キューブ vs ソリオ 徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は?

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キューブとソリオをこの記事では比較しています。

維持費・燃費・乗り心地ではどっちが優れているのでしょうか。

【キューブとソリオを比較】どっちが維持費は安い?

まずは、キューブとソリオの維持費について、検証します。

キューブの維持費は

引用:https://www3.nissan.co.jp/

立方体を意味する車名の通り、スクエア型のボディーが特徴的なキューブは、1998年にデビューしました。

マーチのプラットフォームとパワートレインをベースに、ミニバンの四角い形と室内空間を乗用車に応用するといった考えのもと開発されました。

ボディーの曲線化が際立っていた時代においての斬新なスタイリングと、コンパクトカーカテゴリーとして圧倒的な室内スペースを実現し他車との差別化を図りました。

扱いやすいボディサイズとヘッドクリアランスを十分に確保した広い室内空間、軽快な走り心地などにより、幅広い層から高い支持を得たクルマです。

コンパクトカーは軽自動車に次ぐコストパフォーマンスの高さで知られていますが、キューブに税金はどのくらい発生するのでしょうか。

定期的に発生する税金として、自動車税と自動車重量税が挙げられますが、これらは排気量と車重によって、決まった税額が適用されます。

キューブの排気量は1,498ccで、車重はグレードごとに1200〜1210kgとなっています。

これをそれぞれの税率に当てはめると、キューブの自動車税は34,500円、自動車重量税は1年あたり12,300円となります。

コンパクトカーは、気軽に取り回しができる特徴がありながら、軽自動車以上に室内空間にゆとりがあり、排気量も多いため、力強い走りを体感できます。

低コストで上質な走りを楽しめるコンパクトカーは、その手軽さから様々な用途で選ばれています。

ソリオの維持費は

引用:https://www.suzuki.co.jp/

スズキの大ヒット車種としては、軽自動車のワゴンRが挙げられますが、ソリオはワゴンRの普通車という位置付けで開発されました。

トールワゴンのスタイリングはそのままに、規格を大きくしたことから、より室内空間の快適性を高め、長距離移動でのストレスの少ない走行性能を実現しています。

ソリオはコンパクトカーの中では、全長・全幅ともに最小クラスとも言えるサイズに収まっていますが、室内設計を工夫し、家族みんなでゆとりあるドライブを楽しむことが出来ます。

コンパクトカー市場での一定の評価を得ているクルマで、使い勝手の良さが高い支持を得ています。

そんなソリオの排気量は1,242ccで、車重は930~990kgとなっています。

自動車税は34,500円でキューブと同じ税率ですが、自動車重量税は1年あたり8,200円と安く抑えることが出来ています。

ソリオはトールワゴンなのでサイズ以上の大きさを感じる見た目ですが、自動車税・自動車重量税ともに普通車ではもっとも安い税率が適用されます。

クルマの維持費には、ガソリン代や駐車場代、車検整備費用など複数の要素が関わってきますが、税金面ではキューブよりソリオの方が安い結果となりました。

【キューブとソリオを比較】どっちの燃費がいい?

続いては、キューブとソリオの燃費性能を比較します。

キューブの燃費性能

引用:https://www3.nissan.co.jp/

キューブには、HR15DEエンジンというエンジンが搭載されています。

デュアルインジェクターが採用され、トルクが過去のモデルより向上したことで、高速道路での合流や追い越し車線への変更をスムーズに行えるメリットがあります。

また排気側にも可変バルブタイミング機構が採用されているので、吸排気効率が上がり低燃費を実現しています。

エクストロニックCVTも改良し、出足加速に加え、高速走行時の燃費向上も図れます。

そしてキューブは、メーターやECOモードスイッチ、アイドリングストップで低燃費性をサポートします。

カンタンにエコドライブを楽しめてCO2も削減し、気軽にエコ運転を楽しめる機能が満載です。

キューブのカタログ燃費は、19.0km/Lとなっています。

ガソリン車のみのグレード展開となりますが、コンパクトカーならではの軽量なボディーに加え、エコ運転をサポートする装備品が充実していることにより、高い燃費性能を見せています。

