ボルボXC60とBMW X3はどっちがいい?維持費・燃費・乗り心地を比較!

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今回は沢山のSUV車の中から2台、ボルボXC60」と「BMW X3」を取り出して比較をしてみたいと思います。

ボルボもBMWも外国の自動車メーカーで、ボルボはスウェーデン、BMWはドイツのメーカーです。

どちらもスタイリッシュなデザインで、とてもかっこいいですよ。

では今回この記事では、ボルボXC60とBMW X3の二つを、維持費や燃費などの日常利用の面にフォーカスして比較をしていきたいと思います。

ボルボXC60とBMW X3 維持費はどっちがいい?

車って、買うとき以外でもいろいろお金がかかるものですよね。車体価格だけでなく、こういうところも無視できません。

それでは見ていきます。

・自動車税

まず最初に自動車税です。

自動車税というのは、毎年4月1日時点での自動車の車検証上の所有者に毎年発生する税金です。

税金の金額は基本的にその自動車の総排気量で決まります。

そしてそれぞれ排気量を見てみると、ボルボXC60は排気量1,968ccで、BMW X3はグレードにもよりますが1,995~1,998ccとなっています。

上の表と合わせてみると、ボルボXC60もBMW X3も1.5リットル超~2.0リットル以下に該当するので、

どちらも自動車税は39,500円となります。

しかし、エコカー減税対象車は減税されますので、ボルボXC60のディーゼルエンジン搭載のモデルは減税対象になって75%(29,700円)が購入の翌年度分で減税されるなどの措置があります。

ボルボXC60はディーゼルエンジン搭載モデルでないものは減税対象になっていないので、ご注意ください。

BMW X3にもディーゼルエンジンモデルがあります。そちらも同様にディーゼルエンジンモデルのみ減税が適応されています。

・自動車重量税

二つ目は自動車重量税です。

こちらも毎年かかる税金ですが、支払い方が異なります。自動車重量税は新規登録時や車検時に車検証の有効期間分をまとめて支払います。

支払うタイミングは、新車登録時なら3年分、それ以降は車検ごとに2年分です。

こちらは名前の通り、車両の重さによって税額が決まります。

車両重量0.5トンごとに4,100円で、ボルボXC60もBMW X3も車両重量は1800キロ台なので、0.5トンごとに4,100円だと、年間16,400円、最初の購入から3年だと49,200円となります。

しかし、この自動車重量税でもエコカー減税があります。

どちらもディーゼルエンジンモデルがエコカー減税による恩恵を大きく享受していて、ボルボXC60に関しては自動車重量税減税額は最初の3年分は100%(49,200円)の減税となっています。

基本的には、ボルボXC60もBMW X3も環境性能に優れたディーゼルエンジンモデルを有していますので、

そのモデルの場合はかなり減税がきく形になります。

しかしディーゼルエンジンモデルでない場合は自動車税も自動車重量税も減税は数千円程度になっていますので、購入の際はそのあたりもしっかり確認しておくべきかと思います。

ボルボXC60とBMW X3 燃費はどっちがいい?

おそらく現在車を購入する際、価格の次に気になるのがこの燃費ではないでしょうか。

ひと昔前はとにかくパワーといった感じでしたが、現在もっとも大衆がフォーカスしているのは燃費ではないかなと思います。

ではボルボXC60とBMW X3、それぞれの燃費を見ていってみましょう。

ボルボXC60の燃費

ボルボXC60はエンジンでT5、T6そしてディーゼルエンジンであるD4といった感じでモデルが用意されています。T5、T6はどちらもガソリンエンジンです。

T5の燃費は12.6km/lで燃料タンクは60Lですので、航続距離でいうと約756キロとなります。

T6はパワーが増す代わりに燃費は少し落ちて11.5km/lですが、燃料タンクが71Lと大きく設定されており、航続距離は816キロほどとなっています。

そしてディーゼルエンジンであるD4ですが、燃費は16.1km/lで燃料タンクは60L。

航続距離は約966キロとなっています。

やはり燃費で見てみるとボルボXC60はディーゼルエンジンであるD4が一番優秀ですね。

引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60

では次にBMW X3の燃費についてみていきたいと思います。

BMW X3には大きく分けてxDrive20i、xDrive20d、そして最上位のM40dというグレードが用意されています。そしてxDrive20i、xDrive20dに関してはそれぞれxLineとM Sportという上位グレードが設定されています。

では燃費を見ていきます。

xDrive20iはガソリンエンジンとなっており、燃費は13.5km/lで燃料タンクは65Lです。なので航続距離は877キロとなります。

そしてディーゼルエンジンのxDrive20dは燃費17.0km/lで燃料タンクは60Lとなっています。航続距離は1020キロほどとなります。

そしてM40dもディーゼルエンジンで、燃費が14.9km/lで燃料タンクは68L。航続距離は1013キロとなっています。

このM40dはかなりパワーが高められたパワフルなモデルなので、若干燃費で見るとほかのディーゼルエンジンのモデルよりは下がります。

ボルボXC60とBMW X3、ふたつを比べてみると燃費に関してはBMW X3に軍配の上がる結果となっています。

引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X3/2017/at-a-glance.html

ボルボXC60とBMW X3 乗り心地はどっちがいい?

