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1991年に販売され多くの人気を集めた本格派軽スポーツのホンダ・ビートを受け続く後継モデルとして、2015年にデリバリーが始まったS660は、ビート同様にエンジンをミッドシップに搭載したホンダが放つ本格派の軽スポーツモデルです。
かつてのビートは高回転型のNAエンジンを搭載していましたが、S660が搭載するエンジンは3気筒660㏄DOHCターボエンジンと進化、強力なターボパワーと高い剛性を確保したボデーなどそのスペックは走りの良さを感じさせるには十分なものです。
ところが、実際にデビューしたS660は、確かに軽スポーツとしての高い性能を有し、楽しいドライビングを持つ小さなスポーツカーですが何か少し物足らない、そうスポーツカーの持つ高回転のフィーリングがわるい、誤解を恐れずに言うなら「高回転でのフケが悪い」ものでした。
ターボエンジンを搭載した軽スポーツとしては致命的な印象ですが、原因は何なのか調べてみましょう。
64PSを越えられない壁
引用:https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/
本格軽スポーツとして多く期待の中デビューしたS660ですが、その乗り味は軽スポーツらしく剛性の高いボディーとサスペンションによってシャープなハンドリングを持っており、ドライビングの楽しいクルマですが、肝心のエンジンのフケがイマイチで評価が少し下がっています。
日本独自の文化である軽自動車は、その大きさや横幅など軽自動車の規格として厳しく法律で定められているのは周知の事実で、既にご存知の通りです。
ところが、意外なことに馬力の規制は法的に設けられていません、言い換えれば軽自動車は660㏄を越えない排気量であれば何馬力のエンジンを搭載しても法的には何も問題がないのです。
ところが市販されている軽自動車の最高馬力は64PSとなっています。
これが自主馬力規制と呼ばれるもので、かつては普通車にも存在しており280PSを最高馬力とするものでしたが、現在では普通車の自主馬力規制は撤廃されていますが、軽自動車には根強く残っているのです。
自主馬力規制とは
ここで自主馬力規制について軽く説明をしますと、軽自動車には最高出力64馬力という自動車メーカーの自主規制のもとに製造されていますが、これは1987年に発売されたスズキのアルトワークスが排気量550ccで64psを達成したことがきっかけとなりました。
当時はパワーウォーズと呼ばれる馬力主義の時代であり、自動車メーカーもエンジンのパワーを大きくすることに注力しており、パワー競争が激化していた時代です。
しかしながら、軽自動車は今よりもサイズが小さく、安全装備も車両の完成度も現代とは比較にならないほど幼稚なもので、パワー競争の後には事故が続出することは誰の目から見ても明らかな状況となっていました、そこで政府の指示により自主馬力規制を作り、メーカー協定により64PSを上限とする規制が出来たのです。
その後、軽自動車規格は改変され1990年に660ccへ排気量を拡大され、ボディーサイズも従来よりも拡大し、安全装備の充実が図れましたが、この自主馬力規制によって最高馬力は今でも64PSとなっています。
スーパーチャージャーやターボなどの過給器を搭載したエンジンの場合は、本来の出力が100%発揮できないように”デチューン”を施し、馬力を規制して認可形式登録を受けているのです。
S660のエンジン性能
引用:https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/performance/driving/
ホンダS660は、ホンダが放つ本格的は軽ミッドシップ・オープンスポーツとして開発され、走る、曲がる、止まるその全てが高次元でバランスされた高い走行フィーリングも持ち、軽自動車の厳しい規制枠の中にありながら軽オープンミッドシップスポーツを完成させました。
搭載されるエンジンも3気筒660㏄DOHCターボエンジンで、最高出力は64PS、最大トルク10.6kgmを発揮しており、N-BOXに搭載されているターボエンジンをベースに、S660専用にチューニングされた専用設計の高性能エンジンです。
S660エンジン特性
引用:https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/performance/driving/
S660に搭載されるエンジンは高性能ターボエンジンであることがわかりましたが、では何故?エンジンのフィーリングが高回転になるほど悪くなるのか?疑問ですね。
ここに自主規制64PSが大きく関わってきます、今の時代でターボエンジンを作ると例え排気量が僅か660㏄しか無くても100PS近い性能を持つエンジンを作ることは決して難しくありません、ですが自主規制を敷かれている以上はその規定を守る必要があります。
引用:https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/performance/driving/
本来、S660のエンジンはもっと高出力が可能なエンジンで、スポーツカーにある高回転まで一気に回転数が上昇していく抜けるようなフィーリングにすると64PSを簡単に超えしまうので、高回転では出力を下げるためにパワーを落とす設定がメーカーの方で行われています。
これが高回転でエンジンのフィールが悪い、つまりフケが悪いとなっているのです、何だか残念は話ですね、実力があるのに封印されている訳ですから。
S660はノーマルで何馬力出せる?
引用:https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/performance/driving/
せっかくの実力を出せない自主馬力規制はもどかしいですが、前述したように自主馬力規制に関しては法的な規制はなく、あくまで自動車メーカーが自主的に行っている規制ですのでS660を購入後にユーザーがカスタマイズして馬力を上げる事は全く違法行為でもありません、もちろん車検もクリアします。
※カスタムによるプロセスで、排気量の拡大や、排気音などの細かな規制はありますが、これらの規制は順守しないとは違法改造になりますから要注意です。
では気持ち良いエンジンフィーリングを取り戻すために、封印を解くとなるとS660のエンジンは何馬力ほど出ているのか、とても気になります、ちょっとシュミレーションで遊んでみましょう。
実走行フィーリング
引用:https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/interior/design/image/design_image_01.jpg
S660を走らせると、およそ4000回転を境にエンジンのパワーが落ちてくる事を感じれるはずです。
これが前述した馬力規制によるリミッター制御ですね。
これを一気に高回転までしっかりとパワーが出るようにするには、電子制御デバイスを変更する必要があります。
もちろん、素人が簡単に出来るようなものではありませんので、専門店などで変更を依頼しなくてはなりませんが、補正すると簡単に80PSくらいまでは馬力が上がります。
つまりS660が持つ本来のパワーは80PS前後と思われます。
もちろん完全ノーマル状態で80PSに馬力を上げても全く走行に支障が無い性能をS660は有しているので安心です。
もちろん、潜在的ポテンシャルはもっと高いと思われますので、100馬力を超えるようなパワーを出すのも決して無理ではありませんが、そうなると今度は補器類を強化する必要性があり、カスタムの難度が上がりますので、専門店でしっかりと相談しながら進めないとせっかくのS660を壊してしまう原因になり注意が必要です。
まとめ
引用:https://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/
ホンダが本気で作成した軽スポーツであるS660は、その走りと高性能なエンジンを持つスポーツカーであることが改めて良く理解ができました。
筆者的にはノーマルが好きな方は全くカスタムも必要なく何もしなくても十分に運転の楽しさが解る味付けです。
S660を購入するユーザーは、クルマが好きで趣味となっているユーザーが多く、それだけに期待が大きく厳しい評価に繋がっているのでしょう。
それにしても、近い将来で軽自動車の自主馬力規制が撤廃されると、もっと楽しい軽スポーツが出現する可能性もありますね。
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