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ベンツGLAとラングラーは根強い人気がある車たちですが、検討をしている人にとってはどちらが良いか悩んでいることでしょう。
ベンツGLAとラングラーの維持費や燃費等や、乗り心地などを紹介していきます。
ベンツGLAとラングラー、どんな車?
引用:https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl/capability.html
メルセデス・ベンツのSUVであるGLAとジープ・ラングラーは、全くジャンルが異なる車です。
ベンツGLAはSUVで、スポーティな、多目的乗用車として分類されています。
対してジープ・ラングラーは、多目的と言うよりも、クロカン4WDとして道なき道を走るほうが専門の車です。
SUVとクロカンを混同するジャーナリストみたいな人は多いですが、元々SUVは、ピックアップトラックなどや、他の派生モデルを指す呼称です。
強いて言うならクロカンとSUVの違いは、「なんとなくアウトドアにも使えそう」という部分くらいでしょう。
クロカンとは「Cross-country」の略で、森林や道なき道を走行するオフロードの競技のことです。
クロカンと呼ばれるモデルのデザインは共通して、角ばった無骨なデザインです。
そうして考えれば、ラングラーは立派なクロカン4WDといえます。
そんなジャンル違いのベンツGLAとラングラーとは、どういう車なのかを紹介していきましょう。
ベンツGLAとはこんな車です!
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/
ベンツGLAのボディサイズは全長「4.430mm」で全幅が「1,805mm」で、余り大きさを感じない車です。
メルセデス・ベンツの最上位モデル「GLA」の他に、7種類のSUVがラインナップされています。
他のSUVと比較してもベンツGLAは、最もコンパクトな車なのです。
車高が「1550mm以下」で街中でも、使い勝手が良いのが特徴です。
メルセデス・ベンツの多くに採用される左右には、穴の空いたパンチグリルを採用しています。
フロントデザインは、いかにもメルセデス・ベンツらしい感じで、スポーティさも残している部分はさすがだと感じます。
そして、リアコンビネーションランプは、メルセデス・ベンツで販売する「Eクラス」にも採用している、クリスタルルックを採用しています。
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/
先進のリフレクター技術で後方からの視認性を高めているランプです。
ベンツGLAには「4マチック」という可変トルク配分型の4EDを搭載したモデルも導入しています。
4WDが不要なときは前輪駆動で走行をして、路面の状況に応じて4輪駆動になり全ての駆動輪に、トルクを廃部数する仕組みになっています。
そのため、燃費や快適性と悪路走破の両立をしています。
見た目もそれほど大きさを感じませんし、着座位置も低めでSUVらしいドライビングポジションと異なります。
ラングラーとはこんな車です!
引用:https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl/capability.html
ラングラーは長年に渡って継承し続けてきた、歴代伝統のスタイリングや世界観を変えずに、快適性能や走破性が大幅に向上しています。
ラングラーは力強いオフロード性能を発揮する、直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載しています。
本格的なオフロード走行を楽しみたいと言うなら、ラングラーは最適な車になるでしょう。
また、ラングラーは世界一過酷であると知られるトレイルで、実施される独自の厳しい性能テストをパスしたモデルです。
河を渡るとか岩を登るという、より険しいオフロードをするときは車のトランスミッション、トランスファーケース、フューエルタンクの底に、傷がつかないようにスキッドプレートが装備されています。
そして、デザインを見ていくと、レトロな感じのフロントデザインをしています。
丸めいヘッドライトにグリルはボディと同色で、特に派手さがないデザインは今となっては逆に斬新さを感じます。
最も山やキャンプなどが似合い、オフロード姿が似合う車だと言えます。
ベンツGLAとラングラーのボディの大きさを比較すると、全体的にラングラーのほうがボディサイズは大きいです。
ベンツGLAは丸みを帯びたデザインで、スポーティさを感じる都会派のSUVです。
たいして、ラングラーは道なき道を力強く走行をする、本格的なクロカンで見た目もオフロード車っぽい感じがします。
ボディサイズ | ベンツGLA | ラングラー | ||
全長 | 4.430mm | 4,870mm | ||
全幅 | 1,805mm | 1,895mm | ||
全高 | 1,505mm | 1,845mm |
ベンツGLAとラングラーの維持費を比較!
