ラングラーの値引きと相場！交渉で安くする方法について

ジープラングラーは2018年2月に11年ぶりのフルモデルチェンジをしました。

しかし、同じく2018年の4月に材料費の高騰ということで、値上げされてしまいました。

そのためこれから購入しようと思っている人は値引きしたい！と思う人も多いのではないでしょうか。

今回はラングラーの値引きと相場、そして交渉によってより安く買う方法について紹介します。

ラングラーの種類

2018年にフルモデルチェンジされたラングラーは、ラングラーアンリミテッド（4ドアタイプ）とラングラー（2ドアタイプ）があります。

グレードは３種類になります。

スポーツ

価格：¥4,590,000

こちらは完全なる受注生産になります。

1941年に誕生した初代の形をそのまま受け継いだ2ドアです。

やっぱりラングラーというと２ドア！という人はこちらでしょうね。

引用元：https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html

アンリミテッドスポーツ

価格：¥4,940,000

こちらは４ドアで家族がいる人でも皆んなでゆったりと乗れるラグジュアリーなSUVという感じです。

カーゴスペースもしっかりとあって、アウトドアでも、小旅行でもどこでも行けてしまうような心強い車ですね。

引用元：https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html

アンリミテッドサハラ

価格：¥5,300,000

最上級グレードとなるアンリミテッドサハラには、ヒーター付きのシートやステアリングホイール、そしてなんと、8.4型の大型ディスプレイが搭載されていて、よりラグジュアリー感が増した仕様になっています。

外観はワイルドながらも車内では徹底的に贅沢な機能が搭載された、発売記念の特別グレードです。

引用元：https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html

ラングラー購入時に必ずかかる費用

車たるもの車両費だけを払えばよい、というものではありません。

その費用もそれぞれに種類があるので順番に見ていきましょう。

法定費用

税金やリサイクル料、その他諸々と必要な法定費用があります。

ジープラングラーでの法定費用はこのような内訳になります。

頑張れば自分でできる？手続き代行費（※）自動車税は年税額なので、車を購入した時期によって税額が違います。

車を購入すると役所などに書類を提出しなければいけません。

その提出する書類手続を、ディーラーに代行してやってもらうためには手数料がかかります。

ラングラーの値引き相場自分で時間が作りやすい人であれば、この辺はもしかしたら自身でできるかもしれませんね。

お待たせしました！

ラングラーにかかる費用がわかったところで（オプションなどを入れれば当然その分値段は上がりますよ）、値引きについての相場感について紹介していきます。

2018年にフルモデルチェンジされた、ということで想像通りではありますが、なかなか値引きは厳しい状況にあります。

友人で予約をした人や、ネットの反応なんかを見ていると、

値引きの相場はだいたい20万〜30万

といったところでしょうか。

いろいろとオプションを絡ませたり、条件をつけたり、などで担当者さんとやりとりしての相場がこのくらいだそうです。

ラングラーの値引き交渉の仕方

では実際にどのように値引きの交渉をしていけばよいのか、について説明していきます。

交渉前の事前準備

ラングラーが欲しい！という気持ちばかりに走って何も準備せずにディーラーに行くのはお勧めできません。

事前準備があると値引きは必ずしやすくなります。

戦略を持って勝負に出る、というわけですね。

事前準備するものはこちらです：

1. ２種類以上のライバル車の選定
   （トヨタのランドクルーザー、チェロキーなど！）
2.  ライバル車を取り扱っている近所のディーラーをリサーチ
3. 下取り車の年式・グレード・走行距離をチェック
4. 下取り車の査定額はネットで必ず確認
   （ここは少々面倒ですが、ネットでの査定額は必須です！）

