上手に棲み分けしているようです。
セレナ同様5ナンバーサイズを守っており(3ナンバーのグレードもある)、アルファード/ヴェルファイアでは取り回しが大変という人も3兄弟に流れてくるのでしょう。
トヨタらしく無難な仕上がりですが、走りのシャキッと感はセレナやステップワゴンの方が上で、良くも悪くもファミリーカー的な走りです。
しかしこのちょっと緩い感じはファミリーカーとしては決して悪くなく、セレナやステップワゴンと比べて女性向けといえそうです。
燃費はJ08Cモードで23.8㎞/Lとライバルに比べて悪いですが、実燃費は街中で14~18㎞/L、高速では20㎞/Lを超えるようで、燃費では負けないというトヨタの意地が見え隠れします。
デザインや値引き額など3兄弟でいろいろ比較してみることをおすすめします。
まとめ:目的をはっきりさせて選びましょう
多人数乗車はメリットもあればデメリットもあります。
メリット
- 広い室内と大きな荷室を状況によって使い分けられる
- 多彩なシートアレンジで車中での楽しみ方(食事や車中泊など)が増える
- 何でもできるんだという安心感が得られる
デメリット
- 外寸の大きさによる取り回しの悪さ
- シートの複雑化、小型化による乗り心地の悪さ
- 車重の増加による走りの悪さ、走行の不安定さ、燃費の悪さ
デメリットである走りや燃費を改善させる手段として、ハイブリッドモデルを選ぶのは良い選択かもしれません(高いけど)。
自分の生活の中で6人以上乗車するのはどのような機会があるのか、どのくらいの頻度なのか、それは2台で便乗したりレンタカーを活用することで解決できないのか、などを事前によく検討することが大切で「なんとなく便利そう」というようなあいまいな理由で多人数乗車モデルを購入すると後悔することになると思います。
本稿でお薦めするのは
- ノア/ヴォクシー/エスクァイア
- セレナ
- シエンタ
- ステップワゴン
- オデッセイ
- ジェイド
あたりで、サイズ別なら(大)オデッセイ、(中)セレナ、(小)シエンタが特にお薦めです。
逆にお薦めできないのは
- フリード
- エスティマ
- プリウスα
です。理由は完成度の低さや発売時期の古さです。
あなたの1台を選ぶのに参考になれば幸いです。
アイキャッチ画像引用:https://www.honda.co.jp
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