ジャガーFタイプの色・カラー紹介！ 人気カラーはどれだ？

かつて世界中から絶賛され、史上最高のスポーツカーとして数えられたジャガーEタイプ、このDNAを受け継ぎ、現代風にアレンジされたモデルがとなるのが2013年から販売が始まったジャガーFタイプです。

2シーター純スポーツモデルとして、排気量の大きなモデルが先行販売されていましたが、2.0Lエンジンを搭載したライトウェイトモデルもその後に登場し、そのフットワークの軽さには既に高い評価を得ているようです。

とは言え、このFタイプは「走り」だけを追い求めているモデルでは無く、日常での足として活躍できるようラグジュアリー性も持っており、特にボディーカラーは多種に用意され標準で12色と、スポーツモデルとしてはカラーの選択肢が多いの特徴です。

ジャガーFタイプのボディーカラーにはどのような色合いが用意されているのか、詳しく調べてみましょう。

ジャガーFタイプとは

2013年にジャガーが新しく送り出した2シータースポーツモデルの「Fタイプ」は、往年の名車と言われるジャガーEタイプの後継モデルで、そのボディーやフレームにはアルミニウムが使用されてスチールは一切使用されていないのが特徴となっています。

アルミニウムを使用する目的は、一番に軽量であること次に強靭性で、アルミを使用することで軽くて剛性の高いボディーが形成され、それはスポーツカーとして一番必要な軽量高剛性を持つ事を意味しておりシャープなハンドリングや安定性の高いフットワークの形成に繋がるものです。

この軽量なボディーに搭載されるエンジンは、大排気量となる3000㏄や4500㏄のV6のスーパーチャジャーユニットか、V8スーパーチャージャーユニットを搭載したモデルがラインナップされて来ましたが、新しく2000㏄直列4気筒ターボエンジンを搭載したライトウェイトモデルが追加で加わりました。

ジャガーFタイプは駆動方式で、FRもしくは4WDをエンジン別で採用しており、ボディー形式にはクーペモデルとコンバーチブルモデル（オープンモデル）が用意されています、それぞれに5個のグレードが用意され装備する内容が違っています。

また2019年モデルとして、日本で販売5周年記念モデルとなる特別仕様車を限定15台での販売を予定するなど、まだまだ話題性の高いFタイプです。

30種類もあるボディーカラー

引用：https://www.midlands-mito.jp/archives/1431

ジャガーFタイプには、多彩なボディーカラーが用意され標準カラーで12色の中から選択することが可能です、他にもジャガーやランドローバーのハイパフォーマンスモデルの設計や、ビスポークオーダーを専門に手掛けている「スペシャル・ビークルオペレーションズ」が提供することになるSVOプレミアムパレットとして18色が追加され、合計で30色のカラーが選べるようになりました。

SVOプレミアムパレットはオプションカラーですので、カラーによって615000円～995000円の別途オプション費用が加算されますが、標準色となる12色もソリッドカラーの3色以外はオプション費用として169000円～337000円が加算されます。

引用：https://www.jaguar.co.jp/jaguar-range/f-type/gallery-coupe.html

因みに展開されるカラーの種類は、3種類のソリッドカラーを始めとして、7種類のメタリックカラー、2種類のプレミアムカラー、3種類のスペシャルエフェクトカラー、さらに15種類のウルトラメタリックカラーとなっています。

豊富なインテリアカラー

引用：https://autoc-one.jp/jaguar/f-type/report-1821629/photo/0041.html

ジャガーFタイプはボディーカラーが多彩なだけではありません、それはインテリアにも15色の豊富なカラーが用意されています、購入時にセンターコンソールのカラーや仕様、ヘッドライニングの色合いなども細かく選択ができるようになっているので、オリジナル溢れる1台に仕上げることが可能となっています。

特にシートに関しては、カラーも大切ですがドライバビリティーの重要な役割を持っていますので、調整箇所を細かく出来るシートなど、カラー以外にもたくさんの選択をすることが可能で、シートヒーターの有無やシート素材など、その選択肢はとても豊富です。

細かく選択するのが難しいと感じるユーザーには、インテリア・パックが用意されており、カラーはブラック仕上げとなりますが、シートやステアリングなどジャガーが用意したパッケージを選ぶことも可能です。

人気の高いボディーカラーはどれ

エくテリアカラーが驚きの30色も用意されるジャガーFタイプですが、人気の高いボディーカラーはどの色になるのでしょうか、どのクルマにもイメージカラーがありカタログで採用されるボディーカラーがそのクルマの持つイメージカラーと言われています。

ですが、イメージカラーが市場で一番人気のあるカラーとは限りません、ユーザーが好むボディーカラーとイメージカラーは違っているケースが多いので、ユーザーが選ぶ人気のボディーカラーを調べてみましょう。

人気の高いボディーカラー5色

・メリベル　ホワイト

SVOパレットカラーで用意されるホワイトカラーで、メタリック系になり綺麗な白色がジャガーFタイプを優雅に見せる色合いです。

・サントリーニ ブラック (メタリック)

メタリック調のブラックで、澄んだ奥深いブラックの色合いがジャガーFタイプをシックに見せるい色合いです。

・ユーロン ホワイト (メタリック)

メタリックのホワイトですが、「真っ白」と言う表現がぴったりなホワイトで格式高く見せる色合いです、ハイパフォーマンスモデルでることを感じさせないようなイメージに仕上がります。

・カルデラ レッド　(ソリッド)

レッドのソリッドカラーで、カタログにも使用されているカラーで赤と言うより朱色にやや近い感じのレッドです、ジャガーFタイプは赤が似合うクルマと思えるのですが、下手に小細工のない明るいレッドがお洒落感を感じさせますね。

・ブリティッシュレーシング グリーン

ジャガーと言えばグリーン、そうジャガーの深みのあるグリーンはメーカーのイメージカラーとなっていますが、モータースポーツシーンでも使われる深みのあるシックなグリーンです。

引用：https://www.autocar.jp/firstdrives/2018/11/15/327165/

以上が高い人気のあるボディーカラーですが、やはり不動の人気はホワイトとブラックですね、他にも人気カラーベスト3としてはシルバーが含まれるのですが、このジャガーFタイプにはシルバーはイメージと違う印象なのでしょうか、そこは個人の好みが大きく別れるところですね。

筆者個人的には、ベロシティブルーのような明るくて少し深みのあるブルーがとてもジャガーFタイプにマッチしていると思うのですが、残念ながら人気のカラーには入っていませんでした。

まとめ

ジャガーFタイプには、驚きの30色のボディーカラーが用意されていますが、豊富なのはボディーカラーだけではなくインテリアカラーも15色が用意され、それぞれがオーナーの好みによって選択し組み合わせが可能となっているので、自分の好みにあった仕様を作ることができます。

やはり人気の高いカラーはホワイト系とブラック系ですが、ジャガーFタイプでは珍しくレッドが人気カラーで選ばれているのが特徴的です、ジャガーFタイプは前述したように2シーターのラグジュアリースポーツモデルですから、走る楽しみと所有する喜びを持つスポーツカーです。

購入する場合には、その豊富に準備されるカラーの選択にとても迷い悩むことになると思いますが、それもオーナーの特権ですから大いに悩んで最高の1台を作り上げる、それがジャガーが用意する最高のサービスであると感じます。