ジムニーシエラの中古車、狙い目や注意点は?年式モデル別比較してみた!

現行のジムニーよりもエンジンが大きく走行時の静粛性が良いことと、走行安定性が向上していることから人気の高いジムニーシエラ。

今回の記事ではそんなジムニーシエラの中古車の狙い目や価格の相場年式ごとに比較し解説していきます。

ジムニーシエラ中古、ずばり狙い目はこれ!?

ジムニーシエラの中古車といっても様々な種類があり一体どの中古車を選んでいいか悩んでしまいます。

ここからはジムニーシエラの中古車を選んでいく上で狙い目となる車種を紹介していきます。

ジムニーシエラJC

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/detail/

なんといってもジムニーシエラの中古車の狙い目はジムニーシエラ JC です。

ジムニーシエラ JC はまだ発売されて間もないので中古車として出回っている量はあまり多くありません。

しかし、半年や1年程度経過すればすぐに乗り換えるというユーザーもいるのでその辺りから徐々に中古車としてて回ってくる可能性があります。

ジムニーシエラ JC の特徴として「マルチインフォメーションディスプレイ」が装備されており、このディスプレイには「平均車速」と「走行時間」が表示されるようになっています。

ジムニーシエラに乗りながらこのようなディスプレイの機能をも楽しむことができるので、よりドライブをエンジョイできそうです。

引用：http://www.suzuki.co.jp/

さらにジムニーシエラ JC には安全装備も充実しているという特徴があります。

LED ヘッドランプが標準装備されていることや、車両進入禁止を知らせてくれる機能があったり、はみ出し通行に注意を喚起してくれる機能も備わっています。

さらには誤発進抑制機能であったりふらつき警報機能といった機能もついているため、安全性能に関しても十分な装備が備わっていると言える車です。

ジムニーシエラの中古車相場はそもそもいくらくらい?

そもそもジムニーシエラの中古車の相場はいくらくらいになっているのでしょうか。

ジムニーシエラの平均価格を調べてみると131.6万円となっています。

平均走行距離は54156.1 km となっており、平均年式は平成21年(2009年)となっています。

当然ではあるのですが年式が古くなればなるほど価格が安くなっており、走行距離も長ければ長いほど価格は安くなっている傾向にあります。

それではジムニーシエラを中古で購入する時に年式モデル別でどのような違いがあるのでしょうか。

以下に解説していきますので参考にしてみてください。

ジムニーシエラ中古の年式モデル別比較

1.ジムニーシエラの初代モデル(1993/5～1995/11)

引用：https://autoc-one.jp/catalog/suzuki/jimny_sierra/grade/

こちらはジムニーシエラの初代モデルです。

現在と比べるとデザインがだいぶ変わった印象がありますよね。

時代を感じさせる昭和の車の雰囲気が出ています。

初代モデルというだけあって最も古い年式のジムニーシエラですので、中古車として出回っている初代ジムニーシエラの価格も平均価格と比較するとかなり手頃な価格になっているということになります。

どうしてもジムニーシエラが欲しいけれども金銭的な余裕がなかったり、初代の年式の形がとても好きなので是非手に入れたいという方にはおすすめのモデルです。

ただし年式が古いモデルですので、故障して修理が必要になった場合は部品が取り寄せできなくなっているなどといったトラブルが発生する可能性があるので、メーカーや自動車販売店に十分確認してから購入するようにしましょう。

2.ジムニーシエラ2000年代のモデル

引用：https://autoc-one.jp/catalog/suzuki/jimny_sierra/grade/

2000年代のモデルともなってくるとかなりデザインが一新されています。

全体的に角張った印象も取り除かれ、やや丸みを帯びたデザインが特徴です。

初代のジムニーシエラのモデルと比較するとエンジンの馬力も向上しているため、アクセルを踏んでスピードを上げるときのスムーズさであったり、エンジン音が少し静かに感じるようになります。

走行性能の安定性も初代のモデルと比較して安定してきているので、乗り心地も格段に良くなっています。

年式は2000年代に入ってくると少し価格が向上してくるという特徴があります。

そのぶん内装や外装が綺麗であったり、目に見えないところの部品の劣化が少なくなっていますので走行時のトラブルが起こりにくかったり、修理する際の部品代や日々の維持費を安く抑えることができるようになってきています。

3.ジムニーシエラ2010年代のモデル

引用：https://autoc-one.jp/catalog/suzuki/jimny_sierra/grade/

ジムニーシエラも2010年代になってくると中古車であってもかなり綺麗ですしデザインにも新しさを感じるようになってきます。

2000年代のジムニーシエラは少し丸みを帯びたような形になっていましたが、2010年代のモデルに入ってくるとやや角ばったデザインが出てくるようになり、初代のジムニーシエラの印象を彷彿とさせる見た目となっています。

燃費も13.6 km/hと 以前のジムニーシエラと比較してかなり性能が良くなってきています。

燃費が良くなっているにもかかわらず馬力も以前と変わらず維持できているというところが、ジムニーシエラの性能の良さを感じるところです。

4.ジムニーシエラ現行モデル

引用：https://autoc-one.jp/catalog/suzuki/jimny_sierra/grade/

ジムニーシエラも現行モデルになってくると、やはり最先端のデザインだなというイメージを持ってしまいます。

以前あった丸みはほとんどなくなり、角ばったデザインが初代に近づいたような感じもしますが、全く時代の古さを感じません。

排気量も軽自動車枠を超える排気量を持ち合わせており、走行時の安定性に余裕を感じるようになります 。

内装も一新されシートの乗り心地も格段に良くなっていることから、長距離走行した際の乗り心地も快適性を落とすことなくドライブすることが可能になっています。

また、急勾配や段差、カーブの多い道などを走行するときも四輪駆動という特徴を生かして余裕のある走りを見せてくれます。

小さな車体からは想像できないパワフルで安定した走りがとても魅力的です。

車体は軽自動車ということもあり以前と変わらず小さめではあるのですが、四人乗っても全員が快適に乗車できるような作りになっています。

ジムニーシエラの中古車は十分比較してから購入しよう

ジムニーシエラは中古車であっても非常に人気が高く、中古車の中でも価格帯は比較的高い方になっています。

また人気のある車種であることからなかなか希望の年式やカラーのジムニーシエラが見つけられないことも多いかと思います。

中古車サイトのジムニーシエラの販売情報などをこまめにチェックすることで、あなたの手に入れようとしているジムニーシエラが他の方に渡る前に販売店と交渉して行けるようにしておきたいですね。

ジムニーシエラの中古車を購入する際の注意点として、年式が古くなれば古くなるほど修理にかかる費用が高くなったり、修理の部品が製造中止になっていて修理が出来なくなっているなどということも考えられるということを説明しました。

どの年式についてもそうなのですが、中古車を購入するときはメンテナンス体制が整っているかどうかということも合わせて販売店に確認してから購入するということが重要です。

価格が安いからと言って年式が古いものを購入したり、走行距離が長い車を購入してしまうと、すぐにトラブルが発生してしまいせっかく安く手に入れたにも関わらず修理費がかさんで結果的に出費がかさんでしまうということも考えられます。

ジムニーシエラの年式別の特徴や価格がつけられている理由についてのよく比較検討しながらあなたに好みのジムニーシエラが購入できるようになるといいですね。

アイキャッチ画像引用：http://www.suzuki.co.jp