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国産車ではなく外車のSUVが欲しい!という人もいるのではないでしょうか。
今回比較するのは、ジープ・コンパスとプジョー2008です。
両車とも外車のSUVですが、外車ならではの独特の雰囲気や乗り心地は、国産車では味わえないですからね。
今回はコンパスとプジョー2008はどっちが買い?なのかについて、価格、グレード、維持費、燃費、乗り心地を徹底比較していきます。
コンパスvsプジョー2008比較!どっちが買い? 価格・グレード比較
さっそくレネゲードとプジョー2008について比較したいと思いますが、まずは両車について簡単に紹介いたします。
引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html
コンパスは、アメリカの自動車メーカー・クライスラーがジープブランドとして北米及び欧米中心に販売していましたが、2012年に販路拡大のため日本にも進出してきました。
コンパスは、ジープではスモールのレネゲードとミドルのチェロキーの中間に位置するサイズで、北米ではコンパクトSUVですが、日本では大型車に近い感覚です。
日本仕様車のコンパスは、初代(MK型)が2012年に販売開始され、2017年より2代目(MP型)が販売されました。
コンパスは、グランドチェロキーを思わせる外観が特徴的で、本場アメリカのSUV車独特の雰囲気を醸し出しています。
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/suv2008.html
対するプジョー2008は、2013年にプジョーが販売開始した車で、日本では2014年に販売開始されたコンパクトSUVです。
日本でも人気の高いプジョー208をベースに製造されたプジョー2008は、プジョー208より一回り大きいボディサイズとなっています。
プジョー2008はコンパクトSUVなので、日本の道路でも走りやすいサイズとなっています。
おしゃれなイメージのあるフランス車の中でも、特にプジョーはおしゃれな雰囲気を醸し出しています。
なお、今回の比較する両車については、日本で販売されている日本仕様車を対象とします。
では両車の価格比較から比較していきます。
コンパスの新車価格
引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html
コンパスはガソリン車のみの販売で、排気量は2.4Lでエンジンは直列4気筒マルチエア16バブルエンジン搭載となっています。
グレードはSPORT、LONGITUDE、LIMITEDの3種類となっています。
・SPORT:3,230,000円
・LONGITUDE:3,690,000円
・LIMITED:4,190,000円
価格帯は3,230,300円~4,190,000円となっています。
プジョー2008の新車価格
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/suv2008.html
プジョー2008はガソリン車のみの販売で、排気量は1.2L、エンジンは直列3気筒DOHCターボとなっています。
グレードはAllure、GT Lineの2種類あり、Allureをベースにした特選仕様車CROSSCITYもラインナップされています。
・Allure::2,650,000円
・CROSSCITY:2,699,000円
・GT Line:2,880,000円
価格帯は2,650,000円~2,880,000円となっています。
グレードにもよりますが、新車価格は58万円~131万円ほどプジョー2008が安かったです。
圧倒的にプジョー2008が安かったわけですが、性能面はどうなんでしょうか。
両車の性能面について比較していきます。
パワートレイン比較
この表はコンパスとプジョー2008のパワートレインの違いを示しています。
コンパスは2.4L直列4気筒マルチエア16バブルエンジンが搭載されています。
トランスミッションは6速ATと9速AT(LIMTEDのみ)で、駆動方式はFFと4WD(LIMITEDのみ)となっています。
プジョー2008は直列3気筒DOHC直噴ターボエンジンが搭載されています。
トランスミッションは6速AT、駆動方式はFFのみとなっています。
コンパスは、総排気量がプジョー2008の2倍あり、トルク・出力ともプジョー2008を大幅に上回っています。
