MR2の歴史について調べてみた。MR2の車名の由来はなに?

下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!

下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!

ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では80万円になることも
多々あります。

一括査定サイトを使うことで、
大手下取り会社の最大10社が

あなたの車の買取価格を
競ってくれるので、
結果的に値段が吊り上るのです。

btn1-1

トヨタ MR2は日本の自動車メーカーでは、初の市販ミッドシップ車ということで、多くの車好きから愛されたモデルです。

ミッドシップとはF1やフェラーリ、カウンタックといったスーパースポーツの世界で採用されるエンジンのレイアウトです。

そのミッドシップを日本車ではじめて採用したのが、トヨタ・MR2だったのです。

その歴史を振り返ってみながらチェックしてみましょう。

MR2の歴史や車名の由来について

MR2は、トヨタ自動車が1984年から1999年に製造・販売していた自動車であり、日本メーカーが初めて市販した量産型ミッドシップ車です。

ミッドシップとはエンジンのレイアウト方式の一つです。

運転席と後輪の間にエンジンを置き、ほとんどの場合は後席を設けず2人乗り(2シーター)となっています。

機敏なコーナリング時や加速が売りで、スポーツカーやレーシング仕様の車両に採用されていました。

発売当時の衝撃はかなりのもので、日本カーオブザイヤーを受賞するなど、高い評価を集めたMR2の最大の特徴はやはりミッドシップというパッケージです。

当初は、販売に苦戦したものの、発売からほどなくすると「バブル経済」に突入したこともあり、2シーターのスポーツカーでありながら好調な売り上げを記録しました。

1984年に登場したトヨタ MR2。その名前は
M = Midship(ミッドシップ、またはミドシップ)
R = Runabout(小型の2人乗りオープンカーの意味)
2 = 2 Sheater(シートが2つ、の意味)
「Midship Runabout 2seatr」の頭文字を取ったものでした。

1989年になると、2代目が登場。ボディデザイン、シャシー、エンジン、すべてに手を入れた結果、2代目は初代を上回る台数が販売されました。

いずれも走り好きのオーナーに人気で、サーキット、ジムカーナなど、競技車両として使われたものも多くあったようです。

ミッドシップを採用したMR2もスポーツ路線を狙って開発されていると思われがちですが実はシティユースを狙ってGM社が開発・発売した「ポンティアック・フィエロ」のライバルとして開発されました。

「ポンティアック・フィエロ」はフィアット・X1/9同様に
FF車のエンジン廻りをホイールベース中央に搭載しミッドシップとして開発しています。

MR2もこの手法を用い、FFカローラのエンジン廻りを180度反転させてミッドシップとして開発しました。

当時、日本でベストセラーのカローラのコンポーネントを用いたことで、MR2の製造費は大幅にコストダウンされ、安価なミッドシップ車として誕生しました。

生産が終了してから20年ほど経ち、中古市場で取引されることも多い車両です。そのため維持管理部品のメーカー供給も行われていました。

しかし20年を超えるころから、内外装部品で廃番になる物が多くなり、部品取り車やリサイクルパーツが高額になっているようです。

MR2初代AW11モデルの特徴について

http://www.a-sunbridge.com/2018/09/d_/1200.php

MR初代「MR2」は「AW11型」が初代となり、前期型が1984年6月~1986年8月、後期型が1986年8月~1989年9月まで製造・販売されていました。

1,500cc SOHC と1,600cc DOHC と搭載していたことから、オシャレな2人乗りシティコミューターとして強いイメージで販売されていましたが、1986年にマイナーチェンジ時を行い4A-GE型エンジンにスーパーチャージャーを搭載した「4A-GZE型」エンジンをクラウンに次いで国産車で2番目に搭載しました。

https://www.fujitsubo.co.jp/blog/archives/3778

低速から盛り上がるトルクはスポーツカーそのもので、1986年のマイナーチェンジで、Tバールーフも採用されました。

当時は高価な印象を持たれていたミッドシップエンジンを日本で初めて量産市販車として手頃な価格で販売され、人気を博します。

足回り・エンジン・トランスミッションはコストと生産性を向上させるため、既存の前輪駆動車である「カローラ・スプリンター」をベースに生産されていました。

MR2二代目SW20モデルの特徴について

1989年10月に登場した2代目MR2(SW20型)は販売期間は、前期型が1986年10月~1993年10月、後期型が1993年10月~1999年10月です。

このモデルでは上級移行を決意しアップグレードを目指しました。

ベース車両はFFカローラからセリカ/カリーナ/コロナとなり、搭載エンジンも上級グレードにはセリカGT-FOURと同じ、225psを発生する2L DOHCターボの3S-GTE型を搭載し、エクステリア、インテリアデザインは、初代から一新されより流線形状へとなったことで特徴のある本格的なスポーツカーとなりました。

しかしながら、当時はミッドシップの知見が浅かったせいもあり、走りの面では、残念ながら高評価は得られずハンドリングはかなりピーキーで手を焼くオーナーは少なくありませんでした。

