レガシィアウトバック vs ティグアン 徹底比較！どっちが買い？維持費・燃費・乗り心地は？

スバルが製造及び販売をする「レガシィ ・アウトバック」と、ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲンが製造及び販売をしている「ティグアン」について紹介します。

それぞれのモデルの維持費や乗り心地、燃費はどう違うのか？

レガシィ・アウトバックとフォルクスワーゲン・ティグアンの特徴

引用：https://www.subaru.jp/legacy/outback/design/exterior.html

どちらのモデルもミッドシップ車のSUVとして力強い走りと大らかな存在感を持った車です。

車高が高く、街乗りに似合いそうなデザインを持っていることが特徴です。

レガシィ ・アウトバックの特徴

引用：https://kakaku.com/item/70100610579/

スバルが販売するミッドシップ車でありクロスオーバーSUVである「アウトバック」は大勢の方からの高い評価や支持を得ています。

まず、スバルの車種であるということから他の自動車メーカーとは異なった「水平対抗エンジン」を搭載しています。

引用：https://www.subaru.jp/legacy/outback/driving/powerunit.html

水平対向エンジン（ボクサーエンジンと呼ばれる）は振動が少ないので車の静粛性が高くなることが特徴です。

そして横に平たい形をしているので重心を下に置くことができ、低重心低振動による安定した快適な走りを実現することができます。

また、気分やシーンに合わせて3つの走行性能を自在に選択できることから、街乗りやアウトドア、ビジネスなどのあらゆる用途で活躍することができます。

フォルクスワーゲン・ティグアンの特徴

引用：https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html#49b206769c234ff58c7e826021d322e0&item=1&gallery=152905215593844449

ティグアンは、大らかな存在感とフォルクスワーゲンらしい落ち着いた印象を持っていることが特徴です。スポーティーな印象を持ったSUVとは異なった落ち着いた雰囲気を持った存在感がティグアンの魅力と感じ、購入されている方が多いです。

また、その特徴的なデザインを持ちつつも軽快でパワフルな走りを実現することができ、最新のテクノロジーの採用やクリーンディーゼルにより環境に配慮した走りもすることができます。

レガシィ ・アウトバックとフォルクスワーゲン・ティグアンの維持費

まず、それそれの新車価格を紹介します。

レガシィ・アウトバック（ベースグレード）

• 新車価格：329万円

フォルクスワーゲン・ティグアン（ベースグレード（TSI Comfortline））

• 新車価格：369万円

そして、車の維持費に関係してくる項目になります。

• 車検費用
• 法定点検費用
• 任意保険費用
• 給油費用
• 車庫又は駐車場代
• 自動車税
• その他タイヤ交換代やオイル代

これらの7つのポイントの負担を把握することで車の維持費が分かるようになります。

また、車の購入時には消費税や自動車取得税、リサイクル料金なども発生してきます。

自動車取得税は年式の古い車であれば逸税されるケースが多いですが、今回は新車で購入する前提でお話をしていきますので取得税はかかる程になります。

また、給油費用は1ヶ月10,000円、駐車場は1ヶ月6,000円かかる程で説明します。尚、重量税は0.5トン毎に年間約4,000円の負担がかかります。1.3トンの車なら年間12,000円の重量税がかかることになります。

レガシィ・アウトバック（ベースグレード）

• 車検費用（3年分）：約84,000円
• 法定点検費用（1年と2年）：約30,000円
• 任意保険費用（3年分）：360,000円
• 給油費用（3年分）：360,000円
• 車庫又は駐車場代（3年分）：216,000円
• 自動車税（3年分）：135,000円
• その他タイヤやオイル代（3年分）：約30,000円
• 計（3年間）：1,215,000円

フォルクスワーゲン・ティグアン

• 車検費用（3年分）：約84,000円
• 法定点検費用（1年と2年）：約30,000円
• 任意保険費用（3年分）：360,000円
• 給油費用（3年分）：360,000円
• 車庫又は駐車場代（3年分）：216,000円
• 自動車税（3年分）：103,500円
• その他タイヤやオイル代（3年分）：約30,000円
• 計（3年間）：1,183,500円

車を維持していくためには駐車場代や給油費用、タイヤの交換代や保険料などが大きく関係してきます。

また、自動車税は排気量によって決まるのでレガシィのアウトバックは2,498ccで、ティグアンは1,394ccとなることから年間の自動車税は約15,000円も異なるのです。

そして、事故などを起こしてしまえば保険料でその場は払えても保険料が高くなっていくので、もし1ヶ月の任意保険料が15,000円になったら1年間で180,000円になる計算です。

3年間でいくと540,000円かかることになります。事故による車の損傷具合によっても保険料は変わりますが、事故を起こさずに燃費の良い安全な運転をすることを心掛けることが大切です。