ベンツGLAは1600ccと2000ccのモデルが存在していますが、自動車税はどちらも同じ金額で「39,500円」です。
そして車両重量が「1,600kg」なので、自動車税は「32,800円」となります。
ベンツGLAを1年間乗って走行距離が1万キロになった前提で考えた、ガソリン代は「11,6153円」となりました。
他にもメンテナンス費用なども必要となります。
ですが、新車から1年程度なら修理する部分もないでしょうから、全て必要な費用を足すと「229,908円」です。
ラングラーも排気量が2つあって「2000cc」と、「3600cc」を選ぶことが出来ます。
ラングラーの2000ccの自動車税は「39,500円」で3600ccのほうは「66,500円」です。
ガソリン代の方はラングラーは燃費が悪いので、年間「127,272円」必要となります。
ただ、ハイオク仕様車ではなくレギュラーも対応しているのは、ありがたい話でもあります。
大抵の外車はハイオク仕様なので、値段は高めなのですがラングラーだけはレギュラー燃料で、ガソリン代は比較的安いほうだと感じます。
燃料タンク容量が80Lなので燃料費を気にしないで、たっぷりとドライブを楽しめそうです。
ベンツGLAとラングラーの維持費の差は、「9,579円」しかありませんでした。
道路状況によっては、ラングラーがベンツGLAよりも、燃料消費が抑制され年間のガソリン代が安くなる可能性もありますね。
維持費(維持費) | ベンツGLA | ラングラー |
自動車税 | 39,500円 | 66,500円 |
重量税 | 32,800円 | 32,800円 |
自賠責保険 | 12,915円 | 12,915円 |
ガソリン代(月1000km) | 11,6153円 | 127,272円 |
任意保険 (13等級 車両保険あり 26歳以上) | 28,540円 | 28,540円 |
合計 | 229,908円 | 239,487円 |
ベンツGLAとラングラーの燃費を比較!
ベンツGLAのタカログ燃費は1600ccが「16.4km/L」で2000ccが「14.2km/L」なので、排気量が1600ccのほうが燃費が良いですね。
ラングラーも排気量が低いほうが燃費がよく、2000ccのモデルの場合は「11.5km/L」となっています。
ベンツGLAで1600ccの実燃費はラングラー2000ccよりも悪く、市街地走行でも「7.42km/L」とは結構燃費が悪い感じです。
しかし、なぜかベンツGLAの2000ccのほうが燃費が良くて、高速道路でも「11km/L」を記録したという口コミもありました。
ラングラーはレギュラー仕様なので、燃費が良ければかなりありがたい車になりますね。
ラングラー2000ccの実燃費は「6km/L~14.64km/L」なので、渋滞が常になければなんとか、「10km/L」は行きそうな感じですね。
ラングラーもベンツGLAも燃費はそれほどさがないので、道路状況や運転の方法によって逆転し合えるのではないかと感じます。
ベンツGLA(1600cc) | ベンツGLA(2000cc) | ラングラー(2000cc) | ラングラー(3600cc) | |||||
カタログ燃費 | 16.4km/L | 14.2km/L | 11.5km/L | 9.2km/L | ||||
実燃費 | 7.42km/L~11.77km/L | 8.21km/L~14km/L | 6km/L~14.64km/L | 4.58km/L |
ベンツGLAとラングラーの乗り心地を比較!
引用:https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl/capability.html
ベンツGLAとラングラーは見た目が大きいので、室内は広そうに思えます。
ただ広いだけではなく、路面からの衝撃は伝わるのかなどや、後部座席の広さはどうかなどを見ていくことにしましょう。
ベンツGLAの乗り心地はどうなんだ!
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/
ベンツGLAの後部座席は厚みがしっかりとあり、長時間座っても疲れにくいです。
座面も少し後ろに向かって斜めになっているため、お尻も痛くなりにくくカーブやブレーキングのときも、体が前に滑る感覚はほぼありません。
さらに、後部座席の足元はゆったりとしていて、窮屈な感じはしないでしょう。
しかし、車内はそれほど広いという感じがしないので、大人4人での移動はそれほど苦痛を感じることは少ないです。
後部座席から外を見るときは、窓が小さいので視界は狭いので、後部座席に座るお子様にとっては大きな窓のほうが、風景がよく見えるので良いかもしれません。
ラングラーの乗り心地はどうなんだ!
引用:https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl/capability.html
ラングラーの後部座席に乗るときは、少し床面が高いですがグリップがつているので、乗り込みはしやすいです。
乗り込み時の開口部もせまくないので、乗りにくいということは感じにくいです。
後部座席の足元は結構広い感じでゆとりがあり、天井も高さがあるので上下の圧迫感を感じません。
ラゲッジスペースの開口部分は、少し変わっていて横開きで下半分が開きます。
大きな荷物を積み込む場合は、ガラス部分の上半分を開くことが出来ます。
ベンツGLAとラングラーどっちを選ぶ!?
引用:https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl/capability.html
私なら迷わずにラングラーを選択します。
理由は、ラングラーは輸入車でありながらレギュラーも対応で、燃費も2000ccなら実燃費も良いからです。
さらにクロカン4WDなので所有しているだけでも、私なら嬉しくてたまりません。
ラゲッジスペースも狭くはないのも良いと感じます。
ベンツGLAとラングラーを比較まとめ
引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/
ベンツGLAとラングラーは口コミで、不満の声がほぼありませんでした。
ベンツGLAを実際に乗っている人の口コミで、ほぼ同じようなインテリアだという意見もありました。
同じメーカーで同じようなSUVをたくさん作っているなら、ほぼ似てくるようになるのかもしれません。
ラングラーもレトロな感じでデザインもシンプルですが、車内はとても広いのでゆったりと座ることが出来ます。
どちらも似たり寄ったりの部分があるので、見比べて乗り比べてみると良いでしょう。
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