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レガシィアウトバックは、森や湖の林道を走るのがよく似合うクルマ。2019年モデルは”ワイルドネスグリーン”がメインカラーです。
一方のジープ レネゲードのメインカラーは”イエロー”、”オレンジ”、”ブラック”…とカラフル。
ガチガチのSUVではなく、センスのいいボディデザインと機能性を備えたこの2台を比較します。ご覧下さい!
基本スペックを比べよう
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/
引用:https://www.jeep-japan.com/renegade/gallery.html
レガシィアウトバックとレネゲードのスペックを比較
レガシィアウトバックとレネゲードのスペックを比較する前に、知っておきたいのが”どのグレードを選ぶか”というポイントです。
●レガシィアウトバックはAWD車。”2.5Lガソリンエンジン”の一択です。
●レネゲードは2WDが”1.4Lターボ”、4WDが”2.4L”で、2グレードです。
まずは、クルマの大きさや重さを比較してみましょう。
SUBARU | Jeep | ||
アウトバック | レネゲード | ||
エンジン | 2.5L | 1.4Lターボ | 2.4L |
駆動 | AWD(常時4駆) | 2WD | 4WD(パートタイム) |
全長×全幅×全高(mm) | 4,820×1,840×1,605 | 4,255×1,805×1,695 | 4,260×1,805×1,725 |
ホイールベース(mm) | 2,745 | 2,570 | 2,570 |
最小回転半径(m) | 5.5 | 5.5 | 5.5 |
車両重量(kg) | 1,570〜80 | 1,430〜1,460 | 1,520〜1,560 |
燃料タンク(L) | レギュラーガソリン→60 | プレミアムガソリン→48 | レギュラーガソリン→48 |
クルマの大きさは、全長でアウトバックは4.82m。レネゲードは4.26mと5ナンバー枠余裕。ただ、全幅では1.84mと1.8mでわずか35mmの差。
最小回転半径は5.5mと同じなので、レネゲードは思ったより小回りが利かないと感じるでしょう。
レガシィアウトバックとレネゲード、乗り降りが楽なのは?
クルマの乗り降りしやすいのは、どちら?サイドビューで見てみましょう。
レガシィアウトバック
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/driving/powerunit.html
レネゲード
引用:https://www.jeep-japan.com/renegade.html
アウトバックの最低地上高は200mm。レネゲードは2WDが170mm、4WDが200mm。クロスオーバー車とすれば普通。後席の乗り降りは車体の大きなアウトバックの方が楽。
着座姿勢は見切りのよいレネゲードが立ち気味。アウトバックは前席後席とも空間が広く、荷物室もひろく大型旅行バッグを縦に4つ収納可能です。
レネゲードなら、小学生くらいまでの子どもが”ひょいと”後部座席に飛び乗るのも楽しいかもしれません!
維持費の違いは?
燃費では、アウトバックが若干有利。1.4Lレネゲードが続く。
↓スバルといえば、水平対向エンジン。低重心でパワーがある。
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/driving/powerunit.html
↓フィアット製のエンジンを搭載したレネゲード。乗り味は欧州車そのものだ。
引用:https://www.jeep-japan.com/renegade/performance.html
燃費では、レネゲード2.4Lが10.4km/L。その他は、アウトバックとレネゲード1.4Lがほぼ同じ15km/L前後です。
アウトバック | レネゲード | ||
エンジン | 2.5L | 1.4Lターボ | 2.4L |
JC08燃費(km/L) | 14.8 | 14.6~15.5 | 10.4 |
価格(ガソリン車) | 329〜356万円 | 299〜337万円 | 365万円(1グレード) |
燃料満タンの価格と走行可能距離は?
