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ジャガーはイギリスの高級車、王室にも愛用される一流メーカーです。
しかし「ジャガー」になるまでは苦節と社名変更を経て、
現在一流の高級車としての地位を確立しています。
ジャガーの歴史と思想
ジャガーといえば、今や知らない人はいないイギリスの歴史ある高級車の一つです。
イギリス王室や首相などにも愛用される一流メーカーの歴史とトリビアをご紹介します。
「美しいものは売れる」時代に流されないデザインと方針
引用:://commons.wikimedia.org/wiki/File:Austin_7_Swallow_1931.jpg
ジャガーの歴史は1922年にまで遡ります。 ウィリアム・ライオンズとその友人、ウィリアム・ウォームズレイによって設立されました。
当時は「スワロー・サイドカー・カンパニー」という社名で、名前の通り、オートバイ用のサイド カーの製造を手がけていました。
その後1926年、工場を移転して自動車のボディ修理も手がけるようになり、自動車メーカーへの 転身を図ることになりました。
創設者ライオンズの「美しいものは売れる」という思想は、サイドカー製造の経験から来ていま す。
内装デザインや性能を磨き上げ、相対的に安価で顧客に提供するという手法は、現在まで変わら ないジャガーの基本ポリシーなのです。
「シャガー」という社名に変更したのは第二次世界大戦が原因
ジャガーは現在の正式な社名を「ジャガーランドローバー」と言います。
「ジャガー」と「ランドローバー」というメーカーの経営が統合され、インドのタタ・モーターズ が所有しています。
先述しました通り、設立当初は「スワロー・サイドカー・カンパニー」という社名でしたが、 「ジャガー」になるまでは苦節と社名変更を経ているのです。
1928年、社名を「スワロー・サイドカー・カンパニー」から「スワロー・コーチビルディング・ カンパニー」に変更しました。
それとと共にコヴェントリーへ移転し、ボディや内装も豪華に仕立て直すようになりました。
さらに1933年、専用設計のシャシーを持つ、「SS1」と「SS2」を発売、ヒットをおさめます。
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Standard_Swallow_SS1_1932-1936_frontleft_2008-04-24_A.jpg
この時社名を「SSカーズ」に変更しました。
しかしこの「SS」が何を意味するのかは諸説あり、明らかにはなっていませんが、具体的には「ス ワロー・サイドカー」、「スワロー・スペシャル」などの説があるようです。
こちらの「SS1」と「SS2」、洗練された外見と豪華な内装で、不況下でもヒットはしたのです が、
エンジンは量産車の実用エンジンで性能も凡庸、自動車の専門家やマニア達からは「見掛け 倒し」、「まがい物」と言われてしまいます。
その評価を覆すために作り出されたのが、「ジャガー」という車。エンジンとシャシーを含むす べてを専用設計としたモデルで、「SSジャガー2½」として発表します。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AFIV
続いてスポーツモデルの「SS90」、「SS100」と、大排気量を搭載した車種を発表しました。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%83%BC_(%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A
「ジャガー」という名は広告代理店が提案し、ジャガーという動物のスピード感、洗練されたス マート感がぴったりだと創設者ライオンズによって採用されました。
これらの新しいジャガー各種は、従来から続く洗練されたスタイリングと豪華な内装、さらに強 化されたエンジンにコストダウン戦略を導入し、
高性能なのにはるかに安い価格を実現。 ジャガーシリーズはヒットをおさめます。
ところが1945年、「SSカーズ」という社名を変更します。 この時の社名が「ジャガー・カーズ」なのです。
当時、イギリスとドイツは戦時下にあり、「SS」 はドイツの敵国ナチスドイツの親衛隊の略称と重なり、
会社としては好ましくないイメージだった のです。 この時、ブランド名も「ジャガー」に変更しています。
ジャガー「冬の時代」と呼ばれる経営難
一流の高級車としての地位を確立しているジャガーですが、経営が芳しくなかった時代も存在しま す。
1966年、創設者のライオンズにより、イギリス最大の民族資本系自動車会社グループの「ブリ ティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)」との合併を行いました。
そして「ブリティッシュ・モーター・ホールディングス(BMH)」を結成しています。 これは企業体制をより強固にするためのものでした。
ですが二年後の1968年、BMHの主要モデルの販売不振から、BMH自体が経営不振に陥ってしま います。
ここからジャガーの「冬の時代」が始まってしまいます。
事態を重く見たイギリス政府が、もう一つの民族資本系グループである、「レイランド・モーター・ カンパニー」との結合を決め、