コンパスの強力なエンジンからの力強い走りはオフロード、オンロード問わず、どんなシーンでも威力を発揮します。
ただプジョー2008も1.2L直噴ターボエンジンですが、過不足ない動力性能でスムーズに車体を動かします。
しかしながらプジョー2008は4WDの設定がないので、どちらかと言うと街中をオシャレに走行する感じです。
以上より、両者のパワートレイン比較はコンパスの勝ちといえます。
引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html
安全性比較
次に安全性について比較してみます。
コンパスは、車体を360℃全方位サポートを目指したセイフティ&セキュリティシステムが搭載されています。
前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)、アダプティブ クルーズ コントロール(STOP & GO機能付)、LaneSense™車線逸脱警報プラス、ブラインドスポットモニター / リアクロスパスディテクション、Parkview™リアバックアップカメラ等で360℃全方位からの危険に備えます。
また高張力スチール使用率約70%の強固なボディや6つのエアバックを装備しているので、乗る人に安心感を与えます。
対するプジョー2008も安全装備は優れています。
アクティブシティブレーキを搭載しているため、低速時にフロントウィンドウに内蔵されたレーザーセンサーが前方の車両や障害物を検知し、ドライバーが回避操作を行わない場合は自動ブレーキを作動させます。
またエレクトロニックスタビリティコントロールで危険運転を制御、衝突安全性と軽量化を実現させたボディ構造、エアバッグ&ISOFIXアンカー等の安全装備が全車標準装備されています。
両車とも、事故を未然に防ぎ、万が一事故が起きた場合でも安全を確保する装備を備えています。
以上より、両車の安全性比較は互角といえそうです。
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/suv2008.html
外観・大きさ比較
続いて、両車の外観や大きさについて比較します。
車体の大きさについては、全長・全幅・全高のすべての数値からコンパスがプジョー2008を上回っています。
ゆえに車体は、コンパスがプジョー2008より一回り大きくなっています。
乗車定員は両車とも5人乗りの2列シートです。
外観ついて、コンパスはジープブランドらしく馬力があり力強さがありますが、同時に都会的な雰囲気も感じさせるので、オフロードだけでなく街乗りでも違和感のないイメージです。
プジョー2008は日本でも人気のあるコンパクトハッチバック「プジョー208」をベースに開発されたこともあり、オシャレな外観や車内パーツが目を引きます。
両車を比較すると、パワフルさと都会的な雰囲気が共存するコンパスとオシャレで上質なフランス車のプジョー2008は、対照的な印象を与えます。
外観については、人によって好みの問題にもなってきますから、一概にどちらが良いとは言えないのではないでしょうか。
ここまでの両車の比較では、価格がプジョー2008の勝ち、パワートレインがコンパスの勝ち、安全性及び外観は互角となりました。
コンパスvsプジョー2008 維持費比較
車を購入後の維持費についての比較です。
車を買うとき、維持費がどのくらいかかるんだろう?という人も多いと思います。
コンパスとプジョー2008では、どっちの維持費が安いのでしょうか?
両車とも外車なので国産車より維持費が高いイメージがありますが、実際はどうなんでしょうか。
コンパスとプジョー2008の主な維持費について、表でまとめてみましたのでご覧ください。
コンパスの主な維持費
プジョー2008の主な維持費
維持費比較
コンパスとプジョー2008の主な維持費についてまとめてみました。
年間の維持費で比較するとプジョー2008が約8万円安いことがわかりました。
自動車税は毎年かかる税金で、排気量によって額が変わりますので、排気量の差でプジョー2008がコンパスより1万円安くなります。
ガソリン代はプジョー2008が燃費の差で7万円ほど安かったのですが、両車との外車なのでハイオク仕様車のため、国産車より高いですね
車検代は新車購入のあと3年後、以降は2年ごとにかかる費用です。
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/suv2008.html
また両車ともエコカー減税の対象外のため、自動車取得税・自動車重量税は100%課税されます。
