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ダイハツのクロスオーバーSUV”キャスト”
可愛い姿とは裏腹に4WDやアクティブカスタム車などが用意された意外な一面を持ち合わせています。
キャストが雪道に対してどれほどの力を発揮するのか?
雪道に強い車の条件・SUVとしての能力に特化したキャストのグレード・キャストで雪道を走るときの注意点の3つを追求します
キャストで雪道:オフロードに優れたキャストのスタイルやグレードとは?
引用:https://www.daihatsu.co.jp/
ダイハツ・キャストには3つのスタイルがあります。
それぞれ得意なシーンや、エクステリアデザインの違いが三者三様仕上がりになっています。
では、この中で雪道や山道などのオフロードに強い「SUV特化型」のキャストはどれなのか?
3つのスタイルを見比べてみましょう。
キャスト・スタイル
引用:https://www.daihatsu.co.jp/
キャスト・スタイルは街乗りを想定したタイプのキャストで、おしゃれで都会的なエクステリアデザインが特徴です。
上品な輝きを放つドアハンドルやバンパー回り、先進的でいつまでも乗り続けたいと思えるようなフォルムが一番の魅力でしょう。
見た目は他のキャストと比べ丸みを帯びた形に低重心な車体、落ち着いたモダンカラーが選べます。
次項目で説明しますが、低重心はオフロードには適さない要因でもある事を覚えおいてくださいね。
紹介した通り、随所にあしらったエクステリアや色使いなど”見た目”や普段使いに特化したキャストです。
キャスト・スポーツグレード
引用:https://www.daihatsu.co.jp/
キャスト・スポーツは名前の通り走行性能特化型です。
その見た目はまさに誰が見ても「スポーツカー」をイメージ!
足回りをすっきりとし、フロントからリアにかけて流れるようなフォームが特徴的ですね。
選べるカラーは最も少なくホワイト・グレー・ブラックとシンプルなものばかりですが、リアバンパーやドアミラーにあしらったレッド装飾がスポーティーな雰囲気を表現しています。
外見だけではありません、もちろんその走行性能にも妥協のない作りです。
チューニングのサスペンションはキャストスポーツの特別性を施しており、よりスポーティな走行のための専用タイヤなど、軽自動車のくくりを超えそうな走りを実現してくれるでしょう。
キャスト・スポーツ専用機能
・パドルシフト付きMOMO製レザー調ステアリングホイール
上質なレザーの肌触りとレッドステッチが、さらなるスポーツカー感を表現しています。
・パドルシフト
シフトチェンジ及び7ギアマニュアルモードを、指先でスムーズに行えるパドルシフト付き。
よりスポーティーな運転をスマートにこなせます。
・自動無段変速機 CVT
・16インチタイヤ アルミホイール
軽自動車では広めのリヤ径である16インチタイヤとホイールを採用。
地面との接地面が広めで安定感のある走りが可能、これによりさらにアクティブな走行に挑めます。
キャスト・アクティバ
引用:https://www.daihatsu.co.jp/
キャストの中でもよりSUV色の強い特徴をそなえた「キャスト・アクティバ」
アウトドアに出掛けた際、大自然に溶け込むような力強いカラーリングが特徴的な車体です。
砂利道、山道、オフロードと、様々なアウトドアシーンに対応できる、アクティバですが、一番の真骨頂は寒冷地・雪道!
専用のブレーキシステム、車体や路面等の凍結対策などを揃えた車種です。
キャストアクティバの、寒冷地に対する補助機能を見ていきましょう。
・ヒート&ドアミラー
ドアミラーの鏡面が冷気によって凍結した場合、光を反射させず全く見えなくなります。
ヒート&ドアミラーシステムで鏡の内部から熱気を放出して鏡面の氷を溶かし視界良好に保てるシステムです。
・ウィンドゥシールドアイサー
寒冷地にて、ワイパーが動かなくなることは大変危険。
ワイパー接続面から熱気で凍結する事を未然にガードして、ワイパーが動けるようにを補助します。
・DAC制御システム「ダウンヒルアシストコントロール」
引用:https://www.daihatsu.co.jp/
あらかじめDAC制御システムのスイッチを起動させておくと、坂道など車がすべるように前進してしまう場所で自動ブレーキをかけてくれる機能です。
主に凍った路面や、雪のつもった下り坂や急斜面などでその威力を発揮します。
タイヤロックを未然に防ぎ、フットブレーキを使用して滑りやすい道でも4~15kmの低速を維持してくれるシステムです。
・グリップサポート制御システム
引用:https://www.daihatsu.co.jp/
雪道や凍結した路面などで走行してスリップしても、スムーズに発進すること加速することを補助してくれる機能です。
空回りした車輪に制動力、地面に設置した車輪に駆動力を与えることでスリップをしないようサポートします。
いかなる路面状態でも走行に問題をおこさないシステムはオフロードSUVとして素敵な機能ですね。
雪道に適した車の条件:キャストを比べてみる
引用:https://www.daihatsu.co.jp/
雪道を走るのに適した車の条件はどのようなものがあるのか追及します。
キャストもその条件にあてはまるのか検証していきましょう。
雪道に適したスタッドレスタイヤを装備した車
スタッドレスタイヤとは、雪の積もった道路や凍結して滑りやすい道路でも、自動車が走りやすくするために作られたタイヤです。
なぜ他のタイヤと違って走りやすいのか?