初代よりも重くなった車重とエンジンパワーに対応しきれない足回りとブレーキ性能、前輪接地圧不足やLSDの設定が無いことから「不安」な声が上がりました。

そこで、91年のマイナーチェンジではその指摘された面を改良し足回りやブレーキを中心に大幅な変更が行われました。

足回りを中心に改善され、ブレーキの強化、フロントサスペンションのストローク増、スタビライザー径も拡大し、上位グレードにはLSDまで標準装備となりました。

https://www.cockpit.co.jp/shop/kawagoe/custom-car/demo/4244/

フロント接地圧の不足による浮き上がりに対しては、フロントリップスポイラーの大型化を行うことで改善しました。

スポーツ走行時においての不安要素を減らすことができ結果として挙動はかなり安定するようになりました。

その後も進化を続け、制御系の変更、燃料ポンプの大型化、ターボチャージャーの改良等、エンジン回りを中心とした改良が行われました。

初代同様に2代目モデルもFF車のエンジン廻りをミッドシップに移植する手法が採用されました。

ベースとなったのはセリカと同じ直列4気筒 2,000cc ツインカムを搭載し、エンジンパワーを向上させ、各部ディメンションも拡大されました。

ツインカムターボを採用したターボエンジンを搭載し、本格的なスポーツカーとなりました。

91年のマイナーチェンジでは、ターボエンジンを搭載したGT系の最高出力が245psに引き上げられ、これに併せてボディにも補強が加わりました。

さらにはスポーツABSが採用されるなど、ミッドシップスポーツカーとしての完成度をより強く高めていったのです。

しかし当時はバブル景気が崩壊した後で、とてもタイミングが悪かった。

世の中のスポーツカー熱は一気に冷めて行ったのです。

さらに、2シーターという趣味性の高さも災いして販売は低迷し、1999年に捲土重来を期して実質的後継車であるMR-Sへとバトンを渡したのです。

ミッドシップスポーツカー、MR2以外にどんなクルマがあるの?

ミッドシップの代表といえば、やはりフェラーリではないでしょうか?

https://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/488-spider/

2015年に発売されたばかりのこの488 spiderは3,902ccのV8ターボエンジンを搭載。

フェラーリらしく、女性らしい曲線美を魅せるエクステリアや管弦楽器を思い出すその甲高いサウンドが独特の色気を醸し出しています。

フェラーリと双璧をなすミッドシップの代表といえば、ランボルギーニを忘れてはいけません。

https://www.lamborghini.com/jp-en/%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB/huracan

こちらは最高速度は時速320km を誇る5204ccのV10という大排気量エンジンを搭載しております。

こちらはフェラーリとは異なり、直線的な戦闘機を思い出させるアグレッシブなデザインを採用しているのです。

https://gazoo.com/U-Car/detail?Id=0120189430364

国産車においてはMR-2の後継機であるMR-Sが挙げられる。1999年に登場。

トヨタとしては三代目のミッドシップスポーツカーであり、トヨタの豊富な車種バリエーションのなかから必要なコンポーネンツをかき集め、168万円~という安価な価格で製造販売していた。

コストパフォーマンスもよくミッドシップのオープンです。

https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog/styling/design/

現行車種ではホンダから2016年に登場した2代目NSX。4WDにハイブリッドで乗りやすく、実際にNSXの名に恥じない速さを誇ります。

https://www.honda.co.jp/S660/

ビート後継として2015年にデビューしたS660も印象強いですね。

東京モーターショー2013に参考出品された「Honda S660 CONCEPT」をベースに市販化し、ビート以来19年3か月ぶりの軽自動車規格のオープンカーとなりました。

ピュアスポーツカーとして特徴的なミッドシップカーですが、一度は乗ってみたい車ですね。

アイキャッチ画像引用:https://www.toyota.co.uk/world-of-toyota/stories-news-events/history-of-toyota-sports-cars/mr2

この記事を書いた人

マッチャマン
車好きなアラフィフのおっさんです。
若かりし頃はS13シルビアで峠を攻めていましたが、
子供ができてからは専らファミリーカーで大人しくしていました。
子育ても終盤に差し掛かり、スポーツカーへの返り咲きを
画策している今日この頃です。

新車が値引き金額から、更に50万円安くなる裏ワザとは?

「この車、予算オーバーだ…」
「値引き交渉したいけど苦手で…」
「ディーラーを回るのが面倒だ…」
「新車を最安値で手に入れたい…」
「車種を比較する時間ないな…」
「ディーラーの売り込みがイヤ…」

など、新車の購入を
検討しているけど
悩みが尽きない…

と悩んでいる方は
非常に多くいらっしゃいます。

家族や友人に相談したところで
まともに聞いてもらえず

また聞いてもらったところで
欲しい車に手が届かない。

そんな方にオススメの裏ワザを
ご紹介します。

下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!

下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!

ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では80万円になることも
多々あります。

一括査定サイトを使うことで、
大手下取り会社の最大10社が

あなたの車の買取価格を
競ってくれるので、
結果的に値段が吊り上るのです。

btn1-1