レギュラーガソリン1ℓ=140円とすると、
プレミアムガソリン1ℓ=152円(価格差+12円)
軽油1ℓ=129円(価格差ー11円)
●レガシィアウトバック AWD:
満タン→60L、8,400円、走行可能距離888.0km●レネゲード(1.4L) 2WD Longitude:
満タン→48L、7,296円、走行可能距離744.0km
●レネゲード(1.4L) 2WD Limited:
満タン→48L、7,296円、走行可能距離700.8km
●レネゲード(2.4L) 4WD Trailhawk:
満タン→48L、6,720円、走行可能距離499.2km
……アウトバックはタンク容量が60Lなので、満タンなら800km以上走ります。レネゲードは、1.4Lが”プレミアムガソリン”なのに注意。燃費はアウトバックとほぼ同じ。2.4Lはレギュラーガソリンですが、満タンでも500km以下。パワーを取るか燃費を取るかという選択でしょう。
維持費を比較しよう
引用:https://www.jeep-japan.com/campaign/offer.html
レガシィアウトバックとレネゲード、維持費の違いはどうでしょうか?最近は”残価設定クレジット”での購入が多いので、主なものをまとめました。
(残価クレジットには、オイル交換やオイルエレメント交換費用、車検時の整備費用を含む場合がありますが、ここでは”車両代金”のみとします)
アウトバック | レネゲード(2WD) | レネゲード(4WD) | |
エンジン | 2.5L | 1.4L | 2.4L |
自動車税 | 45,000円 | 34,500円 | 45,000円 |
グリーン化特例 | – | – | – |
ガソリン代(1万km/年) | 95,000円 | 104,000円 | 134,000円 |
オイル交換(年2回) | 6,000円/回(5,000kmごとに交換が基本) | 15,000円/回(5,000kmごとに交換が基本) | 15,000円/回(5,000kmごとに交換が基本) |
合計 | 152,000円 | 168,500円 | 209,000円 |
※グリーン化特例は翌年度の自動車税の減免です。
※ガソリン代の計算は、プレミアムガソリン1ℓ=152円、レギュラーガソリン1ℓ=140円、軽油1ℓ=129円で計算。
※オイル交換は、5,000kmごとに交換するのがこの2車種の特徴。長く乗るなら、ぜひ1万kmでなく5,000kmで交換するのがいいでしょう。
オイル交換費用が高いのが、レネゲード。オイルは1回5.2L必要なので、諸経費を多めに用意するのが大事です。
↓オイルフィルターの交換(スバルディーラー)
引用:https://www.tokyo-subaru.co.jp/service/onepoint/service1110.html
レガシィアウトバックとレネゲードの”乗り心地”対決!
レガシィアウトバックの口コミより
※みんカラ より引用しています。
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/design/interior.html
↓リミテッドに標準装備の本革シート。ブラック仕様もある。
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/design/interior.html
・18インチタイヤなのでさぞかし硬いのだろうと思いきや、ダンパーが適度にいなしてくれているのか、ずいぶん穏やかな入出力です。決して柔らかい乗り心地ではなく、硬めと言えば硬めなのですが快適です。
・最小回転半径5.5mという車格に似合わぬ小回り性を備えます。勿論、狭い路地は苦手ですが交差点や駐車場、ヘアピンカーブなどで威力を発揮します。運転席からの視認性の良さと相まって、後退駐車は楽です。
・スタブレックスライドを装備していないベースグレードですが、乗り心地に不満はありません。シートの高さや腰の位置を調整できるためか、ゆったりと体重をシートが受け止め、路面からの衝撃を和らげてくれます。
・安全に対する装備についてはセンサーとナビとの連動性等々、車の大きさが一回りも二回りも大きくなったにも関わらず十分すぎる位にサポートしてくれるため、当初は不安でしたが、慣れてしまえば大きさが気にならずに安心して運転できます。
レネゲードの口コミより
※価格com. から引用しています。
引用:https://autoc-one.jp/jeep/newmodel-2325160/0002.html
・足は日本車よりも固めですが、ここ何年かの外車の乗り心地のそれですのですぐに慣れます。おかげで長距離運転も楽です。
シートはトイレをすることがなければ何時間でも乗り続けられます。その位腰が痛くなりません。
・面白いなと思ったのはシートやルーフの設定。パワーシートや電動ルーフなどの快適装備は、ミドルグレードのリミテッドが最も充実しています。
逆に、車両価格が最も高いトレイルホークには、オプションですら、それらを装備できません。「本気のクロカンには快適装備なんて邪魔でしょ?」と言わんばかりで、この辺の割り切りにジープとしての主張を感じます。
・シートの座り心地は、やや硬め。特に後席でそれを感じます。が、長距離ではそのほうが腰に来ないので、悪くありません。ただし後席のシートアングルがやや立ち気味なので、そこが人によっては気になるかもしれません。
後席も広々はしていませんが、必要十分であり、不快感はありません。また、最近のコンパクトSUVとしてはヘッドスペースがある方なので、特に後席の頭上に余裕があり、狭苦しさは皆無です。
まとめ
引用:https://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_1712/_51919.html
レガシィアウトバック:329〜356万円
CX-5:299〜365万円
ボディの大きさもスタイルも全く違う2台。ですが、遊びに趣味につかい倒せるクロスオーバーカーの中では最高の2台でしょう。
維持費は結構かかりそうな2台。とくに、レネゲードは”当り”と”外れ”があるようです。買ってはみたものの故障続きのレネゲードレポートも少なくありません。
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