それは、タイヤ表面に掘られたブロックに秘密があります。
スタッドレスタイヤの表面には、大きくて深みのあるブロックの中に細かい切込みを入れているから雪道を走るのに適しているのです。
具体的にいうとそのブロックに凍った道路の角をひっかけたり、雪をブロックに踏み積めて地面との摩擦係数をあげて踏ん張りがききやすくする仕組みになっているからこのタイヤは雪国ですいすい走れるということですね。
キャストにも純正のスタッドレスタイヤが用意されているので、雪道での走行はぜひこのタイヤをはかせましょう。
地上高が高い車
引用:https://www.daihatsu.co.jp/
タイヤ接地面と、車両下部までの距離を「最低地上高」とよばれています。
車の下部が、地上から150mm以上離れている車は雪道を走るのに適しているようです。
正確に言うと、走るというより”雪にはまりにくい”と言ったところでしょうか。
深い雪に車体がはまった時、車体下部が地上から近いと雪に車体を取られてタイヤが空回りする「亀の子状態」になってしまいます。
キャスト・アクティバの最低地上高はなんと180mm!かなり高めの設定なので問題はないでしょう。
4WD車は雪道や凍結した道路で発進・減速に優れている
4WDといえばオフロードや悪路を走るのに適していると認識ですが、雪道や凍った道路も例にもれず走行しやすい理由があります。
しかし、走行に優れているといっても油断は禁物です。
優れているのはあくまで「発進」及び「減速・ブレーキ」の2点!
スリップをさせないためと、ぬかるみに足を奪われないための力なのでスピードを出せばやはり滑りやすいです。
更に4WDにすることで車両の重量も増えるのでスピードが乗ると遠心力で減速も難しくなります。
安全運転を心がけてくださいね。
キャストはすべてのスタイルに4WD設定ができるので、この条件も無事クリアしています。
雪道と凍結路はタイヤの幅によって得意なシーンが変わる
タイヤの幅が大きいか小さいかで得意とする道路が異なるので見ていきましょう。
まずタイヤの幅が大きいと、地面との接地面積が広いので安定した走りができます。
凍った道路でもしっかりと地面を踏みしめるのであまりスリップしませんが、雪道だと逆に足場を取られやすいのが欠点ですね。
タイヤの幅が小さいと地面に対してかける圧力が1点集中するので、ぬかるみやすい雪を捉えやすいのではまりにくくなります。
タイヤの幅が大きいとは17インチ以上の事を指し、タイヤの幅が小さいのは15インチ以下です。
キャストは標準のタイヤの幅で15インチですが、14~16インチの間で対応しているので利用シーンに合わせたものを選びましょう。
キャストで雪道を運転する時のコツ
前項でキャストは雪道に適したスペックを持っていることがわかりました。
ですが、車両の力だけに頼ってしまうのも心配が残ります。
今回は雪道を走るときのコツや注意すべき点を見ていきましょう。
車間距離はいつもより多くとる事
いつも滑りやすい道路は、何が起きるかわかりません。
日々とっている車間距離よりも、車一台分の車間距離を取るように意識してください。
自分の車のスリップだけではなく、前の車の急停止や事故に備えることが出来ます。
カーブを曲がるときは減速が絶対
カーブを曲がるときは車に遠心力がかかり、足元を滑りやすくする要因があると車はあっという間に転倒します。
冬場の道路は、見た目は乾いているように見えても表面は凍っていることが多いので要注意ですよ!
キャストは車重が重いのでそこまで遠心力はかかりませんが、安全の為にやはり15km以下でのコーナリングをしましょう。
太陽のあたらない場所、木の陰やビルの陰はよく滑る
晴れて太陽が出ていれば、雪や氷は解けて走行しやすくなります。
が、日の当たらない陰になっている場所はまだ凍結している可能性大です!
快晴で雪や氷が解けているだろうと油断してスピードをあげると建物の陰で足をとられてしまいますよ。
キャストで雪道や寒冷地を走る
以上が、キャストで雪道や寒冷地を走る場合に選ぶ車種・キャストは雪道に適しているかの検証・雪道運転のコツになります。
キャストアクティバなら専用装備も揃っているし4WDもあるので基本スペックのままで十分ですが、やはり滑りやすい道路を走るときに事故をおこさないようにするには”ドライバーの意識”の高さが必要です。
キャストのオフロード性能を十分に理解したうえで、ドライバーの技量を活かした運転を心がけましょう!
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