ソリオの燃費性能

引用:https://www.suzuki.co.jp/

ソリオの現行モデルは、ガソリン車・ハイブリッド車・マイルドハイブリッド車と、それぞれ特性の異なるエンジンが搭載されています。

EV走行が可能なハイブリッドと、加速時にエンジンをモーターでアシストするマイルドハイブリッドは、いずれも省スペース設計のシステムにすることで、ソリオ本来の魅力であるボディーはコンパクト、室内は広々を実現しています。

またガソリン車においても、燃費向上のため、圧縮比を高めるとともに機械的な摩擦を低減し、熱効率を徹底的に追求したエンジンが搭載されています。

ソリオのカタログ燃費は、ガソリン車が22.0km/l~24.8km/L、ハイブリッド車が32.0km/L、マイルドハイブリッド車が23.8km/L~27.8km/Lとなっています。

エンジンの技術は日々進歩していますが、ソリオには最先端の技術を結集したエンジンが搭載されています。

キューブと比較すると、排気量が小さくボディーも軽量なため、エンジン性能以外でも低燃費につながる要素を兼ね揃えていると言えます。

【キューブとソリオを比較】どっちの乗り心地がいい

最後に、キューブとソリオの乗り心地について検証しました。

キューブの乗り心地

引用:https://www3.nissan.co.jp/

ジャグジーをイメージしたというキューブの室内は、上部からの断面図を見るとゆるやかに波打った曲線が一周しているのが分かります。

まるでバスタブに浸かっているような、リラックスした気分を演出してくれます。

またキューブには、前席よりも後部座席のヒップポイントを高く設定するシアターレイアウトが採用されています。

開放感を高めて、後部座席の快適性を向上するとともに、前後シート間のコミュニケーション性も高くなっています。

コンパクトなボディーにかかわらず、十分な室内高と長いホイールベースの採用により、居住空間は広々としています。

またマイルームのようにくつろげる要素として、シートの座り心地の良さも挙げられます。

身体をゆったりと受けとめてくれるソファの感覚を再現したシートは、厚いクッションパッドを採用し、柔らかい感触や肌触りを生み出す縫製シートが使用されています。

フロントシートの座面にはスプリングを内蔵し、クッション性を高め、ソファらしい座り心地を生み出します。

ソリオの乗り心地

引用:https://www.suzuki.co.jp/

ソリオは、さまざまなシーンで使えるクルマにするために、多彩なシートアレンジを可能にし、自由度の高い空間づくりを実現しています。

小回りのきくコンパクトカーでありながら、室内はボディーサイズからは想像できないほど広く、独創的なパッケージングを生み出しています。

コンパクトハイトワゴンの中ではトップクラスの室内長を持つことから、頭上にも足元にもゆとりある大空間が、乗る人すべてを心地よくつつみこみます。

ボディーサイズを無駄に大きくしなくても運転席からの見晴らしをよくすることで、視認性も向上させ、運転しやすいクルマに仕上がっています。

またソリオには、シートの角度を調整できるリクライニング機構と、シート位置を前後に移動できるスライド機構が全車のリヤシートに標準装備されています。

タイトな座り心地に設定されていますが、最適なポジションを設定できることにより、ストレスが少ないドライブを楽しむことが出来ます。

さらに、収納も使い勝手が良い場所にまとめられていて、各シートからの収納の使い勝手も高い評価を得ています。

【キューブとソリオを比較】比較まとめ

今回は、キューブとソリオを維持費・燃費・乗り心地で比較しました。

今回比較した税金や燃費に関しては、ソリオが上回る結果となりましたが、パワフルな走行性能を求めるのであれば、排気量が大きいキューブの方が有利です。

クルマに求めるポイントの優先順位は人それぞれですが、購入を検討する際には、自分の優先順位を洗い出した上で、マッチするクルマを選ぶようにしましょう。

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