アルファロメオジュリアvsクラウン徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は?

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イタリアメーカーの「アルファロメオ ジュリア」と「トヨタ クラウン」はスポーティーな走りを楽しめることで人気のモデルです。

今回は、維持費・燃費・乗り心地について、各モデルのデータを元に、どっちが買いなのか徹底比較検証します。

「アルファロメオ ジュリア」と「クラウン」はどんな車?

今回、比較対象とするモデルは「アルファロメオ ジュリア」と「クラウン」です。

アルファロメオ ジュリアは3つの走行モードの、ディナミックモード、ナチュラルモード、アドバンス エフィシェンシモードにより、燃費を効率よく消費しながら路面状況に合わせて運転することが魅力の一つです。

モデルは5つある中で、今回はマイナーチェンジを経て進化しつづけている「アルファロメオ ジュリア 2,0TURBO SUPER」(以下、アルファロメオ・ジュリアと記載)を比較対象車に選定。

三つ葉と称されるトライローブのグリルが際立ち、洗練されたボディシルエットが特徴的。

引用:https://www.alfaromeo-jp.com/models/giulia/super/

一方、トヨタ クラウンの比較対象モデルはアルファロメオ ジュリアと同じ無鉛プレミアムガソリンを燃料とする、「トヨタ クラウン 3,5L ハイブリット2WD S」(以下、クラウンと記載)。

引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_top_design_detail

ハイブリット車をメインにラインナップしているクラウンは、燃費の良さが魅力です。

両車ともスポーティーな車の代表として、走行への拘りは別格です。

それでは、燃費・年間維持費・乗り心地について、比較していきましょう。

アルファロメオ ジュリアとクラウン 燃費の比較

引用:https://www.alfaromeo-jp.com/models/giulia/super/
引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_top_design_detail

比較対象に用いたアルファロメオ ジュリアとクラウンは、燃料を無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)を使用しているモデルです。

燃費の比較を行うにあたって、各公式サイトで公表しているエンジンスペックの詳細をご紹介します。

モデル名アルファロメオジュリア2,0TURBO SUPERクラウン 3,5ハイブリット
車両重量(kg)1,5901,870
燃費(JC08 モード)14,1km/L18,0km/L
エンジン種類直列4気筒ターボエンジン筒内直接ポート燃料
最高出力(kW(PS)/rpm)147(200)/4,500200(299)/6,600
最大トルク(Nm(PS)/rpm)330(33,7)/1,750356(36,3)/5,100
燃料タンク容量(L)5866
使用燃料無鉛プレミアムガソリン無鉛プレミアムガソリン
総排気量(cc)19953,456
乗車定員数(名)55

クラウンは、アルファロメオ ジュリアの車両重量よりも280㎏軽く、ハイブリット車であることから、燃費の効率が良いです。

トルク数と最高出力数を比較しても、クラウンがよりパワフルな走りを行います。

では、実際の燃料費の計算を行い、具体的な金額を見ていきましょう。

2018年3月現在において、ハイオクの平均価格を150円と仮定した場合、各走行距離に値する金額は下記の通りです。

走行距離100km1000km2500km5000km
アルファロメオジュリア2,0 TURBO SUPER1,064円10,638円26,595円53,190円
クラウン 3,5ハイブリット833円8,333円20,832円41,665円
差額230円2,305円5,761円11,525円

100kmの時点で、238円の差額が既に出ています。

距離が伸びるにつれて価格も増え、年間走行平均の2500kmの場合は、5,761円の差額。

さらに長距離走行をする方は5000kmの時点で11,000円以上もの金額に差が広がります。

長距離のドライブをする方は、燃費の良いクラウンがおすすめです。

一方、短距離走行の場合であれば、アルファロメオ ジュリアのモデルも比較的燃費が良い造りをしているため、選択肢に挙げられるでしょう。

アルファロメオ ジュリアとクラウン 年間維持費

年間維持費は、主に自動車税・自動車重量税の税金と、自賠責保険・自動車任意保険の保険関係、そして、自動車点検費です。

その他、タイヤやホイールの消耗品や改造などのセットアップ費用は、個人差が出る費用は含まれていません。

それでは、各項目に分けて比較検証を行っていきます。

自動車税

自動車税は排気量によって納税額が確定。

各モデルの排気量は、アルファロメオ ジュリアが1995㏄、クラウンが3,456㏄。

ソニー損保が公式サイトで自動車重量税一覧を公表しています。

引用:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde093.html

それによると、アルファロメオ ジュリアが2000㏄以下の39,500円、クラウンは3500㏄以下の58,000円。

合計金額は、年間18,500円の差額が出ています。

自動車税においては、軽量のアルファロメオ ジュリアがより安く抑え抑えることができる結果となりました。

自動車重量税

自動車重量税は各車両の車両重量によって定められています。

モデルの車両重量と自動車重量税は下記の通りです。

アルファロメオジュリア 2,0TURBO SUPERクラウン3,5ハイブリット
車両重量1,590kg1,870kg
1回目(新車購入時)49,200円7,500円
2回目32,800円5,000円

