シビックセダン vs アクセラセダン 徹底比較！どっちが買い？維持費・燃費・乗り心地は？

海外で販売されて人気の高いシビックですが、2017年に日本でも復活し販売が始まりました、多くのホンダファンやシビックファンから長年、ホンダのラインナップから消えていたシビックが復活したことで大きな話題となり、その受注数も驚く販売台数を記録しています。

新型シビックには、ハッチバックモデルとセダンモデルとタイプRと3種類が同時に販売されましたが、今回はシビックセダンをライバルモデルであるマツダのアクセラ・セダンと比較j検証を行い、どちらのモデルが良いのか調べてみましょう。

新型シビックとアクセラセダンの価格比較

新型シビック

引用：https://www.honda.co.jp/CIVICSEDAN/

マツダ・アクセラ

引用：https://www.mazda.co.jp/cars/axela/?car_id=axela-sedan

何処となく似ているシビックセダンとアクセラセダンですが、両モデルの新車価格を比較してみましょう、まずはグレードを見てみましょう。

シビックセダンは1.5Lターボエンジン搭載の1グレードのみですが、アクセラセダンは、ハイブリッドモデルが3種類、ガソリンモデルが3種類、ディーゼルモデルが2種類で、それぞれFFと4WDが用意され幅広いグレードが用意されます。

価格は・・・

・シビックセダン：265万円

・アクセラセダン：176～331万円（グレード別）

アクセラセダンの価格帯の中間地点にシビックセダンが存在するような価格設定ですね、因みにシビックセダンの価格に一番近いアクセラセダンのグレードは、「ハイブリッド-S プロアクティブ」で、安全装備の充実したモデルです。

燃費を比較

両モデルの燃費を比較してみましょう、カタログ記載の公表燃費は・・・・

・シビックセダン：19.4㎞/L

・アクセラセダン（ガソリンモデル）：20.6㎞/L
　ディーゼルモデル：19.6㎞/L
　ハイブリッドモデル：30.8㎞/L

数値は全てJC-08モードでの計測値で、燃費計測に特化シビックセダンとアクセラセダンのガソリンモデルやディーゼルモデルでは、燃費に大きな違いは無いでしょう。

しかしハイブリッドモデルはさすがで素晴らしい燃費数値となっていますね。

ボディーサイズ比較

引用：https://www.honda.co.jp/CIVICSEDAN/

 新型のシビックセダンは、ロー＆ワイドフォルムを採用したデザインでクーペのようなフォルムを持っているのが特徴で、流線形のワイドボディーは機能美を追及したようなでデザインを採用しボディーカラーは全部で5色が用意されています。

引用：https://kakaku.com/item/70100510398/

アクセラセダンは、マツダが掲げる魂動デザインを採用し躍動感のあるデザインとなっています、ボディーカラーは全部で8色用意され、塗装もマツダ独自の匠塗を採用して独特の深みのある色合いが特徴です。

外観のボディーサイズは・・・

・シビックセダン　4,650×1,800×1,415

・アクセラセダン　4,580×1,795×1,455-1,465（4ＷD）

サイズを比べると僅かにシビックセダンが大きく、全高ではアクセラセダンが高くなっていますが、その差は40mmでデザイン的にアクセラセダンの方が腰高に見えるのも納得ですね。

インテリアの比較

引用：https://www.honda.co.jp/CIVICSEDAN/webcatalog/interior/cabin/

シビックセダンに用意されるインテリアカラーは1色で、ブラック基調のシックな色合いを採用し同クラスのモデルではトップクラスの広さを確保し、使い勝手の良いデザインは日常での利便性を想像させます、また大容量のラゲッジスペースを確保しています。

引用：https://www.mazda.co.jp/cars/axela/interior/

アクセラセダンはスポーティーで落ち着きのあるデザインを採用し、全体的に高級感のある素材を使用しており上質感のある内装が特徴です、また人間工学に基づいた設計をシートに取り入れ長距離運転でも疲れない工夫をしています。

室内の広さを比較すると・・・

・シビックセダン（1,930×1,525×1,160）

・アクセラセダン（1,845×1,505×1,165-1,170）

室内の広さを比較すると、シビックセダンの方が全高以外で全て広く設計されており、極端な開きはありませんが快適性においてシビックセダンの方がゆったり乗ることができると思いますが、ヘッドクリアランスの大きいアクセラセダンの方が広く感じるかもしれませんね。

シビックセダンは1グレードですがアクセラセダンは8個のグレードにより搭載されるエンジンや快適装備に違いがあり、安全装備の充実度なども違っていますので、単純に比較はできませんが、同じ価格帯のグレードで見るとデザインは違えど、装備面で大差はありません。

乗り心地比較

引用：https://www.honda.co.jp/CIVICSEDAN/webcatalog/equipment/equipment/

ここまで燃費やデザイン、室内装備などを見てきましたが、最後に乗り心地を比較してみましょう。

アクセラセダンの場合は前述したように8個のグレードがありますが、シビックセダンに近い「ハイブリッド-S プロアクティブ」で比較してみましょう。

まずサスペンションはシビックセダンは比較的固めのセッティングとなっており、低重心の安定感を感じさせますが、コーナーでも安定性の高く安心感を強く感じる事ができます。

しかし乗り心地も悪いものではなく、適度なクッション性を有しており、シートの厚みもあって安定感の中で快適な乗り心地を感じるでしょう。

アクセラセダンはシビックと比較するとソフトなサスペンションのセッティングで、シビックセダンとは全く違う味付けとなっています。

言い方を変えればワイルドな雰囲気で、ソフトながらも安定性が高く、適度なクッションで乗り心地は素晴らしいものがあります。

しかしコーナーでの安定性などはシビックセダンの方が1歩、上を行くような味付けとなっていますが、それはユーザーの好みで感じ方も違うでしょう、乗り心地はユーザーの主観で感じる部分ですから、購入の際にはしっかりと納得いくまで試乗を行い確認をしてくださいね。

まとめ

引用：https://www.honda.co.jp/CIVICSEDAN/webcatalog/equipment/equipment/

シビックセダンとアクセラセダンの比較検証してきましたが、セダンモデルとして人気の高い両モデルですが、同じセダンでも性格や味付けがかなり違うことが解りました。

エクステリアデザインでシビックセダンかアクセラセダンの選択が既にはっきりと決まっているユーザーは、間違いなくお気に入りのデザインを選択すればよいでしょう、しかし迷っているユーザーは何処のポイントにウエイトを置くか？で変わって来ます。

燃費を求めるなら、アクセラセダン・ハイブリッドモデルが素晴らしい燃費ですし、シビックセダンでは到底かなう相手ではありません、装備面でもシビックは1グレードで選択肢がありませんがアクセラセダンは3つのエンジンと8個のグレードで選択肢が広く、好みの装備やエンジンで選ぶ楽しさもあります。

もちろん、両モデルとも豊富に用意されるオプションで、ユーザーの好みに合わせて仕上げる事も可能ですからカスタマイズの楽しみもありますね。

どちらも甲乙の付けがたいセダンモデルだけに選択に悩みますが、ユーザーの使用環境や使い勝手を吟味し自分の好みや予算なども合わせてじっくりと考えて頂き、最良の決断が出来ればと思っています。