ル・マン24時間耐久レース~そのルールと歴史(初心者用)

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さて、クルマ好きでなくとも1度はその名を聞いたことがあるでしょう、『ル・マン24時間耐久レース』。

さらにクルマ好き、レース好きで知らない方は、非常に気になっていることと思います。

ここはひとつ、自動車の知識を深めるために『ル・マン24時間耐久レース』のルールと歴史を勉強してみてはいかがでしょうか?

ル・マン24時間耐久レースとは?

 

ル・マン24時間耐久レースは名前のように、フランスのル・マン近郊で行われるレースのことで、24時間を通して競い合い続けるのが特徴です。

主催しているのはフランス西部自動車クラブという組織で、この大会は世界耐久選手権の1戦に当てはまります。

車の方が有名なレースですが、実はオートバイの24時間耐久レースも開催されていて、どちらも現地の人達を中心に熱狂させています。

初開催は90年以上も前の1923年と歴史が古く、アメリカのインディ500やF1のモナコGPと並ぶ世界3大レースの1つです。

他にも、スパ・フランコルシャンの24時間レースやデイトナ24時間レースと共に、世界3大耐久レースという呼ばれ方もします。

 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

 

いずれにしても、このル・マン24時間耐久レースは由緒正しい大会で、第二次世界大戦やフランス国内が混乱した1940年代を除き、ほぼ毎年開催されています。

歴史あるレースですから、やはり参戦する自動車メーカーにとっては名誉ですし、レーサーの憧れの舞台でもあります。

 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

 

日本勢のメーカーも存在感を現していて、過去には優勝した自動車メーカーも出ているほどです。

世界中の自動車メーカーが競い合いますから、見応え抜群ですし、スピードを競い合うだけのレースとは違います。

24時間走り続ける趣旨なので、レーサーには忍耐力が求められますし、車両には信頼性が必要不可欠です。

何よりメーカーが名前を出して参戦しますから、プライドを掛けた戦いもまた見どころとなります。

舞台のサルト・サーキットは改修に改修が重ねられ、2018年からは全長13.626km のコースとなっています。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

 

ル・マン24時間耐久レースのルール

 

ル・マン24時間耐久レースは、24時間という長時間を2人、あるいは3人でチームを組んで参加します。

またル・マンには複数のクラスがあって、赤色のゼッケンをつけたル・マンプロトタイプ1Hybridは、事実上のトップカテゴリーに当たります。

当然ながら、ル・マン24時間耐久レースでは厳格なルールが定められていいます。

このル・マン24時間耐久レースでは、各クラス毎に全長や全幅と全高を含めたレギュレーションがあります。

例えば、LMP1Hybridだとエンジンは4ストロークディーゼルかロータリーを除くガソリンエンジンで、排気量や気筒数の制限はないです。

ハイブリッドシステムも搭載できますし、4WDも選択可能など、割と自由度の高いレギュレーションになっているのが魅力です。

 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

 

もう1つのLMP1Non-Hybridは、文字通りハイブリッド車が使えないことに加え、ディーゼルエンジン不可や4WD禁止などの違いが存在します。

青色のゼッケンはLMP2クラスで、こちらは世界中のプライベートチームが参戦する、いわば草レースと呼ばれるものです。

レギュレーションはLMP1よりも全長が長く、空力的に少し有利と考えられています。

量産される市販のシャーシとエンジンで参戦可能でしたが、選べるエンジンやボディが限定される方向にルールが変更されました。

LMP3クラスは元LMP2クラスで、レギュレーションの変更によって新たに追加され、紫色のゼッケンをつけてレースに参戦します。

 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

 

ル・マン24時間耐久レースでは、LMGTE-ProクラスやLMGTE-Amクラスなど、異なるレギュレーションが設けられています。

各チームが競い合うのは24時間の合計周回数で、レース中は1人あたり最低45分の走行をした後に、ドライバーの交代が可能となっています。

車両の整備はピット内で必ず停車が必要と覚えることで、ル・マン24時間耐久レースがより楽しめます。

 

ル・マン24時間耐久レースの歴史

 

