新型GT-Rの燃費情報！ 実燃費はどれぐらい？

日産の新型GT-Rの燃費はどうでしょうか？

新型GT-Rの燃費、実燃費などの情報をご紹介します。

2017年モデルGT-Rの概要

日本が世界に誇るスーパーカー、日産GT-R。

海外でもとても人気が高く、ライバル車のフェラーリよりもコストパフォーマンスが良いことからも好評を博しています。

最高出力419kW（570PS）を叩き出す怪物エンジンVR38DETT、スムーズな変速を実現したGR6型デュアルクラッチトランスミッション、非常に高いレベルで安定走行を見せるフロントダブルウィッシュボーン式サスペンション・リヤマルチリンク式サスペンション等々、従来のR35 GT-Rからかなり大きな進化を遂げています。

新しくデザインされたエクステリアは空力特性にも優れ、今まで以上にシャープに研ぎ澄まされたボディになっています。

スーパーカーですから一般車並みの燃費を求めてはいけませんが、それでも燃費は気になります。

ライバル車のフェラーリは実燃費が3km/L程度とかなり燃費は悪いのですが、非常に高い走行性能を有する2017年モデルGT-Rの燃費性能はどうなのでしょうか？

数少ないオーナーさんの評判から実燃費を探ってみました。

GT-R NISMO

引用：http://www2.nissan.co.jp/GT-R/edition_outline.html

空力特性

引用：http://www2.nissan.co.jp/GT-R/performance_aero.html

VR38DETTエンジン

引用：http://www2.nissan.co.jp/GT-R/performance_power.html

GR6型デュアルクラッチトランスミッション

引用：http://www2.nissan.co.jp/GT-R/performance_power.html

フロントダブルウィッシュボーン式サスペンション・リヤマルチリンク式サスペンション

引用：http://www2.nissan.co.jp/GT-R/performance_body.html

カタログ燃費

GT-Rに乗られる方というのはクルマの特性から考えて、あまり燃費は気にされていないのかもしれませんが、車の情報として燃費性能は重要ですので、調査してみました。

GT-Rのカタログ燃費はJC08モードで8.6km/L（Premium edition）～8.8km/L（Black edition他）となっています。

スーパーカーとしては決して悪くないどころか、非常に良い燃費だと言えます。

時速300kmで走ることを前提に開発されたクルマですので、一般道での走行にはあまり適していないのかもしれませんが、それでもJC08モードでの値ですから、少し燃費の悪い乗り方をした一般の乗用車の実燃費とそう変わりません。

モードが不明ですがフェラーリ 458スペチアーレ（3,390万円）のカタログ燃費が8.5km/Lということですから、JC08モードが結構燃費に厳しいモードだということを考慮すれば、それよりも結構良いということになります。

GT-Rはコストパフォーマンスに優れ燃費も良いスーパーカーだと言えます。

2017年モデルGT-Rのカタログ燃費一覧

引用：http://www2.nissan.co.jp/GT-R/edition_premium.html

フェラーリ 458スペチアーレ

引用：http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/past-models/458-speciale/

2017年モデルGT-Rの実燃費

インターネット上の口コミサイトを探してみると、実燃費の情報が結構載っています。

2017年モデルGT-Rの実燃費は4km/L台から9km/L台までと結構幅があり、平均すると7.01km/L程度になります。

おそらく市街地ばかりを走ると4km/L台、高速道路をおとなしく走ると9km/L台といったところなのでしょうか？

通常のクルマだと、市街地走行時の実燃費はカタログ燃費の70％程度ですが、GT-Rの場合は約50％ということになります。

もともと時速300kmオーバーで走るようにチューニングされているので、市街地走行ではおいしい回転数領域まで回っていない可能性が高いです。

高速走行ではカタログ燃費よりも良い数字が出ていますので、基本的な燃費性能は悪くないと考えられます。

「高速道路で100km/h定速で流して500kmほど走ったら燃費は8.42km/Lでした。ほぼカタログ通りの値が出たので驚きました。」

「市街地走行だけで満タン分走ったら、燃費は4.78km/Lでした。スーパーカーの街乗りなのでこんなもんだと思います。」

乗り方によってかなり燃費は左右されるようです。

低速領域では停止・発進する頻度が非常に高くなりますので、ちょっとアクセル操作を誤っただけでかなり燃費が落ちます。

GT-Rというクルマの特性を考えると仕方のないことでしょう。

ライバルとして比較しているフェラーリ 458スペチアーレの実燃費が3km/Lから4km/L程度ということですから、GT-Rの実燃費はスーパーカーの相場としては悪くない燃費性能です。

GT-Rの心臓と言えるVR38DETTエンジンでは、シリンダーブロックのシリンダー部はライナレスとなっており、代わりに溶射によって薄膜の鉄がコートされています。

この技術を採用することによって、従来行っていた燃料による冷却が不要となった分だけ、燃費は伸びています。

開発者の話では燃費が2％改善されているとのこと。

約0.14km/L改善しているというのはすごいことです。

燃料冷却というのは高回転域で行われるものなので、サーキット走行での実燃費と言うのも見てみたい気がしますが、さすがにそこまでのデーターがありませんでした。

燃費の良いGT-Rですからおそらく3km/L前後ぐらいになるのではないかと思います。

スパフランコルシャンを駆けるGT-R

引用：http://openers.jp/article/1510308

オールージュを駆けあがるGT-R

引用： https:/www.webcartop.jp/2016/05/42795/webcartop_gt-r_17%e5%b9%b4%e3%83%a2%e3%83%86%e3%82%99%e3%83%ab15

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2017年モデルGT-Rの維持費

GT-Rというクルマは買って終わりというクルマではなく、買ってから非常に手が掛かるクルマです。

燃料代を始めいろいろと維持するための費用が掛かります。

GT-Rを維持するのに年間いくらぐらいかかるのかについて調査してみました。

燃費は7.0km/L、年間走行距離10,000km、ガソリン単価135円/L、車両保険なし、18等級、50歳という条件でのケーススタディーです。

GT-Rの場合は車両保険がつけられないようですので、車両保険なしにしています。

セキュリティーを考えるとガレージにしまっておくのが良いのですが、ガレージのレンタル代は含んでいません。

GT-Rの場合、タイヤやブレーキなどの消耗品が年間30万円程度かかりますので、維持費はかなりになります。

年間で概算すると65万円程度になります。

乗り方によってはもう少し高くなる可能性があります。

数年間GT-Rに乗っていれば、普通の乗用車が1台買えてしまうほどの金額です。

それでもGT-Rに乗られるという方はGT-Rマニアの方が多いのでしょうから、かわいい子供のようにお金をかけてでも乗り続けたいクルマなんだと思います。

それにしてもスーパーカーというのはお金がかかるんですね？

でもGT-Rは外国のスーパーカーに比べれば維持費はかなり安いようです。

GT-Rの燃費まとめ

570馬力で300km/h以上の速度を叩き出すモンスターカーであるGT-Rですが、おとなしく乗るとそれなりの燃費になるということがわかりました。

フェラーリやランボルギーニなどと比べると非常に燃費が良いというのは驚きですが、これも日産の技術力のたまものなのでしょう。

GT-Rのエンジンは当たりはずれがないということでも評判です。

匠と呼ばれる熟練工が1台1台手作りで丹精込めて作っているエンジンで、通常の市販エンジンの半分程度のばらつきまでに抑えています。

出力性能や燃費性能には個体差が出にくくなっているのです。