これらを用意したら、次はディーラーへ向かいましょう！！

初回の商談

いよいよディーラーでの初回の商談です！

ここで大切なのは交渉をするための心得です。

ディーラーも感情を持った人間なので、悪印象にならないように丁寧に接しましょう。

どうしてもこのラングラーが欲しいんだ！という熱意が伝わるようなプレゼンが担当者さんを突き動かします。

いきなり強気な値引きを踏み込んでしまったとしたら、相手だって「何言ってんの？」「この人だけには値引きしたくない」と思ってしまうかもしれません。

あなたが担当者ならば、という相手の立場に立った物の考え方こそが良い結果に繋がります！

この人には買って欲しい、値引きするから大事に乗って欲しい！

など、営業マン魂をくすぐるような心構えで商談に臨みましょう。

引用元：https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html

初回の商談でやるべきことは：

1. ショールームで現車を確認
2. ラングラーに試乗し、率直な感覚を確認
3. 欲しいグレードの選定と見積書の取得
4. 下取り車の査定額を出してもらう

このミッションをこなしながら、ジェントルマンに徹することが初回の商談での目標です。

そのためにも、交渉はさりげなくがキーポイントになってきます。

1. 失礼な客ではなく、良い客であることをアピール
2. 予算に関して軽はずみに「安い！」「高い！」と意見を出さない
3. ローンを利用するのかしないのかの意思を伝える
4. 値引きに関して果敢に攻めない
5. ラングラーだけではなく、他の車も気になっていることをさりげなく伝える
   （「ランドクルーザーもいいけど、やっぱりラングラーは見た目がいい！」など）
6. 本命の車がラングラーであることは秘密に
   （「家族にはランドクルーザーがいいと言われている」など）
7. 値引き額と下取り額を必ず見積書に記載してもらう

最後の商談で

初回の商談から最後の商談までが何回になるかは個人によって、また担当者によっても変わってきます。

ここでは最後の商談での交渉の仕方について触れていきます。

より値引きができるように今回は強い条件を出していきます。

具体的に書いていきますので、ぜひ参考にしてください。

1. 商談時間は平日や休日の夕方以降に
   （ディーラー側も忙しい時は心の余裕がないので、ついつい対応も温度差が出てしまいます。
   時間帯的に余裕がある時であれば値引き交渉もしやすい、という心理作戦です）
2. 端数を切り捨てた総額で○○万円になるなら契約！という具体的な提示
   （「598万でいかがですか？？」という感じで）
3. 現金支払総額が△△万円になるなら契約！という具体的な提示
4. 好きなオプションをサービスで込み込みにしてもらう
   （「ボディーコーティングもサービスでお願いします！」など）
5. 登録手数料のサービス・半額にしてもらう
6. ローンを利用でディーラーに手数料が入るため、新車値引きは上乗せしやすいことを意識
7. なるべくローンの金利キャンペーン（１％～２％台がねらい目）がある時に契約

商談の時間設定後は一気に畳み掛けるように交渉をして行くことがポイントになります。

根気よく、粘り強く交渉することが大切です。

そのためにも、より交渉時間が取れるような時間帯が重要になってきます。

これならイケる？交渉の裏ワザ

ラングラーが値引きに向かない車だということは百も承知かと思いますが、少しでも安く交渉を終えるために、有利な情報を紹介します。

車業界に関わらず、どの業界でもそうかもしれませんが、「決算」すなわち成績を出す締切がは3月（本決算）、9月（中間決算）、12月（暦年登録最終月）にあります。

ちなみに我が家が車ではなく、家を購入する時期が3月だったのですが、値段交渉が非常に早く進みました。

それだけではなく、家電の買い物、引っ越し会社の交渉も全て強気な交渉で持って行けたので、かなり効き目はあるのではないかと思います。

自動車会社ではそれぞれの期末までに何台新車を「登録」できるのか、本社から厳しいノルマが課されているので皆んな必死です。

商談での話がもつれそうになったり、目標値引き額に達する前に説得され、諦めそうになる瞬間が出るかもしれませんが、ここは気合いです！

ラングラーを少しでも値引きしてもらう

引用元：https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html

ご存知の通り、ラングラーはかなりの高額な車です。

それでも欲しい、と思わせる夢と魅力がある車だと思います。

ラングラの値引き相場や限界の相場など、かなり具体的な交渉術をお伝えしてきました。

少しでもハッピーにラングラーを購入できることを願っています。

そして、そのために少しでも事前に知っておくと交渉は確実に追い風になると思うので、諦めずに最後まで交渉を頑張ってみてください。

キャッチ画像引用元：https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html