BMW M5 中古車情報！相場価格や販売状況は？

クルマ好き、運転好きが一度は乗ってみたいと思うBMW。

その中でも特別なシリーズであるMの頂点に立つのがBMW M5です。

全長5メートルに迫る5シリーズのボディを持ちながらスーパースポーツ並みの走行性能を誇るBMW M5ですが、同時に超高額車でもありますので、新車を狙うのではなく、程度の良い中古を探すのも賢い選択でしょう。

BMW M5とは

クルマ好きの多くが憧れるBMW M5とはいったいどんなモデルなのでしょうか？

BMW M5の生い立ち

BMW M5は1985年に、E28型5シリーズをベースとして、オランダ・アムステルダムのモーターショーデビューしました。

その時のパワースペックですが、記念すべき初代MモデルであるミッドシップスポーツのM1譲りの3.5リッター直列6気筒で、286hpを発生しました。

引用：https://en.wikipedia.org/wiki/BMW_M5

現在のM5は6代目にあたり、コードネームはF90となっています。

歴代BMW M5のパフォーマンス

これまでのBMW M5のパフォーマンスをチェックしておきましょう！

どのモデルをターゲットにするかの参考になると思います。

E28型 M5（1985-1987）

引用：https://en.wikipedia.org/wiki/BMW_M5

言わずと知れた初代BMW M5です。

エンジンは3.5リッター直列6気筒DOHCから286hpを（日本仕様は260hp）を発生し、一般モデルのM535iA（Mとついているがエンジンはノーマル）の185hpを大幅に上回るパフォーマンスが与えられ、最高速度は250km／hに達し、当時の世界最速の4ドアサルーンでした。

当時は正規輸入がされておらず、並行輸入車が多いのも特徴です。

E34型 M5（1988-1996）

引用：https://en.wikipedia.org/wiki/BMW_M5

1988年に3.6リッター直列6気筒DOHCエンジンを搭載してデビュー、その最高出力は315hpにまで高められました。

そして、1993年にはエンジンの強化が行われ、3.8リッターから340hpを発生、これに伴いフロントブレーキの大径化と4ピストンキャリパーとの組み合わせとなりました。

メルセデスベンツとの紳士協定により、最高速度は250km/hに制限されています。

E39型 M5（1998-2003）

引用：https://en.wikipedia.org/wiki/BMW_M5

ここで一つの大きな変化が起きました。それはエンジンの形式です。

それまでM5の代名詞だった直列6気筒から5リッターV型8気筒エンジンへと換装され、その出力は400hpの大台に乗ったのです。

最高速度はこれまで同様、250km/hでリミッターが働きますが、これを解除すると295km/hまで出すことが出来ました。

このあたりから怒涛のハイパワー化が始まったと言えるでしょう。

E60型 M5（2004-2007）

引用：https://en.wikipedia.org/wiki/BMW_M5

まだ記憶に新しい人も多いと思います。

そう、このモデルはBMW初のV型10気筒エンジンを搭載したことで大きな話題となりました。

これは当時BMWがF1へ参戦していたときに使用していたV10エンジンのノウハウをフィードバックした新設計のV10エンジンなのです。

このエンジンは先代と同じく5リッターの排気量ですが、超高回転型とすることで、100hp以上も上乗せされた507hpを発生、0-100km/hを4.7秒で加速、その最高速はリミッターで制限されますが、これを解除すると320km/hあたりまで出たのだそうです。

F10型 M5（2011-2017）

引用：https://en.wikipedia.org/wiki/BMW_M5

ダウンサイジングターボが全盛となった時期にデビューしたF10型M5は、先代までの5リッターから4.4リッターV型8気筒エンジンとなり、これにツインターボを組み合わせることで560hpを発生します。

0-100km/hを4.3秒で走り抜け、リミッター解除により320km/h以上の最高速を実現しました。

ちなみにこのモデルにはコンペティションパッケージが用意され、これを組み込むことで575hpへパワーアップさせることが出来ました。

F90型 M5（2018-2019現在販売中）

引用：https://en.wikipedia.org/wiki/BMW_M5

M5のパワーアップに伴い、後輪駆動だけでそのパワーを路面に伝えることを諦めたBMWは、このモデルにBMW独自の4輪駆動システム（X-Drive）を組み合わせることにしました。

そのエンジンは、4.4リッターV型8気筒エンジンを更にチューニングし、600hpを発生するに至っています。

X-Driveとの組み合わせにより、0-100km/hはなんと3.4秒と、スーパースポーツ並みの加速力を実現しました。

引用：https://www.motortrend.ca/en/news/2019-bmw-m5-competition-first-drive-review/#2019-bmw-m5-competition-on-location-10

そして更に、M5コンペティションというバージョンが追加で用意されました。

こちらはさらに強力な625hpというハイパワーにより、0-100km/hを3.3秒で加速し、Mドライバーズ・パッケージ装着車は305km/hの最高速度を実現しています。

ちなみに、この305km/hというのはリミッターで制御された最高速度なので、このクルマの実力はもっと上のところにあるということです。

BMW M5のお値段

BMW M5は5シリーズの中で最高級モデルでもありますので、そのお値段は、、

1,823万円！！

625hpのスペシャルエンジン、カーボンルーフなどの専用装備、専用サスペンションなどを考えたら、決して高くはないのでしょうが、フツーに高い！のであります。

引用：https://www.google.com/search?q=M5+%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj4nfS0xJ_gAhWBvrwKHYtOAi4Q_AUIDigB&biw=1536&bih=682#imgrc=frO4b91RDRYXmM:

しかしM5ほどのマシンなら、程度の良い中古車を選ぶという手もあります。

というのは、たとえば2世代前のM5でも、5リッターV10の507hpエンジンですよ！

300km/hを軽く超えるパフォーマンスが手に入ります。

この手のマシンはもしかしたら中古車を厳選するほうが賢い購入手段かもしれません。

BMW M5の中古を狙うなら

新車並み！BMW認定中古車

引用：https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m5-sedan/2017/bmw-m5-competition.html

とはいえ高性能者のBMW M5ですから、完全なコンディションの中古車を選びたいところ。

そこでおススメなのが、BMW認定中古車です。

これはBMWが完全に整備した中古車を、アプルーブドカー、つまり正式認定車として販売している車両です。

消耗品の交換や完全な整備によって、新車同様のコンディションで手に入れることが出来ます。

ちまたの中古車よりは高くつきますが、BMWはハイテクの塊であり、とても繊細なセッティングによってあの走り味を実現しているので、BMWがちゃんと整備した車両のほうが断然安心なのです。

また、メルセデスベンツやBMWの販売で有名なヤナセなども、独自の認定中古車を取り扱っていますので、ぜひ一度、足を運んでみましょう。

なぜ認定中古車なのか？

なぜ「認定中古車」なのでしょうか。

完璧な整備が施されていることはもちろん、新車にも劣らないアフターサポートが充実しているからです。

購入したディーラーが整備や点検などもちゃんとやってくれますので、買った後も安心なのです。

クルマは、買う時だけではなく、安心して乗り続けることができるのも重要なポイントです。

BMWのようなプレミアムカーだからこそ、BMWのオーナーとして、安心も一緒に購入したいところですね。