クラウンはエコカー減税対象車であることから、通常の金額から75%の免除がされます。

アルファロメオ ジュリアは対象モデルではないため、割引が適用されない通常の納税額です。

両車共に1,501㎏~2,000㎏の基準値に当てはまるため、エコカー減税対象であるクラウンが大幅に維持費が安い結果です。

自賠責保険・自動車任意保険

自賠責保険と自動車任意保険に関しては、保険の加入内容や加入時の年齢によって金額が変動します。

自賠責保険は年間概ね15,000円前後、自動車任意保険は概6万~数十万と様々。

車のスペックに関係なく、保険金額が決まることから、今回は同じ条件の下で加入したことと仮定します。

自動車点検・印紙代

自動車点検費は、排気量を基準に価格が定められており、比較対象モデルはどちらも1500㏄~2000㏄以内と同じ枠組みに入ります。

ここから金額が変動する要因としては、ディーラーやガソリンスタンドなど車検を行う場所、年間の走行距離、年式、使用度合いによって変化します。

今回は、同じ条件の下で比較を行うこととします。

具体的な金額は、基本点検技術料(車検)と登録印紙代を合わせて概ね25,000円。

車検代行手数料が概ね10,000円かかるケースを想定し、総額35,000円と仮定します。

しかし、アルファロメオ ジュリアにおいては、イタリアが本国のメーカーとなるため修理部品によっては特注で発注が必要となる可能性も。

例えば、限定のボディカラーは珍しく、輸入が必要となるため価格が高騰し納品までに時間がかかります。

クラウンがアルファロメオ ジュリアよりも排気量は大きいですが、海外モデルと国内モデルでは基本金額が違うことがあるため、予め見積もりしておくことをおすすめします。

アルファロメオ ジュリアとクラウン 維持費の比較一覧

引用:https://www.alfaromeo-jp.com/models/giulia/super/
引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_top_design_detail

各項目における年間維持費を一覧にし、比較をします。

アルファロメオジュリア2,0 TURBO SUPERクラウン 3,5ハイブリット
自動車税39,500円58,000円
自動車重量税32,800円5,000円
自賠責保険15,000円15,000円
任意保険60,000円60,000円
車検・印紙代35,000円35,000円
燃費(3000km)31,914円24,999円
駐車場代(8千/月+更新手数料1ヶ月分)104,000円104,000円
合計金額318,442円301,999円

最も金額に違いが現れたのは、車両重量税です。

クラウンはエコカー減税対象車のため75%もの減税が適用となり、維持費が大幅に下がっています。

一方、自動車税では軽量化されたアルファロメオ ジュリアが18,500円の納税額がお得に。

その他、保険関係においては加入条件によって変動するため、一律と仮定しており変化は出ていません。

車検も同じ排気量であるため同額と仮定していますが、海外モデルのアルファロメオ ジュリアは特注で行う修理の場合費用が高くなります。

燃費は前章でご紹介した通り、ハイブリット車のクラウンが効率よく走行でき、3000kmを走行した場合はアルファロメオ ジュリアよりも6,915円安い燃費に。

以上のことから、年間の維持費はクラウンがより安く抑えることができ結果となります。

アルファロメオ ジュリアとクラウン 乗り心地の比較

アルファロメオ ジュリアとクラウンはどちらも乗車定員5人、ボディサイズも近しいモデルです。

では、乗り心地における比較を行っていきましょう。

アルファロメオ ジュリアの車内空間は、真珠をイメージした艶のある上品な仕上がりが特徴。

高級本革を使用しているインテリアは、洗練されたイタリアのデザインが魅力的です。

引用:https://www.alfaromeo-jp.com/models/giulia/super/

インストルメントパネルには、大型のディスプレイが埋め込まれており、車両の状態をモニタリングできる機能や、音楽機能、道案内など様々な用途で使用することができます。

パネルデザインもスタイリッシュに丸みを帯びたフィルムがワイルドです。

引用:https://www.alfaromeo-jp.com/models/giulia/super/

トヨタクラウンの車内は、ワイルドなカラーとシャープなデザインがスポーティーさを際立てています。

引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_top_design_detail

後部座席は疲れにくさを軽減するために、座り心地の良い造りをしています。

シートは合成皮革素材を使用しており、フィット感のある乗り心地です。

引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_top_design_detail

次に、実際のボディサイズから乗り心地を検証していきましょう。

アルファロメオ ジュリアは全長×全幅×全高が4645×1865×1435、クラウンは4910×1800×1455。

アルファロメオ  ジュリアの全高がクラウンよりも高く、高身長の方でも乗車しやすい車内です。

全幅と全長はクラウンが一回り大きいサイズとなっており、開放的な空間に。

乗り心地の総合評価は、高級なインテリア素材を求める際はアルファロメオ ジュリアがよりラグジュアリーな室内です。

実用的で利便性を重視したい時は、疲れにくいシートを採用しているクラウンがおすすめです。

ぜひ用途に合わせてお気に入りのモデルを選択してみてください。

アルファロメオ ジュリアとクラウンはどっちが買い?比較まとめ

今回はアルファロメオ ジュリアとクラウンにおける燃費・維持費・乗り心地を比較しました。

ボディサイズはアルファロメオ ジュリアよりクラウンが一回り大きめですが、排気量、車両重量に大きな違いはありません。

しかし、年間維持費は、ハイブリットを搭載し、エコカー減税対象車のクラウンがアルファロメオ ジュリアよりも安く抑えられる結果に。

海外モデルの場合は点検費用も高くなるケースが考えられるので、ぜひ見積もりを取ることをおすすめします。

乗り心地においては、アルファロメオ ジュリアの全長が高く、広々とした空間から、高身長の方でも乗車することができます。

高級感もあり、ラグジュアリーでスポーティーな印象を重視したい人はアルファロメオ ジュリアがおすすめ。

実用的で維持費が安い、コスパを考える人はクラウンが良いでしょう。

今回比較した様々なデータを元に、自分に合った車が見つかることを願っています。

この記事を書いた人

あかりね
自動車企業に20年以上勤めていました。
女ですが車好きなんです!
気になる車情報の参考になれば嬉しいです。



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