レガシィ アウトバックとティグアンの燃費や乗り心地の違い

引用：https://kakaku.com/item/70100610579/

レガシィのアウトバックは走破性が高く、静粛性の高い走りを実現することができます。

そしてサスペンションのストロークが奥深く、しっかりとロールすることが特徴です。

評価やレビューでは、意のままに走ってくれて運転が上手くなったような気がする、AWDの駆動システムによってあらゆる路面でも頼り甲斐のある走りをしてくれるなどと満足の声が上がっていることが分かります。

また、アイサイトによる安全性は優秀で、自動ブレーキ以外にも安心できる豊富な安全機能が施されています。

燃費はJC08モードで14.8km/Lとなっていて、普段の街乗りでたまに長距離を走るときには10.5km/Lとのレビューがあります。

そして、乗り心地に関しては良い悪いとのレビューが少し分かれます。

引用：https://kakaku.com/item/70100610579/

舗装路では振動や揺れを感じにくいですが未舗装の道ではそう振動を感じやすいそうです。

また、不整路に入ったとたん印象がガラリと変わり、硬いゴムが跳ねるような不快な振動が発生し、ゆすられ感も大きいとのレビューもあります。

しかし、それはタイヤサイズが大きいことによるレビューとのことでしたので、アウトバックはそこまで不快な走りはしないと捉えても良いでしょう。

それに、約8万kmを走行している方であっても乗り心地は良いとのレビューも見られます。

アウトバックは、水平対向エンジンによる静粛性の高い走りと低燃費走行を実現することができます。      そして、アイサイトの安全性能による安心感に、SUVらしい力強い走りと楽しい走りを実感することができるでしょう。

ティグアンの乗り心地や燃費

引用：https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html#020ccab5977b1ba355e645a110acc58e&item=4&powerLayer=:content/flexparsys/m152_highlightcontai_25784638/m158_showroomGalleryTeaser.powerlayer

ティグアンの燃費や乗り心地は、レガシィのアウトバックと同様の燃費効率の良さを実現します。

燃費は13.0km/Lとなっており、ディーゼルモデルでは17.2km/Lという優秀な数値を出します。

フォルクスワーゲンの車は安全性に長けているとのことでティグアンもその一台です。

安心感のある走りと落ち着いたデザインはフォルクスワーゲンらしさを感じられます。

そして、クリーンディーゼルの採用によって環境に優しい走りと「4motion」により悪路もキビキビと突破することができます。

ティグアンのガソリンモデルではハイオク仕様で燃費は13.0km/Lですが、ディーゼルモデルでは17.8km/Lとなっており、新車価格は400万円以上します。

ガソリンモデルの燃費は市街地9km/Lくらいであるとのことで、外車SUVにしては優秀とのレビューがあります。

乗り心地は、程よいシートの固さを持ち、スバルの車種「A4」と同様に広いシートであることから満足しているとのレビューがあります。

引用：https://kakaku.com/item/70100610579/

また、4MOTIONの評価も好評で、7速DSGと組み合わせることで高い走破性にマッチするとのことです。

そして4MOTIONに乗っているという安心感は高く、DCCのアダプティブダンパーは走行モードを切り替えるとしっくりとした違いが感じられて気に入っているとのレビューもあります。

ティグアンはガソリンモデルよりもディーゼルモデルを購入されている方が多く、燃費効率の良さを持ち、ディーゼルの良くないイメージを払拭してくれるTDIエンジンに魅力を感じているようです。

そして、国産車に比べてシートが少し固めに作られていることからゆすられる感覚を感じなくて済み、満足されておられる方もいます。

引用：https://kakaku.com/item/70100610579/

スポーツにしてもフォルクスワーゲンの車種「ゴルフ・ヴァリアント」のノーマルサスと同じくらいの固さ感覚で、街中でも全く問題ないとのことです。

また、足元のスペースが広くてくつろぎやすく、シートが少し高いことから視認性も高いです。

よって、殆どの方が乗り心地に満足をしていることが分かります。

まとめ

レガシィのアウトバックもフォルクスワーゲンのティグアンも丁度良い乗り心地と燃費の良さを実感できることが分かります。

また、新車価格はティグアンの方がアウトバックに比べて高いですが、維持費はティグアンの方が若干安いです。

そして、乗り心地はアウトバックに比べてティグアンの方が良いことが伺えます。

アウトバックのシートの出来は良いですが、ロードノイズを少し拾いやすいとのことです。それでもどちらのモデルも走りを楽しむ性能には長けていると思います。

アウトバックもティグアンも、安全性に長けていて楽しい走りを実感することができるでしょう。

しかし、座り心地や乗り心地の快適性を重視するのであればティグアンがオススメです。