「ブリティッシュ・レイランド・モーター・コーポレーション (BLMC)」として参集させました。
そんな中、1968年、Fセグメントの高級セダンである、「XJ」を販売します。
ジャガーは本来高級車メーカー。 しかしBLMCの加入により、作業員のレベル自体がそのBLMCの平均に引き下げられることにな ります。
さらに悪いことは続きます。 この時代、イギリスでは労働運動が多発しそれが激化、著しい品質低下に陥り、販売台数が大幅 に減少しました。
古参社員の相次ぐ引退もあり、ライオンズ自身も1972年に経営の座から退いています。
(ちなみにもう一人の創設者、ウォームズレイは経営方針の食い違いから「SSカーズ」への社名変 更直前に会社経営から脱退しています。) それだけではありません。
1973年に始まったオイルショックの影響をジャガーも受けてしまいます。 この時世界的に自動車の販売自体が激減します。
BLMCは深刻な打撃を受け、なんと五千万ポンドもの借入金を抱えることになってしまいます。
ついに1975年8月、国営化され、「ブリティッシュ・レイランド(BL)」となりますが、低迷を続 けることになります。
当時イギリスで頻発していた労働争議の影響もあって、1979年にはジャガーの生産台数は五年前 の半分以下に落ち込んでしまいます。
これが「冬の時代」と呼ばれたジャガーの歴史です。
「ジャグヮーとお呼びくだい」!?日本における「ジャガーの」発音問題
私たち日本人は、通常「ジャガー」と発音しますが、本場イギリス英語での発音を音写する場合、 「ジャギュア」と表記するのが最も近いそうです。
伊丹十三氏が1965年に出版した「ヨーロッパ退屈日記」というエッセイ集の中にも「ジャギュア というのだよ」という文章が記されています。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E4%B8%B9%E5%8D%81%E4%B8%89#/media/%20File:Itami_Juzo.jpg
1985年ごろ、オースチンローバージャパン(ARJ、のちのローバージャパン)が輸入代理店だった 時、
「ジャグヮーとお呼びください」というキャッチコピーを使用して広告を出していましたが、
一般の定着具合はいまいちで、のちにオースチンローバージャパンから輸入代理権がローバージャ パンに移ると、
今まで通り「ジャガー」表記に戻っています。 発音や表記が問題になるのは外車ならではですね。
「ジャガーの香水」なるものが販売されている
車と香水にどういう関係があるのか今一つわかりませんが、香水を販売しているメーカーは意 外と多いようです。
具体的にはフェラーリ、メルセデス・ベンツ、ランボルギーニなど。 もちろんジャガーもその中の一つ 。
ジャガーが発売している香水は種類も多く、しかもなかなか評価は高くて人気のようです。 特に人気なのは、「ジャガーライト」という商品。
引用:https://www.google.co.jp/search?q=%E3%80%8C%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%A6%99%E6%B0%B4%E3%80%8D&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiW2vj3lpfgAhWIQd4KHWtWALoQ_AUIDygC&biw=939&bih=613#imgrc=X_z9j5713_XicM:
トップノートはピーチ、ペアー、オレンジなどフルーティーな香りから始まり、
ミドルノートはフ レッシュローズ、ヴァイオレット、ジャスミンなどのフローラルな香り、
ラストノートはシダーウッ ド、モス、アイリス、ホワイトコットンなどの高級感あふれる香りを演出しているそうです。 さらに「ジャガークラシック」という香水。引用:https://www.google.co.jp/search?q=%E3%80%8C%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%A6%99%E6%B0%B4%E3%80%8D&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiW2vj3lpfgAhWIQd4KHWtWALoQ_AUIDygC&biw=939&bih=613#imgrc=tuSSulOPYgEU0M:
これは2001年に発表された高級車「ジャガーXタイプ」をイメージしています。マンダリン、ベルガモット、オレンジ、ラベンダー、バジル、アニススターがトップノート、
ミド ルノートはオレンジフラワー、ロートスフラワー、ジンジャー、ラストノートはサンダルウッド、 ホワイトムスク。
甘すぎず、さりげなく落ち着いた香りのようです。 またこのクラシックはボトルのデザインも人気のようで、
Xタイプのような丸みを帯びたデザイン が上品な高級感を感じさせます。 ジャガーの香水は価格の求めやすさも人気の秘訣のようです。
先ほど紹介した「ジャガーライト」は60mlで2000円程度、「ジャガークラシック」も60mlで 2000円程度です。
場所によってはもっと安く購入できる場合もあるようです。
ジャガーの香水はアマゾンや楽天のほか、お店の香水売り場でも売っている場合があるので、見 かけた際はぜひ試してみてください。