ル・マン24時間耐久レースは、1923年に初開催が行われたのを皮切りに、今では世界3大レースと呼ばれるまでになっています。

初期は市販車が競い合うレースで、日常から掛け離れた車ではなく、身近な車で競い合う大会を開催する目的で生まれました。

その為、コースはレーシングカーが走るサーキットではなく、市販車が日常的に使用するル・マンの公道が選ばれています。

自動車メーカーは市販車の性能が測れるチャンスでもあるので、大いに関心を持って各社が参加することになります。

 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

 

最初の大会はフランスの自動車メーカー15社に加え、イギリスやベルギーから全17のメーカー、合計35台がエントリーしています。

クラスは排気量別の4種類で、クラス毎に最低走行距離が設定されていたのが特徴的です。

更に、車両の整備はドライバー自身が行う必要があったなど、現在とはルールがかなり異なりました。

コースの横に車両が並べられ、ドライバーがスタートの合図を待ってコースの反対側から乗り込むル・マン式スタートは、3回目の大会から採用されています。

 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

 

ところが、シートベルトを未着用のままスタートするドライバーが続出した結果、1969年に危険と判断され廃止に至ります。

ただ、1925年にはイタリアやアメリカも加わり、本格的に国際大会として発展していくことになります。

1930年の大会では女性ドライバーが初参加するなど、時代を考えると先進性があったことが分かります。

第二次世界大戦後は、フランスが復興の為に大会は中止してしましたが、再開後はレーサー同士ではなく、メーカーが対決する舞台へと姿を変えました。

日本のメーカーが初参戦したのは、先進国の中では最も遅い1970年の大会で、1991年にようやく総合優勝を果たしています。

 

ル・マン24時間耐久レース 歴代の結果

 

最初の大会で優勝したメイクはシュナール・エ・ワルケルで、走行距離は2209.536km、周回数は128周です。

ドライバーはアンドレ・ラガシュとルネ・レオナールの2人で、フランスの出場チームが多い中での優勝です。

2回目の大会優勝のメイクはベントレーで、ドライバーはカナダのジョン・ダフと、イギリスのフランク・クレメントの2名となっています。

走行距離は2077.341kmで、周回数は120周とやや控えめですが、それでも華々しい記録です。

第3回大会はロレーヌ・ディートリシュの優勝で、周回数129周は2233.982kmを走行した結果です。

ロレーヌ・ディートリシュが連続で優勝した第4回大会は、走行距離が2552.414kmとグンと伸びて、周回数は147周に増加しています。

 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

 

第5回では再びベントレーが返り咲き、出場経験のあるジョン・ベンジャフィールドと、新たに加わったサミー・デイビスが優勝しました。

ヨーロッパを代表する自動車大国のイタリアは、アルファロメオが第9回大会で184周を3017.654km走り優勝しています。

ドイツ勢は、メルセデス・ベンツが第20回大会において走行距離3773.8km、周回数277周という記録を打ち立てました。

34回から37回大会までは、アメリカのフォードが連続で優勝を果たすなど、こちらも歴史に残る記録を残しています。

 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

 

日本は1991年の第51回大会で優勝していて、362周という数字を刻みました。

日本勢が再び優勝したのは2018年の第86回のことで、388周5286.888kmを24時間駆け抜けました。

 

ル・マン24時間耐久レースまとめ

 

ル・マン24時間耐久レースは、自動車が大衆化した90年ほど前の1923年に開催され、2018年までに86回続きます。

24時間走り続ける分かりやすさと、周回数を競い合うシンプルなルールで人気に火がつき、地元ル・マンの名物大会になっています。

 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

 

初期のコースは17.262kmでしたが、1932年以降は改修により多少変化しているものの、13km台で落ち着きました。

ルールはシンプルですが、数名のドライバーが24時間走り続ける過酷さと、ヨーロッパやアメリカに日本のメーカーも参戦する魅力もあって、根強い人気を誇ります。

 

アイキャッチ引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

この記事を書いた人

杉本
趣味は車・野球・サッカー
映画・ドラマ・アニメetc.
自動運転どうなるんだろうねぇ~

 

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