プジョー2008についてはグリーンディーゼルが採用されれば、ハイオクよりLあたり30円以上安くなりかつエコカー減税の対象にもなりますが、現在のところ日本仕様車で導入されるという情報はありません。
駐車場代については、地域差がありますし、持ち家の方はかからない場合もありますので、あくまで参考です。
自動車保険や車検代については、任意保険や年齢やオプション等で大きく金額の変わってきますので、こちらも参考となります。
これら以外の維持費として、高速道路を使用する方は別途、高速代金がかかってきます。
引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html
また維持費については、車をローンで購入した場合、ローン代金もかかります。
コンパスを5年ローンで購入した場合、年間の支払額が約80万円ほどになりますので、上記の主な維持費と合わせて年間約130万円ほどかかります。
プジョー2008を5年ローンで購入した場合、年間の支払額が約60万円ほどになりますので、上記の主な維持費と合わせて年間約100万円ほどかかります。
車のローン代金も含めた維持費を月額で換算すると、コンパスが約11万円、プジョー2008が約8.5万円となります。
こうしてみてみると維持費も両車の維持費が意外とかかることがわかりますね。
以上より、両車の維持費比較はプジョー2008の勝ちとなります。
コンパスvsプジョー2008 燃費比較
コンパスとプジョー2008の燃費比較です。
毎日運転する方にすると、やっぱり燃費が気になる!という方も多いのではないでしょうか。
まずはコンパスとプジョー2008のカタログ燃費から比較します。
カタログ燃費比較
◎コンパスのカタログ燃費
・2WD:11.9km/L
・4WD:11.8km/L
コンパスの燃費比較の対象を2WDとします。
◎プジョー2008のカタログ燃費
・2WD:17.3km/L
カタログ燃費ではプジョー2008がコンパスを5.4km/L上回っています。
では、実燃費で比較した場合はどうなんでしょうか?
実燃費に関しては、有名燃費サイト、実際のユーザーからの口コミなどをもとに算出しました。
引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html
実燃費比較
◎コンパスの実燃費
・2WD:8.8km/L
・4WD:8.8km/L
◎プジョー2008の実燃費
・2WD:14.5km/L
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/suv2008.html
実燃費比較でもプジョー2008がコンパスを5.7km/L上回っていました。
カタログ燃費より両車とも燃費が落ちますが、実燃費差は開いてしまいましたね。
圧倒的にプジョー2008が低燃費ということがわかりました。
ただ燃費について、両車とも外車でガソリンがハイオクなので、どうしても国産車より費用がかかりますね
また、燃費を気にする方は、ジープ・コンパスを購入しようと思わないかもしれませんね。
コンパスの魅力は、オフロードでのパワフルな走りなので、燃費は二の次という人も多いのではないでしょうか。
以上より、両車の燃費比較はプジョー2008の勝ちでした。
コンパスvsプジョー2008 乗り心地比較
コンパスとプジョー2008の乗り心地を比較します。
特に毎日運転する方にとっては、乗り心地が大事という人も多いと思います。
車の乗り心地を左右するのはタイヤやホイールのサイズなどの足回りです。
当たり前ですが、足回りがしっかりしている車ほど乗り心地が良くなります。
今回の乗り心地にあたって、コンパスとプジョー2008の乗り心地の口コミを集めてみました。
コンパスの乗り心地の口コミ
◎コンパスの乗り心地の良い口コミ
・大きな車体でゆったり走っている感覚で、乗り心地が良い。
・アメリカ車らしく、ゆったりした座り心地で、運転しやすい。
・2.4Lのエンジンかつ車体重量もわりと軽いため、動き出しがスムーズ。
・カーブもロールが少なく、段差など楽に乗り上げてくれるので、楽に走行できる。
・ちょっとした段差などものともしないジープに乗り心地の良さを感じる。
・大きな車体、剛性が高いボディなので安心感がある。
・標準装備のレザーシートの質感が良い。
・車内空間が広く、後席にも十分に荷物を置くスペースがある。
◎コンパスの乗り心地の悪い口コミ
・インテリアが豪華さがなく質素で、シフトレバーやタッチパネルの配色に統一感がない。