次に乗り心地の面からボルボXC60とBMW X3を見ていきたいと思います。

まずボルボXC60から見ていきます。

インテリアです。

引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60

とても落ち着いた雰囲気の車内空間ですよね。

ちなみにこちらの写真は北欧モデルのものなので左ハンドルとなっていますが、ちゃんと右ハンドルのものも用意されていますのでご安心ください。

引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60

そしてオプションになりますが、前後席の両方をカバーするとても大きなサンルーフもあります。

磨き抜かれた北欧デザインによるラグジュアリー感あふれる車内とサンルーフからの明るい日差し…

この快適なドライブを想像するだけでも楽しくなってきちゃいますね。

さらにドライビングをサポートしてくれる機能もたくさんあります。

ボルボXC60は駐車を支援する360度ビューカメラが標準装備となっています。大きな車体のボルボXC60ですから、この機能が標準装備となっているのはうれしいですね。

そして優秀な副操縦士として、車線維持支援機能や駐車時にステアリングを自動操作させることができる駐車支援機能、前方の車や人などの障害物を感知しドライバーに警告や自動ブレーキをかけるCity Safetyなど、なんと4つの世界初を含む16種類以上の先進安全技術を全モデルに標準装備しています!

全モデル標準装備というのはすごいですよね。ボルボの安全性へのこだわりが見えます。

引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60/intellisafe

大きな車体ですから、前だけでなく後方への注意も大切です。

LCMA(れーん・チェンジ・マージ・エイド)によりリアバンパーの左右コーナーに内蔵されたミリ波レーダーで隣接する車線の自車後方に接近する車が検知された場合、ドアミラーガラスに内蔵されたインジケーターが点灯し中止を促したり、それでも自車線から逸脱した際にステアリングを自動修正するステアリング・アシスト付BLISなど本当に様々に車がアシストしてくれます。

引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60/intellisafe

次にBMW X3を見ていきます。

BMW X3ではドライバーの運転を妨げない工夫が随所に施されています。

引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X3/2017/connectivity-driver-assistance.html

BMW X3のコックピットは直観的操作ができるようになっており、様々な機能を音声入力やジェスチャーによって操作することができます。

オプションにはなりますが、BMWジェスチャー・コントロールにより車内に掛かってきた電話にスワイプや指さしのジェスチャーで応答を支持することができ、音量も人差し指で円を描くような動作で調節することができます。

引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X3/2017/connectivity-driver-assistance.html

さらにこのBMWヘッドアップディスプレイにより運転に必要な情報をフロントガラスに投影することができます。これらの機能により必要な情報をドライバーの視界内に表示することで、前方から目を離すこともなく、常に運転に集中することができます。

勿論BMW X3にも前車接近警告機能や事故回避ステアリング、後車衝突警告機能など安全機能の標準装備がありますので、カタログなどでご覧になってみてください。

ボルボXC60とBMW X3 比較まとめ

ではここまでボルボXC60とBMW X3を比較してきたまとめを書いていきたいと思います。

両者とも車体のサイズ感も基本的に近く、税金の面ではそこまでの違いはありませんでした。

燃費の面で見ても、お互いにディーゼルエンジンのグレードがありますので、燃費重視で選んでみてもそこまで大きな差はなかったかなと感じます。

そしてお互いのスタンスの違いをだしてきたのが、乗り味なのかなと感じました。

それぞれボルボXC60とBMW X3の公式ページをのぞいてみると、ボルボXC60は上に書いた4つの世界初を含む16種類以上の先進安全技術を全モデルに標準装備というところを強く推しているような感じで、ボルボXC60という車は落ち着いたインテリアで車内の快適性に重点を置いたラグジュアリーSUVといった方向性の車なのかなと思います。

そしてBMW X3は力強い走りを推しているようなスタンスを思わせます。

運転に集中できるシステムと力強いエンジンで走りをしっかり感じて楽しんでほしい、そんな車なのかなと感じます。なので燃費や重量税などは増してしまうのですが、BMW X3に関しては最上位グレードで他のグレードより遥かに力強いパワーを持つX3 M40dでもって真価を100%発揮する、そんな車なのかなと思いました。

引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X3/2017/driving-dynamics-efficiency.html

上質さのボルボXC60とスポーティさを持つBMW X3、どちらも素晴らしい車で、それぞれ個性を持った2台でした。

あとは実際に乗ってみて、あなたにとってどちらと相性を感じるのかです。

是非試乗などへ足を運んでみてください。

では最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X3/2017/design.html

この記事を書いた人

634
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