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日産の新型ノートは納車までにどれぐらいかかるでしょうか?
新型ノートの納車の時期などの情報をご紹介します。
新型ノートの概要
e-POWERが発表・発売されて以降非常に人が高まり、月間販売台数1位を3か月連続で獲得するなど、堅調に販売台数を伸ばしている日産の新型ノート。
電気自動車ならではの加速性能の良さや、格好いいエクステリアが人気の秘訣のようです。
日産が国内メーカー2位の座を奪還することに大きく貢献した新型ノートですが、その人気故に納期が長くなってしまっているようです。
今注文をするといつ納車になるのか、ディーラーに確認した情報も踏まえてお伝えしていきましょう。
発売間もない新車の納期が長い理由
これは日産の新型ノートに限らず、どのクルマにも言えることですが、発売間もないクルマと言うのは納期が長くなります。
新車というのは、新車効果と言って、発売直後の数か月間だけ爆発的に売れて、その後は落ち着きます。
自動車メーカーは初期需要に備えて生産能力を持つのではなく、販売安定期に入った時点での販売台数を読んで生産能力を決めますので、特に今回の新型ノートのようにバカ売れしてしまうと、そもそも生産能力が追い付かず、在庫切れの状態が続きます。
したがって納期は伸び勝手になってしまいます。
通常、自動車メーカーは、発表・発売の2ヶ月ほど前から新車の生産を開始します。
このとき造るクルマを初期玉というのですが、初期玉は受注前に作られることになります。
この際、メーカーは、マーケティング結果に基づいて、売れ筋と思われるクルマを多く生産し、在庫として抱えます。
この読みがピッタリと合えば納期は長くならないのですが、多くの場合読み通りにはいかないことも多いのです。
ですから、売れ筋の車ほど在庫が早く無くなり、生産が追い付かず、納期が長くなってしまいます。
新車効果がまだ続いている新型ノートですから、契約から納車まで大体2ヶ月くらいはかかると思っておくと良いです。
参考情報ですが、新型ノートは日産の追浜工場で造られています。
また搭載しているエンジンは名古屋の愛知機械工業で造られています。
いずれも生産は順調で、計画台数通りの生産が行われているようですから、まもなく品薄状態は改善されるものと思われます。
ノートe-POWER NISMO
引用:http://www2.nissan.co.jp/NOTE/exterior.html
e-POWERシステム
HR12DEエンジン
引用:http://www2.nissan.co.jp/NOTE/performance_engine.html
オプションによる納期遅れ
新車効果による納期遅れについては大体お分かりいただけたかと思いますが、納期が延びる要因はもう一つあります。
それは装着するディーラーオプションによるということです。
メーカーオプションの場合は、メーカーの生産ライン内で装着されるので、納期にはまったく影響しませんが、ディーラーオプションがある場合は納期が延び勝手なります。
ディーラーオプションは、ディーラーにクルマが到着してから、ディーラーのサービスマンによって取り付けられます。
ですから、エアロパーツやオーディオシステムなど、手のかかる作業を伴うオプションを選んでしまうと、さらに納期が延びるのです。
作業時間のかかるオプションの例は以下の通りです。
ディーラーオプションを装着するには、納車整備を含めて大体1週間から2週間ほどになります。
クルマの納期に対してオプション装着分だけ納期が延びることになります。
LEDフォグランプ
引用:http://www2.nissan.co.jp/NOTE/option_all.html
日産オリジナルナビ
引用:http://www2.nissan.co.jp/NOTE/option_all.html
e-スタイリングパッケージ ブルーアクセント
引用:http://www2.nissan.co.jp/NOTE/option_all.html
エスティーロアルミホイール
引用:http://www2.nissan.co.jp/NOTE/option_all.html
特装車はさらに納期が延びる
オーテックジャパンやNISMOで製造される特装車の場合はさらに納期が延びることになります。
これはメーカーの生産ラインをオフラインされてから、必要な部品類を付け替えるためです。
新型ノートの場合はNISMO仕様がこれにあたります。
NISMO仕様のクルマは、一旦追浜工場でオフラインされた後に鶴見にあるNISMOの工場に運ばれ、そこでエンジンのROMを交換したり、吸排気系の部品を交換したり、シートや外装系の付け替え作業が行われます。
場合によってはサスペンションまでもNISMO仕様のものに交換されるので、最大で1か月程度余計にかかってしまうのです。
ノーマルのノートの納期が2ヶ月であれば、NISMO仕様の納期は3か月程度になります。
実際に口コミのサイトを見てみると、NISMO仕様は3か月程度かかると載っていましたので、そのくらいは見込んで注文するようにしましょう。
e-POWER NISMO
引用:http://www2.nissan.co.jp/NOTE/exterior.html
NISMO
引用:http://www2.nissan.co.jp/NOTE/exterior.html
新型ノートの納期
2017年5月時点で、ディーラーにノートの納期を確認したところ、e-POWERで約2ヶ月、ガソリンエンジン車で1か月半程度との回答がありました。
発表・発売以来非常に好調な売れ行きのノートですので、生産が追い付かない状態が続いているようです。
販売比率はe-POWERが8割を占めるそうですから、e-POWERの方が品薄で納期がかかります。
そしてNISMO仕様であれば納期は3か月かかります。
納期にかかる期間を見越して注文しないと、使いたいときにまだ納車されないとか、下取り車の車検切れになってしまうといった事態になってしまいますので、気を付けてください。
メーカーが売りたい車種
どこのメーカーの新車でも共通のことなのですが、メーカーとして一押しのグレードやカラーなどの車種があります。
たいていの場合CMで使用しているイメージカラーのクルマが一番売りたいものになります。
そして、グレードは大体中位か上位のものになります。
この法則を当てはめると、新型ノートの場合e-POWER Xのプレミアムコロナオレンジあたりが該当します。
メーカーでは生産負荷の平準化のために、受注台数の少ない時には、受注していない売れ筋のクルマを生産することがあります。
少しでも納期を短くしたいのであれば、このようなクルマを狙うという手もあります。
e-POWER Xプレミアムコロナオレンジ
引用:http://www2.nissan.co.jp/NOTE/e121208g66.html?gradeID=G66&model=NOTE
納期を短縮する裏技
通常ならば新型ノートの納期は1ヶ月半から3か月程度かかるのですが、納期を短縮できる裏技があります。
それはディーラーが所有しているクルマを買うということです。
ディーラーでは展示車や試乗車、買い手がついていないのに玉を確保するために発注・登録した新古車など、様々なクルマを抱えています。
こういったクルマを狙うというのも良いでしょう。
特に新古車や展示車は実質新車ですので、自分の好みに合うカラーやグレードのものがあれば、お買い得です。
また、試乗者も、意外と走行距離は短いのでこちらも狙い目です。
いずれのクルマも既にディーラーにあり、新古車や試乗車は既に登録されているので、納期は数日になります。
オプションを付けたとしても半月もあれば納車されますので、急がれている方はこういったクルマを狙うことをお薦めします。
なお、こういったクルマの情報は一般には出回りません。
ディーラーの内部情報になりますので、こういったクルマをお探しであればディーラーのカーライフアドバイザーに問い合わせてみると良いでしょう。
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