・運転席や助手席付近の収納が少なすぎる。
・カーナビの性能が国産車と比較してあまり良くない。
引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html
コンパスの乗り心地の口コミを見ていきましたが、おおむね良い口コミでした。
大きな車体で乗り心地が良く、ジープらしく力強く馬力があるので、走行もスムーズで快適という意見が多数を占めていました。
少数の悪い口コミとしては、国産車と比較し運転席周辺の収納が少ない点やインテリアが質素という意見がありました。
プジョー2008の乗り心地の口コミ
◎プジョー2008の乗り心地の良い口コミ
・足回りの硬さがちょうどよく、国産車には乗り心地を楽しめる。
・プジョー特有の猫足のしなやかさ乗り心地が体感できる。
・静粛性が高いのでとにかく静か。
・シートが素晴らしく、腰の部分の張り出しが強く硬めなので、腰痛もちの長距離運転でも全く疲れない。
・シートヒーターが装備されているので、冬でも暖かい。
・キビキビと走行し、コーナリングも滑らか。
・3気筒だが、走行はスムーズで問題なかった。
・ETGには最初慣れが必要だが、マニュアルモードをオートマがしてくれると考えると問題ない。
◎プジョー2008の乗り心地の悪い口コミ
・ストロークが足りないので、走行中の段差を感じるので、長距離運転は疲れる。
・路面の凹凸を感じるガタガタする。
・3気筒、1200ccのエンジンなので、山道での再加速や大人4人が乗るとパワー不足を感じる。
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/suv2008.html
プジョー2008の乗り心地の口コミを見ていきましたが、こちらも良い口コミが多数を占めえていました。
プジョーの猫足のしなやかな乗り心地、走行性も快適で、1.2Lでも街乗りなら十分パワフルに走れるという意見が多かったです。
悪い口コミは、路面の凹凸を感じるという意見が多かったです。
乗り心地比較まとめ
両車の乗り心地の口コミを見ていきましたが、両車のユーザーとも乗り心地についてはおおむね満足していることがわかりました。
ゆえに、両車どちらを選んでも快適な乗り心地を楽しめるのではないでしょうか。
以上より両車の乗り心地比較は互角となりました。
コンパスvsプジョー2008 徹底比較まとめ
今回はコンパスとプジョー2008の価格、グレード、維持費、燃費、乗り心地について比較しました。
価格、維持費、燃費はプジョー2008の勝ちでした。
パワートレインはコンパスの勝ちでした。
外観、安全性、乗り心地は互角でした。
以上の項目の比較からコンパスとプジョー2008はどっちが買い?なのでしょうか。
ジープの力強いさのなかにも都会的な雰囲気もあり、馬力のあるパワフルな走りや乗り心地の良さが楽しめるコンパス。
輸入車でありながらお手頃価格で、プジョー特有の猫足でしなやかな乗り心地や走行を楽しめ、上質でおしゃれな外観や内装が自慢の街乗りプジョー2008。
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/suv2008.html
両車とも良い面がたくさんあり甲乙つけがたいのですが、私個人的にはプジョー2008を選びます。
上質でおしゃれな外観と猫足と呼ばれるしなやかな走りが、お手頃価格で楽しめる点が決め手になりました。
また、コンパスと比較すると維持費・燃費も安いため、コスパに優れた車と言えます。
排気量こそコンパスに劣りますが、街乗りや高速走行ではスムーズに走行でき問題がありません。
引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html
ただコンパスの選択が全くないというわけではありません。
コンパスはエンジン性能においては圧倒的にプジョー2008を上回っていますし、よりパワフルな走りを求めたい方にとってはコンパスをおすすめします。
またどっちがオフロードに特化した車かと言えば、コンパスの方が適した車といえるでしょう。
最終的には購入者の判断基準や優先順位で決めていただければと思いますが、今回の記事が少しでも車選びの参考になれば幸いです。
今回はコンパスとプジョー2008の比較記事でした。
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「値引き交渉したいけど苦手で…」
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